遊戯王感想とか雑文とか(遊戯王の謎)
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2003年10月21日(火) 遊闘325 沈黙の決闘者&




    また『バトルシップ』訂正です。スンマセンです。

    (ちなみに気圧は0.9hpa(ヘクトパスカル)となっています)
    ではなく、
    (ちなみに気圧は900hpa(ヘクトパスカル)となっています)

    またまた訂正してお詫びします。


というわけで、感想へ…

表くんはズルイなぁ〜
こんなにカッコいいと王様がヘナチョコに見えちゃうよ…(*^_^*)

    まぁ…本当にヘナチョコだけどぉぉぉ。


というわけで、サクっとWJ感想。


今回のデュエルで思い出されるのは、「アンカー・デスマッチ・決闘」ですなぁ〜。
城之内との友情を証明するために王様を押しのけて表くんが前へ出てきたあの勝負!
あの時は城之内の心を取り戻す&結束のチカラを証明…というダブル設定だったので、読んでいるこちらもハラハラでした(^_^;)

今回は王様の記憶探しの邪魔をするバクラを倒す…それだけなのでシンプルそうに見えるけど、なんかそれだけじゃない気もするのであ〜る。


洗脳城之内戦で表くんが妙なコトを言っていた。
「ボクならその苦しみを半分にしてあげられるかも」

ただでさえ王様が城之内救出に苦しんでいたのに、そこへ戦略の甘い表くんが登場では、あの時の切羽つまった状況では非常に不利…。

    …苦悩が2倍になるだろうがぁ! やめとけぇ!…と私は思った。


でも高橋先生のことだから、このセリフは何か深い意味でもあるんじゃないかと思ってみたりもした。



そして今週号…

真の強さ…それは自分がぜったいに勝つと信じること!


あの時、表くんが前へ出たことも、「半分にしてあげられるかも」と言い切ったコトもこの「信じるチカラ」に支えられてのコトだったのだ…と気づいた。
そして現実にマリクの洗脳を解き、城之内との友情そして命も取り戻したのだからねぇ〜。
社長もそのチカラのスゴサを実感したみたいだし…。

それにしても、この子はいつのまに自分を信じるチカラを手に入れたのかのぉ〜。
手に入れたのではなく眠っていたモノを呼び覚ましただけかもしれないがのぉ〜。


表くんがこの決闘で何かを得るなら、その先で待っているのは王様と言う名の「過去のボク」なんだろな。



いずれ王様と表くんのデュエルがあるんだろうか…(-_-;)
そのデュエルの勝敗は…う〜ん、あまり気にならないな。
過程が気になる人だから…(^_^;)


2003年10月20日(月) 「バトルシップの謎(原作編)」製作秘話

なんとミス発見!! ご指摘ありがとうございましたm(_ _)m
尾翼の図が間違っていました。
訂正しお詫びします。


久しぶりに製作秘話を書きます(^_^;)。

バトルシティ編が終わってどれくらい経つんでしょうかね…。
調べてみると2月4日放映の「アルカトラズ炎上(作監は原さん)」で終了ということになるので、数えてみるともう8ヶ月が過ぎました!!
おおぉ〜、月日が経つのは本当に早いですねぇ〜。
そして今頃バトルシップの考察…でも萌えてしまったので仕方ないです(*^_^*)


バトルシップのモデルは「ヒンデンブルク号」であるのは間違いないでしょうね。
客室が2層に分けられている点も似ているし、『エンパイア・ステート・ビル』と『決闘塔』の関係もぴたりと重なります。
実際のヒンデンブルク号は長〜い葉巻型なのですが、愛すべき決闘艇は丸々としていて可愛い印象を与えますね(*^_^*)。
大阪の道頓堀にある「ずぼらや」のフグに似ていると私はこっそり思ってます(*^_^*)


旅と言えば「飛行機」
目的地に早く移動するコトばかりを気にしている現代人には欠かせない乗り物です。
バトルシップを調べると、こんな楽しそうな乗り物、どうしてもっと普及させないのかな…と不思議に思いました。
質問ついでに魔人さんに聞いてみたんですが、どうもあまり儲からないらしいです(^_^;)。
建造費はそこらの小型飛行機より安いそうですが、飛行機ほどの”うま味”が出ないそうです。
まぁ定年を迎え、豪華客船で世界一周する老年夫婦が多い今日この頃、『飛行船で優雅に旅をしてみませんか!?』なんて募集をかけたら、あっという間に満員になりそうな気がするんですけどね。


飛行船が浮くという理由に持ち出される『アルキメデスの原理』

    「流体中にある物体の受ける浮力の大きさは,その物体がおしのけた流体の重さに等しい」

紀元前220年に発見された原理がこうやって今も通用するのは本当に驚きです。

そんなわけで、ちょっとノスタルジックな飛行船も調べてみると以外に研究開発が進んでいる分野なので、もう10年もすると、「スゴイ飛行船」が登場するかもしれませんね。


2003年10月16日(木) 第175話 「不死身!ガーディアン・デスサイス」

第175話 「不死身!ガーディアン・デスサイス」 (10月14日放映分)
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    今日のお言葉

      ラフェール 「(エアトスが邪悪に染まったことを王に責められ)そんなコトに心を奪われている場合かな?(ニヤリ)」



    「そんなコト」…モンスターを大切に思う心を「そんなコト」だって…
    ラフェールさんの豹変振りには私もビックリですな。
    王様に「カードの絆」について説教をかましていたラフェールさん…。
    あの時のラフェさんはどこへ行ったの!?

    でもでも…素敵(*^_^*)
    今までどうも「良い人」すぎて苦手に感じていたトコロも正直ありましたが、今週のラフェさんは”ズバリ”私の好みでした。

    と、言いつつもモンスターを意識的に墓地に置くことは戦略としては当然の事。
    バクラのデッキなんてそれを考慮して構築されているし…(^_^;)。
    でもここでそれを持ち出されてはスタッフもマズイと思うわけです。
    なぜなら「ラフェールとはモンスターを墓地に置かないという信念を持つ男」という設定なので、それを視聴者に忘れてもらっちゃ困ります。
    だからクドイくらいに王様に「絶叫」させるんでしょうね。
    「お前は間違っている!! 『オレイカルコスの結界』は使うべきじゃなかったんだぁ!!」

    いーじゃん、別に…戦略変えたって…(^_^;)


    でも王様とラフェさんのデュエルは面白い。
    それはお互いに深い所で通じ合うモノがあるからかな〜と思う。

    そんでもってラフェさんの心にチラつくダーツさんの存在もいいなぁ〜。
    ラフェさんは本当にダーツさんのこと、好きだよねぇ…。
    その感情が生まれたキッカケが来週登場か…待ち遠しいですなぁ〜。

★固い決心を前説にこめる王様(*^_^*)★
    ラフェール…オレたちの闘いに決着をつける時が来たようだな…
    オレは貴様を真のデュエリストとして認めている
    だが貴様の言う運命など
    断じて認めるわけにはいかないんだ!
    もはやオレが『オレイカルコスの結界』を使うことは二度とない
    なのにモンスターとの絆を大切にしている貴様が
    それを使うと言うのかぁ!!!


