- 2005年01月06日(木) 寒の入り。暖冬と言われていたが、暦通り寒い。 寒いのもあってか、疲れが沈着して来ている感じ。 - 始業 / 友人のメンテナンス / 恐るべし冬ソナパワー - 2005年01月04日(火) 今日から大学授業再開。 賀状を書きあげた後、明日までの調べものをしていて目がしばしば。霞みまする。いい加減、視力回復器をまた買おうかしらん(昔使っていたのはもう壊れた)。 ++ 届いた年賀状が去年に比べてがたっと減った(ように感じる)。 もっとも、私自身が昨年中に出さなかったので、同じように来た賀状だけに返事しようという方とは、必然的に疎遠になる要素があらわれる。 そもそもこの数年、バイトだの学校だの目の前のことに一所懸命になって、社交に私は余り力を注いで来なかった。つまり、友人のメンテナンスを大してしていなかったのである。 先月、ふと、かつては人と人をつなぐのは私の十八番だったなあと思い出し、懐かしくなった。 その頃は単に人間関係に依存していただけかも知れない。 しかし、最近、人とつながる力が薄れているのも事実だと思う。 もちろん、日常的に接している友人で、賀状抜きの間柄の人も沢山いるし、「虚礼廃止!」と謳っている人もいるので、年賀状だけが友情ではない。 また、友人の人数が多いのは良いことだが、無限に気が合う友人ができる訳でもない。だからこそ友人は得難いのであり、メンテナンスもまんべんなくできるわけはないから、減っても気にしないことも大事だろう。 その上で、今年は儀礼賀状がほぼなかったので、それでも賀状をくれた方々は有り難いというか、本当に季節の挨拶だった気がする。 そして、ただ閉じこもるのでもなく、とある友人の様に、自分のペースで、自分の足で立って(何回この言葉を繰り返したことがあるのだろう!)自分で自分がかかわることに責任がとれるような、自律/自立した自由人として生きていきたいと思い始めた年頭である。 ++ ▼イラクでクルド語版『冬のソナタ』放送へ ▼エジプトで『冬のソナタ』放送へ かつて「おしん」がアジアに輸出されていたことを思い出す。 映像は余程雄弁に国と国を結びつけているようだ。 おしんと冬のソナタは毛色の違う作品だが、韓国の良い宣伝にもなるだろう。 - - 2005年01月03日(月) 「死刑執行人サンソン〜国王ルイ16世の首を刎ねた男」(集英社新書) を読んでいます。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087202216/wakakospicnic-22 新書ながら重厚で読みごたえがあります。 久しぶりにわくわく歴史書を読んでいます。 なぜだろう? ジョルジュ・ラ・トゥ−ルの絵を見に行きたいから? 彼は17世紀人だけれども。。 昔ものすごくすきになった本、「鳴り響く鐘の時代に」にも、死刑執行人が出て来たな、と思い出しながら。 ++ 年末はやる気がでなかったため、これから頂いた賀状の返事を書きまする。 - 映画「ハウルの動く城」 - 2005年01月02日(日) 映画「ハウルの動く城」を観にいった。ネットのニュースで迫力に欠けるハウル,宮崎監督は宮崎神話にあぐらを書いてしまっている,というのを読んだが,その記事どおり,夏頃,予告編を見て期待していたほどではなかった。キムタクや倍賞千恵子が声をやっているからどうなの?とも思う。原作があって脚本を仕立てているためか,メッセージも分かりにくく,また,ストーリーも説明不足だ。たとえば,主人公ソフィーの魔法がなぜ取れたのか,またなぜ時々魔法が解けて若返っていたのか,想像はつくにしてもよく分からず,それに対する言及がない。 さらに,物語が粗いだけでなく,なんとなく画面全体が荒っぽく感じる。色使いといい,背景の処理といい。あたかも,印象派時代のモネが柔らかに丁寧に光を描いていたのに対し,晩年,視力を失ってから,色が調和を超えて派手になり,さらに描かれるものが形を失っていくかのようだ。 声優さんが声を担当し,一部の人が評価していたころ,そしてじわじわと観客を増やしつつあった頃の,「ナウシカ」や「ラピュタ」はたまた「紅の豚」のころのほうが作品のできもよかったし,期待通りの大作だった。 久しぶりに結構歩いたような一日。 - あけましておめでとうございます - 2005年01月01日(土) 旧年中は、多くのお力添えを頂き、ありがとうございました。 