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2004年05月13日(木) 第204話「死闘!マハードVSバクラ」


第204話「死闘!マハードVSバクラ」
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【今日のお言葉】

    神官セト 「マハードの奴め! あれほど言っておいたものを!」


昔からブラック・マジシャンが苦手でした。
だからマハードがブラマジになったエピソードをWJで読んだ時、どうして自分がブラマジの笑顔に拒否反応を示していたのかが分かったので、それを雑文に書きました。
今回、感想を書く前にそれをちょこっと読み返してみました。

う〜ん、もし先にアニメを見ていたら、私はあの文章は書いていなかったな…と思いました。


マハードがどうして王様にあれほど忠義を立てるのか! その答えが今週の放送でハッキリ分かると思っていましたが、やはり…なんとなく曖昧でした。
王様が「身分など関係なく自由に暮らせる世界をオレが作る」という発言をし、それに感動したマハードがその礎(いしずえ)となれるなら命を投げ出す…という設定は…やはりもうちょっと動機付けが欲しいところです。
それにセトが言っているように、「負けると分かっての出陣!」なのがどうも…(-_-;)
最終奥義でバクラを打ちのめしたとしても、マハードはここで死ぬつもりなんですよね…。
勝っても負けても死…。

本当にファンの方には申し訳ないが、殉職の美に酔うタイプなんだと思いますよ…彼は…。


ただその”死に花”が少々萎(しお)れ気味だったのが残念でした。


王様が独り寝…夜伽とかいないの!?
てっきり隣にカリムが添い寝しているのかと思っていたからドキドキして待っていたのに〜残念(*^_^*)
もちろん、可愛いファラオをお守りするための添い寝ですよ。手は出してません(笑)
★前説! 毎回、同じような出だしなのでちょっと飽きちゃったよぉ〜!(管理人)★
    オレの失われた記憶の世界…
    3000年前のエジプト…
    そこでオレとバクラの闘いが始まったぁ!!
    略奪と殺戮…死者をも踏みつけにするその振る舞い…
    バクラ…オレは貴様を許さないぜ!
    だが…逃げたバクラの行方は未だに分からない
    そんな中…マハードは王墓の警備に向かったのだが…


    今日は狭い洞窟内に造られた「魔術師の修練場」が舞台だったので、いろいろとモンスターを動かしにくいのは分かります。
    でも…今日はモンスターがダメだったなぁ〜。
    『ディアバ』も『幻想の魔』も顔が無表情なので普通に動かしていたんじゃ面白くないんですよね。
    派手にドカドカとやり合わないと…。
    なのに今日は動きが緩慢でイマイチ盛り上がりに欠けたように思いました。

    あと、『幻想の魔』が攻撃するシーンで『ディアバ』に弾があたっているんだけど、煙が弱めでダメージを受けているのかどうかが伝わりにくかった。
    っつーか、どの攻撃もヘッポコに見えました。
    螺旋波動もなぁ〜。強風にあおられているだけにしか見えなかった。
    「死闘!」の文字も泣く回でした。

    アイシス姉さんが涙をつぅーっと流すシーンは印象的で良かったです。
    ああぁ…やっぱり惚れてたのか!!と思いました。
    マナの涙も良かったです。っつーか声優さんの演技が良くてちょっとホロリとしました(/_;)うるる〜


★真夜中の砂漠! マハードの親衛隊vsバクラの親衛隊が洞窟前でにらみ合い★
    リーダー:よし! 入口は塞いだ! これで盗賊は出られまい! 石版を立てろ!

    部下たちが石版をエッコラ&ヤッコラと地面に立てる

    部下A:カーが石版に現れたらここは永遠に封印しろとのご命令だ!
    リーダー:マハード様は決死の覚悟でおられる! 我らはマハード様が心おきなく闘えるよう邪魔立てする者は切り捨てようぞ!
    部下全員で:命にかけて! おおぉぉぉ!!(崖下に待つバクラ親衛隊に攻撃するため斜面を滑り降りる)


    主人がファラオに忠義を立てるなら、マハードの部下もマハードに忠義を立てる…見ていて心が洗われるような気がしました(^_^;)
    しかし石版を支えなしであんな崖っぷちに立ててる…(笑)。
    でも確か原作も石版が支えなしで立っていたし、これはこれでOKなんだな。

