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2004年04月08日(木) 第199話 「究極のゲーム」


第199話 「究極のゲーム」
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【今日のお言葉】

    羽蛾っち 「まさか遊戯も、オレたちが 『神のカード』 を盗みにくるなんて思ってないだろうな!」


おいおい、私の王子様がいきなりコソ泥役だよ…(T_T)
さっそく吉田さんからキツ〜イ、パンチを喰らった気分です。
シリーズ構成が誰なのかは、前から気になっていたのですが、吉田さんの名前を見て「おおおおぉ…ゾークが!!」
嫌いじゃないんですけどね…。

  ……少々、風呂敷を広げすぎるっていうか……

  ……拡大解釈しすぎるっていうか……

記憶編は思い入れもあるので、取り扱いは丁寧にお願いしますって気持ちなのですが、さっそく王子様がドロ棒じゃ…先が思いやられます(トホホ)

おまけに、いきなりエジプト行きですか!? Noぉぉぉぉぉぉ〜!!


でもドーマ編は気に入ったので望みを抱きつつお手並み拝見ってとこです!


それと…予告を見て倒れましたが、バクラが原作以上に活躍しそうですなぁ…。
まさに吉田ワールド爆発!!(笑)
アメリカに連れて行ってもらえなかったからって、自分からアメリカに乗り込みか!?
で、社長相手にデュエル!? 狙いはモクバ????
ふぅぅぅ〜スゲー(笑) 理由は来週ですか? 楽しみだぁ〜!

デュエルもないし、双六じいさんの回想シーンも多かったので、文章量の割にはあっさり感想になりそうです。


★今日の前説は闇の声!!★
    夜の街を逃げまどう、縞シャツ獏良くん…ひどく怯えた様子はなぜ?

    闇の声:どこへ行くつもりだ?(男女の声が混じっているので少々、聞き取りにくい…(-_-;))

    教会に逃げ込む獏良くん(童実野町にこんなシャレた教会があるとは!)誰もいないはずなのに、燭台に置かれたロウソクが点火し、、祭壇正面のパイプオルガンを妖しく照らし出す…

    獏良:ボクに…ボクにかまうな!!
    闇の声:逃げても無駄だ…お前にはまだ役目がある
    獏良:役目?
    闇の声:今…千年アイテムはファラオとお前…そしてシャーディーの手の中にある
    シャーディーはいずれアイテムをファラオに渡す…
    すべての千年アイテムはお前と奴の手に揃いつつあるわけだ…
    機は熟した! しかし7つの千年アイテムだけでは冥界の扉を開くことは出来ぬ
    7つの千年アイテム以外に仕掛けられた『8番目の鍵』を探すのだ!
    冥界の扉を開く8番目の鍵…
    その秘密はファラオの記憶の世界に隠されている

    獏良:そんなの…何も知らない!
    (拒否する獏良くん! その態度に怒る闇の声! 怒りの波動が空気を揺らし、ステンドグラスが粉々に砕け散った!)
    名もなきファラオよ…
    その記憶の扉が開く時、三千年の時を越えた究極の闇のゲームが始まるのだぁぁぁ
    うふふふふ…あはははははは

    これが前説になるかは疑問ですが、とりあえず載せてみました。
    獏良くんって千年リングの持ち主ではあるけれど、彼自身から行動を起こした事がないから、いつも蚊帳の外って感じでしたが、今度も長期に渡って身体を乗っ取られる事になりそうですね〜。(お気の毒)
    相変わらずの縞シャツが可愛かったです(*^_^*)

    今日の嬉しいこと! それは絵コンテが南さんだったこと!
    久しぶりに南ワールドを堪能しました(*^_^*)

    セリフなどは原作とほぼ同じようですが、パズルに至るまでの仕掛け部屋の細かい設定は原作にはない遊びって感じで私的には面白かったです。
    こういう設定は大歓迎なので、これからもじゃんじゃん入れてください


★1960年代のエジプト★
    王家の谷にたどり着いた3頭のラクダ…。案内人2人を連れた、タキシード姿の双六さんがシブイ(*^_^*)

    双六:やっとついたか…
    弟分:引き返すなら今のうちだぜ…ダンナ
    兄貴:ここから先は死者の領域だ! 日暮れと共に闇がすべてを喰らう…生きている奴の魂もな…