本年も御指導のほどよろしくお願い申し上げます。 年頭にあたり当HPにいらした 皆様のご健,御多幸をお祈り申し上げます。 平成十七年 元旦 - - 2004年12月30日(木) 紀宮さまの婚約発表と記者会見。 イ・ビョンホンの来日。 紀宮様と黒田さんの記者会見では, しっかりと言葉を選んで話される紀宮様に好感を持った。 本来,紀宮様のニュースがトップにくるおめでたいことだったのだろうけれど, 今日は奈良の小学生の少女誘拐殺害事件の犯人が逮捕されたので(彼は前科もあるらしい。もう塀の中から出てこないで欲しい!),そちらがトップになってしまっていた。 どうぞ,お幸せに。 - 免疫という自己責任論?・・ 安保免疫学の危険な香り? - 2004年12月29日(水) ▼安保徹&無能唱元「免疫学問答―心とからだをつなぐ「原因療法の勧め」」(河出書房新社) を読む。 心と体をつなぐ,免疫の自律神経支配という安保学説は非常に興味深いし, 全体的に分かりやすいたとえの本で面白い。 しかしだ。 危惧することが一つある。 それは,「ガンをはじめ病気はストレスが原因なのですよ」と言い切ってしまうことだ。 たしかに,感染症におけるウイルスもしくは細菌感染は,個体にとっては広義でストレスであるには違いないが,すべてストレスですと言い切ってしまうのは, すべての病気はあなたが原因を作っているのですよ,と,一種(今年のイラクでの邦人人質事件に見られたような)の自己責任論になってしまわないだろうか? 色々な要素が絡み合って病気になるんですよ,という説明の方がよろしくはないだろうか? 以前,テレビの清明に関する特集番組で,柳澤桂子さんが「病気そのものが悪いんじゃないんです(結果として病気がわれわれにとって都合が悪いというだけなのだ)」,「患者は病を負った自分を責めがちだけれど,自分が悪いわけじゃない,全人類の中で,たまたま病気に偶然あたったのだ,そして病にあたったことは他の人の身代わり的なことで,そのことは人類全体が負うべきことだ」という趣旨のことをおっしゃっていた。 特に,遺伝子の病気の場合などは,環境でどうのこうのできないことも多いわけだから,なるほど,と思った。 実際,病気になったとき,ストレス源が明らかに分かったり,さらにそのストレス源を除去できる場合もあるだろうけれど,すべてストレスですよ,あなたの免疫力の問題ですよ,ということは,患者を余計苦しめはしないだろうか? ストレスかもしれないが,そうでないかもしれない, 自分が悪いばかりじゃないんだよ, そういう担保が患者には必要だろうし, 同時に,すべてストレスが悪いのですというスタンスは, うまくいえないのだが,(代替療法を含めて)医療の怠慢を招くように思われてならない。 - スマトラ沖地震その2 / 肺がん薬イレッサ - 2004年12月28日(火) 昨日朝,スマトラ沖で地震が起き,広範囲で津波の被害があった。 マグニチュード9の威力はかくもありきか。 28日4時現在,確認された犠牲者は2万3千人を越し,インドネシアだけでも2万5千人に達する見込みという。 タイのリゾート地などでは,海辺にいた観光客が標的となり,犠牲になった8割が外国人だという。 南国での年始年末,もしくはクリスマス休暇が飛んだ惨状となっている。 それにつけても,このような規模の津波の被害を見ると, いろいろな神話や神話上の一晩で海底に沈んだという「ムー大陸」の話もあながち嘘でないと思う。 ++ また,肺がん薬イレッサの延命効果がないことが分かり,承認が取り消されるかもしれないという。 ▼肺がん薬「イレッサ」延命効果なし、承認取り消しも がん細胞の縮小効果はあったあと言うことだが。。 鳴り物入りで承認,使用開始された薬だけに,残念なような,また新薬開発は難しいと思うような。 - スマトラ沖地震 - 2004年12月27日(月) スマトラ沖で地震が起きた。 ツアー客の安否は旅行会社を通じて行えるが, 個人客は把握しきるのが難しいだろうなあと心が痛む。 ++ 在宅酸素療法の雑誌に,おそらく20代後半とおぼしき(せいぜい30代そこそこ)の若い女性の医師が載っていた。自称「酸素をつれた医師」。満面の笑みと明るい文体だ。気管支喘息が重く,医学部在学中の5年目より在宅酸素療法のお世話になっているのだとか。現在は放射線科の画像診断専門の医師らしい(T大病院)。 