Wakako's Diary 道すがら記

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自民党野中氏退場へ / 再度、「デブラ・ウィンガーを探して」 - 2003年09月10日(水)

夜蒸し暑いせいか、余りすっきり寝つけない。ぐっすり眠りたいんだけど。

朝起きて朝日新聞のHPを見ると以下のような記事が。記者の分析が入っているので正しいとは言いきれないが、やはりそうだったか、と思う。

以下、長くなるけれど引用。

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http://www.asahi.com/politics/update/0910/001.html

野中氏、主導権奪われ「退場」 実力者政治の終焉
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 自民党総裁選を舞台にした最大派閥・橋本派の分裂劇は9日、主人公の一人の引退へ進んだ。野中広務元幹事長(77)=衆院京都4区、当選7回=が今期限りでの政界引退を表明、青木幹雄参院幹事長らが首相支持に回ったことを「悲しく思う」と非難した。「反小泉連合」はさらに窮地に立たされかねないが、業界団体への影響力や公明党とのパイプを武器に政局を切り回した野中氏の退場は、少数の実力者で政治を切り盛りする手法の限界と、旧田中・竹下派以来の権力派閥の終焉(しゅうえん)を象徴している。

 「総裁選では本当にみんなに裏切られました」 党本部で緊急の記者会見を開く直前の午後4時すぎ。野中氏は有力支援者に電話で告げた。

 「この総裁選で最後の責任を果たす」。反小泉連合で提携した亀井静香氏にも電話を入れた。だが、かつての派閥の仲間には違った。一報を聞いた青木氏は「驚いた」と絶句した。

 野中氏自身が「青木さん、村岡(兼造会長代理)さんに伝えるとしたらこれ(会見)しかないんだ」と会見後、派閥の若手に語った。そして知人には「引退を決めたのは8月27日だ」。

 権力派閥の結束が完全に壊れた日だった。

    ■

 野中氏「政策転換と内閣改造、党役員交代で、森前首相の立ち会いのもと、首相と文書をつくると約束していたのに、取れないじゃないか」

 青木氏「いや、参院は選挙が大事だ。政策は(首相に)反対だ。つぶしてやる」

 野中氏「それじゃあ国家も国民もない。選挙の顔だけじゃないか」

 その夜、都内のホテルで野中氏は青木氏をなじった。が、青木氏の離反で派閥が分裂すれば、派閥の数の力に拠(よ)ってきた実力者に逆転の手だてはない。6日、派閥の若手に「もう疲れた。堀内(光雄総務会長)さんはしたたかだ」。反小泉の統一候補にしようとした堀内氏の首相支持を悔やむ言葉には、選挙の公認権など幹事長の権力で「加藤の乱」を制した当時の強さは消えていた。

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 「手順を追って藤井孝男君を温かく総裁候補に出馬させたのに、村岡代理が仲間に報告せずに小泉支持を打ち出した。目先のポストに惑わされているんではないか、むなしい感じすらする仲間がおられないでもない」

 野中氏は引退会見でそう言い、青木氏の「約束違反」も暴露した。その攻撃は確かに、「政界の狙撃手」と言われた自民党野党時代の小沢政治攻撃や公明党批判を思い出させる激しさだ。「私の情熱と志を小泉政治を否定する闘いに燃焼し尽くしたい」とも言った。

 ある党幹部は「青木氏らを悪者にする野中氏ならではの一手。橋本派の首相支持の動きは鈍る」と言うが、党内の大勢は違う。堀内派の若手は「野中氏のにらみでまとまっていた勢力が崩れる」。衆院橋本派に加え、野中氏の影響力の強い郵政など業界団体もさらに動揺する――。

 官僚や業界を束ねる権力派閥の実力者の力を見限る声だ。「今回の総裁選では派閥政治の終焉が言われる。野中さんの退場もその象徴だ」。そう言ったのは公明党の東順治国対委員長だった。

    ■

 野中氏は自衛隊の海外派遣に慎重論を唱え、対北朝鮮・中国外交で「ハト派」的な勢力の代表者だった。大義を立てれば政敵を追い詰める言葉で政局の流れをつくる。野中氏の引退は一つの時代の終わりだろう。

 首相を支持する甘利明元労相は「批判勢力の象徴のような政治家がいなくなることで現体制はよりセルフコントロールが求められる」。参院橋本派議員も言う。「一人の政治家が影響力を発揮する時代でなくなった」

