Wakako's Diary 道すがら記

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実験 / メルマガ - 2003年10月13日(月)

雨が降っていたので、ハイキング、というか、ちょっとした山歩きは中止。

早く起きたのだが、雨に安心して、午前中はよく眠った。午後から暫くサボっていた実験をしにいった。サンプルが少々心もとない。。(大人のラットと違って、見たい部位が未発達と思われる)うまく染まってくれますように!

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新しいメルマガ「こころ」を始める。といっても、「こころ」をテーマにした日記の一部分を配信するもの。仮に始めてみて、発行部数が(これがすべてでは全くないけれど)今度は一月300−500いかなければ、潔く止めて、HPを今まで通り活用することにします。

既存の書評メルマガbookwormの方は、コンセプトを絞った方がイイなと思っていたのですが、その話を寄稿してくれた友人にしたところ、「え?本と美術と映画ってのはどこにいった?」と言われました。人によって広く読みたい人、絞ってこれはこの分野に関しては信頼できる(使える)メルマガだと利用したい人、色々みたいです。

なお、この日記ページから、めるまが「こころ」の登録ができます。






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心の居場所 - 2003年10月12日(日)

心の居場所、という言葉を初めて耳にしたのは、私がブンガクブ・テツガク科美学専攻の院生の時だった。

研究室に、授業でもない限り、行けないんです、と私は言った。
「院生用の机がないから、勉強しにいくってことはできないんです」

「心の居場所がないんだね」
と、返された。

先生は、院生の精神衛生がよろしくないことをデータとしてまとめ、研究報告にされるのだと仰った。

机、心の居場所。もっと正確には、心が取り付くことができる場所。

そう、机があれば、ぽつねんとしてでも座っていられる。むしろ、小学校や中学校、高校では、他に遊んだり話したりする相手のいない子は、机に張り付くように座っていることもあり、それはそれで机が居場所になっていたのだ。教室、あるいは学校の中で唯一(かもしれない)の誰にも譲らなくていい、固有の場所だったのだ。

机にかじり付く、そこを取りつく島にする。

私も一時期、机を取りつく島にしていたことがある。

以前も日記に書いたことだが、
なんだかとても学校生活が空しく思えて(病的というより、この目覚めと言った方が適切な空しさ)、卒業まで何日と机にカウントダウンを書いていた。欠席はしなかったと思う。そういう発想はしなかった。一日一日、数が減っていくのが嬉しかった。早く、卒業したかった。

同じことを、爆笑問題の太田光さんがしてた。彼は高校を早く卒業したくてしたくてたまらなかったのだと言う。同じように、机に座って本を読んでたらしい。友だちのいない高校生だったという。

それが大学に入ってから同じクラスでいきなりコンビをくむ田中裕二さんと出会ったのだから、人生どこで開けるか分からないよ。

ともあれ、これを聞いたとき、私の中学最後の年は、一気に浮かばれた。そんなに強く意識していた思い出ではなかったけれど、あ、ひとりじゃなかったんだな、とほっとしたのだ。

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大学構内にある、学生保健管理センターで、今思えばお喋りに似た診療を受けていた。

追い詰められて涙ばかり出て、資料は集めたけど修士論文がかけません、と初め扉を叩いた。

いきさつなどを時間をかけて聞いてもらい、また、それなら書けるから、今度10枚書いてきなさいよ、と軽くいわれ、次の診療時間に見せてねといわれた。とにかく枚数さえ書けばいいときが楽になり、ノルマをこなすことができた。同時に、やっと筆が動き始めた。

その最後の診察の時だった、心の居場所。


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そのあと、心のケアが叫ばれるようになると共に、心の居場所という単語は時折目に触れるものになっていたのに違いない。

今日もまだ、ちびりちびりと
妙木浩之「心の居場所の見つけ方」講談社(2003/09発行)を読んでいる。

物理的に自分の居場所があればだれも自分のアイデンティティーなんて疑わなくて済むという。疑わなくて済んでいる人、或いは程度が軽くて済んでいる人もたくさんいるのだと思う。

