大人のレジャー:シングル化と壁の内外 - 2003年07月03日(木) 2日に1回程度、このごろ困惑することがある。 それは結婚しているという前提で話をされるか、結婚しているか?と頻繁に訊ねられることである。 理由は分かる。それは、実施率がどの程度かしらないが(女性は男性に比べてはるかに率が高いだろう)、現代日本では視覚的に既婚未婚は左手の薬指の指輪の有無によって識別され、恋人がいるということで(芸能人では例えば米倉涼子。今日もテレビのトークで指輪してた)指輪をしていることもあるが、20なら彼氏とお揃いねと思われても、30前後に近付くと、結婚していてもしていなくてもおかしくなく(同時に今日、指輪をはめていない独身の女性は年代を問わず決して珍しくなく、たくさんいるので)、指輪をしていると、結婚しているのね、と思われることにあるのだろう。 めんど臭いので、いちいち訂正しない。 ほんのささいな例であり、私がいちいち腹をたてるのもおかしな話かもしれないし、そもそも私が腹をたてること自体、私が個として自立していないことの証なのかもしれないが、それを最近痛感したのが、 デパートのクレジットカード作りだった(なぜ、一人暮らしだと審査が厳しいのか。などなど)。健康保険証も、雇用保険もそうだ。切れかける。 というか、あの区分に腹が立つ。 ともあれ、なぜ家族はショッピングまで一蓮托生なのよ?おかしくない? 仮に事実婚していても、法律的な手続きをとることでどれだけ(とはいえ、配偶者の収入源もこのご時世だから安定しているとはいい難いかもしれないが)制度的に楽できてしまう部分がある。私などはたったこれだけのことで気が萎え、制度にあらがっている(とはいえ、内縁関係もある程度の保障が与えられているようだが)事実婚カップルがいかにエネルギーを要することをしているか、想像を馳せた。 伊田氏が「シングル化する日本」で言うように今後ますます日本では個個人は結婚するという選択肢をとらなくなり、事実婚、同性婚、同居もしない事実婚、などなど多様な形がより一般化するのかもしれない。 しかし、現実的に認められて行くにしても(双方が同じく自立した個人であり、それがルームシェアをしているという感覚で、さらに子どもや介護している高齢者がいないのならば、確かに不都合はないかもしれない)、実際問題、戸籍をなくし、ひとり一人を単位として社会を見て行かない限り、シングル化といいつつ、法制度の内側と外側には壁があるのである。理念だけでは美しいシングル化なんて、不便さが一杯で、誰にでも勧められるものではないことを(たったこれだけのことであるが)痛感した。 なれてしまえばどうってことないのかもしれないけど。 法的に誰と家族なのか、或いは現実的に誰と実際に同居しているのか、そういったことが大切なのである。 戸籍を廃止して個人単位にする、せめて夫婦別姓を法制化する、或いは少なくとも、日常生活において、クレジットカードで「既婚」か「未婚」なのか(すくなくとも「配偶者あり」か「なし」に変えるべきでは?)、「一人暮らし」あるいは「家族と同居」なのかというアホらしい質問をなくしてほしい。 以上が、うまく書き切れていないかもしれないが、最近遅ればせながらわたくしが実感したことである。 まぁ、人生勉強ッス。 なお、伊田氏によれば、現代日本において、結婚して家族を持つか持たないか、子どもを持つか持たないかという選択は、必需品というより、贅沢な「大人のレジャー」となっているという。「レジャー」に良し悪しはあるだろうが、「レジャー」の良い面をとって、積極的に一緒に居る小集団というのが家族ならば、好ましいことではないだろうか? ++ 伊田氏の「シングル化する日本」に対しては、他にもコメントしたいことがあるのでまた改めて。 ++ 山本文緒「ブルーもしくはブルー」(角川文庫)の裏表紙には、「誰もが夢見る<もうひとつの人生>の苦悩と歓びを描いた切なくいとおしい恋愛ファンタジー。万華鏡のように美しい小説」とあるが、ドラマも原作も全然この紹介とは異なるように感じる。確かに万華鏡のように色々なものが見えるが、見えて来るのは「切なくいとおしい恋愛ファンタジー」ではなく、登場人物たちのエゴとそれをいかに生きて行くかという問題だと思うんだけれど。 - - 2003年07月02日(水) 現在TV放映中の「ブルーもしくはブルー」は、大筋だけ保ったまま原作をかなり大胆にアレンジし直していることが原作を読んだ結果分った。