    今日の演出は吉川浩司さんでした。
    過去の感想を調べてみたら、

      第116話「モクバを救え!運命の第七ターン」

      今日のお言葉
               社長 「オレはそのカードを持つにふさわしい男に…兄になれたか?」


    この回の演出をなさった方でした(^_^;)。
    今週はあまり見せ場もなくセリフも単調なので苦労なさったのではないかと思いました。

    今日はラフェールさんのモンスターが美形揃いで、胸がトキメキました(*^_^*)
    特にエルマ姉さんの身体…フェロモン・ムンムンだし、背中は美しかったし…(/o\)目のやり場に困りましたよぉ〜!!
    エアトス姉さんの腹筋もエエなぁ〜(*^_^*)
    いつもこんな美形モンスターに囲まれているので舞姉さんの色気にも運命が揺らがなかったんだな(笑)

    遊戯王は効果音の当て方が非常に上手で、いつも感心していました。
    先々週…ダウンタウンで城之内を探す杏子の声にちゃんとエコーがかかっていたのには本当に驚きました。
    仕事が細かいです。職人です!!
    そんでもって今回…デスサイスが登場するシーンの「うぉ〜うぉ〜」と背後で響く男性の声にはビビりました。マジで怖かったです(T_T)
    いやぁ〜いい仕事しています。
    どなたに感謝すればいいのか分からないのですが、本当にいつもありがとうございますm(_ _)m(深々とお礼)

    今日はカードが多く登場しましたねぇ〜。
    それでも分かりやすいデュエルでした。
    笑えたのはやはりブラマジとティマイオスの合体でしょうか!
    身体に経文!!! 「耳なし芳一」とつぶやいてしまったよ…(-_-;)
    それよりあの文字列はドーマ文字に似てましたね…。
    敵方のドーマ文字を身に浮かばせるティマちゃんって微妙に『オレカル』のチカラを使っているといえるんじゃないかな…とツッコミ(^_^;)


★『オレイカルコスの結界』を発動したラフェール…その真意を計りかね、動揺を隠せない王様★
    王様:ラフェール…なぜなんだ! お前ほどのデュエリストがどうして…
    ラフェ:私はこの一戦に私の持てるすべてのチカラを出し切る!
    そしてお前の魂を奪うことで”ダーツ様の導く運命が正しい”と言うことを証明する


    愛するダーツさんの説を実証したい…ラフェさんの思惑はこんなトコロにありました…(^_^;)

    ダーツさんがラフェさんを勧誘したとき、こんなコトを言ってました

      ラフェール、なぜお前だけが生き残ったのか…その答えが知りたいか?
      ならば来るがよい! 私がお前を導いてやる!!


    つ・ま・り…ラフェさんが生き残った運命とは「王様と闘う」コトだった!!!…ということになるようです。
    そして王様の魂を奪うことがラフェさんの運命…となるわけです。

    なーんだ…という感じもします。
    でもラフェさんがなぜそれほどダーツさんに魅かれるのか…その答えがまだ出ていません。
    自分を導いてくれる人…それだけでは根拠に欠ける。
    ダーツさんがラフェさんに見せる「闇の形」…これが重要かな…。
    予告で見る限り、かなり強烈な体験がラフェさんを襲うみたいです(*^_^*)

★瀬人さん…ラフェさんを知って…★
    本田:あいつ…遊戯を破った…
    瀬人:何!?  あいつが!!(おのれ〜ゴゴゴゴゴゴォ〜)


      ウフフ…王様を倒した男を見て、動揺を隠せない瀬人さん(*^_^*)
      ラフェさんのマッチョな体格にちょっと悔しさを感じてくれたりするといいなぁ〜と思ったり…。
      別に寝取られたとかいうんじゃないけど、「この男に遊戯が負けた…キーっ、腹が立つ!!」なんて感想が聞きたかった。
      「遊戯…貴様が汚したデュエルキングの称号…その汚名をそそげるか?(瞳キラリン)
      う〜カッコつけすぎ〜。

★ラフェールさん…ついにエアトス姉さん召喚★
    ラフェさん:名もなきファラオ…もう一度悪夢を再現してやろう…出よ! ガーデアン・エアトス

    白いコンドルが天空に上昇し、暗黒の雲に飲み込まれた瞬間、稲妻が地に落ち、その光の中から姉さん登場!!

    瀬人さん:なんなんだ!? この圧倒的な…一瞬で場を支配するチカラは…(ちょっとビビったぞ)

    結界のチカラを得、「うわぁ〜」と悶える姉さん…(チカラを得た姉さんは男っぷりが上昇(*^_^*))

    王様:『エアトス』がこんな姿になっても…それでもお前は平気なのか?
    ラフェさん:そんなことに心を奪われている場合かな?(顔がアップで怖いです…(>_<))
    本田:やべえぞ! 遊戯はあのモンスターにやられたんだ!
    あいつは相手の墓地にあるモンスターの攻撃力を吸収しちまうんだ!
    瀬人さん:何!?


    エアトス姉さんの邪悪な顔、太い腕…、厚い胸板(爆乳)にメロリンです。
    王様はこんな『エアトス』を見たくないとウルサイですが、ラフェさんの言うとおり、「中途半端に心の闇へ踏み込んだ者にはそう見えるのだ!」という言葉にはうなずいてしまうな…。
    姿形ではなく「絆」さえあればいいのだから…。
    王様も視野が狭いよ…。

    『エアトス』の強さを知って、ちょっと瀬人さんが動揺するシーンは良かったですね(*^_^*)
    やはり妻のコトを心配する夫は見ていて楽しい!
    でも今週はラフェさんとエアトス姉さんのラヴっぷりに完全敗北でした(^_^;)

★エアトス姉さんがぁ!!!!!!!!★
    ブラマジと『ティマイオスの眼』との合体で生まれた『アミュレット・ドラゴン』
    その妙なボディ・ペイントがまぶしいアミュちゃんがエアトス姉さんに攻撃!!

    王様:マジック・デスポーション(?)(ぼえぇぇぇぇぇ〜)

    アミュちゃんの攻撃を身に受け、白い光に包まれた姉さん…”極上の微笑み”をラフェさんに向け…はかなく消滅…
    ドクン…ドクン…ドクン…ドクン…ラフェールの背後から結界が波紋を描きながら広がっていく…

    本田:なんだ!?
    瀬人さん:結界が鼓動している
    王様:ラフェール…

    ラフェさん:今の一撃で『エアトス』は墓地に眠った…だがその屍(しかばね)は新たな魂となって降臨する…
    『エアトス』は不滅だ!

    うぉ〜と地獄から聞こえてくるようなうめき声…その汚れた声から生まれ出た『ガーディアン・デスサイス』が地の割れ目からゆっくりと姿をあらわす(怖いよぉ…(T_T))

    ラフェさん:これが『エアトス』の特殊効果…『エアトス』がモンスターとの戦闘で破壊された時、デッキから『ガーディアン・デスサイス』を守備表示で特殊召喚できる

    突き抜けるのだ…心の闇を…デスサイス…すべての怨念を叩きつけろ!!


    エアトス姉さんが消滅した後のラフェさん…攻め顔&壊れっぷりが素敵ぃぃぃぃ(*^_^*)
    というかエアトス姉さんがこんな恐ろしいモンスターに姿を変えるとは思ってもいなかったので、こっちの方がインパクト大でした。
    大鎌でアミュちゃんの首をスッパリと切り落とすシーンもカッチョよかった!!
    こういう演出もGOODです。
    「耳なし芳一」を意識した設定なら耳だけチョン切るんだろうけどね…(^_^;)

    デスサイスの存在も気になりますね。
    この鬼女(失礼)を聖者と言い切るラフェさん…う〜ん、どうして? なんで?
    こうなるとエアトス姉さんの過去も気になるな…。
    可愛い顔と能面の顔…どちらが本当の姉さんなんだろうね…(-_-;)

    ラフェールさんの怒りを『オレカルの鼓動』で表現したのは印象的でしたね。
    アメルダの怒り爆発『かいぶぁ〜(ドドドドドドドォ&窓ガラスパリンパリン』と並ぶほどの名演出じゃないでしょうか(^-^)

★王様のしつこさにラフェさんもビックリ★

    どうしてお前はそんなにあきらめが悪いのだ?とラフェさんに問いつめられ…

    王様:この闘いが終わったとき何かが変わる…オレはそう信じている…
    オレが…そしてお前自身がどう変わるか…
    それを見極めるまでオレは全力でこのデュエルに挑む! ただそれだけだ!(ガッツポーズ)
    ラフェさん:私が変わる!? ヘヘッ! 私の運命は不変だぁ!!