物理的な居場所、取りつく島があって、最終的には自分が自分の居場所になることが大切みたいだけど、なかなか、私は自分の居場所は自分ですって、漂泊の旅人みたいに言えないし、あるいはもっと初歩的に、物理的に私の居場所はここです、ってなかなか言えないよ。

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他人に、この人は安心だと思わせることは大事だ、と今日読んだ箇所に書いてあった。今の私は、人を騙せないという意味では安心だろうけれど、人の心を開かせるほど安心できるやつだろうか?

かつて人の心を開かせるのは私の特技だったみたいで、よくそのように言われたものだが、そのとき無意識に動いていたのは単なる依存症の私だったかもしれないし、そうでなかったかもしれない、そしてそのとき持っていたよい部分を、また意識的に取り戻していきたい。


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マクドナルドのベーコン・レタスハンバーガー - 2003年10月11日(土)

友人が来てくれて、久しぶりに(半年ぶりに)会った。

なんかパワー貰った。

また、叔母から送ってきた洋服が山ほどあったのだけど、
友人が3枚貰ってくれて、とても嬉しかった。

余りにも部屋が散らかっているので、
「片付けたい!」と言われちゃったf^^;
片付けてほしいです、ホントに。

彼女が持ってきてくれたマクドナルドのベーコン・レタスハンバーガが、
さり気ないなりをしていたけれど、
すごくおいしかった。

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また、日記を読んで頂いている同じ立場の方から、昨日の日記について、ご自分のご経験や解決法をメールで頂きました。同じような気持ちや悩みを共有する人がいる、私だけではないんだな、と、とても心強く思い、また、近視眼になっていることから抜け出すことが出来ました。

本当に、感謝します。

気軽に愚痴をこぼせたり、

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悩みを共有できたりすることは、
とても精神衛生上大切なようです。


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元気ではありません。 - 2003年10月10日(金)

率直に書きます。

あまり元気ではありません。

というか、週末で疲れているのも大きいと思います。

新しい学年には、慣れるまでしばらくかかると思います。

出会いがあれば離れていく関係があって自然ですが、
今日初めて、はっと、前の学年のMlからいつの間にか外れていることに気付きました(そのくせ、MLサーバーから広告だけ送って来るのは残っているのが厄介です)。気付くのが遅すぎるけど、ちょっと寂しかった。

前の学年で2年かけて作って来た人間関係を、この後も、一緒に授業を受けていた以前と同じようにとは行かないにしても、宝物にしちゃダメなのかなって。

って同じ境遇(失礼m(__)m)の友人に言ったら、脱会する手間が省けたと思ったらしい。

確かにそれはそうかもしれない。

でも、残る関係は・・どの程度あるかわからないけど・・残るのかもしれない。

とにかく今は、学級では自分から話し掛けない限り、前の学年でも一緒だった二人の優秀なヒメたち以外から話し掛けられることもない。

入学式の後の自己紹介で、以前は教員やってました、って言っただけで「センセ−センセ−」って話し掛けて貰えた前の学年とは大分勝手が違う(当たり前と言えば当たり前だが)。

なんかね、グループに入り切れなくて人付き合い苦手な割に(あまり長時間人といると疲れやすい)、グループという名の情報利益団体に入れないってことが寂しいって言うか、外されてる気になっちゃうって言うか。。
これは今に限らないんだけど。

外れてるのかもしれないし、外れてないのかもしれない。
外れていても大したことではないのかもしれない。
入れて、って言えば良いのかもしれない。

積極的に仲良くしようとしてるように見えるよ−って愚痴を聞いてくれた友人は言ってくれたけど、その実リターンは今のところ少ない気がする。

ともあれ、新しい人たちと

どこが良いバランス点なのだろう?