現在のようなスーパーローテーションが彼女の時代にはなかったので,それも幸いしているのだろうが,在宅,いや病院にいる時間が長いので「在院」酸素療法をされながら医師として働いておられる姿に,感動,というと安っぽく聞こえるが,胸を打たれ,同時に元気をもらいました。 - お勧め映画☆「スーパーサイズ・ミー」 - 2004年12月26日(日) 朝から慌しい一日だった。とはいえ,午前のアルバイトのぎりぎりまで(今日こそはホントぎりぎりまで)眠ってしまった。。 密な指導を終えた後,ダッシュでお取り置きしてもらっていた商品を受け取りに行き,バイトの本当に文字通り合間を縫って,念願の映画「スーパーサイズ・ミー」を鑑賞。エンディングになったらダッシュで次のバイトへ。夜までバイトでそのあと打ち上げ,トルコ料理。 帰宅後腫瘍学のレポートの足りないところを足してようやく完成,プリントアウト(翌日郵送したが,今思うに配達証明をつけるか,簡易書留にするかすればよかった。単位がかかっているので,年末のこの時期に届いたかどうかはらはらしなければならない) 安保徹「最強の免疫学」 読了。 面白いです。イメージがよくつかめる。 ++ さて,この映画,監督自らマクドナルドのハンバーガーを毎日毎食一ヶ月食べ続けることで,ファーストフードがいかに体に悪いか,これまた文字通り体を張って示したドキュメンタリー。 これがしょっぱなから面白かったです。主演ジョージ・ブッシュの「華氏911」を撮ったマイケル・ムーア監督の「ボーリング・フォー・コロンバイン」という,銃社会をテーマにしたドキュメンタリーなみの,のりのりハイ・テンション,笑える笑える! アメリカの公立学校の給食風景も出ていたが,ファーストフードのところがほとんどの模様。かつて私がアメリカの小学校に行っていたとき,チーズバーガーだのフライドポテトだのの給食がまずくて食べれず,毎日ほぼ残していたのは,実は私の味覚が体に対して正しかったのではないか,などと思ってしまった。 つくづく,日本の学校給食とか,大学生協の食事だとか,はたまた社員食堂だの仕事場に配達される弁当の類が,仮にまずいことがあろうと,体にとって配慮がなされているのか,改めて感謝の念を感じた。 また,不登校などの問題児が通う公立高校では,給食を手作りにし,野菜などが十分取れるように配慮したところ,生徒が落ち着き,問題行動が減ったと出ていた。 オーガニック社とかいう会社のサービスらしい。ホント美味しそうな給食で,トルコのトラットリア(軽食食堂)を思い出した。 食料自給率200%のトルコでは,ファーストフードとはいえ野菜の煮込んだ美味しい料理が出てくる。旅行に行ってそのあまりの美味しさに感動した。友人などは,帰りの飛行機にのるバスの迎えの時間まで40分ほどあったものだから,その間猛ダッシュで気に入ったトラットリアまで駆けて行き,機内食が出るのは分かっているにもかかわらず,満腹になるまでトラットリアのサラダバー(生野菜だけではなく,ちゃんと火を通した料理まで出てくる)とパンを食べに行ったくらいだ。 こういうファーストフード店ならぜひ日本にも進出して欲しいと,友人と熱く語らい,帰国後大学生協食堂に「かくかくしかじかのトルコのトラットリアのようなサラダバーを大学生協にも設けて欲しい。トルコのファーストフード店で行っていることが日本でできないはずはない,栄養面でも優れているから是非検討してくれ」とワタクシ投書した。 そのために某大学生協食堂ルネでサラダバーが始まったのかどうかは小生の知るところではないが。。 ++ それはそうと,映画には街頭インタビューで出てくる以外の女性が数名いる。監督自身の恋人がとても愛くるしいのは,まあ映画のために選ばれたのではないので,さておき,管理栄養士さんと女性の医師がきれいでかわいいのですよ。男性の医師たちはそうでもないんですが。。普通に俳優業やってそうな勢いだ。これはビジュアル面で選んだのだろうか?それともたまたま?それともはたまた医師と栄養士はアメリカではみなさんおきれい? 非常に疑問に感じてしまいました。 ともあれ,マイケル・ムーアの「ボーリング・フォー・コロンバイン」と並んでこのドキュメンタリー映画はエンターテイメントとしても面白い。 そしてこういうドキュメンタリーを生むアメリカは,(この理知的な部分においては)好きだ。 -
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