(09/10 03:04)



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笑顔 / 誰のための政治? - 2003年09月09日(火)

笑顔が足りないせいか、胡散臭く見られている気がすることがある。暗い、ドンくさい、何をさせてもだめ、いろいろ指示しなきゃだめ、それでやっと10分の1でも動ければマシ、そんな風に思われているのでは、と居心地が悪くなる。

中には、天性のものか、幼児期からの習慣なのか、常に笑顔が絶えず、明るく、さらに間合いや気配りが素晴らしい人もいる。自分がそんな女の子、あるいはそんな人間ではないことが恨めしい。

そういう人は、決して胡散臭くないだろうし、だれからも嫌われるということはないだろう。

とはいえ、私だってもう幼児期の習慣のせいで笑顔が足りませんといっていられる年齢はトウに過ぎている。

友人は、ちびっと損はしているがあなたは知り合えば好かれるんだから「ワタシの魅力を 知ろうとせんとはなんともったいないことをしとるのだ」とアタマのなかで 考えてりゃいい(笑)と慰めてくれるが、同意してくれる人が何人いることか、というより、自分が同意することが一番なのかな。

鏡を見て、割り箸を口にくわえるという笑顔の作り方を毎日実践しましょうか。

あとは心の余裕なのかな。

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昨日の続きだが、本日の朝日新聞の朝刊社会面に、小泉政権下では苦しいという、建設業、特定郵便局長、医師会の声が載っていた。建設業が公共事業が減って苦しいのは分かるが、果たして、計画性に乏しいまま公共事業用の建設業で地方を潤すのがいいことなのか?民営化するとどう言うイイコとがアルか説明が欲しかった、民営化されると地方の採算にあわない曲は潰されるのでは、という特定郵便局長の意見はもっともだったが、医師会は小泉政権は医療を分ってないというが、ならば彼らの提言する医療政策とは何なのか?反小泉なら正しいように何も批判を加えずにのせる、奇妙な記事だ。小泉政権が正しいとはいわないが、何か片寄っていませんか?反小泉で行きましょうという、朝日新聞のメッセージなんでしょうかねぇ??

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10月から11月半ばまで授業がある。
それこそ、週末起業するッキャないと思っている。

さて、何をするか?

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さらに追加。

野中氏が今期限りで政界を引退すると発表した。
突然の引退表明は、実はしっぽ切りか?

一時は裏総理といわれた野中氏。
先の有事法制の際には、こういう大切なことは、のちに間違ったことをしたという時のために、記名投票にするべきだと主張した野中氏。戦争を経験し、地方自治にも携わって来た氏には、どこか野武士なにおいがあった。

以下、朝日新聞より。

 
野中氏、今期限りで政界引退「反小泉の戦い、退路断つ」
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 自民党の野中広務元幹事長は9日、自民党本部で記者会見を開き、今期限りで政界を引退する意向を表明した。党総裁選で自ら擁立を主導した藤井孝男元運輸相が苦戦を強いられるなか、「反小泉」の戦いを貫くため、「自ら退路を断たずして、この戦いはできないと判断した」としている。また、小泉首相支持を表明した村岡兼造会長代理や青木幹雄参院幹事長らを強く批判し、「目先のポストに踊らされる政界への警告でもある」などと語った。

 会見で野中氏は「私としては手順を踏んで、藤井さんを擁立しようということをみんなで決めたと思っているのに、村岡会長代理が、橋本会長(元首相)や我々仲間に報告することなく、小泉支持を打ち出された」と、分裂状態となった総裁選への派閥の対応に強い不満を表明した。

 また、同じく小泉支持を表明している青木氏について「政策も反対。私どもに約束した竹中さん(経済財政・金融相)を含む内閣の改造、山崎さん(自民党幹事長)を含む党三役の改造、政策転換も見えないままに、参院選の選挙の顔というだけで、理念・哲学なくして支持するということを悲しく思う」と批判。「私の情熱と志を、小泉政権を否定するための最大の戦いに燃焼し尽くしたい」と強調した。 (09/09 17:32)

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夕食:肉豆腐、温野菜のサラダ、(ししとうとかぼちゃ、トマト)、キャベツの浅漬け、雑穀入りご飯、梅干し(母の手製)




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実験 / 総裁選開始、裏をかく? - 2003年09月08日(月)

暑いせいか(起きた時、部屋の温度が31度だった!)お疲れ気味。
実験は、午前中電顕用の切片をビブラトームで切って、今日はうまくいった。さらに午後は蛍光顕微鏡で再度写真を撮った。少々操作になれて来たかな?