    何が変わるんでしょうね…私も見極めたいです。
    でもラフェさんは意外に頑固…。
    この頑固さんからどうやって「あんたのおっしゃる通りでした…」と言わせるのかな…(*^_^*)


★ちょっぴり攻めモードの王様に萌え〜★
    王様:ラフェール…ようやくお前の悲鳴が聞こえたよ
    ラフェさん:悲鳴?
    王様:『エアトス』が墓地へ行った時…ガーディアンたちが生け贄にされた時…
    お前は心の中で悲鳴をあげていた…

       ……そうなんだろう!?……((/o\)うひゃぁ〜攻め攻め!! 優しいフリして狙ってるよ! この言い方(笑))

    ラフェさん:ふふん、何をいきなり…(照れた感じで…。っつーか実際、照れてるし…(^_^;))

    王様:相棒がオレに教えてくれた…相手の心の闇ごと背負う覚悟がなければ人の苦しみや悲しみは見えてこない
    オレもお前の心の闇を一緒に背負う!(勇者!!男前!!)
    ラフェさん:くだらん戯言(たわごと)を!!(ホントだよ…(笑))

    王様:そしてオレはこのカードでお前の悲鳴を消しきって見せる!(ラフェさんの反論も聞こえてないみたい(笑))
    オレは手札からマジックカード『黄泉転輪』を発動するぅ!!
    ラフェール…お前が墓地へ送ったモンスターにオレが会わせてやる


    最後の最後ですっごーいセリフ出た!!!!(笑)
    「悲鳴!」「悲鳴!」「悲鳴!」「悲鳴!」
    すごいぞ! 王様!! すごすぎます(^_^;)
    「お前の心の闇を一緒に背負う」って瀬人さんの前でラフェさんにプロポーズですか!?
    ああぁ〜男前な王様にメロリンです〜へ(^^へ)(ノ^^)ノ(メロリンダンス発動!!)

    それにしてもラフェールさんって、やはり「受け」っぽいよなぁ〜(*^_^*)


★★★次回予告★★★
    ラフェールの闇に染まった心を救おうと
    『黄泉転輪』のカードを発動させる遊戯
    黒いオーラに包まれたフィールドの中で
    遊戯が見たモノはラフェールの哀しい記憶だったの!
    家族を失った絶望が『ガーディアン・デスサイス』を生み出したのね
    遊戯はデスサイスを倒し、ラフェールの心を救うことができるの!?

    次回 「心の闇を撃て!」
    デュエルスタンバイ


      ★★★次回予告★★★

      遊戯が「ラフェール」と叫ぶたびに
      海馬くんのピュアなハートがドキドキ★するの
      「そんなにアイツがいいと言うのか…」
      嫉妬の炎をメラメラと燃やしながらも遊戯のデュエルを見守る海馬くん…

      遊戯を虜にする奴の魅力…それはあの厚い胸か…それともがっしりとした下半身か!?
      ラフェールを見つめる海馬くんの瞳は
      次第に強さを増していくの
      えっ! 海馬くんの瞳がキラリと光ったわ
      ちょっとマジ? 本当にやっちゃうの?


      次回 「モミアゲの海馬」 
      デュエルスタンバイ!(っつーか、見たくない(笑))



作画監督=原 憲一
脚本=鈴木 やすゆき
絵コンテ=葛谷 直行
演出=吉川 浩司


2003年10月14日(火) その一言が気になるのデース

今週のWJ(46号)の巻末…高橋先生のコメントを読み、次回は、『将☆棋☆王』か!!とツッコミました。
皆さんもツッコミましたよね…(^_^;)


最新号が出ても先週の話題を語ろうと思います。

先週(45号−遊闘323)での表くんの一言が気になりました。

    ここがもう一人の……
    いやファラオのお墓…
    死んだあとずっとここでひとりぼっちだなんて…
    寂しいだろうな…

「へ〜、面白いこと言うなぁ〜」
「死んだらみんな1人なのだぞ! 感情も闇に溶けてしまうのだぞ!
その『寂しいだろうな…』という発言はいったいどこからやってくるのだ!?」

まったく原作者の気持ちを無視した、情緒のないつぶやきを私は漏らしましたが、死んだ事のない表くんが死んだ人の感情を想像し、感想を述べるというシーンは、高橋先生の死生観でもあらわしているのかなぁ…と考えてみたりもしました。

でもこの発言は若い表くんがポロっと言うから面白く感じるのであって、そろそろアッチの世界からお呼びがかかっている双六じーちゃんが言ったりするとシャレにならないかもしれない…(笑)。


死を意識している人間にとって暗い墓所なんてものは、恐怖以外、何があるというのか…。


そう考えると、海馬瀬人にこの王墓に足を踏み入れていただき、『死の体感』を味わった人間としてどんな感想を持つか聞いてみたい。
っつーか、あの体験を想起しちゃって足を踏み入れることさえできないかもな…。

三途の川を渡ると死生観も変わるらしいので、城之内が暗闇を恐れる理由なんてのも小さい頃に渡りそうになった経験があるのかもしれない…。
虐待ネタは嫌だけど、あの怯(おび)え方は前から気になっているんだよね…。


2003年10月09日(木) 第174話 「運命のデュエル 遊戯vsラフェール」

第174話 「運命のデュエル 遊戯vsラフェール」(10月8日放映分)
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    今日のお言葉

      ラフェール 「お前と私は似ている…だが…どこかで道を違えたのだろう」



    『ラフェールさんって謎だよなぁ〜』
    それが今週の感想です。
    この人が語る『運命』の意味がどうしても分からなくて、なんども頭をひねってしまった。

      遊戯…いや名もなきファラオ…
      私はお前の存在を知ってから奇妙な情を抱いていた
      運命にもてあそばれた者同士として…
      (第156話より)


    王様に対する感情も独りよがりな感じがして、やはり頭をひねってしまった(^_^;)

    たとえば…
    ラフェールさんは「人間なんて生まれて死ぬだけ」と思っていた。
    金持ちの両親…お金は苦労せず手に入り、両親が歩いてきた道を同じように歩いていけば楽しい人生を送れると思っていた。
    だけど、その一本道から自分はハズレてしまった。
    親兄弟は死に、無人島で寂しさに耐えながら暮らし、親戚に裏切られ利用された…。
    思い描いていた人生の設計図が”どうして”狂ってしまったのか…。
    その『どうして』にこだわり、それが『闇』となって、ラフェールさんの眼をふさいでいる。
    おまけにダーツさんがラフェールさんに「人類再生計画」を持ちかけたモノだから、よけいに話がややこしくなってしまっている。

    で、王様に対してのコト。
    王様がこの現世に存在していることもラフェールさんは『運命』という言葉で共感しているみたいだけど、これはちょっと違うように思う。
    微妙に温度差がある。ラフェールさんが海難事故にあったのは「不運」の一言。
    けれど王様は、古代のエジプトで”何かしてしまった”ので、「ここにいる」のである。
    原因と結果がちゃんとあるのだ。
    ラフェールさんとは違う。

    ただ、この二人は似ているよ…確かに(笑)
    似た者同士、受け同士(*^_^*)
    相手の話を聞かない。理屈っぽい。負けず嫌い。でも押しに弱い…。

    前回のデュエルより今度の闘いの方が、ドキドキ度は高いよね。
    王様の強気発言も良いし、『オレイカルコスの結界』を発動させたラフェさんの動向も気になるし…(*^_^*)
    特に王様はラフェさんに相棒の魂を奪われてるから、”恨み骨髄にいる”という激しさでデュエルをやって欲しいな。

★王様の男前な前説にドキドキ★(*^_^*)★
    傷ついた身体でギリギリまで舞と闘った城之内くん
    だがついにチカラ尽き、舞の心の闇を払うと同時に
    自らの魂を奪われてしまったんだ!
    三銃士や舞を操り、相棒も…そして城之内くんの魂を奪い去った
    真の敵! ダーツ!!
    オレは貴様を許さないぜ!!