    石版の色が赤っぽかったな…(-_-;)。
    ウェジュの素材は軽石と論を立てたので、次回からは軽石設定(色は灰色)でお願いしますm(_ _)m。


★魔術師の修練場で対峙する二人★
    マハード:貴様を待っていたバクラ!
    バクラ:ほぅ〜♪ そいつは嬉しいね! そんなにオレ様にその千年リングを渡したかったのか?
    マハード:貴様に千年リングは渡さぬ! そしてもはや貴様がここから生きて出ることは不可能!
    バクラ:あひゃひゃひゃひゃ(笑) 魔術師ふぜいがいっぱしのクチきくじゃねぇか!
    マハード:もう一度言おう…不可能だ! この闘いに私の持てるすべての魔力…ヘカを解放する!(やる気の炎がメラメラメラ!)
    我ら魔術師が代々術を磨いたこの修練場…バクラ…ここが貴様の墓場となる!!!!
    バクラ:そいつはどうかな…

    マハードは『幻想の魔術師』を召喚
    バクラは『ディアバウンド』を召喚

    狭い空間で闘い始める2体のモンスター


    マハード:はぁはぁはぁ…ぜぃぜぃ…(もう息が切れてきた!虚弱)だいぶ貴様のバーも減ってきたんじゃないのか?
    バクラ:抜かせ! ウォーミングアップにはちょうどイイ! 『ディアバウンド』の身体もようやく暖まってきたぜ
    マハード:ふふ、ならばもっと暖めてやろうか! 貴様の身も心も燃やし尽くすほど!(/o\)このセリフはエッチぃよぉ〜


    マハードのセリフ…妙にエッチぃです。
    情熱的な彼の性格が出てますね。<燃やし尽くすほど!>←激しいなぁ(*^_^*)

    自然の岩山…その裂け目から中に入るとこんな空間が!!
    その設定がすごくて笑ってしまった。
    ここでどんな修練を積むのだろうか…と、考えちゃいました。
    バクラにしてみると、魔術師は盗賊より格が下だと思っているみたいですね。そういう価値観は好きです。

    この後、マハードが、「伏兵のカー! シャドーグール」を出しますが、すぐバクラにやられてしまいます。
    そして『シャドーグール』の特殊能力だった「壁抜け」をディアバンドが使えるようになります。

    【その理由】

    −バクラ談−
      へっ! そういやぁ言ってなかったな!
      ディアバウンドの特殊能力は倒したカーの特殊能力を盗み出すことよ!
      どうだい盗賊に相応しい特殊能力だとは思わねぇか!? あはははは


★王様!! どうして天蓋付きのベッド!? おまけにあの枕は!?★
    (ハッと目を覚まし、上半身を起こす王様)
    王様:なんだ…この胸騒ぎは…(よちよちとベッドを下り、バルコニーに歩いていく)
    (目の前に何故かウェジュの神殿!)あれは…マハードのウェジュの神殿!風もないのに篝火(かがりび)が…

    ライトアップされたウェジュの神殿がゆらゆらと光を発している
    その神殿の門前でマナと衛兵が言い争っている!

    マナ:お願いだから中に入れてよ
    兵士:ダメだ! ダメだ!! マハード様が戻られるまでは何人たりとも入れてはならぬとのキツイお達しだ!
    マナ:(兵士に突き飛ばされて怒り気味)何すんのよぉぉ! (ひっどぉ〜いい)
    王様:入れてやってくれ
    マナ:あっ…王子
    兵士:ファラオ!!(土下座…)ははぁ〜ファラオの仰せのままに…

    【神殿内】
    王様:どうしたマナ…何故マハードのウェジュの神殿へ…
    マナ:さっき…あたし夢にお師匠様の苦しむ姿が見えたの…
    気のせいだと思おうとしても気になって眠れなくて…
    ここに来ればお師匠様の意志が少しは感じられるんじゃないかって思って…
    王様:マハードの苦しむ姿…


    どうして天蓋付きベッドなんですか(笑) それも海馬家に似たような…(*^_^*)
    で、あのダブルベッド用の枕はなんですか!? 
    当時の枕って今のようなフワフワタイプじゃなくて、日本の箱枕のように足つきの小さい木製枕だったので、あれはちょっと史実と違いすぎます。
    まぁ…妄想するにはOKですけど(*^_^*)

    王様が逞しい肉体の持ち主なので、ちょっとドキドキ★です。
    背中は子供っぽいのに…。
    で、寝ているのに額当てを付けているのはおかしいと思いますが…(^_^;)
    あれを取ると、オデコの『肉』の字がバレちゃうから(笑)

