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2004年05月17日(月) 『死者の書』と第7話の感想


このサイトを開く準備段階から図書館に通って『遊戯王』に関係のある本…特にエジプトについての本をチマチマと読んできましたが(斜め読みですが)、2年以上も通い続けていると、さすがに読む本がなくなってしまいました(^_^;)
図書館がせっせと購入する本と私が読みたいと思う本にズレがあるので仕方ないんですけどね…。

で、新規開拓ってことで、ちょっと遠くの図書館に行ってみました。
そうしたら、行った甲斐がありました〜。
探していた資料に出会えました♪

それがタイトルに書いた「死者の書」についての本です

以前、『ペル・エム・フル』について、スペルと「日の下に表れることの諸章」という意味を教えていただいたのですが、自分でもその資料をちゃんと読んでみたくて、ずっと探していたのですが、これがなかなか出会えず、いつも心の片隅に引っかかっていました。
今回、ようやくお目当ての資料に巡り会えたので、ただいまホクホク状態です。

ざっと読んでみましたが、著者紹介を見てびっくり…歴史博士じゃなく作家さんでした…(^_^;)
なるほど分かりやすい文体だと思いました。
しかしもっと驚いたのは初版が1980年…今から20年前に発行された本でした…。
出会えただけでもトト神に感謝!

著者の石上さんは仏教の「輪廻転生」についての本も書いているので、死者の書に見られるエジプト人の死生観とインド人の死生観をさりげなく比較してみたりするのがとても面白く、ナイル川を三途の川に見立てた死後の世界についての解釈は秀逸でした。

おっと…読書感想文になってしまった。

『ペル・エム・フム』だけで1ページを埋めるのは無理なので、どこかのページに埋め込むつもりです。


いつも読んでくださってありがとうございます〜。投げキッス…チュ♪


第7話 「海神(かいじん)リバイアサン」



今回のお言葉−梶木漁太

    分かるか遊戯! オレはオヤジに変わって海と勝負しなきゃならんのじゃ! 
    そしていつの日かどんな荒波にも負けない日本一の漁師になってやるんじゃ!

 

大会に優勝して賞金を得る−王国編はみんな気持ち良いくらいお金目当て。
もちろん純粋にデュエリストの頂点に立ちたい子もいるだろうけど(羽蛾っちとか…)、私はこんな風に賞金を得て夢を叶える的ストーリーが気に入ってます。

梶木くんの目的は日本一の漁師になること! デュエルはそのための手段と言いきるけど、ゲームに対する真摯な態度に王様はグッと来たようです。

梶木くんが「今回のお言葉」を言った後の王様の反応がイマイチで、おまけに声もちょっとヘタレだったので、「あぁ〜こんな演出じゃ、せっかくの告白が王様の胸に届いてないように感じるよぉ〜」とか思ったのですが、ラストシーン、魚を捕りに泳いでいくカジキくんの背中を振り返りながら見送る王様の姿が好印象でした。
「なぁ〜んだ、王様は梶木くんのこと、一目置いているんじゃん!」
王様が対戦した相手に心を残すような態度ってあまり取らないから、こんな見返り美人のような姿にこっちがグッときてしまった。
2度目の再戦がなく残念でしたが、王様は梶木くんのこと、評価していると思います。
っつーか、王様はワハハハハ笑いの人に惚れやすいのぉ(笑)。
きっと豪快な性格の男がすきなんじゃないかと思う。


【今回の苦笑】

本田がサバイバルブックを持っていたこと
「なに〜!!!」で梶木くんが変身ポーズしたこと
「杏子:遊戯が勝った!」 「おっしゃ!!」で城之内と本田の猪木顔!(←懐かしい)


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