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2004年04月22日(木) 第201話 「開かれた記憶の扉」


第201話 「開かれた記憶の扉」
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【今日のお言葉】

    シモン 「皆の者、面をあげい! 新しいファラオのお出ましじゃぁ!!」


ついに古代エジプトに舞台が移りましたね!
ああぁ…もう場面、場面のすべてがツッコミ所、満載ですよ(^_^;)

即位式から記憶編をスタートさせるのは、区切りがハッキリして良い感じです。
バルコニーから見渡すと、果てが分からないほど群衆が集まっていますね。
熱狂しながら王様に手を振る群衆を見ていると、先代の人徳も分かろうというものです。


とっても楽しみにしていた、イシュタール一族との再会!
それなのに…「ええっ!! あれでお終い!?」
なんか涙が出そうになりました…。
空港まで迎えに行き、葬祭殿まで送って、それでお終いだとぉぉぉぉぉ!!!(怒)
ちゃんと記憶の石盤の前まで連れてってやれよ!!
シャーディーと鉢合わせするのがマズイからなのか?
おまけにリシドは「一言も喋りませんでした…(泣)」
カイロから王様の葬祭殿までは車で5〜6時間ってとこかな…(アマルナと仮定してだけど…)
近いからって、空港からいきなり連れて行かなくても…。
時差ボケもあるだろうし、せめて一泊くらいさせて欲しかったな。


やっと登場した神官団! 声優さんをまとめてみました。
    セト:津田健次郎
    アイシス:島本須美
    シャダ:佐々木望
    シモン:宮澤 正
    アクナディン:上別府仁資
    マハード:小嶋一成
    カリム:不明

    アク爺の声はピッタリ(^_^)v いやぁ〜イメージ通りでした。
    マハードは、生真面目そうな高めの声が良い感じです。
    シャダの声がシャーディーだったのは残念。別の人が良かったよ…。
    そしてセト!! なんだか好青年って感じで、苦笑すること数回!!
    意外に良い子チャンぶっている声を聞くと、津田さんの声って結構、柔軟性があるんだなと再認識。
    今までは演じられるタイプの幅がすっごく狭いんじゃないかと思い込んでいました。

    しかし、カリムはどうした!!! セリフが無かったよ(T_T)
    それなのに画面にチョロチョロと映るから、よけいに萌えちゃいました♪


★王様の声がいつもより50%増しで低かったです(^_^;)★
    盗まれた神のカードを取り戻してくれたのはバクラだったぁぁ(ショクラン−ありがとう!)
    だが奴はオレの失われた記憶の世界こそが
    究極の闇のゲームだと言う
    バクラ…お前が何を企んでいるのかは知らないが…
    この挑戦…受けて立つぜ!!
    さぁ…いよいよエジプトに到着だ!
    ここでついに…オレの記憶の扉が開く!!


    いやぁ〜今日の王様の前説はチカラ入ってましたね。
    なんだか威厳まで感じてしまいました。
    風間くんもこんなに低い声が出るようになったんだね…。


    実は、ひょっとしてスタッフはエジプトにまでスケッチ旅行くらいは行ったのかな…なんて思っていたのですが、今日の放送を見て、地図さえ見ていないんじゃないかと気がつきました。
    まぁ…そのあたりは下に書きますが、ツッコミ所が多い方が楽しめるので、私的には大歓迎です。

    作画監督さんは新しい方ですか? よろしくお願いしますm(_ _)m
    空港での愉快な仲間たちの顔がちょっと外国人みたいだったので、心配していたのですが、後半は綺麗になっていたのでホッとしました。
    ファラオのミニスカも復活していたし、やれやれです(*^_^*)
    来週はもっと、超マイクロミニでお願いしますm(_ _)m(生足フェチ)