    今日の作画監督は武藤さん。演出も武藤さん。
    お疲れでゴンスm(_ _)m(深々と慰労)
    深々と頭を下げているが、言いたいこともあったり…(^_^;)
    あのユラユラと空を渡る『龍』はちょっとクネクネしすぎじゃないでしょうか…。
    なんというか、あんまり蠕動(ぜんどう)運動が激しいと威厳に欠けてしまうような気がします。
    もうちょっと重みのある動作が希望です。

    ○に4本ツノのマークが登場しましたが、あれって何?
    パラディウス社って何個も社章を持っているんだなぁ…。
    っつーか、意味のないマークが登場しすぎ!! 
    ホプキンス教授のキャンピングカーにマークされている猫マークとかも気になるよぉ〜(笑)

★やっと見つけた城之内! しかし魂はすでに抜けていた…★
    本田:城之内…テメェー(肩に手を置き、ガックリとヒザをつく本田)
    杏子:こんな事って…あの人(ヴァロン君のコト)も魂を!? 一体誰が?
    本田:舞だよ…あいつは城之内とヴァロンを探していた! あいつがやったんだ!間違いねぇ!! クソー舞の奴! 許さねぇ!!


    城之内を発見したと思ったらすでに魂は取られた後…本田の悔しい気持ちが伝わってきました。
    城之内が舞さんを無条件で「仲間」と呼ぶことに慣れた身としては、本田の「舞さんに対して一本線を引いた立ち位置」も興味深いです。
    まぁ本田は今回の城vs舞デュエルを見ていないから仕方ないけどねぇ…。
    本田の城之内に対する過保護ぶりは好感度高いな。
    城之内は本田がこんなに自分の事を心配してくれているって事、知ってるのかネェ。
    別の言い方をすれば、本田は城之内を守ることで成長していると言えるなぁ。

★ヨチヨチと走りつつも到着したパラディウス社で王様が見たモノは!!★
    「ポン」とエレベーターのチャイムが鳴ると同時に眼前の扉がゆっくりと開く…
    黒い影が王様の目の前をふさいだ瞬間、倒れ込んできたのは魂を奪い取られた舞の身体だった!!


    舞さんが倒れ込んできましたが、あの角度からして絶対に王様の顔が舞さんの胸にパフパフかと思ったので、このシーン、ひどく残念でした(^_^;)
    それにしても、あのスモークはなんでしょう(笑)
    あの個室でイリュージョン・ショーでも上演していたのか!!!!
    不自然なシーンに苦笑してしまいました。

    「ハーピーの羽…否(いや)…」
    この羽でラフェールが待ち受けていることを察する王様。
    エレベーター内でデッキチェックしようと尻に手を回すシーンが妙にツボ(^_^)v

★屋上に上がった王様! 待ち受けるラフェール★
    王様:やはり貴様だったのか! ラフェール!!
    ラフェ:名もなきファラオ…待っていた
    (カードをびゅう〜んと王様に向かって投げるラフェさん)
    王様:これは! 城之内くんの『ヘルモスの爪』!! 貴様が城之内くんや舞を!!
    ラフェ:城之内を倒したのは孔雀舞だ!
    王様:舞が!? じゃぁ、なぜ舞まで…
    ラフェ:愚かにも舞はダーツ様に刃向かおうとした

    ラフェさん回想シーン:舞さんとのデュエルシーン

      舞:あんたに用はないわ! ラフェール!!ダーツはどこ!?
      ドーマのチカラもオレイカルコスの結界ももう必要ない!!
      あたしはあたし自身のチカラでダーツを倒す
      それが城之内やヴァロンへのせめてもの落とし前なんだ!!
      ラフェ:思い上がるなよ…孔雀舞! しょせん、お前は生け贄の頭数…出過ぎたマネはするな
      お前の出番は終わったのだ! 大人しく消えろ!!(デュエルディスクを開くラフェさん)

      デュエル開始! だが舞さんが負けてしまう
      オレイカルコスのチカラにより魂を吸い取られる舞さん
      (目に涙をためながら…)
      …ごめん…ごめん…城之内…(どさりと倒れる)


    (へルモスのカードを見つめながら…)
    王様:城之内くんの気持ちが舞に通じた…それなのに…
    ラフェさん:城之内も舞もそのカードがお前にたどり着くのを願っていたのだろう…ならばお前が持つべきだ

    (冷たく言い放つラフェさんの言葉に怒りが爆発する王様)

    王様:ラフェール…貴様、痛まないのか!? 心が! 胸が!!
    ペガサス、羽蛾、竜崎、舞、城之内くん…そして相棒…一体何人の魂を奪った!
    アメルダもヴァロンも貴様の仲間までもが魂を奪われたんだぞ
    それでも貴様は何も感じないのか!?

    ラフェさん:前にも言ったはずだ…この世界にはたかが人間ではどうすることもできぬ運命というものが存在すると!
    そして運命の答えを知るためにも受け入れ、見届けるしかない
    私は知りたいのだ…運命の答えを!
    そのためにも我らの魂など、命など惜しみなく捧げる

    王様:なぜだ!? 貴様ほどのデュエリストがなぜダーツの言う運命なんかに従わなければならない
    そんなもののためにオレたちの魂はあるんじゃない

    う〜ん、涙をためながら崩れ落ちる舞さんが痛々しかった…(T_T)。
    さりげないシーンだけど胸を打ちました。
    ラフェさんもきっついコト言いますなぁ。「生け贄の頭数」だって(^_^;)
    以前からラフェさんは舞さんのコト、良く思ってないから仕方ないけどねぇ。

    赤字にした部分…運命の答えを知るためなら、魂も命も捧げるっていうのはスゴイねぇ。
    まさに孔子の「朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり」だよ(^_^;)
    これからは現代の孔子様ってお呼びしよう。
    それだけの決意はスゴイ!! でも巻き込まれる人のコトはどうするの…と、こっそりツッコミ。

★海馬兄弟登場!! 可愛い奴らも登場!!!★
    城之内を背負う本田、励ます杏子。
    パラディウス社目指して走っていると、突然、急ブレーキ音と共に瀬人さんの運転するフェラーリー登場!

    モクバ:本田! 杏子!!(おぉモクバが本田の名を先に呼んだよぉ(*^_^*)(わたしゃこっそりモクバ×本田)
    杏子:モクバくん(車からモクバと瀬人さんが下りてくる)
    本田:海馬!!
    瀬人:凡骨め…貴様も負けたのか…(渋い声…妙に憂いのある声がちょっとドキドキ★)
    モクバ:(驚いたように…)城之内!

