街の大きさを身体で感じて / 研修医のうつ - 2004年02月23日(月) 2/22−23 自転車で久しぶりに下鴨を通った。 きれいで、懐かしくて、新鮮だった。木々が美しいなぁと思った。 上賀茂の向こうまで行って、京都も広いな、と思った。 最近、undergroundばかりで移動してたから。 目一杯、自転車を漕ぎながら、自分の身体で町の広さを感じた。 ちょうど、日曜朝のテレビの「所さんの目が点」で、歩くことの大切さをやっていた。1万歩(2時間半ほど)歩いて300キロカロリーの運動。階段ののぼりなら30分で、自転車は一時間で同等のカロリー消費になるという。ならば乗らない手はない。 この調子だ!春は身体が軽い。 ++ 久しぶりの実験は、手際が悪かった。やでやで、まあぼちぼちいきましょうか。 ++ 時々、このひといじめられたり外されたことないんだろうな、って思うことがある。 時々、このひと、外されないために一生懸命振る舞って来たんだろうな、と思うことがある。 ++ こんな記事を見つけた。 ▼研修医4人に1人、1〜2ヵ月でうつ状態に 文科省調査 ううむ。「労働環境の改善はもちろん、やりがいを感じる仕事を与えるなどストレスの緩和に配慮する必要がある。うつの予防・早期発見が安全な医療につながる」とあるが、その通りだと思う。働く人の健康も、患者さまのために大事だ。 - - 2004年02月21日(土) 今日も春のような暖かさだ。4月中旬相当の気温らしい。このまま暖かくなればよいが、そうは問屋がおろさない。 勉強していてほとほといやになって来た。問題集を解いている時はまあまあ快調だったのだが、どうもきちんと理解できていないらしく、実際の問題となるとからきしダメ。愕然。甘くはない。 コンピューターの方もあちらこちら傷が。。わたしゃこれを5年は使いたいんだ。 デハデハ - 春待ち月 - 2004年02月20日(金) 晴れ。春のように暖かだ。気温も、桜の頃くらい暖かくなっているのではないだろうか。 早速自転車を購入し、乗ってみる。 友人が、私が「文学部」のことを「ブンガクブ」と書くのを、対象化しているのと、愛着を持っているからだと評したが、確かにその通りで、ほのかな、どころか、かなりの愛着をあの時代に抱いている。 思い返せば、文学部のあの薄暗い校舎やそこでの先生、授業、に愛着を持っているより、年齢のことなんか気にしたこともなく(当たり前に、ではないにしても、ストレートに人生は進んでいくものだとどこか思っていた)、自分が若いのは当たり前であり、そして、無限の可能性を抱いている(正確には、無限の可能性を抱いていると思い込んでいた)自分に、私は未だに愛着を持っているのだろう。 が、もう時も経ち、無限の可能性どころか、夢を実現させていってもいい年頃ではないだろうか。 空はどこまでも青いように人生の可能性は無限だと思っていた頃の私は、28才頃には国連の辺りを闊歩しているなどと夢見ていた。 しかし、それは甘い期待で終わり(実際には、何か方向を間違えた努力をしてTOEICやTOEFLでちょっとばかし優秀な点を取るに終わり、その努力は、ちっぽけな語学学校の講師としてまずは小さな芽をだした。次にそれをバネに高校の英語教員になった。そう思えば、無意味な努力ではなかったのだとは思う)、 紆余曲折(?)を経て私は医学部に在籍していた。 しかし、医学部に入るまでがモラトリアムだと思っていたのに、いつの間にか、学生の間はゆっくりで善いと思い始めている。 それは悪いことではないかもしれないし、実際にモラトリアムなのかもしれないが、どこかしら自分に覇気がかけている気がする。 メルマガにしても、これが将来の自分の職につながるかもしれないからと真剣に打ち込む人もいれば、私はものも書きたいだのなんだの御託を並べながら、メルマガはほったらかしにし、種々の無償の努力をしようとせず、ただ日記だけは、それでも内発的原動力から書いている。 ものを書きたい、論理的な思考を鍛えたい、というのなら、書けばよいではないか。 ○○になりたい、△△をしたい、というのなら、一歩ずつ行動を起こせばよいではないか。 そうそう、棚からぼたもちは落ちて来ないし、 幸運の女神さまはとても素早くて、前髪を掴むのはとても難しいのだ。 医学部に入り、早くナニモノかにならねばと焦ることを放棄(しようと)したせいで、さらに最近私はあと5年はある、などと思うに至っていたが(気がつけばあと4年か)、もう少し夢に対して貪欲に目標にし食らい付いてよいのではないだろうか。 春だ。暫く、スローペースで過ごしていた。4月からのこともある。そろそろ、復帰しよう。少しずつでいいから。 - 心ほどけて春 / 盲導犬 - 2004年02月19日(木) 春のように暖かな日だった。春の足音が、もうそこまで来ている。 こういう日は、心がほどける。 丁度、解剖実習の納棺の日だった。 合わせて、3年生たちは今日が神経系の再試験の日だったとのことで、 みなから解放感が立ち上っていた。 