    マナがマハードの危機を感じ取るエピソードは二人の結びつきの固さが伝わってきて、すごく良いです。
    師匠を心配する気持ちが伝わってきますね。
    じっと千年タウクで成り行きを見守るアイシス姉さんとは対象的で二人の個性が出ていてGOODです。


★心の迷宮をさまよい歩く、愉快な仲間たち★
    城之内:ああぁ!!(驚) 
    本田:どうした?城之内
    城之内:見ろ! これを!!一度通った道が分かるようにマジックで印をつけておいたんだよ
    本田:マーキングか! さすが城之内!!
    杏子:ある意味、人の心に落書きを…(-_-;)
    城之内:ここはさっきも通った道…ってことはよぉ〜オレたち同じ道をただグルグルと回っているってことになるんだぜ!
    遊戯!! 聞こえネェのかよ、これだけオレたちが呼んでも…!遊戯!! どれが本当の扉なんだ?

    杏子:遊戯?
    本田:どうしたんだよ遊戯…
    表くん:どうしてだろう…この扉に近づくと胸が苦しくなる…(ドクン★ドクン★)

    ノブに手をかけ、ゆっくりと扉を開く表くん…中はガランとした空間が広がっている

    城之内:遊戯?
    本田:いるのか?
    表くん:獏良くん!?

    誰もいないと思っていた部屋の中、突然スポットライト(笑)を浴びた人物は獏良くん!
    最初は優しい顔だったが次第に邪悪さを帯びていく…


    バクラ:うへへへへへ、あひゃひゃひゃひゃ…うっげほほほほ

    バクラがモンスターに大変身! クチからぼえぇ〜っと火炎放射を愉快な仲間たちに浴びせる!
    あぢぃぃぃぃ!! 仲間たちはその威力に吹き飛ばされる!


    杏子:あの怪物は…
    城之内:部屋ごとなくなってるぜ!
    シャーディー:あれこそがファラオが闘う本当に敵!
    表くん:もう一人のボクの本当の敵…


    城之内が描いたマークの適当さに笑ってしまいました。
    っつーか、そのマジックはどこから出てきたんだ?

    バクラが本当の敵であることを視聴者に分からせるためにバクラをここで登場させたんでしょうが、ちょっと唐突すぎて、最初は意味が分かりませんでした。
    もちろん今も分からないけど…。
    これだとバクラの正体はモンスターですって感じにも受け取れるし、だいたい王様の敵をどうして表くんたちがこんな所で見つけなきゃいけないのかも謎!


★マハード散る★
    マハード:はぁはぁ(ヘカの消耗が激しいらしい)
    バクラ:魔術師野郎!所詮はその程度だ! 貴様がごときが敵う相手じゃねぇんだよ!オ・レ・様・は!!
    そういうレベルじゃねーんだ!! −さてと…そろそろトドメを刺してやろうかな!−

    がしゃ〜ん!!−バクラの足を挟み込む仕掛けが発動! 倒れ込む盗賊王

    バクラ:なっ! テメェ〜
    マハード:その罠は現実の罠…最初からそこにあったもの!我が魔術により貴様の目を欺いていたのだ
    バクラ:セコイマネしやがって!(イタイよぉ〜(T_T))
    バクラ…貴様を倒すためなら手段など選ぶものか!

    マハードが足下の石版を踏むと、どこからともなく大きな包丁が下りてきて、通路を切り裂くように揺れ始める!
    ついにバクラもお陀仏か!!!
    だがなぁ〜んと、マヌケにもその大包丁がいきなりバクラの罠を壊してしまい、あっという間にバクラは自由の身に…(^_^;)
    ディアバウンドがマハードと幻想の魔術師に最終攻撃をかける!!
    身も心もヘトヘトのマハード…、ついに観念したようだ!


    バクラ:決着はついたようだな…マハード…その千年リングはオレ様が頂くぜ!
    マハード:ファラオよ…あなたが目指す新しき世界…私も見たかった!
    だが…その礎(いしずえ)となるのなら私は喜んでこの身を捧げましょう
    バクラ:こいつ…まだやる気か!
    マハード:まだだ! 私のヘカはほんのわずかばかりだが残っている!
    貴様に見せてやろう! 『禁断の奥義』を!! 我が命を生贄とし、カーとバーを融合させる!!

    ファラオよ…我が魂…あなたの永遠の下僕(シモベ)なり!

    『ディア・ディ・アンク』が砕け散り、自分から大包丁に飛び込むマハード! たぶん”みじん切り”に…(-_-;)
    ちぎれた千年リングはバクラの手の中に!