そのわりに、なんだか軽く疲れた。多分、あまったネズミを処分しなきゃ行けないとか、次の作業の割り振りをどうしようかと、同時に考えてごちゃごちゃしたからだと思う。発言を聞いていた人は奇妙だと思ったのではないかしら。

焦らず良い仕事をして行きたいものである。

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医療はサポートであり後始末であるのだろうか?

人の可能性を伸ばすことに関わりたいとむくむく気持ちを膨らませている私がいる。

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いよいよ、自民党の総裁選が始まった。一体どんな展開になるのやら、ともあれ、議論が盛んになるのは良いことである。しかし、自民党の橋本派の議員が、インタビューに応え、「地方は疲弊していますよ」と言った後に、地方の人々ではなく、「建設業界や医師会」と続けたのには、「反小泉」とあんたがいってもねぇ、、とあぜんとした。結局旧態依然とした支援団体の既得権益を守りたいだけな訳?地方が疲弊してます、これでは地方自治体も立ち行きません、とか、もっと根本的に産業を興し育てるとか、そういうビジョンがどうしてないのか?

橋本派は割れているという。そうなのだろうが、参院自民党を束ねる青木参院幹事長は小泉首相の推薦人だと言う。は。これは、橋本派が選挙後も生き残るためのしなやかなパフォーマンスなのだろうか、小泉でなきゃやれないと言うことなのだろうか、或いは、これと被るが、換骨奪胎を目論むのか。

朝日新聞より。

青木参院幹事長、小泉首相の推薦人に 自民党総裁選
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 自民党総裁選で小泉首相の推薦人に、橋本派の青木幹雄参院幹事長も名を連ねることが5日、固まった。森派や河野グループなど首相支持を決めた各派も推薦人の選考作業を進め、山崎派の自見庄三郎衆院議員らが決まった。ただ、各派の人選が首相側の意向で変更されるなど、調整が続いている。

 首相支持を明確にした森、山崎、旧加藤、河野グループの4派は各2人、計8人の推薦人を出す。参院橋本派も2人となる見通しで、その場合は青木氏も推薦人となる予定。首相側は5日に自主投票を決めた堀内派のほか、衆院の橋本派議員からも推薦人が出るよう調整している。

 固まった推薦人は次の通り。(敬称略)

 【参院橋本派】青木幹雄、片山虎之助【山崎派】自見庄三郎、甘利明【河野グループ】石川要三、中馬弘毅 (09/06 00:06)





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- 2003年09月07日(日)

戸外には良い風が吹いているが、相変わらず残暑が厳しい。

カレーとたまごサンドを作った。サンドは玄米パンで作ったら香ばしくておいしかった!

買った3冊。




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映画「デブラ・ウィンガーを探して」/ 養老猛司「バカの壁」 - 2003年09月06日(土)

楽しみにしていた映画「デブラ・ウィンガーを探して」を梅田ガーデンシネマに観に行った。やはり女性客が多く、年齢層も40代50代も多いような観客構成だった。

映画女優たち34人が、子育て、家庭としごとの両立、仕事上の悩み、加齢など、語り合う。女性が監督をしているせいか、キャメラに見せる彼女達の姿は、いくぶんくつろいでおり、女同士でお茶会で本音トークをしている感じの映画。ここで語られるのは、働く女性が抱える共通した問題だと思う。

また、アメリカでは、日本のようにテレビで売っておいて時々映画にも出る、あるいは舞台にも出る(舞台は専門家達も多いが)、というより、もっと映画とテレビが峻別されており、テレビに出るというのは全く別物として考えているようだ。映画マーケットが世界を相手にしており、日本よりはるかに大きいことが一つの要因としてあると思う。

40代を迎える彼女達は実にいきいきしている。演技力もつき、身体の調子も良く、今までで一番言い時期だと何人かの女優が言い切った。30代なんてまだまだひよっこよ、そんな声が聞こえて来そうだ。