ここは勉強する場所、って割り切って、プライベートの空間は別に確保している人もいるけど、私はそこまで強靱じゃない。

相変わらず、小学校のころから悩んで来たことに悩まされている。

悩まなかったのは、、中学1年の時と、ブンガクブの学部時代かな(苦笑)。高校の時はシャットアウトしてたからある意味悩まなかった。
ブンガクブね、ちょっとはあったけど、変に噴出しちゃったことが(繰り返すけど、あのときは本当にありがとう)。そういう意味で、温泉ぬるま湯パラダイスでした、大学時代。

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などなど友人に弱音を吐いていたら、

いまは学校が生活の全てになっちゃってるのでそのきつさはお察しする、
ほかにも世界はあるさ、と思いつつその世界にも居場所はあったほうがいい、ジェネレーションギャップでは、地道に話し掛けるのが一番では、

と暖かいお言葉が。。

ありがとう。

てなわけで、読書やメルマガその他、他の世界を持つことは、私の心の支えの一つなのです。お願いです。余り頭ごなしに批判しないで下さい。
一つの活路として見て下さい。




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エトセトラ - 2003年10月09日(木)

友人が人体構造学の解答を作るのに燃えていて、
その熱意に引っ張られているのが嬉しい。

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渡辺淳一原作の秋からの新ドラマ「エ・アロール」。開放的で高級感漂う老人ホームを舞台にした大人の恋愛ドラマ。津川雅彦や、吉行和子、草笛光子、と渋い感じ。平行して木村佳乃、そしてトヨ悦。

ついに恋愛ものも、シニア世代をターゲットに!

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バイトにおける私の問題点は、、

時間面と、

生活のために完全に止め難い点と、

そして、なにより断るのがニガテと言うことがある。

昨年度末も、バイトを減らすのに、どれだけ心を鬼にしただろう。。

無理し過ぎないようにしよう。

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他人が、私に、心を開いてくれるのはとても嬉しい。

そして、心が通じるように感じられるのは。

10/10金曜日。久しぶりに朝6時半頃起きた。


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人体構造学 / その他 - 2003年10月08日(水)

このところ、今週に入ってから毎日9〜10時間寝てます。朝起きれない(><)

午後から講義なので、月曜日からずっと午前は遅寝を楽しんでいるというわけ。

人体構造学は今の担当の先生分は、予め問題が配付されているので、とにかく解答を予め作っておく!

授業後、食堂で友人と試験の問題の解答作成をしました。
友人がすごくテキパキやってくれて、私も良いテンポに引きずり込まれ、
心地よかった。

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今年の学士の皆さんは20代半ば〜後半くらいみたい。去年に比べたら格段に若い。もっと高齢化しようよぉ!
(同じブンガクブの後輩に当たる人がいて・・って出身専攻は全然違うけど・・聞いたら大学の学年が6つ、年が4つ違っていて(まだちょっと気持ちが救われた)、ああ、もう私は(学年的に)若くないのね、って実感した)

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少し思うのが、なかなか同級生たち、からだが動かないナッてこと。
人にちょっと手をかそうとか余りないなぁとか。

まぁ、まだ後期になりたてだからかな?
分業化されすぎていて、私は関係ないって思うのはちょっと寂しいよね。

それにわたしもまだまだだけど。




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患者の家族 / その他 - 2003年10月07日(火)

テレビで、ガン患者の家族は第二の患者、といわれるほど悩みが深い、と特集を組んでいた。

それを見て、とある家族の姿は、家族の面々の心理的距離が近いなぁと思った。一つのことでみんなが揺れる。協力しあっているというと聞こえは良いけれど。

顧みるに、わたしの実家は家族の心理的距離が多分遠い。というか、協力体制がない。

自立にこだわる人は、育った不安定な家族から離れようとしている、と本にあった。

わたしもそうかもしれない、と思った。

そして同時に、離れ難い側面も合わせ持っている気がする。

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昨日の発言は撤回する。

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久しぶりにバイトの帰り(これが町中なんですわ)に服屋さんに寄ってしまった。のみならず、カーでィガンを買ってしまった。3200円くらい安くなってたし。。・・合わせやすい色でウールだから、元取るくらいは着ると思う。今回は、良しとするか。ただ、ふらっと寄って買うのは今月はこれでおしまい!