    双六:王家の谷…それは古代エジプトのファラオたちの埋葬地
    オレは今、ここに究極のゲームを求めてやってきた

    弟分:この谷で発見された墓の数は60以上。だが目的の王墓だけは、まだ誰一人、その奥へたどり着いた者はいねえって噂だ
    兄貴:大戦前…イギリスの発掘隊の一人が最後にこう言い残して息絶えたんだとよ…『闇のゲーム』ってな…
    双六:『闇のゲーム』…おもしろい響きじゃないか!
    兄貴:これまで誰も解き明かせねぇ罠が仕掛けられている…
    きっとその奥にはトンデモねぇお宝が眠っているに違いねぇ
    けどダンナ…約束だぜ! オレたちはあんたみてぇな命知らずとは違う。
    目的の墓の入口までは案内する…だがその先のお宝まではダンナがオレたちを案内するんだ
    双六:分かっている…オレは宝になんか興味はない
    さて、腹ごしらえでもするか! 墓あらしは夜中と相場が決まっているからな!


    案内役の二人! イメージ通りの声で良かった〜(*^_^*)
    特に兄貴の声は、悪党っぽくて最高です。
    双六さんの声は、最初は違和感を感じてしまいましたが、よぉ〜く聞くとハスキーボイスで萌えますねぇ。
    たぶんこの頃で30才くらいだと思うんですが、なかなか立派なヒゲをはやしてます。
    武藤家は剛毛多毛の家系なのかも…。
    だとしたら表くんもああ見えて、けっこう見えないところはボーボボなのかな…う〜ん…(^_^;)

    ラクダを近くに座らせて、ノンビリとたき火をしてましたが、ラクダは暗くなってもひょこひょこと勝手に歩き回るので、実際は前足と後ろ足をヒモで縛っておくのが砂漠流だと思います。
    樹に繋いだりはしないんですけどね…。


★双六さんの意気込み−ゲームの達人の胸中はいかに!★
    兄貴:ダンナ…ずっと聞きたかったんだが…変わったカッコしてるな!(タキシード姿を笑いながら…)
    墓の中で誰かにプロポーズでもするつもりか?
    双六:似たようなもんさ! オレはゲームだけが生き甲斐でね…だからゲーム相手には最大の敬意を払う
    オレがゲームで負けた時はジーンズのオーバーオールでも着てチップの変わりに年でも重ねるさ

      オレは今まで世界中を渡り、カード、チェス…そしてギャンブル、ありとあらゆるゲームで勝利を続けてきた
      そんな時、耳にした伝説…エジプトの王家の谷に存在する史上もっとも危険なゲームの間
      そこには誰もなしとげられなかった栄光がある
      そう…これはオレのゲーム人生を賭けた栄光へのチャレンジ!



    ゲーム相手に最大の敬意を払うという双六さんは素敵だぁ〜。
    こういうセリフを言わせる所が高橋先生の凄いトコロだよなぁ〜って思います。
    <チップの変わりに年でも重ねるさ>
    ああぁ〜素敵ぃ〜!! もう鼻血が出そうなほど素敵ぃ〜!
    こんな素敵な双六さんを射止めた婆さんって気になるなぁ。

    あらゆるゲームで勝利してきたって事は獲得した金額も相当な額なんでしょうね。
    客の来ない『亀のゲーム屋』を経営していけるのも、過去の遺産で補填しているからか…(笑) 良い人生だ!!


★王墓に仕掛けられたお部屋を拝見★


一つ目の間−飛び針の仕掛け

壁に彫刻された蛇の瞳になぜか「ブリリアン・カット」の赤い宝石がはめ込まれていて爆笑!
丸いカッティングの方が良かったと思うな、うん。
見た目、ピンクサファイアかルビーのようだったが、真っ赤な紅玉髄をイメージしてくれた方が新王国時代らしいです。

二つ目の間−無印の石版

ホルス神の股下(笑)に設置された無印の石版!
石版下にある炉の薪(油)に火を付けた途端、ヒエログリフが浮かび上がってきた!