    瀬人:遊戯はどうした!?(嬉しいよぉ〜心配してくれているよぉ〜(*^_^*))

    杏子:一人でパラディウス社へ向かったわ

    モクバ:うん? ふわぁ〜!!!(突然、モクバ大絶叫!!)
    瀬人:モクバ!! どうした!?
    モクバ:あれ!!

    モクバが指さす先には、目をイチゴのように光らせた、可愛いネズミがこちらに突進チュ〜!


    本田:ネ、ネズミ!!(チュ〜チュ〜)

    (ネズミの突進に驚いた本田が城之内を背中からズリ落としそうになるのを瀬人さんが腕で支えておあげになりました)

    瀬人:こっちだ!この上へ!(非常階段へ皆を誘導する瀬人さん)
    (手すりにつかまりながら…)何が起こっているというのだ…

    あああああ、いいなぁ〜。海城ファンの皆さん…。
    スタッフも憎い演出してくださる!落ちそうになる城之内に手を差し伸べる瀬人さん…はふぅ〜。
    うらやましいよぉ〜。わざとらしいシーンだけど、ムチャクチャ羨ましい!!
    杏子とモクバだけでは引き上げられないから、ぜったいに瀬人さんが足を持ち上げて、柵の向こうに押し込んでいるよね。
    アニメの瀬人さんって親切だなぁ〜。

    ネズミ系大好きな私には嬉しいシーンだったな。
    どぶネズミより、『デスハムスター』だったらもっと萌え〜なんだけど(*^_^*)


★ラフェールさんと王様…ああ言えばこう言う★
    ラフェさん:そう…お前は私に勝てない! それが運命だと言うことを私が今ここで私が証明する
    王様:どうしてそこまで運命に縛られなきゃならない!?オレももう一度、貴様と闘う事を願っていた! 運命なんか関係ない!!

    ラフェさん:オレイカルコスの結界…お前自身の手で運命を決めるのだ
    王様:結界のカードがオレの手に渡ってももう二度と使うことはない

    ラフェさん:そうやってモンスターを犠牲にして、最後に手痛い思いをしたのをもう忘れたか!?
    王様:オレはもうそんな言葉に惑わされはしない!!オレはモンスターとの絆を信じている! 痛みも悦びも彼らと共に!!

    表と裏…そんな感じのセリフのやりとり…。
    この二人らしいです(*^_^*)
    運命ばかりを語るラフェさんに対し、王様は瀬人風ハッタリで応戦。
    出来ればもう少しラフェさんが前回のデュエルを持ち出して、ネチネチと王様をいじめても良かったかな〜。

★王様とラフェさん…価値観の違いが爆発★

    王様の言い分:
      モンスターとプレイヤー…互いが互いを守るその絆…お前はオレイカルコスの結界などを使うようなデュエリストじゃない
      お前の持つデュエルの理想とオレイカルコスの結界は決して相容れるモノじゃない

      モンスターとの絆を守るためにもお前は心の闇に身を委ねることなどしない


    ラフェールさんの言い分:
      ファラオ…お前の言っているコトは正しい
      だが…正しくてもそれだけでは運命の答えを知ることはできない
      心の闇を受け入れ、同化し、すべてを捨て去る事ができたとき、初めて闇に光は届く…
      その先に大いなる運命は存在するのだ
      お前と私は似ている…だが…どこかで道を違えたのだろう
      だからお前には使いこなすことができなかったのだ
      ならば私が見せてやろう! このカードの本当の力を! 発動せよ!! オレイカルコスの結界!


    王様はラフェさんがオレイカルコスの結界を発動するような男じゃないと思っているが、当のラフェさんはあっさり発動させてしまった。
    善人と思いたい王様の気持ちも分かるが、一応、悪役だからね。
    ラフェさんはダーツさん以外は眼中にないから、ダーツさんのためになるならどんな事でもする人さ。

    この緑で色付けした部分は重要なメッセージを含んでいるんだろうが、よく分かんねぇ〜(^_^;)
    「闇」って言われてもこの場合は怒りとか憎しみとかなんだろうな…。

    怒りに身を任せる→いずれその怒りに飽きる→なんかもう”怒り”こだわっていた自分がバカらしく思えてくる→怒りは消え去り、無心が取り戻せる。
    こういうコトかな?
    悟りに至る方法を聞かされているようです(^_^;)


★★★次回予告★★★
    パラディウス社で遊戯を待っていたのは
    以前遊戯が闘って敗れているラフェールだったの
    敵だけれど、モンスターに敬意を払うそのデュエルに
    共感を覚えた遊戯は
    ラフェールが『オレイカルコスの結界』を発動させたことに
    とまどいを隠せないわ
    ついに遊戯を倒した『ガーデアン・エアトス』が召喚され…
    そして!!

    次回 「不死身! ガーディアン・デスサイス」
    デュエルスタンバイ


    ★★★次回予告★★★

    パラディウス社で海馬くんを待っていたのは
    すでにラフェールとデュエルしている遊戯だったの
    ライフポイントが400ポイント減るごとに
    服を脱がなければならない過酷なデュエル…
    ラフェールが『オレイカルコスの結界』を発動させたことで
    遊戯はピンチに立たされてしまうの

    次々と強力モンスターを繰り出すラフェールの攻撃に
    遊戯の着衣はついにブリーフ(白)だけとなってしまった!!
    ここで遊戯が引き当てたカードは『着衣交換』
    これは同じ着衣を互いに交換しあうカードなの
    遊戯がパンツしか身につけてないため
    ラフェールさんもパンツを交換…
    ええぇ!! 嘘!! これがラフェールさんの…!!

    次回 「薄薄、スケスケ…サイズ大きめのバタフライ…」 
    デュエルスタンバイ



作画監督=武藤 公春
脚本=鈴木 やすゆき
絵コンテ=辻 初樹
演出=武藤 公春


2003年10月07日(火) 画像はりつけテスト&ついでにWJ感想

画像はりつけテスト。

テストで貼ってみたら、サイズがデカすぎた〜!

スペースに余裕ができてしまったので、WJ感想でも少し…。
王様のお墓、もうほとんど出来上がってましたね。
シモンは仕事が早い(^_^;)。

最奥部の台に座ったバクラ…。
なんでそんな所に座っているんだ?
その台座の奥に隠し部屋でもあるのかなぁ〜。
それとも台座の下に階段でもあるんじゃろうか…。

ハサンって先代の神官団の中の誰かさんなのかな…。
忠義深いセリフが気になりますねぇ。
っつーか、先王はよっぽど慈悲深い人格者だったのだなぁ〜。
誰も彼もが先王への感謝で心が満タンタンになっている。
マハちゃんもそうだったしね…。
みんながファラオの愛らしさに忠誠を誓っているのかと思っていたので少々残念(笑)

「アク爺がセトの即位を望むなら、ファラオを暗殺すればいいのに…」
……誰もが考えること。私なら殺ってる(^_^;)
しかし考えてみると、これだけの人格者の庇護を受けたファラオを殺しても、臣民は誰もついてこないじゃろう。
だからアク爺は千年アイテムのチカラに頼ったのかもしれんのう…(-_-;)

そりゃ歴史上、暗殺によって王位に登りつめた奴なんざぁゴマンといるが、そんな奴はイカレている。
普通の人間にはとても無理。
アク爺が闇のチカラを利用するのも、自分の手を汚したくないから。
卑怯だけど仕方ない。この爺さんもやはりアク王を愛しているんだと思うから。
その愛がアク爺自身を苛(さいな)み続けているのは、なんとなく分かるのぉ…。

