遊戯王感想とか雑文とか（遊戯王の謎）

2007年01月15日(月)

「奇跡の水」と囲碁界の憂鬱と遊戯王再放送第１４４話「兆し」

先週のＧＸが『奇跡』ネタだったので、ちょっと”奇跡”を用意してみました。

このガラス瓶の中に入っている水は、「ルルドの奇跡の水」です。

「ルルド」とはフランス南部にある街の名前です。
この街の泉から湧き出た水を飲んだ病人たち（その数６千人超）の病いが快癒したという奇跡を起こしたので、バチカンからも「奇跡認定」されています。

見た目は普通の水、もちろん飲んでも普通の水ですが、なんというか具合の悪いところが良くなったりするので本当に不思議です。
私もちょっとだけ、その奇跡を実感しました。

瓶に描かれているのは、聖母マリアと泉を発見した少女ベルナデッタです。
ベルナデッタの遺体は死後も腐らず、今もヌヴェールという街の修道院で永眠しています。
ガラスケース越しにお姿を拝見出来ますが、本当に眠ったような美しい姿なので私も驚きました。

■『諸君！』２月号を紹介。

遊戯王デュエルモンスターズが囲碁や将棋のように日本の文化として定着しないかな～なんて野望を持っている私です。
なので、囲碁の世界には多少とも興味があります。
「ヒカルの碁」で子供たちが再び囲碁に興味を持つようになったそうですが、その後はどうなっているんだろう…と気にしていました。
ちょうどタイミング良く雑誌に囲碁界のことを書いた記事があったので読んでみました。

「囲碁戦争」－このままでは中韓の餌食になるだけだ　林道義（囲碁アマ六段）

ドキッ★とするタイトルですが、囲碁界の衰退を憂慮する林さんが、想いを切々と語っていました。
囲碁と言えば日本が総本山だったのですが、最近は中国や韓国の棋士の勢いがすごく、このままでは日本の棋士たちは追い越されてしまうだろうと言っています。
その理由を２点あげていて、
１．モチベーションの低さ：囲碁は日本人が一番強いと思うあまり、他国との試合に熱心さが欠ける→負けても気にしない
２．試合条件の違い：試合の持ち時間などが違うため、リズムをつかめないまま負ける

他にも色々と理由があるのですが、こんなに負け続けていては囲碁界の活性化も遠い話だと言ってました。
「ヒカルの碁」人気で子供たちが囲碁に興味を持ち遊び始めてくれたのですが、ブームが去った今、子供たちはいなくなったそうです…。

林さんは囲碁と子供たちを繋ぐ方法を提案していましたので、ちょっとここで引用してみます。

無策に等しい後継者育成

これは、囲碁なんて特にルールを教えなくたって子供は勝手に遊びながら覚えていくものだという、日本棋院の考え方に反論しているのですが、私もそうだと思います。
囲碁って難しいし、適当に遊んで打っているだけでは強くなれない。
強くなれないとやる気が出なくて、やめてしまう。
公民館などで子供の囲碁教室なども開かれていますが、囲碁が打てるという人が面倒を見ているだけで、教材もなく教える技術もないので、子供のチカラを伸ばすというシステムが出来上がっていない。

このままでは本当に囲碁界は衰退していってしまうかもしれないと読んでいる私も思いました。
さて遊戯王ではどうなんでしょうか。
雑談板で都さんが「コナミはカードを売るだけじゃなく、大会を運営したり、初心者向けのルール教室を開いたり、インフラ部分にチカラを入れている」と高く評価していましたが、私もその通りだと思いました。
もちろんカードやゲームが売ることが商売なのだから当然と言えば当然ですが、それだけではない「愛」をスタッフから感じています。
そしてインターネットのお陰で、カードや戦略について多くの人が考察をアップし、初心者が簡単に質問したり仲間を作ったり出来る土壌が自然に出来上がっているのは心強いです。
囲碁人口は日本では300万人ほどいるらしいので、遊戯王も頑張ってその数字を越えて欲しいです。

ライン

遊戯王再放送第１４４話「兆し」

■総集編って感じですが、どんなシーンも懐かしさがこみ上げてきます。
特にエスパー絽場くんのモデル立ちにはクラクラでした。
あのしゃべり方も魅力的でした。ＧＸに出てこないかな～。
ダイナソー竜崎も真剣に城之内に助言したりして、意外と心根の良い奴です。

■静香ちゃんでさえ石版のツンツン頭の人を見て「遊戯さんにそっくり」というのだから、「亀のゲーム屋」の跡取り息子を知っている人たちは、みんな同じ事を思うんだろうな～。

■いよいよドーマ編です。
予告を観ているだけでもドキドキ★です。
あぁぁぁ、アメルダに早く会いたいよ！ヾ(´∀`*)ﾉ

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