この石材は、白いアラバスター(雪花石膏せっかせっこう)じゃないかな…。
裏側にヒエログリフを深く彫り込んでおけば、炎の明かりが透け、文字が浮かび上がる…。
単純だけど面白い仕掛けですよね。
床部が開口するのは謎だけど…(*^_^*)

    【浮かび上がった文章】
    これより先…偉大なるファラオ、眠りし領域犯せし者
    神の制裁により肉体は朽ち、魂は闇に葬られよう

三つ目の間−殺戮の彫像

ここの仕掛けは謎ですね(^_^;)
なんであんな石像が動くのか…。どうして足の位置を確認できるのか…謎謎です。

とりあえず双六さんのトラップ破り

「左足を前に出しながら、歩け!」

    【双六さんの説明】
    古代エジプトではファラオは神! ファラオに捧げられたあらゆる彫像は必ず左足を前に出している
    それは神であるファラオに左胸の神像を差し出すという絶対服従を意味する
    ここは神の領域
    何人(なんぴと)たりとも謙虚でなければならない
    その謙虚さを忘れた時、死の制裁が下される

四つ目の間−度胸試しの石橋

    【入口に刻まれた、導きの文】
    ここが第二の部屋…石版に宿りし「カー」が汝を裁くであろう
    恐れる者は魔物に魂を食われ、勇気ある者には道を示す

ここは特に書くことはないのですが、石版から現れた魔物がちょっと怖かった…

★今週の目玉★
    石橋を渡る双六さん…

    案内人:無事に向こうまでたどりつきそうじゃねぇか…この橋に仕掛けがねぇと分かれば…お前には用はねぇ

    いきなり拳銃で双六さんを狙い打ち!
    撃たれた双六、「ウッ」と言ったまま足を滑らし、奈落の底に落ちる!
    だが、かろうじて右指が橋のヘリをつかんだ!


    双六:ここまで来て…終・わ・り・かぁぁぁ!

    その時、光の中からミニスカ・ファラオが登場!!!!

    まってたよ…シモン!

    逆光で顔は見えず、差し出された手を見つつ、双六さんはそのまま意識を失う


    あああぁ…心臓がドキドキ★でした。
    もう、声が! 声が! 声が!!
    風間くんの声にしびれました〜(T_T)感涙!
    放送前まではどんな感じかな〜、イメージ壊されたらイヤかも…と心配していたのですが、そんな心配は無用だったぜ!
    風間くん、お前は真のデュエリストだ!!(最上級の誉め言葉!)

    原作をすでに読んでいる身であっても身体が震えるくらい感動したのだから、今回、初めてこのシーンを見た人はどんな感想を抱くのかな。
    しかし何度見ても切ないよぉ。
    3000年の間、じっとシモンを待っていた王様の気持ちを思うと…うるるるる(T_T)

    バックに流れる音楽が「エクゾディア」召喚の時に使われた音でしたねぇ〜。
    重厚な音がぴったり合ってました。


★いきなり現代へ!  そしてエジプトにもう行くの!?★
    表くんの部屋。無意味な風景画の額が妙に気になる…(^_^;)

    爺:こうしてワシは千年パズルを手に入れたんじゃ
    孫:昔のじいちゃんはカッコ良かったんだね
    爺:ほほほほほ、少しばかり脚色しておるがの…
    しかしなんじゃな…急にそんな昔の話を聞きたがるとは…エジプトに行くせいじゃの
    孫:うん、美術館にあった石版はもうエジプトに返されちゃったからね…←(えっ!? そうなの?)

    そう…明日ボクたちはエジプトに旅立つ
    そして3枚の神のカードをあの石版に掲げた時、もう一人のボクの記憶探しの旅が始まるんだ

    【祖父から孫へ愛の教訓】
      ワシはあの時、傷を負って、千年パズルをそのまま持ち帰った…
      じゃがあの墓の奥には前人未踏の領域が存在していたのかもしれん
      そしてその先を進む試練を託されたのは千年パズルを組み立てた…
      遊戯…千年パズルの持ち主はファラオの魂を受け継ぐ
      それには絶えず試練もつきまとう
      どんなことがあってもその試練に負けてはならん
      人には試練を克服して初めて得られるモノがある