いっそ、農民に生まれりゃ良かったのに…なんてね。

人は生まれる場所を選べない。

さて、来週はどうなるのかのぉ…。


2003年10月06日(月) 魂と肉体(アニメについて)

表くんの魂が封印されたことで、肉体の一人暮らしを始めた王様…
その住み心地はどんなものなんでしょうね。


せっかくのチャンスなんだから”自分だけの身体”をいろいろ試して欲しいと思うんですけどねぇ〜(*^_^*)
もちろん、アンナ事やコンナ事限定で(笑)

先の話だけど、いずれ表くんの魂が救済され、再び肉体を共有することになるわけですね。
その時に、しばらく一人で生活していた王様が表くんとの同居に違和感を感じて欲しいなぁ〜なんて、こっそりと思っています。
違和感というと表現が軟らかいですが、もっと言えば、「嫌悪感少々」くらいを望んだり…。

自分に「もう一人のボク」がいたら楽しいかな、寂しくないかな…とか思う。
けど、そんな奴が自分の中に現れたとしたら、どうも安心感より先に恐怖感を私は感じてしまう。

私が生み出す「もう一人のボク」は私を甘やかし、癒し、熱く愛してくれそうだから、そいつ一人で私の心も満タンタンになってしまうだろう(笑)
そして、人間の友達も必要なくなる。

王様は表くんに対して「お前がいれば十分」発言が多い。
それはやはり王様が表くんの存在だけで心が満タンタンになっているんだろう。
でも今は別行動。
満タンタンだった心にスキマができ、当初は動揺しまくり、絶叫しまくりだったけど、一皮剥けて、今は落ち着きを取り戻したご様子。
むしろその快適さに身体が馴染んできたような気もします。

だからこそ、表くんが戻った時、「あれ?」って思って欲しい。
「寂しかったぜ相棒」と口では言っても内心は…ってのが私の考え。

居心地が良さそうな表くんと王様の関係…。
でも「互いの道を歩いていこう」というキッカケは記憶探しのためではなく、魂が同居するという違和感からきていると解釈したいのです。


2003年10月02日(木) 第173話 「苦い勝利」

第173話 「苦い勝利」(10月1日放映分)
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    今日のお言葉

      舞 「あんたを犠牲にして…いったい何を手に入れられるっていうの…!」


    あぁ…号泣してしまいました(めそめそ)
    魂の抜けた城之内の身体を抱きかかえる舞さん…
    その姿、そのセリフにグッと来ちゃってもう涙ボロボロです(T_T)
    特にこの↑セリフにドキュンと撃たれました。

    伏線というか「あぁ…グッと来るぜ!」というシーンがウマイ具合に配置されてました。

      ◆城之内が『炎の剣士』を召喚し、少しでもデュエルを長く続けようとする姿
      ◆城之内が「お前の勝ちだ」と舞さんに告げた時
      ◆城之内が「でもお前の魂が奪われなくてよかったぜ」と舞さんに言った時
      ◆城之内が舞さんを結界の外へ突き飛ばしたシーン


    おおぉ〜書き出してみるとすべてが城之内の見せ場じゃん…
    舞さぁん…女冥利に尽きるよなぁ…。

    今回の城之内は男としてカッコイイというより、人間としてカッコよかった。
    身体ボロボロのデュエルは全力勝負ではない!と先週の感想で批判もしたが、今回の話を見て、それも伏線のひとつで体力の衰弱を精神の気迫で補うという演出の効果で、城之内のラストシーンも華と散った感じが出たと思いますねぇ。

    私としては身体ボロボロという設定でなくても泣いたと思う。
    それは演出で泣いたというより、セリフで泣いた部分も多かったから…。
    愚かな舞さんが自分の愚かさに気がついた…それだけの事なんだけど、城之内に対する想いの分、切なさが際だった!

★舞さんを前に一歩も引かない城之内の前説★

    ヴァロン、お前は敵である前に、最高のデュエリストだったぜ!
    お互いに全力を出しきったオレたちのデュエルを
    舞…たとえお前でも否定することは許さねぇ
    かかってこいよ! 舞!!
    闘うことでしか分かりあえねぇなら
    もうオレは逃げたりしない!
    今度こそ…全力でお前と闘ってやる!!!


    羽山さん…今日の舞さん、スタイル良すぎです(*^_^*)
    ポヨヨ〜ンな胸がとってもGOODです(^_^)v
    「羽山アメルダ」も良かったですが、「羽山舞」もいいなぁ〜って思いました。
    舞さんの仕草もとっても素敵でしたねぇ。
    髪を掻き上げるシーンもいいけど、ちょっとした伏し目も色っぽかった。(/o\)もう目のやり場に困っちゃう〜

    ティマイオスとクリティウスが「むぉ〜〜ん」と泣いたのには驚いたぁ〜。
    友達想いの竜にもらい泣き…

★先週から走りっぱなし! 探しっぱなしの3人…お疲れでごんす…(^_^;)★
    本田:城之内!! どこだ!!
    杏子:城之内!
    王様:城之内くん!!
    本田:畜生! あの結界が現れたのは確かにこっちなのによぉ
    杏子:ぜったい近くにいるはずよ! 諦めずに探しましょ
    王様:ああ

    レベッカが渡した地図がかなりいい加減なのか?
    2週にわたりオープニングシーンが城之内を探す3人というのもいかがなモノか…(^_^;)
    っつーか、海馬コーポレーションの衛星もかなりいい加減な代物だということだな…。
    精度が甘いのか?それとも3人が極度の方向オンチ…(^_^;)
    ううむ、王様はぜったいにオンチっぽいねぇ〜。

★兄弟ラヴラヴ祭★
    突如現れた『オレイカルコス・ソルジャー』に取り囲まれる海馬兄弟!

    兄:雑魚め…数を頼んでゾロゾロと…
    来い! ブルーアイズ!!(呼ばれて飛び出てジャジャジャジャ〜ン!!)
    雑魚どもを蹴散らせ! 「滅びのバーストストリーム」(ボェ〜ボボボボボと『オレ・ソル』を蹴散らす青眼ちゃん)

    バーストストリームを受け、いったんは消滅する『オレソル』…だがすぐに復活し隊列を組み直す!

    弟:こいつら一体どこから出てくるんだろう…だんだん増えてくるよ、兄サマ
    兄:どれだけ数を増やそうが、雑魚は雑魚…オレの敵ではない! 行け!! ブルーアイズ(再びボェ〜)

    一匹の『オレソル』がモクバの背後に回り込み、細い腕をガシッと取ったぁ!! 
    モクバ、危うし!!! このまま拉致られるのかぁ!!