別物と思っておいた方が良さそう。原作は1992年の作で、今は11年経っているから、携帯の登場、1年付き合えば「(恋人と)一年も付き合った」(原作では4年)など、ご時世に合わせて替えてある。 ++ 気がつけば、冷蔵庫の中に買ったまま食べていないものが沢山。。これしようあれしようと意欲はあるのだけれど。。(トホホ)今日も帰り野菜を沢山買い込んでふと思い出した(汗)。 うまく「始末」(使い切るという意味)していきたいものである。 ++ 今日は引き続きラットの脳のマッピング。これで一応2/3済んだ。明日残りをやってみる予定。そして、ようよう、先行研究の論文を4本コピーした(それだけしか実はまとまった先行研究がないらしい)。 - バタンキュー - 2003年07月01日(火) 帰ると疲れていつしかバタンキュー。アフターファイブにも家庭教師、派遣会社への登録などしていると、家庭教師中に眠ってしまったりなど、季節柄疲れやすい。おまけに寝坊する。暑気払いという風習に納得するこの頃である。 書きたいことは幾つかあるので、またのちほど。 - 言葉は面白い / 大人のレジャー:シングル化と壁の内外 - 2003年06月30日(月) 言葉は難しいが、同時に面白いとも思う。 最近、かなり一般的になって来たなぁという言葉に「チカラ」がある。カタカナで書くのがお約束だ。 先日、ワタクシは、雑誌に載っていた化粧品のお色味が似合うかどうか試したくてたまらず、某百貨店の売り場へ。そこでメイクして頂いた訳だ。 百貨店の美容部員さんはお客さまに失礼のないように「ファンデーション失礼します」「目線はお足元へお願いいたします」「ハイライト失礼します」と、丁寧な言葉を使って笑顔で対応する。目的はアイシャドーだったのだが、「最近はアイシャドーのあとマスカラをしっかりつけて頂いて目ヂカラを出して頂くのが一般的ですので」と、新色のマスカラも試すことに(実はお目当てのアイシャドーよりこちらが気にいったが、結局マスカラは買わなかった)。 ここで、私は感心した。お客さまに不快感を与えず、満足して買い物をしていただけるよう、百貨店の店員さんはスチュワーデス並みのオーソドックスで丁寧な言葉遣いをする。しかし、商品説明の中で「目ヂカラ」トイウ言葉がすんなり出て来たところが私の耳をそばだてさせたのだ。 お洒落な言葉としてあちこちで見かけるようになって来たのがドラマ「恋のチカラ」(2002年冬放送)の放映前後からだったと思う。主演の深津絵里、相手役の堤真一、どちらも好きな役者さんだったので、結構好きで観ていたドラマだ。このころ、ちらほら「チカラ」というのを見かけた。 最近は女性誌を広げれば必ず、お化粧のページには「目ヂカラ」をいかにアップさせるかという記事がある。「女ヂカラupして合コンに」と、本音コーナーにも文字が踊る。少なくとも、アイメイクをいかに魅力的に行なうかという「目ヂカラ」はすっかり定着した感がある。それを、美容部員さんの発言が証明したような気になった。 ビジネス誌にもそのうち浸透するのでは、と思ったが、ふと思えば、すでに電車の中づり広告でビジネス誌で「銀行のチカラ」、健康雑誌では「緑のチカラ」などと使われているような。。 そのうち、議員さんも「クニのチカラ」、地方自治体も「地方のチカラ」などと言うのでしょうかね。 (実は、私のおおいなる無知で、前々からこのような語法があったのならごめんなさい) ++ 言葉は生きていて、どんどん変化していて面白い。「負け組」「勝ち組」、「確信犯」は、元の語源と違う方が一般的な用法として、NHKや大手新聞社の報道にも使われている(それも、言葉が乱れているという文化庁の国語調査がそれらの組織により報道されて直後にその組織が「本来の語源からは誤った用法」を堂々使っていたので笑った)。 to be continued - communicationに対する臆病 - 2003年06月29日(日) このごろ、コミュニケーションが面倒になっていることが多い。特に、予期しないことに対して反応することに脅えている。コミュニケーションに対して臆病になっているとでも言おうか。 なので、絶対的に自分のことを受け止めてくれる、否定しない、それが分っている人物に対しては楽しく時を過ごせるが、何が帰ってくるかワカラナイ場合、コミュニケーションを楽しめていないとでもいおうか。あと、自分の中を覗かれたくない気持ちで一杯なのだと思う。 