    なんと、デュエリストの石版はもうエジプトに帰国だそうです!!
    童実野美術館で展示したくらいじゃ多額の運送費も出ないよ…。イシズ姉さん、赤字だよ!
    普通は各地の美術館で展示を行い、一年くらいかけて運送費を稼ぐものだが、さすが政府要人のイシズ姉さん。
    用が済めば、さっさとお持ち帰り!
    でもどこに持ち帰ったのかが気になるな…。


    孫に人生訓を語る祖父…良い絵だね。
    この二人、仲が良くて羨ましい。
    じいさんの前だと表くんも甘えん坊さんになるので、とてもキュート(*^_^*)
    双六さんも孫にやりこめられているけど、そのやり取りがとても自然!
    カードの前では子供に戻ってしまう双六さんに、ホプキンス教授も惚れたんだろうな…と妄想(笑)
 


★学校の屋上で語り合う、キミとボク!★
    身体を壁にもたせかけながら、足を投げ出すように座る表くん
    王様はフェンス越しに外の景色を眺めている…


    表くん:もう一人のボク
    王様:どうした…相棒
    表くん:もう一人のボク…ボク…キミに言わなきゃいけない事があるんだ
    キミはボクに遠慮しているんじゃない?
    バトルシティで神のカードを手に入れてからいろいろあって…いつの間にかキミは記憶探しの旅に行くことに遠慮しているんじゃないかって…ボクにはそう思えるんだ

    ボクが千年パズルを組み立て、ボクはキミと出会った
    キミが現れたお陰で、孤独だったボクに城之内くんや本田くん…海馬くん
    とってもたくさんの仲間が出来たんだ
    ボクはキミから感謝しきれないくらいのモノを貰った
    なのに…キミはボクに遠慮をしている
    それがボクにはつらいんだ
    もう一人のボク…ボクに遠慮なんてしないで! ボクはもう…一人でも大丈夫

    王様:分かったぜ! 相棒
    だがこの先、オレの身にどんな事がおきようと相棒や皆のことは決して忘れない

    表くん:もう一人のボク…ボクが千年パズルを作り上げたように、今度はキミが記憶のピースを組み立てていく番だね
    その目的を果たすまで、ボクたちはずっとパートナーだからね!
    王様:ああ、相棒!!


    いつの間にか王様に励ましの言葉をかけられるくらい成長した表くん…。
    すごくカッコ良いねぇ(*^_^*)
    たくさんの仲間の中に社長も入っているところが彼らしいよね。
    やはり表くんは社長が好きなんだな。

    『遠慮』…出ましたねぇ〜吉田さんお得意の「ちょっと回りに気を使い過ぎる王様」が!!
    「記憶探し」を王様が遠慮していたなんて初耳ですよ。
    単なる表くんの深読み!?
    闇マリク戦で死闘を繰り広げた王様が、今更、何を遠慮するというのか…(^_^;)
    でも、表くんの「パートナー」発言はちょっとドキドキ★
    男前な愛情表現が彼の魅力ですね。



★★★次回予告★★★
    もう一人の遊戯を「失われた記憶の世界」に旅だたせるため
    エジプトへ行く決意をする遊戯…
    その前に立ちふさがる獏良くんは
    いったい敵なの? それとも味方!?
    神のカードを羽蛾と竜崎から奪い返してくれたかと思うと
    究極の闇のゲームの始まりだ!!っとか言い出すし…
    なぜか海馬くんにまでデュエルを挑もうとするの

    次回 「動きだした闇のバクラ」
    デュエルスタンバイ


    ★★★次回予告★★★

    ミニスカ・ファラオ登場に興奮を抑えきれない海馬くん
    「これからずっとあの生足を見られるのか…」
    そう思った途端に吹き出す鼻血!
    横で見ていたモクバくんが
    心配してティッシュを差し出しても
    テレビの遊戯に夢中で、ぜんぜん気がついてくれないの!

    仕方なく、モクバくんがティッシュを固く丸め
    海馬くんの鼻に差し込み、あふれる鼻血をとめようとしたら…
    ええぇ!! 耳から血が出てきたわ!


    次回 「耳から味噌だれ」
    デュエルスタンバイ



作画監督=平川亜喜雄
脚本=吉田 伸
絵コンテ=南 康宏
演出=鶴田 寛


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