Wakako's Diary 道すがら記

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書店探訪 - 2004年01月16日(金)

センター試験の準備で授業もなく、実験もなかったので、午前S予備校でバイトのあと、バスに乗って三条まで。本屋に入るとマイケル・ムーアの新刊と
小倉千加子「結婚の条件」
酒井順子「負け犬の遠吠え」
が入り口に平積みになっているではないか。

おお、これがうさわの本だ、と手にとってみる。
小倉千加子、ううう、ちょっと筆が滑っている嫌いはあるが、分析はおおよそ正鵠を射ているのではないか。政府は女性の様々な理由や願望を汲み取って政策を立てるべきだ、とか、50歳以上は行政に性を持った存在と見なされていないようだが、ここは渡辺淳一氏に代表して政府に苦言を呈してほしい、という下り、膝を打つ。

さらに、酒井順子。「この年になっても嫁かず、子もなく」という表紙に、この人幾つだっけとプロフィールを見る。ん、1966年生まれ?まだちょっと甘いんじゃないの、40過ぎてから、いえいえ桃井かおりなんて五十過ぎてテレビのトークで「ねーえ、どんな男がいい?」って語ってるのよ。あなた50過ぎてからにしなさいよ、それに、自分のキャラクターを負け犬って固定化してどうするのさ?あなた、山田邦子みたいに滑り込み婚(失礼>山田邦子さま)したときどうするのよ?「如何にして余は負け犬から普通の犬となりし乎」ってタイトルで本書いてくれるのよね?と心の中で突っ込む。


しかしどうやら、この書には、政府の少子化対策協議会の委員を務める筆者のまさに骨身を削ったシニカルな笑いが隠されているらしい。。(つまり、額面どおり読んで「ちょっとぉ、どうして負け組みって言う分類を作るのよ?」と腹を立てるのは初級の読みらしい)

その他にも中国人の方が先に「新大陸」を「発見」していたというノンフィクション「1421」なども興味を引く。

が、私の手にはスーパー・サカエのずしりと重い買い物袋が。むう、と諦め帰宅。

そののち、近所の大学生協に。ひさしぶりだぜ、などとるんるんして見てみるが、あの平積みになっていた本達がない!ない!
棚も隈無く回ってみるがない!

ショック。

あああ、オーバードクター達がうごめく大学生協で「女性30歳代以上、独身、子なしは負け組」なんて物は置いてはいけないのね、いえいえ発刊当初はあったかもしれないけれど、少なくとも数カ月経った時点ではブックファーストと違って置くべきものではないのだ。
そう、オーバードクターや院生で、既婚かつ子持ち、はいなくはないが、余程ポストやら理解者やらに恵まれていなければ実現不可能である。
とはいえ、彼らは有望な若手である(はず)からして、決して、彼らを負け組と呼んではならないのである。

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途中、「読書会で、サイードの○○章を読もうと思っているんですが」と携帯で喋っている男子学生の声に、ゾクっとした。
懐かしい。読書会。
訳も分からずにドゥルーズやフーコーを読んでいた頃が懐かしい。
ツールは携帯というものが導入されて普及しているけれど、あの頃と変わらないのかな、と思ったりする。

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なんか今の状態にどっぷり満足してちゃイカン、私は必死で(??)努力して自分の足で立つことに(ってどの程度よ?とは思うが)しか能はないのかな、というか、30代後半開花を目指してどん欲に爪を研ごうぞ、と(以前も「使う時のために爪を研いでおこうよ」と友人の言葉に奮起を感じた覚えがあるが)ピーンと思う。

自分も普通のカテゴリーに入るかなと暫く幻想を抱いていたが、まぁ普通といえば普通なのだろうが、偏差値50付近みたいな普通はもはや人生には存在しなくて、あるいは存在していても普通であることはもう諦めなければならなくて、それを受け入れるべきなのかな、と思った一日だった。


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- 2004年01月15日(木)