木曜日、送別会があった時も、実は非常に直前出かける時憂鬱だった。会が始まってみればまぁ大したことはないのだが、さすがに長時間は持たないので、行った方が楽しいかなぁと思いつつも、二次会は行かずに帰って速攻眠った。 そして、昨日は、行くと行っていながらMLのオフ会ブッチ。疲れて来てもういいやと思ったのだが、待っていてくださって頂いたようで、わざわざ迎えに来て頂いてしまった。他の皆様にご迷惑おかけした。 電話ぐらい入れるべきだったのかなぁと思うが、なんかそれが大仰な行為に思えて止めたのと、まさか待っていたいただいているとは思わなかったので、いいやぁなんて思ったのだった(マナーの欠如?同時に、私はそんなに長時間人を待たないので、私が薄情な裏返しなのだが、待って頂いているとは思いもしなかった)。 なぜなのか、殻を作っているのか、亀のように首を引っ込めている時期なのか、疲れているのか、自分でも判然としないが、少なくとも、予期しない方向からのキャッチボールを軽やかにこなしていないのは事実である。 今は、基本的に、文字の距離が心地よい。 コミュニケーションを楽しめ、同時に相手を思いやれたらいいのでしょうね。 - 歯 / がんばる生協 - 2003年06月27日(金) このところ、歯医者通いをしている。先日、テレビで歯周病を取り上げており、ふと自分の歯を見ると、歯茎が下がっているところが2箇所見つかったのだ。 今通っている歯医者さんは、1年半程前に、親知らずを抜きに行ってから足を運んでいるところである。その時は親知らずだけのつもりが、お決まりごとで汚れているところを磨いてもらい、歯石を取り除いてもらったついでに、歯茎が下がっているところは歯の象牙質をカバーするように上に白いものを塗ってもらった。 今もその治療を3箇所受けたところである。細かいところにうまく貼付けてくれる。丁寧な仕事を去れる歯医者さんである。 ** そもそも、再生されない歯茎は一度損傷すると戻らないが、私の場合、小さい頃に力を入れて歯を磨き過ぎたのが元凶である。死ぬまで自分の歯で食べよう、と歯磨き指導では言うが、子どもに20年、30年後が時間の量として実感できるのだろうか?少なくとも私にとっては茫漠とした「大人」というカテゴリーでしかなく、歯茎が下がってしまうとどうなるかも分からず、 (柔らかい歯の象牙質がむき出しになると、どんどん侵食されてしまうのだ)ギイギイと磨き続けた。力を入れれば入れる程よくとれると思っていた。それを止めるきっかけとなったのは、力を入れて磨き過ぎたため、歯に縞模様の溝が出来てしまってからだ。中学生か高校生の時である。 その時、同時に、歯磨き指導を受け、力一杯磨くのは意味がないと知った。歯茎が再生されないことも知った。 力は入れないで小刻みに磨くのが良い。 覚えたことを早速母と下の妹に伝えたが、相変わらずギイギイ磨いている。 いや、母は、歯が丈夫だったので歯医者知らずだったが、昨年あたり歯茎が下がっているのを見てもらったり歯石をとってもらったりしていたから、すこしはギイギイグイグイが直っただろうか。 小刻みに磨くと、歯茎がマッサージされたように気持ちよくなる。 幼児に歯磨き指導をする時、おばあちゃんになっても自分の歯で食べようねとか、大人になった時きれいな歯を残しておこうね、と言っても、量としての時間が掴みにくいかもしれない。それでも、マッサージという快楽であれば、幼児も受け入れるのではないだろうか。 30年あとのために、50年あとのために、というのは大切である。 私もあの時グイグイ力を入れていなければ今泣かなかったと切に思う。 が、子どもに歯を磨かせる時、歯茎がマッサージされる快楽の側面を強調してもいいのではないか、ふとそう思った。 +++++ どうやらわたくし、未だ母校を愛している(!???)ようで、 時々、母校をうろうろするのが楽しいです。 学生の気風も変わったといわれますが、 それでも今うろうろしている新制単科医大よりはずっと 自分と似たにおいがする人間が多く、古巣に戻ったような(!???)気になります。 服装を見ていても(母校のガクセイもおしゃれになったといわれて久しいですが)、 小奇麗になったなとは思いますが、とにかく流行!というより (普段はそういう学生は来ないからか?)、どちらかというと オーソドックス、トレンドもディティールにさり気なく取り入れる、 その点、現在うろうろしている方の大学は、 市街地から離れたところに位置していますが、断然女子のトレンド感覚は強いです。 