その喜ばしい気を、私も目一杯身体に受けた。 ++ 深夜、勉強しながら、プロジェクトXの再放送を見ていた。戦後間もない時期の、日本初の、盲導犬の訓練の話だった。 犬を馴らすところから、すべてが手探りで、本当に大変そうだった。 ふと、高校の教員をしていた時の英語の教科書を思い出した。盲導犬の話が出ていた。いや、教員の時ではなく、その前、教育実習の時だった。高校二年生の教材だった。 そのとき、私はいかに盲導犬という存在が素晴らしく、そして視覚障害者の手や足になるのか、生徒達が余りにもしらけているのを尻目に、熱っぽく話したつもりだった。必要な存在なんだ、確保されて然るべきだ、と。 そのとき、訓練するハウツーはもう出来上がったものであり、それよりも、必要な人に行き渡らせる方法が欠如しているのだ、そんな思いで教壇に立っていた。私なりに語ったつもりだった。 しかし、それは全く不十分だった。犬をしつけるプロセスがどんな試行錯誤を重ねて培われたものか、それを私は知らなかったのだ。 ときどき目からウロコが落ちる。 この日も、また、一枚、不十分ながらにも、落ちた。 - - 2004年02月18日(水) こんな記事を見かけた。 精神疾患、260万人=うつ病は3年で1.6倍−外来患者増える・厚生労働省調査 - 薬剤報酬の研修 / ウエイターの10年後は? / タイミングと弱さとまとまらなさ - 2004年02月17日(火) 今日は、友人の薬剤報酬の研修に、要約筆記としてお供。自分が所属していない会社の研修なんてなかなか拝めるものでもないし、薬剤師さんの仕事の一端を垣間見ることが出来た。ただし、身体をよじって3時間半余り過ごしたため、目が疲れ(友人の若白髪を抜くのにハマったせいもある。抜かれるのが好きだそうで。。抜くのも快感なんだよね。プチッと。)肩が凝って。。 終わってからコロニアルスタイルのベトナム料理店でごちそうして頂きました。ありがとう。ごちそうさま。 それにしても、ああいうお店のウエイターさんは若い人が多いけれど、彼らは10年後どうするんだろうなぁ、ッていつも不思議です。特にサービスが良ければ良いほど。勝手に10年後を気にしてみる。 ++ 私自身、弱い人間だと思うし、それについてもいろいろ思うことがある。先日、何かを機に、かそうでもないのか、痛切に、というより、じわっと思った。少しまとまらないまま、過ぎているけれど。 かつての同級生の友人が12月に結婚(事実婚というやつ?)したときに、「いろいろ周りからは羨ましがられるけれど、私自身もそれなりに悩んだり苦労してここまで来たから羨ましがられても困る」、そして照れ隠しもあるのだろうが、「就職したのも、資格をとったのも、今結婚しておかないと困ると思ったから」と別の友人に言ったらしい。その間接的に聞いた言葉に、彼女らしいと思うと同時に、気持ちは分かると思った。私もそういうところある。このことへのびいんと共感し、揺り動かされた気持ち、それもいまだまとめていないままである。 同時に弱い人間である。 そのことを。 - 日本の大学生中程度の抑うつ39% - 2004年02月16日(月) 2/15 15日のNHKのニュースになりますが、 「日本の大学生 抑うつ傾向高い」 という、国際比較の結果が出ていました。 台湾、韓国につづき、日本では中程度の 抑うつ状態の学生が多い(39%)とのこと。 世界平均は20%だそうで、その数字すら5人に1人で多い! と思うのですが、日本はなんと5人に2人の結果が出ました。 調査の分析では 日本などアジア地域では個人より集団を重視するので人と比べたり人に合わせたり しやすく、抑うつ傾向をもちやすくなっているのでは、 とありますが、 一見楽し気な娯楽や自由な(?)行為の選択肢に満ちた ニッポンの学生を取り巻く状況はもうちょっと複雑なのでは、と感じました。 大学の教育が学生のやる気や可能性を十全に引き出していない (以前は大学は高校までと違い、自分で動くものだ、という主張が 大手をふってまかり通っていましたが、 料理をしたことがない者にいきなり厨房を与えて 好きに使って食事を作りなさい、というのが無謀であり、 まずは調理教室やカフェテリアから始めるべきであるように、 大学教育への補正がより必要だろうし、改革も行なわれているのでしょう)、 大学のシステムの問題、 さらには、同日の報道になりますが、 「日本の若者 20%が無職状態」 という社会の閉塞状況などが持たしている結果でもあるのではないでしょうか。 ++ 個人的には、「ああ、憂うつになるのは私だけじゃなかったんだ」と、 かつて在籍した文学部での陰鬱な日々への ちょっとした免罪符と慰めになったのでした。 ++ 2/16 風は冷たく強いが空は青い。 先週丸々のおやすみを経て、今日は脳実習へ参加。小脳の歯状核や扁桃体などを観察。やはり行くと楽しいです。 昨日は読書か勉強をしている時の姿勢が悪かったようで、夜猛烈に痛くなりました。