おすすめだ!と見入っていたのだが、途中で猛烈な睡魔が。持ち込んだコーヒーを飲もう、と思う前に眠ってしまった。終わるまでグウグウ眠っていたから、もしかしたら半分くらいしか見ていないかもしれない(汗)。一緒に見ていた友人が、「インタビュー(映画)は、眠くなるもんだ」と慰めてくれた。眠気対策を立ててまた見に行こうと思う。

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(映画案内)

[監][製][出]ロザンナ・アークエット 
[出]パトリシア・アークエット グウィネス・パルトロウ  メグ・ライアン  シャロン・ストーン  デブラ・ウィンガー 

[制作データ] 2002米/トライエム=ポニーキャニオン
[上映時間] 97分

カンヌ映画祭で話題を呼んだ、ロザンナ・アークエット初監督によるドキュメンタリー。ハリウッドで成功を収めた女優たちが、仕事と人生について率直に本音を語る痛快作だ。
40代を迎え、仕事と子育ての両立に悩むロザンナ・アークエット。敬愛する元女優デブラ・ウィンガーに会って引退理由が聞きたかった彼女は欧米を横断。有名女優たちに話を聞くと、みな同じように悩み、人生を模索していた。

HPはこちら。

http://www.debra.jp/index.html

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養老猛司「バカの壁」読了。

帰り道、紀伊国屋で田中宇「米中論」があったので読もうと購入。その場で友人に貸したところ、帰りの電車で意識的に早く読んでくれたようで、友人は読み終えた。早いなぁ。

紀伊国屋の隣に英国式のマッサージのお店があるが、まるで喫茶店のように男女を問わずお客さんが並んでいた。人気だなぁ。


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あああ、画像はどこへ。。 - 2003年09月05日(金)

昨日、蛍光顕微鏡で先生に選んで頂いた画像(生後11日、14日、成人のラットの脳の帯状回の神経繊維の二重染色)が、プリントアウトしようとしてデータを見たらない!というか、あるのはわかるのだけれど、画像として開けない!ああああ。やみくもに苦戦。
普通に画像をプリントアウトする方法を習うにもなんだか苦戦。最初から分っている人に聴けば大したことはなかったのだが。。

指導して頂いているセンセイもお疲れの模様で、試薬のある場所を教えて頂く際、先生がうっかりとビンを落として壊れてしまった。。。

さらにおまけに、電顕用の染色で神経が良く染まっていなかった。。没だ。。苦労して切ったのだが。。

昨日から疲れがたまっている気がしていたが、こんなこともあって、いっそう疲れた。まぁ、野菜ジュース一本とか、おにぎり一個とかで割に疲れは吹き飛ぶのだが。

先生に、新たに下旬に固定還流の指導をして頂くまではもう実験はないと言われたが、思い起こせばまだ切ってないサンプルがある。駄目もとでもう一度やり直してみよう。



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夜の大学は怖い / 新規メルマガ - 2003年09月04日(木)

9/3

今日は蛍光二重染色の二日目の作業をやって、それを蛍光顕微鏡で確認して、昼過ぎには終わる、そんなつもりで朝大学に行ったのだけれど、蛍光顕微鏡が今日は大学院向けの講習会でほぼ一日使われている事を忘れていた!

そんな訳で、また、土曜日を今度こそは死守しようと、急きょ電顕用の染色を開始する事にした。

電顕用には冷凍切片ではなく、氷で冷やした状態で「ビブラトーム」という機械を使って生っぽい感じで切片を切り出す。初めてこれを教わって使ってみたが、苦戦し、結局寒天で固めて何とか切り出した。染色を始めたのが午後6時半で、終わったのが夜九時前。この時間帯になると大学の中ががらんとして怖い。

実際には、大学の授業も始まって勉強やクラブ活動の学生も少数ながら居るし、隣の大学病院には入院中の患者さまや、夜間の医療スタッフ達も要る。だから人気がないというのは片寄った見方かと思うのだが、実のところ基礎棟はガラガラだし、帰り道の怖いこと。下って一里山あたりまで行けば人家があるし、夜9時だろうと10時だろうと11時だろうと怖くないのだけれど。

巷の職場なら、残業が夜の9時10時なんて珍しくないだろう。

ほんと、市街地にないというのは大学が怖くなる時間を早めている。だけれど、それは夜は休むという趣旨からは良いのだろう。

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ところで、以前から何とはなしに考えていた「メルマガ」、いよいよ立ち上げようと思います。勿論、業者を利用するつもりなので、審査があり、実際に皆様にお届けするまで一月くらいはかかるでしょう。その間、内容をより工夫し、練り上げ、タイアップした形でHPの一部にも手を加えたいと思います。