友人とチゲ鍋。ちょっとキムチ味が薄かったかな?鍋いっぱいお野菜を摂りました。

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実験は(おそらく)失敗。切片の染色が濃くなり過ぎた。再現性がない!と注意を受ける。何がいけなかったのかなぁ。漱ぎが不十分で濃くなったのかなぁ。

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楽しみながら節約をしよう!
節約は楽しい!
今日も私はお風呂の残り湯を最大限活用(?)して洗濯と入浴を平行しながら進めてしまう。セーターも洗ったよ。
振り返れば、母もお洒落着洗いはわざわざ洗うのではなく、入浴の際にちょちょっと終えていたような。。洗濯物はため過ぎると汚れが沈着するし、ためることでスペースも余計にいるし、替えも余分に必要になるから、母のようにちょこちょこと洗うのは合理的なことだった!

楽しみながら節約を!というきれいなページを発見。

ヴィヴィアンのせいびんぐ 〜節約・収納〜

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そうそう、ちょっと怖いのが「トラッキング」。コンセントの埃から発火して火災の原因となる現象。

もしかして私の下宿が以前原因不明で燃え去ったのはそのせいだったか?と怖くなると同時に部屋をもっと掃除しよう!とちか、、、う。

ほんと、物は置き過ぎず、楽しみながらすっきり節約ダイエット生活と言うのが理想かな。

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そうそう、以前テレビで5分間でカレーを作る術と言うのをやってました。それは味噌汁の残りにルーを足すと言うものでした。
私もやってみました。まったりしていけるのですが、青ネギを沢山足してしまったのはミスだった!やたら鼻をつく青いにおい。ううう。風邪に効きそうなくらいネギが個性を発揮して、美味しいと言えば美味しいのですが、くせが強い。ネギは少量にすべし、という教訓でした。


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- 2004年01月14日(水)

昨日夕方(ドーナッツを食べて?)気持ち悪くなったせいか、それとも2、3日前から時折気温の変化で頭痛がしていたせいか、今朝は起きあがれず、昼過ぎまで眠っていた。気が弛んだのもあるのかな?
そんなわけで、今日は一日解剖実習をお休みしてしまいました。ごめんなさい!

ところで、実況中継風の面白い解剖の読み物的教科書(?)を発見。読んでて面白いですよ。
竹内修二著「好きになる解剖学―自分の体を触って確かめよう! KS好きになるシリーズ」講談社、2003年2月発行

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見た夢。複数。

私は中学生になっていた。中学の時に好きだった人を学食で呼び立てていた。学食は木のテーブルだった。

すぐ場面は切り替わり、私は子連れでやたらせいたかのっぽで壁のないの新幹線に乗っていた。隣には小学校の時親しかった友だちが座っていて、そして、なぜ嫌われていたか今も分からない中学の同級生が座席の間をうろちょろしていた。彼女は歯科関係の仕事についているらしく、歯磨きがどうの、歯垢がどうのと言っていた。空を飛ぶ新幹線は怖くて、足元を見ないように私は座席にしがみついていて子どもを落っことさないのに精一杯だった。








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日本は雇用を作るのか? - 2004年01月13日(火)

暖かな昨日とは打って変わって、強い風が吹きすさぶ。
朝、ゴミを3袋出してすっきりした。
部屋が少しずつ片付いている?ような気がするこのごろ。

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日本の自衛隊派遣をサマワの地元民のうち92%が支持、雇用創出を74%が期待している・・そんな調子の記事が今日も朝日新聞に掲載された。今日のは先日の日本の自衛隊がくれば雇用が創出される、という「うわさ」を記事にしたものではなく、地元の新聞「アル・サマワ」の州内の住民に調査した結果として報じられたもの。

果たして日本政府は地元の人たちの雇用まで用意していく覚悟があるのだろうか?なぞである。

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また、今日も朝日新聞に自転車の記事が載っていた。今日は暴走自転車による人身事故が増えているという内容。