当たり前のことだけれど、やはり継続して作業する時の姿勢は大事! - B級グルメ:松屋牛めし探訪記 - 2004年02月14日(土) しつこくB級グルメの俗な話題で失礼しますf^^; 今日、松屋ぶためしがなくなる前に食べに行こう! と夕食がぶためしでした。 かなり牛丼に近い味わい。 みんなぶためしを頼んでいる気配。 聞いていたように、 美味しい。 やった!と満足して店をでようとした時、 ふと一つの疑惑が。 券売機にまだ「牛めし」のボタンがあったんです。 おまけに、「肉がなくなり次第牛めしは中止します」という張り紙はあるものの、 「ご愛顧ありがとうございました。当店では牛めしの販売は休止いたします」 という張り紙はない。 おまけに、昼時は牛めしやぶためしなど看板商品は扱っていない模様。 これはあるかも!、 だれももうないと思って注文してないだけでは、 と思い、もう一度テイクアウトするため中に戻ろうかと迷いましたが、 少し恥ずかしく一旦帰宅。 帰宅後、ネットにて 牛丼チェーン:松屋でもほぼ全店で牛めしの販売打ち切り」 の記事を発見?「ほぼ」というところに、これはまだあるのでは、と期待をかけて店まで走りました。(午後8時過ぎ) あるある。 「牛めし並」を3個もテイクアウトしましたが、 嫌な顔一つされずに余裕で持ち帰れました。 大盛りをテイクアウトする人も。 あの店には、まだお肉が結構あると見た! (ただし、週末のどこかでなくなるのでは、と思いますが、、) ++ え、踊らされてる? そう思いますよ。国民もマスコミも、牛丼280円/290円に。 いいの。流行りなんて何よ!と思っていたけれど、 流行ってるものには(自分が受け入れられる限り)乗ってみることに3年前ごろから 方向転換したので。 なんて言い訳も、帰り道、つらつら考えつつ。 ちなみに、件の店は、京都市左京区の「百万遍店」です☆ (以上、おしゃべり系MLへの投稿とほぼ同文) - - 2004年02月13日(金) 今日は心までほどけるような暖かな日だった。もっと外にいたら良かったなー。こういう日こそ、オープンカフェで勉強や読書したら気持ち良いんだろうなー。 ほんとにこの一週間(月曜日から)ぐうたらしていた。 久しぶりに(一週間ぶりに)体重を計ったら増えていたし。ま、ドンマイドンマイ。 ++ 今見たい映画が幾つかあって、相変わらず「半落ち」、それからビデオになるけれど「偶然の旅行者」、「25時」も気になる。それからヒューグラントさまの出ている「ラブ・アクチュアリー」。見たい!見たいぞ! その「ラブ・アクチュアリー」について、FM京都αステーションのDJ谷口キヨコことキヨピーがコメントしてて、「ま、デート映画ですね。でも片思いしてる人は本とぎューと来ると思いますよ。」続けてキヨピー曰く「片思い、しないよりした方がいいですよねー」。 この言葉に、妙に同感。これがローティーンだったら「片思いなんていや!両思いになりたい!」と思ったであろう気がするし、一つの恋が絶対(その時はね)わけで、「しないよりした方がいい」なんて思えなかったと思うけれど(まぁ、今はどんどん一つ一つの恋愛の重みが相対的に下がっている時代のような気がするので、そこまで思いつめる人も減って来ているかもしれないけれど)、そして、昔好きだった人たち(その時はその思いが絶対であったにしても)に対してなぜ好きになったかというのは今思い返してもどこか観念的で茫漠としている場合が多いのだが、それでも、この年になったから「片思いでも人を好きになった方がいい」とすんなり心の痛みもなく・・ほろ苦い思い出すらもほとんど伴わずに??思えるのかもしれない。 - - 2004年02月12日(木) 松嶋菜々子のようにきちっと自己管理して予定を立てる人でありたい(汗) 5日で牛めし打ち切りというニュースを聞いて (更に一部店鋪ではすでに打ち切っていると聞いて)、 夕方松屋河原町店に食べ納めに行きました。 ちゃんと、入る前にこそっと 自販機のボタンに「牛めし」があることを確認しました。 夕食時で中は混んでおり、記念食事と思しき主婦や女の子の二人連れも目だちました。 お店の人の「お肉がないー」という叫びが聞こえたので、 「お金払ったのに!」とひやっとしましたが、 ちゃんと出て来ました。ちゃんと牛肉もたっぷり乗ってました^^ 先日の吉野屋の牛丼より2倍はお肉が乗ってました。 (ただ、隣の大盛りのお兄ちゃんと私の並みの量的な違いが余り分かりませんでした が。 こりゃ、15日までもたないわー、と思っていたら、 案の定帰宅してこんな記事を見つけました。 ▼松屋「牛めし」販売も打ち切り早まる「記念食事」多く 昨日深夜の配送分で終わりとのことですので、 そろそろ販売打ち切りというところでしょうか。 それにしても、 「牛丼」を国民食(??)に育てた吉野屋はすごかったですね。 和製ファーストフードチェーンですものね。 意味もなく、 なんかちょっと感慨に耽る私。 -
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