★やっとカイロの国際空港に到着した愉快な仲間たち★
    本田:やっと着いたぜ! エジプトはやっぱ遠いなぁ!
    城之内:で、これからどうする?(名物料理の”コシャリ”でも食おうぜ!!)
    杏子:あっゴメン! ちょっと待ってて
    城之内:おーぃ!杏子!! ミヤゲは後にしろよな!!
    杏子:えっと…あった!! これ下さい(たぶん英語)
    本田:ったく…観光に来たんじゃねーんだぞ!
    杏子:ゴメン、ゴメン!!
    マリク:遊戯! みんな!!
    表くん:イシズさん! マリク!!(おおぃ! リシドの名前も呼んでよ…(T_T))
    城之内:みんなぁ〜元気だったか!!
    マリク:ああぁ、君たちこそ相変わらず元気そうだね
    城之内:おおぉ元気有りあまってエジプトまで来ちまったぜ


    愉快な仲間たちが到着しましたね!
    いきなり土産屋に駆け込む杏子を見て、「もう両替したんだ…」と最初のツッコミ!!
    あの国は元英国領だったので、通貨は『エジプト・ポンド』と呼びます。
    コインにはピラミッドが刻印してあるので私も記念に持ち帰りました(*^_^*)

    エジプトコイン

    イシュタール一族の服に変化がなかったのは残念(T_T)
    服くらい新しいのを用意して欲しかったな…。
    新しい服を設定し直すのって面倒なのかな…。せっかくの登場なのに…(ブツブツ)
    マリクの服はちょっと子供っぽいから、もっと男らしい格好が見たかった…。
    リシドもなぁ…いつまでも妖しい盗賊団のような格好はいかがなものか…。
    ピラミッドの写真でも印刷されているTシャツなんか似合いそうなのに…(*^_^*)


★この脚本通りに車を走らせたら、サハラ砂漠を横断してしまうぞ!!★
    どうやら車2台に別れて出発!
    リシドが運転する車には、マリク+城之内+本田
    イシズ姉さんが運転する車には王様+杏子

    城之内:(ピラミッドの前を横切る車)でっけー
    本田:これが本物のピラミッドか!
    杏子:見てみて…スフィンクス…すごい! あっ!!本当に鼻が削られている


    スフィンクスの鼻が削られているのは、ナポレオン軍が射撃の的にしたから…というエピソードは有名ですね。
    その頃は首まで砂の中に埋まっていたそうなので、狙いやすかったようです。
    アニメのような道が実際に通っているのかどうか…。
    私が知る限りではないはずです。
    あのまま走って行っても砂漠があるだけ…。
    スフィンクスの前を走る方が絵としてはカッチョ良いのは分かりますけど…よけいなツッコミばかりでゴメンm(_ _)m。

    はしゃぐ杏子を前に、腕組みして景色も見ない王様………(-_-;)
    緊張していることを表現したかったのかもしれないけど、なんだか空気が重すぎ。余裕なさすぎ。
    せっかくエジプトに来たし、自分が生まれた国なんだから少しは興味を持って、「へー」とか言いながら景色でも見て欲しいんだけどな…。


★あっさりと葬祭殿の前でお別れ…一緒に行ってあげてよ★
    白い鏡餅のような葬祭殿前に到着した愉快な仲間たち

    王様:この中にオレの記憶の扉を開く石版が…
    イシズ:私たちはここで…
    マリク:3枚のカードを記憶の石盤にかざす時、失われた記憶の扉が開かれる…
    イシズ:名もなきファラオ…ここからはあなたが自分で道を切り開くのです
    王様:ああぁ、行ってくるぜ!!

    4人を見送りながら…
    マリク:姉さん、やっとこれでボクたちの役目が終わるんだね! 3000年にわたった墓守の一族の宿命…
    イシズ:ええ…誰の魂にも帰るべき場所がある…
    ファラオは今、その道を歩き始めたのです


    あの鏡餅のような建物はなんなんだ?
    っつーか、入口狭すぎ!!
    あんな狭い通路から、どうやってバカでかい記憶の石版を運び出したんですか!?
    すごい昔、杏子の夢に登場した神殿の方がよっぽど良かった…。
    こんな鏡餅…(T_T)
    どこからこんなデザインを引っ張り出してきたのかが不思議…。
    名もなきファラオだから葬祭殿も人目を避けて…ってことなのかな。
    記憶の石盤を取り出すため上部を壊したので、とりあえず応急処置として、あの鏡餅を上に置いた…そう解釈することも可能か…(-_-;)
    う〜ん、でもなぁ…納得したくない(笑)


★いよいよ旅立ちの時!! 王様の鼓動をあなたも感じてぇ〜★
    地下の間に下りていく愉快な仲間たち。
    待っていたのは、あのラヴポエムが刻まれた石版だった!!