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夜寒くてなかなか寝付けず、ようやく眠ったと思ったら夢日記に書くのがふさわしいような中級の内容の夢を見たので、これは忘れないうちに日記に書かねば、と思ったが、睡魔に負けてうつらうつらしているうちに忘れてしまった。残念。




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自転車欲しい! / 変な夢  - 2004年01月12日(月)

昨日とはうって変わって、暖かな日だった。

4年近く使っていた体重計が先日壊れてしまったので、新しいのを購入。アナログの方が好きなのだけれど、目盛りが1キロ刻みだったりして、結局200グラム単位ではかれるデジタルを購入。

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先日、自転車通勤を始めた人たちの話を聞いたところだが、たまたまか昨日の日経新聞の日曜版には自転車通勤の記事が。
今日の朝日新聞には自転車による健康づくりの記事が載っている。

前者はできるだけ負担を感じないスポーツ車を使用することを勧めているのに対し、後者は「運動してる」と負担を感じやすいミニサイクルの使用を勧めている。

私自身、以前はかなりの長距離を乗っていたものだが、自転車にがたが来てからは怖くなって余り乗らなかった。更に、その6年半ほど使った自転車も秋に撤去されて数カ月自転車のない身。スポーツ用の自転車が欲しいなぁと思っている。

すいすい漕いだら気持ちいいだろうなぁ!

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昼近くまで眠っていたせいか、やたら夢を見る。時代劇の撮影現場に入り込む夢、そしてその中でなぜか細川俊一が松田聖子と夫婦役を演じていて、松田聖子が若い恋人を作っているという設定の舞台。私はなぜか和服を着て取材されることになっているのだが、取材されたのだかされてないのだか。夢の中で、既婚なのにこの質問は違う!と反発を感じたが、何を聞かれることになっていたのか実は覚えていない。なんだかその劇への出演自体が解剖学教室にコーディネートされている、みたいな。

目がさめると、案の定、そばでテレビの正月時代劇の「大友宗麟」の再放送をやっていた。

いくつか夢を見たのでどの夢の最後だったか覚えていないが、一番怖かったのは、直径10センチほどの黒い蛇が1メートル置きぐらいずつ川端の土手にいたのを見た時。しかしそれも、なぜか手足があるものがおり、蛇じゃない!と思ったところで目が覚めた。


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駅伝 - 2004年01月11日(日)

去年は応援用の旗を配るバイトとして馳せ参じた「全国女子駅伝」、今年は室内でテレビの前に座って観戦した。今年もしバイトを受けていたら、寒かっただろうなぁ。。

そういえば、今年は元旦初日から「ニューイヤー駅伝」を観戦し、中国電力を応援した。次の2日、3日は、全部ではないけれど箱根駅伝の観戦。
なんだか駅伝づいているなぁ。。

以前はあの中継がすごくざわざわしていて嫌で、父が毎年テレビにかじりついて見ているのが理解できなかったけれど、食わず嫌いだったというのか、実際見てみると単純に走るというだけのスポーツなのが、存外に面白く、夢中になってしまう。

また、ゴール地点の競技場では40位くらいをすぎると必死の形相の選手たちに観客から「がんばれ!」とともかく励ましのエールがひときわ大きな声で飛ぶ。ましてや最後、47番目ののゴール走者は「ファイト!ファイト!」とさらに大きな声援を受けていた。

その声を聞きながら。ああ、私もよく聞いた種類の声援だな、と半ば苦く思い出した。

運動が不得意な私は、体育の時間に5000メートル走でもしようものなら、だいたい最後あたりで必死でゴールインしたものだから、無差別にびりを応援するあの声をいつもうけたものだったのだ。

「わかちゃん、ファイト!ファイト!」

そう、あの声は、まるで落伍しかけている人間をなんとか落伍させまいとする種類の声援だ。敗者に無差別に投げかけられる類いの、どことなく憐れみにも似た判官びいき、いや救護隊の声援だ。

駅伝はびりにもびりの物語がある。
来週の日曜はひろしまで全国男子駅伝があると言う。がんばれ!