タイトルは"b◎◎k worm, paper worm"(仮称)。「メルマガ☆わかこっち」というタイトルも考えましたが、この日記の私小説性をより拭い、より広く皆様に読んで頂くために、書評と、新聞記事についてのコラムにする予定です。目指すは日刊ですが、どこまでできるかな?時に他愛なく、時にシニカルに、そして時にニヤッと笑える(これが一番のバックボーンとしたいものであり、狙いであり、挑戦かもしれない)、そんなコンテンツを目指します。

タイトル"book worm, paper worm"の読み、平板に「ブックワーム、ペイパーワーム」ってカタカナ英語風に読まないで下さいね。
それよか、マザーグ−スみたいに韻を踏んでくれると嬉しいです。

近々サンプル版配信予定。

購読希望者の方はワタクシ古野まで(クリックしていただけくとメールが送れます)ご一報頂けると嬉しいです。

9/4
いい加減疲労がたまって来ました。お昼は食べ損ねることがこの頃多いし。。(少し手を止めて昼休憩を死守すれば良いんだけれど、本日は眠ってしまった)というわけで夜の副業が少ししんどいなぁと言う感じでした。

蛍光染色した切片を先生に見て頂いて、画像を選んで頂きました。写真にします。

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帰ってくると、朝お風呂場に干した洗濯物がまだ多分に湿っぽい。お風呂のとを少ししか開けないで出かけてしまったらしい。エアコンのドライをかけて出かけたら、4時間近くあとに戻って来てから乾いていた。

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メルマガにしろHPにしろ、誰でも書き手作り手になれる時代である。文章が粗雑で書き手にはなれる。
より味のある文章はどのようなものか、肩の凝らない程度に追求しつつ書いて行きたい。

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昼間は酷暑だが、朝夕は極楽くらいに涼しくなってきた。

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法学系で入学した妹が、社会学に進学希望とか。姉に続いて(!????)ブンガクブ生になるらしい。


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研修医 - 2003年09月03日(水)

新聞記事より。 

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輸血中、血管に空気、意識不明に 東大病院で医療ミス
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 東京大学医学部付属病院(東京都文京区)は2日、肝臓の手術を受けていた20歳代の女性患者に輸血中、誤って血管へ空気を注入する医療ミスをし、心停止状態になったと発表した。女性は自発呼吸は戻ったが、意識はなく、集中治療室で治療を受けている。病院は家族に謝罪し、警視庁本富士署に届け出た。

 病院によると、手術は1日午前あった。患者へ大量に輸血するポンプつきの機器を使って手術した。しかし、手術開始から二十数分後、患者に不整脈が出ていることに気づき、輸血ルートから空気が入っていることが分かった。すぐに心臓マッサージなど蘇生処置を行ったが、脳に障害が残る可能性があるという。

 輸血量や輸液を送る管などは、麻酔の専門医(43)が設定した。しかし、手術開始から間もなく、この医師は他の手術状況を確認するため、現場を離れた。その間に、執刀医が、卒後1年目の研修医(24)へ「輸血量を増やすように指示した」という。

 研修医が、機器の設定を変えたところ、何らかの理由で空気が混入したとみられるという。病院は「管のバルブの閉め方が不十分で、ルートが密封された状態になかったのではないか」と説明している。研修医は、操作するのは初めてで、病院の規定でも、研修医は機器に触れないように決められていた。

(09/02 22:04)

http://www.asahi.com/national/update/0902/044.html

ミスの犠牲となった患者さんにお気の毒に感じるのはともかく、また研修医の医療ミスか、と恐ろしく、また悲しくなる。ひとえに研修医を責めても仕方ない。研修医は病院の規定でも効きに触れないように決められていたのにも関わらず、現場を離れた執刀医に輸血量を増やすように指示されている。戦時強み終えた「大学病院へメス!」にも研修医のミスが取り上げられており、研修医が憎い訳ではないし、その個人が悪い訳ではないが、あえて告訴したというくだりがあったが、それと同一の根を持つ、構造的な問題である。おそらく(推測でしかモノを言っていないので大変危険であるが)多くの研修医がそのようなギリギリすれすれの恐ろしい思いをしながら何とか研修を終えているのではないだろうか。