    バクラ:ふっ最後は自滅か…(しかし目の前には『幻想の魔術師』が!!)
    バカな…どうしてまだ奴のカーが…何! 本当にカーとバーを融合させやがったのか!!
    マハード:世の人々の安息とファラオの掲げる新しき理想の世界のために−滅(めっ)・せ・よ!!
    バクラ:しゃらくせい!! ディアバウンド! あの死に損ないにトドメをさせ!

    魔導波vs螺旋波動→バクラは吹っ飛んだようです…。


    マハードが死んだ時、青い稲妻が皆の脳裏に走りましたね。
    あれこそオカルトチックでしたよ。
    あれも千年アイテムのチカラなのかな。

    バクラを捕らえた罠があっさりと壊されたのは残念でした。
    っつーか、ありえないですよね。あのタイミングは…(^_^;)
    バクラが手に入れた千年リング…、血の一滴でもついていた方が印象的だったように思うんですが、やはり残酷なシーンはダメなんでしょうか。

    マハードが残した<ファラオよ…我が魂…あなたの永遠の下僕(シモベ)なり!>はすごいよね…。
    王様はこんなに愛される資格があったんだろうか…。
    あぁ…その辺が気になります。


★届け! オレの気持ち!!★
    表くん:心の迷宮が震えている…! もう一人のボクの心が震えている!
    シャーディー:この迷宮は彼の心そのもの…彼の心は孤独に彩られている!
    その孤独にもその叫びにも耳を貸してやるのはキミたちをおいていない
    表くん:そうか! ボクたちが扉を叩いてもダメなんだ!
    扉をノックしているのはもう一人のボクのほうなんだ
    それをボクたちで…耳をすまして聴いてあげなきゃいけなかったんだ
    城之内:そういうことか! だったらもう一人の遊戯の声ってやつを耳の穴かっぽじってオレたちで聴いてやろうじゃねぇか!

    みんなで手を重ね〜


    表くん:会いたい…ボクはキミに会いたい!!


    そして扉は開いた!!!!!


    王様の真実の部屋に至る扉がどうやって開くのか…それが謎だったわけですが、謎も解け、扉は開きました。
    このタイミングでないときっと開かなかったと思うので、まさに『期は熟した』という言葉通りですね。

    表くんが王様に会いたいと訴える所が気に入っています。
    男前な発言ですねぇ〜。

    分かったような事を言うシャーディーがなんとなく…(-_-;)
    でも3000年もの間、王様ってずっと孤独だったんだよなぁ〜と改めて思い出し、その可哀想な身の上に切なさを感じました…(/_;)涙で前が見えないよ〜メソメソ


【気になったところ】
    王様が盗賊団とやりあうシーンが面白かった!
    「ああぁ!! 一人殺した!!」 とか思ったら生きてたし…(^_^;)
    やはり正義のヒーローに殺人は無理なんですね。
    あんな細腕で刃物を振り回す姿にオロオロ…。でもカッチョ良いです。


★★★次回予告★★★
    マハードの命を賭けた禁断の奥義によって
    バクラは奈落の底へと姿を消した…
    でも本当にこれでバクラとの戦いに決着は着いたのかしら
    一方、ついに真実の扉を探し当てたあたしたちは
    遊戯の失われた記憶の世界へとやってきたの
    だけど…ここの人たち、誰もあたしたちに気づいていない!?


    次回 「青い瞳のキサラ」
    おたのしみに!


    ★★★次回予告★★★

    マハードが命を賭けて遊戯に忠誠を誓うシーンを見て
    思わず泣いてしまった海馬くん…
    モクバくんには「年を取ると涙もろくなって困る!」なんて
    言っていたけど、内心はマジ泣きだったみたい

    確かに海馬くんも人型モンスターを持っているけど
    「闇道化師のサギー」や「ジャッジマン」は顔が怖いのよね!
    やっぱりマハードのように美形で忠義者でなくっちゃ♪

    でも命を『生贄』にしなきゃいけないから…諦めるしかないわよね…
    でも海馬くんは執念深いし…目的の為なら手段を選ばないから
    ちょっと気をつけた方がいいわよ、みんな!!

    あれ…海馬くんがニコニコしながらあの人の前に立ったわ!!


    次回 「磯野! 禁断の奥義を学ばないか!?」
    おたのしみに!



作画監督=武藤 公春
脚本=鈴木やすゆき
絵コンテ=葛谷 直行
演出=武藤 公春


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