    弟:兄サマ!!(うひょぉ〜おびえた目がソソりますなぁ〜(*^_^*))
    兄:モクバ!! おのれぇ〜出よ!クリティウス!!(登場した途端、『オレソル』をブヘェ〜と怪光線で焼き払うクリちゃん)
    兄:モクバ!(モクバの前に立ち、弟をかばう兄! ひぇ〜萌え萌えだぁ〜(*^_^*)拉致も良いがかばうシーンもおいしい〜)
    弟:兄サマぁ!(^-^)(姫っぷりが可愛いぞ!!)
    兄:次から次へとうっとおしい雑魚どもめ! 青眼&クリちゃん! すべてを消し去れぇ〜

    う〜ん、拉致されませんでした(笑)。
    期待していたんですけどねぇ〜。残念デース。
    青眼とクリちゃん…すっかり仲良しな感じですが、裏では瀬人さんの寵愛をめぐって修羅場かも(*^_^*)

★城之内の信念がグッと来るなぁ…★
    舞:あんたはいつだってそう…圧倒的に強い敵と闘っていても…どんなに不利になってもけっして諦めない…
    あんたは負けることが怖くないの?
    城之内:そうだな…じゃぁ聞くがよぉ〜、お前の言う「勝つ」っていうのはどういう事だ?
    デュエルで相手を叩きつぶすだけかよ
    舞:そっそれは…(痛いトコロをつかれ、ハッとして眼を伏せる舞さん)
    城之内:確かに昔のお前は「人を信じられない」って言ってたな…、信じられるのは自分だけだって…
    だけど…デュエリストキングダムで一緒に闘って、オレたちは勝敗以上のモノを見つけたんじゃなかったのか!?
    なのに…なんで昔の…一人で闘っていた頃のお前に戻っちまったんだよ

    舞:あたしは…いつだって一人だったわ…いつだって
    城之内:違う! お前は仲間だ!! 今でも!!
    舞:もう遅い! あたしは闘い続けるしかない! あたしはあんたを倒す! それだけよ
    城之内:いや…オレはあの時のお前を信じている! お前の想いを受けとめてやる!!


    赤字が感動したトコロです。
    はふぅ〜城之内…カッチョ良すぎ。
    キザだよなぁ…。素で言っている分、キザ度はヴァロン以上かも。(本人無自覚だが…(^_^;))

    舞さんは孤独というトラウマがあるから、精神が不安定になるとすぐ「孤独な自分」という殻に閉じこもるが、でも私からすると殻に閉じこもるほうが舞さんにとっての自然体なんだと思うんだよね。
    「オレたちは仲間だ」とか言われる方が、ずっと精神衛生上、良くないような気がするから、ヴァロンのように無条件でオレに従えみたいな口説き方が舞さんにはピッタリくると思う。
    でも自分にないモノを無理して求めるのが人間だから…城之内に惹かれるのもわかるよなぁ…(-_-;)

★導き出した答えを否定してしまう意地っぱり★
    城之内:オレだってデュエルのたびに少しずつ成長しているつもりだ! そうしてここまで来たんだ!!

    舞:この精神力こそが城之内の強さ…打ちのめされても絶望的な状況でも決して諦めない…
    あたしには無いモノ…

    ◆ヴァロンの回想シーン◆

      ようやく分かったぜ
      お前がなぜ城之内にこだわるのか…
      あいつはオレたちにないモノを持っている
      お前はそれに惹かれるんだろ
      デュエルに対する純粋でまっすぐな情熱


    あたしには…ないの? 本当に?
    いいえ! あんたを倒した時、あたしも本当の強さを手に入れてみせる
    誰にも負けない強さを!!


    舞さんもヴァロンもこんなに「デュエルに対する純粋でまっすぐな情熱」を持っているのに、どうしてそれを自ら否定するのか…。
    自分で自分が分かってないとはまさにこの事…。
    だからこの二人は城之内に固執し、城之内という鏡に自分を映すことで、ようやくオノレが見えてくる…いう構図になってしまう。

★城之内…優しい言葉に私がメロリンだ〜(T_T)★
    舞:敵のモンスターの攻撃力を上げてまでこのターンをしのぐなんて…あんた何考えてんの!?
    城之内:バカだって言いたいんだろ!? 自分でもそう思うけどよ…
    これが今、オレにできる精一杯だからな…
    オレはお前に思い出してもらいたいんだ
    デュエルを通して大切な事を!
    お前は自分自身の強さで闘えるハズなんだ!
    ドーマなんかのチカラを借りなくてもな!
    オレは…お前が本当は”優しい奴”だって知ってる

    王国で「王の右手の栄光」のカードを舞さんから渡されたシーンが挿入


    城之内:考えてみたらオレはあの時の借りをまだ返してなかったんだよな
    舞:そんな事言って、あたしの動揺を誘おうったってムダよ
    城之内:そんなんじゃねぇよ、自分で踏み出すんだ! 舞
    でなきゃ、お前はこの先ずっと苦しみ続けなきゃならないんだぞ
    舞:あたしは…もう戻れない…この道を行くしかないのよ

    ”優しい奴”…殺し文句〜(/o\)すごいよ! 城之内くん!!
    瞳ウルウルの舞さん…城之内にここまで言われても、それでも自分の道を変えないと宣言する態度は惚れ惚れする…(*^_^*)
    でも言葉とは裏腹に、城之内に対してダイレクトアタックを決められなかった…

    ヴァロンが城之内に攻撃を仕掛けた時、うっかり叫んでしまったシーンや、「ためらい」が邪魔して城之内にダイレクトアタックできなかったというシーンは舞さんの本心が表面に浮かび上がった良いエピソードだよね〜。
    ためらうシーン…城之内との想い出が次々とよみがえり、見ているこっちが懐かしくなっちゃった…(*^_^*)

★泣けました…★
    城之内:お前の勝ちだ…舞…うはぁ…(ガクっとヒザを折り、倒れ込もうとする城之内)
    舞:城之内!(駆け寄り、ガシっと城之内を抱きとめる舞さん)
    城之内!! あんたヴァロンとの闘いですでに…
    城之内:すまねぇ…もうお前の顔さえ見えねぇ(次第に小さくなるオレイカルコスの結界)
    舞:そんな身体であたしとデュエルを…(城之内の表情から生気が抜けていることに気がつく舞さん)
    城之内:わりぃなぁ…けっきょく何もしてやれなくてよ…でも…お前の魂が奪われなくて良かったぜ
    舞:城之内!!(T_T)
    城之内:デュエル…楽しかったぜ!
    (崩れ落ちながらも舞さんを突き飛ばし、一人結界に残る城之内…)
    舞:いやぁ〜(大絶叫)

    (結界の収束と共に、弾かれた舞さんのオレイカルコスのカケラが割れた)

    城之内! いやよ城之内!!
    本当は分かっていた…こんなことして勝ったって何もならない事ぐらい
    最初から分かってた…分かってたのよぉ…
    あたしはバカよ…あんたを犠牲にしていったい何を手に入れられるっていうの…(ホントだよ…(T_T))


    遊戯王でこんなに大人なシーンが見られるとは…。ハァ〜スタッフ感謝!
    切ないねぇ〜。後悔から大泣きする舞さんが胸を打つよ〜(T_T)
    城之内もカッコイイよぉ〜。決して舞さんを責めないトコロがまた男だねぇ〜。

★女は心の切り替えが早いのさ★
    舞:ダーツ…この落とし前はあたしがつける
    待ってて城之内…ヴァロン…
    あんたたちの魂はあたしが取り戻す

    本当ならば次は王様へと狙いが移るはずが、城之内によって洗脳が解けた舞さんはダーツさんへと攻撃の矛先を変えました。
    この切り替えの早さ…舞さんらしいと思いました。

    ヘルモスのカードは舞さんが持っていったのかな…(-_-;)

気になったよぉ〜
    城之内と舞さんのデュエルを神殿で見守るダーツさん
    ダーツさんの目に炎の揺らめきが照り返す…
    でも目の前に炎はなかったのですけどね…。
    あのゆらめきはどこから映りこんでいたんだろう…(^_^;)


★★★次回予告★★★
    嘘でしょう! 城之内が負けたなんて!
    でもヴァロンって人も倒れているってことは
    城之内の魂を奪っていったのは舞さんなの!?
    そんなこと…信じられないよ!!
    怒りを胸に一人パラディウス社へと乗り込む遊戯
    そこで遊戯が見たモノは…
    既に魂を奪われた舞さんだったの
    いったい誰がそんなことを…

    次回 「運命のデュエル 遊戯vsラフェール」
    デュエルスタンバイ


      ★★★次回予告★★★

      モクバくんと次回予告を見ていた海馬くん…
      舞さんと城之内のデュエルも終わり
      次はどんな展開なのだろうとワクワクしていたら
      いきなりもう一人の遊戯が舞さんを抱きかかえているシーンが流れたの!
      突然の出来事に動揺を隠せない海馬くん
      おまけに遊戯の相手が「奇妙な情を抱いていた」と告白かましたラフェールと知って
      さらに嫉妬に身を焦がして身悶えするの

      遊戯の貞操に危機感を覚えながら一人パラディウス社へと乗り込む海馬くん
      そこで彼が見たモノは…
      既に服を奪われた遊戯だったの!