このようなミスを繰り返さないために、安全への医療現場構造改革が必須である。

また、それと同一の根源を持つ「医者の名義貸し」にまつわる話が「日刊たまごクラブ」に出ている。
HPはこちら。
http://homepage1.nifty.com/zaw/z/eggd.html

少し前の記事になるが、臨床研修医の研修期間の収入が保障される予算請求額が決まった。これが研修医の医療ミス減につながることを希望する。


臨床研修の概算要求212億円 手当て引き上げ財源など
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 来年4月から必修となる医師の臨床研修で、厚生労働省は20日までに、研修医の手当(給与)を引き上げる財源などとして、来年度予算の概算要求に212億円を盛り込むことを決めた。同省は、研修医1人あたり月額30万円を確保できるとみている。手当の少ない研修医が生活のためにアルバイトしなくてすみ、研修に専念できる態勢が整う、としている。

 現状の研修医手当は研修先の病院によって異なる。平均月額は01年8月時点で、国立病院が20万8000円、国立大学病院が20万3000円、公立大学病院が18万円、私立大学病院が10万6000円。公立病院や公的病院、民間病院はすでに30万円を超える手当を支払っている。

 2年間の臨床研修で約1万5000人が対象となる。国立病院や国立大学病院は、別の予算で対応するため、除かれる。この結果、対象者は約1万人の見通し。病院からの支給額が30万円に足りない分を補うのに、114億円が必要になる計算だ。厚労省は、指導医の謝金を含めて212億円でまかなえるとする。

 これまでの任意の臨床研修では、十分な手当がもらえない研修医が、生活のために土日や夜間にアルバイトをせざるをえない状況だった。未熟な研修医1人での診療が医療事故の一因にもなっていた。このため厚労省は必修化にあたって、研修医がアルバイトをしないで研修に専念できる処遇をする方針を打ち出していたが、財源の確保が課題だった。 (2003/08/21)

http://www.asahi.com/job/news/TKY200308200340.html







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一日休み - 2003年09月02日(火)

今日は実験がない日だったので、本を読んだり映画を見に行ったりメルマガを作ったりしよう!と思っていたのだが、午前中のんびり洗濯して買い物に行って、お昼ご飯を食べたあと、グウグウ夕方まで昼寝してしまった(笑)。まァ良いとしますか。

このごろ、朝日新聞の土曜版にのっている「フロントランナー」に興味深いビジネス起業家達が載っているのを読むのが楽しみの一つだ。この前はフェアトレードをビジネスとして立ち上げた人が載っていた。

これはエコの会社を立ち上げた人。

会社じゃなくて社会に貢献するような起業ができればなぁ。。
http://www.be.asahi.com/20030816/W11/0020.html

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初めて99円ショップを利用。食品中心でコンビニのような品揃えに加え、お肉やお豆腐お野菜果物などの性腺食料品も結構おいてあるので便利。24時間営業らしいので、これからもっと利用しよう。

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「めるまが☆わかこっち」の内容とどこのサービスで作るかなど考え中。




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「複」業 - 2003年09月01日(月)

9月に入ったというのに残暑が厳しい。

今興味を持って読んでいるのは「バカの壁」(養老猛司、新潮新書)と「週末起業」(藤井孝一、ちくま新書)である。

前者は御盆に母に勧められた時はちょっと読んで止めたが、前書きに筆者が話した事を編集者がまとめたとあり、それを読んで周りのオジサンと話しているンだと思うと面白くなって来た(もちろん、そのオジサンが養老猛司だから売れているんだろうけれど)。

後者は、書店でバカ売れしているらしい。

今の仕事を続けながら、週末に別の仕事を起業することを勧める本で、筆者が数年前に行なって来た事だから非常に具体的で参考になる。筆者が言うように、将来につながる訳ではなく、時間の切り売りに過ぎないアルバイトと違って、自分で仕事をデザインできると言う事が魅力である。筆者言うところの「複」業から始めるのである。もちろん、家庭教師などは、単価あたりの切り売り率が良いので、先にはつながらないとしてもおいしい仕事ではあるのだが。

何を起業するかは問題で、趣味が相当深いものがあればよいのだがそうではないので、中身が問題である。他人の才能をプロデュ−スするか、差し当たり日記をメルマガかするところから始めるか。明日は進行上実験がないので、メルマガの作業を使用と思う。



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