    城之内:あったぜ
    王様:記憶の石版…
    杏子:遊戯…いつも何気なく遊戯って呼んでたけど遊戯の中の彼はれっきとしたもう一人の人格…
    なのに私は彼の本当の名前を知らない…「遊戯…これ…受け取って!!」
    (杏子が差し出したのは、空港の土産屋で買った無印のカルトゥーシュ・ペンダント)
    王様:それは?
    杏子:カルトゥーシュ! 古代エジプトの王様とかの名前が彫られていたんだって
    王様:でも…名前なんて彫られてないぜ
    杏子:もし記憶が戻って本当の名前を思い出したら、そこに刻んで欲しいの
    今度はどんなことがあっても忘れないように…
    その石版は全部ファラオの名前が削り取られてるじゃない
    私はせめて…あなたの本当の名前が知りたい!
    王様:ありがとう杏子…大切にするぜ!!

    (尻ポケットから3枚の神のカードを取り出す王様。オシリスのカードについた白いシミが気になりますな(笑)
    牛乳でもこぼしたか!?)

    王様:オレは再びここまで来た…3枚の神のカードを手に…
    これから一体、何が起きるのか…その答えは今、ここにある!
    行くぜ!!


    ドクン★ ドクン★ ドクン★ ドクン★ ドクン★ ドクン★ ドクン★


    石版に3枚のカードをかざした途端に千年パズルの目玉から怪光線が放たれ、なぁ〜んと、表くんの身体から幽体離脱した王様が、『ガニ股』のまま一回転して、石版の目玉に吸い込まれていった!!


    なんじゃい…あの『ガニ股』は…(-_-;)
    もっと格好良く吸い込まれて欲しかった…。
    おまけに一回転しました。ガニ股姿で…(泣)
    バクラの吸い込まれ方が王様より数倍、素敵な演出でした…悲しい(T_T)
    主役なのに…(T_T)うるる

    緊張を呼ぶ「ドクン★」の音は良かったですね。
    見ているこっちも手に汗を握ってしまいました。
    このドキドキを表現するために、字をちょっとずつ大きくしてみました。(*^_^*)

    アニメでも杏子の恋心は痛いほど伝わってきますね。
    この想いに王様が気がついていないのが残念!
    杏子はずっと王様が好きで、いくらでも告白するチャンスはあったのに言えなかった気持ちもちょっと分かるなぁ。


★大群衆が「ファラオ! ファラオ!!」と歓声を上げている!!★
    記憶の通路を通り、古代エジプトの世界へとやってきた王様!!
    宮殿に魂が落ちると同時に、王様はファラオの姿となって覚醒したのだったぁぁぁ(大袈裟)

    王様:なんだ…(オレは…どうしてこんなミニスカなんだ…?)
    シモン:ファラオ…民がファラオの返事を待っておりまする! 民にお応えを!!(早くお尻を振ってくだされ)
    王様:おれが…ファラオ?(ファラオはお尻を振るのか?)

    王様が右手を挙げると(お尻を振ると)、大群衆が一斉に平伏した!!

    シモン:さぁ…ファラオ…広間でも新しきファラオの登場を一同、首を長くして待っておりますぞ!

    (ドラの合図と共に、広間で待っていた臣下も平伏してファラオを迎える。その間をチマチマと歩く可愛い王様)

    シモン:ファラオ…さっ王の座へ
    王様:これがオレの記憶の世界…

    シモン:皆の者、面をあげい! 新しいファラオのお出ましじゃ!!

    王様:(夫によく似た顔に思わず!)海馬!! イシズ!!!!

    セト:(その慌てた様子に優しい気遣い(*^_^*))シモン様…ファラオは少々お疲れなのでは?
    王様:いや…大丈夫だ…続けてくれ
    セト:皆の者…宴を続けよ!! ファラオの憂いを吹き飛ばすよう、一層盛大に!