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- 2004年01月10日(土)

新聞記事によれば(ネットには見当たらず)、イラクのサマワでは日本の自衛隊が来ると日本企業も来て、仕事が貰えるという風説が立っているらしい。失業率70%のイラクに行くなら、どうせなら自衛隊よ、仕事を現地の人に持っていこうよ、と思ったり。とはいえ、雇い主が必要だから、そうは簡単に行かないか。

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新年初のbookwormメルマガ発行。
今日は
青木日照+湯川鶴章著、国際社会経済研究所監修
  ネットは新聞を殺すのか
    NTT出版 ISBN 4757101104  2003/09/25発行 本体1500円
   
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ブログや2チャンネルなどの草の根ジャーナリズムと既存のジャーナリズムの可能性、技術の進歩とコンテンツが車の両輪であることなどを豊富なインタビューを交え示す気鋭の一冊。




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- 2004年01月09日(金)

今日は解剖実習が予想以上に大変だった。皮下の脂肪が多くて血管や神経、そして筋肉を見るまでに大変手間がかかったのね。。

作業しながら班の皆とぶうぶう文句を言ったりこれヤバいでしょと言ったりしていたけど、我が太ももを見るに、同じくらい脂肪がついているかも。。

ともあれ、寝たきりでおられたらしく、片側の足ばかりうっ血していたりして、最後は苦闘されたのではと思いを馳せております。

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昨日の朝、5時台にテレビ放映されたノートテイクの番組、なんと火曜日の夕方も関西枠で放映していたとのこと。恐るべし、一体何回流れているのだ??私が知っている限りで3回はすでに放映されているぞ??

で、何か反響や良いことはあったのだろうか?
それともじわじわ良いことがあるものなのだろうか?

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染色の濃度はどうも昨日のでうまくいっていたよう。
来週また続きを、いよいよ新生児ラットを使ってやります。


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- 2004年01月08日(木)

天気予報で寒くなる、雪だ、と言っていたわりに、雪も2回ほど舞うだけで済んでそれほど冷え込まなかった。

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ラットの脳の切片の染色は、さらに一次抗体の希釈濃度を上げた(当初の80倍まで上げた)にもかかわらず、まだ十分濃い感じ。さらに濃度を模索することになる。
また、クリオカットによる切片の作製は、生後8日目のラットのはうまくいったが、3日目のはやり直しても更にぐちゃぐちゃになったので、今日はこれ以上あがいてもダメそうと中止。

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朝の5時台、NHKの全国枠で、ノートテイクのニュースで私が写っていたらしいが、まどろんでいて見逃してしまった!残念!!!!
そのあとやるかやるかと6時台、7時台見ていたが、なし。

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やはり私の部屋は物があり過ぎる!もっとシンプルライフを!お片付けダイエットを!


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- 2004年01月07日(水)

今朝は8時に家を出る出発のギリギリ8分前まで眠っていた。それで飛び起きて出かけたのだから、我ながらすごい(!!????私にしては、ってことね)。

ついに実家から以前購入して実家に持った帰ったままになっていた鍋を持って来て、そしてついにカセットコンロもゲットして(1970円、3つでガスは197円なり)、友人を呼んで使い初め。すきやきなり。

面白かったのは食べ方。
二人とも肉を避けて野菜を選んで食べてる!
友人の具の選び方が私の選び方にそっくりで笑ってしまった。
まず緑がなくなり、残る歯お肉の固まり。。。
いやはや、実家にいるならともかく、そうでないと女子は野菜摂取に一生懸命になるのです。

ちょうどNHK「その時歴史は動いた」で新撰組を扱っていたのだが、彼らを「最後のサムライ」と形容しているのがなんとも気になった。トム・クルーズ主演、渡辺謙アカデミー賞助演男優賞ノミネートの映画「ラストサムライ」を意識してるんではないかと。

明日は冷えるらしい。暖かくしよう。


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