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抑ウツ的思考は、相当、生産性を下げる。




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狭窄 - 2003年10月06日(月)

心が狭いと我ながら恥ずかしく思ったが、

コミュニケーションを切断するキャピキャピ某に殺意にもにた怒りを感じた。

嫉妬なのか、応対への怒りなのか、入り交じっている。

偉いって思うんじゃないよ。単なる寄生虫ジャン。

お前の初対面の印象ムッチャ悪いぞ。

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同時に、本を読んで内省するに、心が孤立して追い詰められている感じ、狭窄していると思う。




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non title - 2003年10月05日(日)

自分にはさして能力がなくて

できないことを認めるのは

つらい


でも、できないと完全に認めることはできない

できなきゃならないから


自分で自分を誉めてあげなきゃ

誰も誉めてくれないんだよ、

それは頭では分っていても、


それでもわたしってまあまあやるじゃないと

決して思えない

だって肯定的な評価なんて

得にくいんだもの


そして自分でも出せないんだもん

わたしは


大人気ないことは分っている

だけど誉めてほしい

そんなわたしがいる、


他人は心の居場所にならない、

自分が自分の心の居場所になるんだ、

と昨日読んだ本にも、

今日読んだ本にも、

あったけど

自分が自分の居場所になるまで

まだ時間がかかりそうだ




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人付き合い悪い私 / 秋ノドラマ - 2003年10月04日(土)

今日も空が青い。思う存分朝寝。塾の個別指導の講師研修会があったはずだが、案内の紙が見当たらないのをいいことに、二度寝してしまった。。あは。

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私自身人付き合いが悪いから(容量オーバーだと思えば、オーバーになるずっと前からすぐシャットアウトしようとするから)人と疎遠になることが時々あって、仕方ないことなのだが、初めは奇妙に寂しい。あと、こちらはラブコールを送っていても、違うってヒカれることもあるし(同性でも、だよ)。これはお互い様なんだろうけど。

その反動もあり、事柄に対しては容量オーバーになる以上受け入れようとする傾向がある。断るのには受けるより3倍の勇気がいるけど、断ってもホントは大丈夫なのにね。

ともあれ、実験に関しては、負荷を減らすよう、無駄に同じことを繰り返さないようにし始めているので、いい傾向かな。

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また変な夢を見た。

なくなった友人の日記がきれいにレイアウトされて届いたのだ。

編集した方は、明るいテンションだった。

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(以下、おしゃべり系メーリングリストへの投稿と同一文)

さてさて。NHKで10/6の月から木曜までの23時から
「帰って来たロッカーのハナコさん」が放映されます。
「ロッカーのハナコさん」の続編です。

それだけなら騒がないんですが、
今公式HPみてびっくり!
放送始まる前から掲示板に書き込みが250以上も!
おまけに、視聴者からの声に応えて、
壁紙のみならず、ハナコマーク入りのステッカーや社員証まで。

そう、ハナコさん、ストーリーがコミカルで面白いだけじゃなくて、
すんごくお洒落でかわいいんですよ。

ともさかりえが主演でうまくスタイリッシュに決めてるんです。

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今週までの同じ時間枠での「ニコニコ日記」も実は好きでした。
スローで自然な映像の中、
血縁関係のない小学生ニコと売れないシナリオライタけいちゃん(木村佳乃)の
共同生活。

始め、お涙ちょうだいじゃない?ッて思ってたけど、
二人の心の交流が深まるに連れて、目が離せなくなりました。
関係のないところに関係ができていく。
子役の演技もすっごくよかった。

というわけで、ハナコさんにも期待してます!


・・・あああ、ってドラマにキャーキャーいってるのもなんか寒いかもね(汗)。



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