    タイコがポコポコと打ち鳴らされ、踊り子がゆるい舞を披露する



    即位式!! でも地味…(^_^;)
    広間に集まった人々の様子も地味。
    セトさんが宴会を再開させても、なんとなく盛り上がりに欠けるような…。
    無理矢理つきあいで参加させられる、会社の忘年会みたいな感じですね(^_^;)
    だいたい神官団が盛りさがっている気がします。
    他国の使者などもちょろっと描いてあると、華やかなのに。
    あと踊り子の動きがなぁ…。
    「クレオパトラ」という映画では黒人ダンサーのすっごい踊りが場を盛り上げていたので、その印象が強いのかも。
    まぁ…子供向けアニメだとこれくらいがちょうど良いんだろうな。


    神官団の腕についている、巨大なブレスレットは、ひょっとしてデュエルディスク!?
    そうなのかな…(^_^;) あれでディアハするのかな?

    王様が『海馬』と言ってくれたよ…それも第一声だぁ!!(T_T)うれし泣き
    このちょっとした事が嬉しいのだよぉぉぉ(*^_^*)



★その他、気になるあれこれ★

    シャーディーが登場!! だがすでに幽霊さん!!
    ひょっとしてこのままシャーディーがナビゲータ役なのかな?
    バクラに殺されたと言ってたね。
    イヤ、肉体を消滅させられたと言っていたか…(^_^;)
    原作では語られなかった、「5年前のエピソード」をアニメで補完するんだ…。

    バクラに手下が!!!!
    それも目が光る人たち(笑)
    たった一人で戦争を仕掛けるんじゃないんだね。
    「盗賊団」なんだ!
    あの人たちは人間? それともクルエルナの亡霊さんたち?

    罪人から「カー」を抽出するシーン、どうも迫力が不足していたような…。
    あの石版が思ったより薄かったのが原因かな…。
    なんだかビスケットみたいでした(T_T)
    私の希望は厚揚げくらいのモッタリ感が欲しかった。

    バクラがしょっ引かれるシーン
    当時、どれくらい日常的に青銅が使われいたのかは資料がないので分からないのですが、罪人に青銅の枷は使わないんじゃないかな…。
    あの場合は、縄と皮だと思うけど…。
    それと馬に”くつわ”は微妙…。原作では使われていなかったし、時代的にもオカシイと思う。


    今日の総括−王様が可愛かった。マジ、可愛かった!
    実際、動いたり声を出したりする姿がどんな風になるか、興味津々だったのですが、とっても良かった。
    重たい装身具もどんな感じになるかな…と思ってましたが、自分的には気にならなかったです。





★★★次回予告★★★
    失われた記憶の世界へと旅立った
    もう一人の遊戯…
    そこで彼は3000年前の記憶を
    もう一度体験することになるの
    だけど…闇人格のバクラくんまで一緒だなんて…
    そんなことあたしたち聞いてないよ!!
    記憶の世界でバクラくんと対決が始まる
    待ってて! あたしたちもすぐそっちへ行くから!!


    次回 「盗賊王バクラ見参!」
    おたのしみに!


    ★★★次回予告★★★

    海馬コーポレーションの自家用機でエジプトにやってきた海馬くん!
    快適な空の旅を満喫したのかと思ったら
    冷房の効きすぎでお腹を壊したみたい!

    遊戯に早く会うために砂漠の道を飛ばしすぎたのよ!
    またお腹が痛くなってきたなんて!!

    やっと見つけた、小さな村の共同トイレ
    お尻を押さえつつ駆け込んで
    ホッと一息ついていると
    紙がないことに気がついたの!
    どうしようかと思っていると、
    遊戯によく似た男の子が何かをそっと差し出したわ

    それはちょっと安っぽいけれど
    記憶の石版が描かれたお土産用のパピルス!
    これでお尻を拭けば外に出ていける…
    でも、そんなことをしたら二人の愛を汚すように感じてしまい…


    次回 「石で拭いてしまいました! 3つほど使いました」
    おたのしみに!



作画監督=南 伸一郎
脚本=吉田 伸
絵コンテ=葛谷 直行
演出=渡辺正彦


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