      次回 「全裸の遊戯はオレのモノ! ラフェール!貴様にはパンツをくれてやる!」 
      デュエルスタンバイ



作画監督=羽山 淳一
脚本=面出明美
絵コンテ=又野 弘道
演出=又野 弘道


2003年09月30日(火) 遊闘322 幻のNPC

今週は月曜にWJを買えました。
とりあえず、短めの感想を…。

やはりあの牙太郎(勝手に命名)はゾークの股間からコンニチハだった!!
あまりの元気っぷりに苦笑してしまった。
高橋先生も粋なキャラを加えてくれるものだ。

空を飛ぶのに右腕(表くんは左だった…)を突き出すのは何故!?
っていうか、マト○クスの設定に近くてちょっとガッカリ…。
主人公が「この世界は仮想だ!!」なんて悟っちゃったら不死身の存在と化してしまい、面白みが欠けると思うんだけど。
やはり、ここは飛ばずにナイルを泳いで渡って欲しかったな…。

王様がセトのカードでバクラに交渉を持ちかけるトコロには正直、驚・い・た。
ファラオと王様って性格違うなぁ〜。別人だなぁ〜って思ったが、カードゲームを通して培ったハッタリ・テクニックを王様が身につけなさったということで理解しておく。

”盾”扱いでもセトが出たので、海闇派としてはニンマリ。
でもアク爺のセト愛を利用しようとした小ずるさにゲンナリ。
だがそれも”したたかな悪が滲み出ている”という点で評価するなら、かなりカッチョイイと思った。

王様の墓にたどり着いてしまった愉快な仲間たち。
あっさりと到達してしまったのが、よけいに哀しい…(T_T)

ハサンって何者なのかな…。肉体美にメロメロ…。
肉食している身体だよねぇ〜。
王様はヘタレなのに、家臣が忠義者ばかり。
守られてこそのファラオだ!

王様の名前…本当にどんな名前なんだろう…。
気になる〜。

候補

    スメンクカーラー王から→スメ○○
    ツタンカーメン王から→ツタ○○
    古代エジプトで人気のあったゲーム名「セネト」から→『セネト』
    「セト」という字が混入しているが、セトの名をもらって「セネト」と名付けた…なんて話もありかのう…。


やはり『ユギ』かもなぁ〜。


2003年09月29日(月) お知らせと古代エジプト第18王朝に君臨した王妃について

突然ですが、お知らせ
今まで、月・水・金に 『アニメ感想とか雑文とか』 を定期更新していたのですが、アニメの放送枠が移動になったので、こちらも更新スケジュールを変更しようかなと思います。

月曜−雑文
木曜−アニメ感想

今まで金曜にUPしていた分はその他の曜日に振りかえる…という形にしようと思います。

変わらないのは、「土・日・祝日はUPしない」です。

雑談板は変わらずに、月・水・金に顔を出しヘナチョコなお返事書き込みをしたいと思います。
これからもよろしくお願いします。m(_ _)m




いずみのすけさんから頂いたビデオの中に、Discovery channel作成の『ネフェルティティ−復活』も一緒にダビングされていました。
これは第18王朝にその名を残す「ネフェルティティ王妃」の謎を大胆に取り上げた意欲作で、とても興味深く拝見しました。

ネフェルティティが生きていた時代は、闇遊戯ファラオの時代と重なるので、再現ドラマの設定なども貴重な資料と思いメモを取りながら見ました。
知らなかった事も多かったので、この番組のお陰で闇遊戯が生きていたエジプトを今まで以上にハッキリと想像できるようになりました。

話の流れは古代エジプトの髪型研究の第一人者であるJ・フレッシャー教授(女性)が、第18王朝時代のカツラをエジプト考古学博物館で発見する…というトコロから始まります。
彼女はそのカツラの持ち主であるミイラが実はネフェルティティ王妃ではないか…という仮説を出し、ミイラの科学的調査を行います。
そしてミイラの正体を追うとともに、王妃がアクエンアテン王の死後、ファラオとして王の位についたのではないかという仮説も立証してゆく…という内容でした。


気になる点−その1

    ネフェルティティ王妃の胸像はこのサイトにも写真を載せてあるのですが(謎の18王朝!名も亡きファラオは実在した!◎その1)、彼女はシラミを防ぐために髪の毛を剃っていたそうです。
    そして頭の形にぴったり合った帽子を被っていたそうです。
    この帽子…セトさんのかぶり物に似てますよね…(^_^;)
    つまりセトさんはやはりツルツルツルツルツル…の可能性が高いと言えそうです。

気になる点−その2
    私にとって、この番組最大の萌えポイントはミイラのそばに置かれていた当時の麻布でした(*^_^*)。
    J・フレッシャー教授とエジプトの教授がこの布を観察するシーンでのやりとり

      「この布はとても上等だわ…」(織りが細かく、柔らかそうな風合い)
      王だけに許された布ですね」


    私:王だけに許された布!? はうぅ〜萌え〜(*^_^*)


    以前、王だけが上がることのできる玉座を、★古代の香り−王様を包む『香り』−家具編★でこんな風に紹介しました。

      原作をよく見ると、ちゃんと王様の玉座は一段高くなっています。
      隣に立つシモンは、王様より低いトコロに立っているのです。
      おそらくセトでさえ、ここまで登ることは許されていないんじゃないかな…



    私はこの「王だけ」という言葉に過剰反応してしまうので、「王だけの玉座」に続く、「王だけの布」にはひさしぶりに、はぁとドッキン★でした。

    おそらく王様の衣装は他の神官より手触り柔らかく、風になびくほど薄いのでしょうねぇ〜(/o\)(いやぁ〜ん、ふともも丸見え!?)


アイシス姉さんもハゲっぽいけど、カツラを被るなら、ネフェルティティさんの写真の下に載せた「キヤ」のカツラと同じモノだと思う。
これは『ヌビア式カツラ』と呼ばれ、この時代を象徴するスタイルなんだそうです。
毛束を小さな縦ロール状に固めてあるので、ビーズすだれのように髪に動きが生まれ、優雅な感じがします。

★私信★
    いずみのすけさん、ネフェルティティの番組を入れてくださり、本当にありがとうございました。
    気になるのは、王妃の顔が「青」なのは何故か? という点です。
    ミイラ処理をする際の薬品の影響なんでしょうかね…(^_^;)
    ミイラはいろいろ見てきましたが、あんなに青い顔のミイラは見たことがありません。
    それに関して番組では一言も触れられてなかったのは残念です。

    それといくらミイラだからといって、口元と胸元を斧で叩き割るという”憎悪”は非常に興味深い点でもあります。
    美人であった女王の顔を壊す…死んでいるとはいえ、彼女にとっては屈辱的な行為でしょうね…。
    番組の中では、ミイラの正体がネフェルティティ女王だという結論に達したということで、彼女の魂を成仏させていましたが、ちょっと闇遊戯さんとダブってしまいました(T_T)。


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