男子も、多分、母校の平均的ガクセイは、今の大学では受けないだろうなぁって感じ。 両方国立大ですが、この差はどこから来るのかかねてより興味があります。 ++ さて、結構私は母校の生協も斬新に変わって行くところが好きです。 この4月から夜10時まで学生食堂を開いていたり(客足が伸びているそうです)、 まだ足を運んでいませんが、オープンエアのカフェを作ったりしているそうです。 前置きが長くなりましたが、今日、その生協にいって、目を見張りました。 なんとなんと。東京などで流行っていると聞く 外国人と日本人のルームシェアを、ついに生協が商品として売り出していたのです! お家賃、留学生は月々20000円、日本人は2万5千円だそうです。わお。 思わず、引っ越そうかと一瞬思っちゃいました。 生協やるゥゥゥ。 今の大学でもやってくれないかな? でも、今は小規模で、留学生は学部にはおらず、大学院にいるだけ。 おまけに、留学生数が少ないので、「国際交流会館」という名の 宿舎が整備されています。 残念ながら、この商売が成り立つ余地は単科医大にはなさそうですが、 日本国籍以外の人に部屋を貸すのをいやがる大家さんが多いといわれる中、 (おそらく、海外の方に偏見があるという理由以上に、 文化や言語が違う人と自分がコミュニケーションをとるのが面倒という自分側の都合 が多分にあると思われます) 生協などの信頼できる組織が間に入ることで、 海外の方が部屋を借りやすくなれば便利になるな、と思いました。 ++ 共用試験対策に、「コアカリキュラム対応 医学一般」(金芳社)という本を購入。膨大に思える範囲も、一冊の本だと取り組みやすい。 - - 2003年06月25日(水) 朝夜と雨がかなり激しく降ったので、湿度が高く、昨日炊いたご飯を室温で置いておいたら、梅干しを入れておいたのだけれど、朝、もうびちょびちょになっていて、食べれなくなっていた。梅雨、おそるべし。 ドラマのあらすじと、第1話を観ただけでモノを言うのもよくないな、と「ブルーもしくはブルー」の山本文緒の原作の内容や感想文をインターネットで検索。興味を引かれたので無性に読みたくなり、午前3時まで開いている書店に行こうかと思ったけれど雨が激しいので断念、夕方大学からの帰り道に書店で入手。急いで読むと、おお。最後は二人の主人公はお互い仕切り直しをするのね。正しい。 二人と言えば、「二人のロッテ」「さよなら私のお兄さん」などのように、一卵生双生児の双児の話はよくある。この話は、元の私の迷いを体現させるためには、ドッペルゲンガーで分裂させるのがやりやすかったのだろう。 家に帰って、しっかり読もうと、このごろ読書の楽しみを最後にとっておく。でも、楽しみを実行しようとする時にはもう眠くなっていて、ご多聞に漏れず、本日も本を持ち込んでベッドに横になった時点から1分ほどで眠りに落ちていました。 - - 2003年06月24日(火) 天が割れるような雷だ。午前中の雨も激しかったが、また良く降っている。 TBSで火曜日に放映してる、V6が出演している「学校へ行こう」という番組がある。数回前から、「友だち親娘」を路上で探して来る企画が始まったのだが、観ていると面白い。今日は見ていて、40歳前後のお母さんたちが見た目すごく若くて、お洋服とか全く普通に20前後のものを来ていて、あ、まだまだ私もいけるかな、と安心した(笑)。なぜなら、私自身、対象年齢下かなと思いながら買い物してたりしたけど、どうやら気にしなくて良さそうだから。 ちなみに、最近はベイクルーズ社(イエナ、スピック&スパン、ジャーナルスタンダードなど)とか、ハリスなどのきれい目で割にスタンダードなお洋服が好き(なつもり)なので、こういったお洋服は年齢関係ないと(実際に買い物に来ているお客さん観てても)思うので、気にしてません。あ、あと、私の買い物好き(むちゃくちゃ度を越えているところまでは行っていないけど)は直さなきゃ。今年買ったスカートとと、ブランドは違うけどたまたま同じ柄のスカーフをして、前々から買ってあった財布を持っていたら、友人に、「新しいものが増えておる。お金が心配だ」と笑いながら言われたけど、ほんと、セーブしよう(だいたい、買うだけ買っても使いこなせなかったら、何のために買ったのか・・手に入れるという満足感はあったにせよ・・意味ないモンね) ++ ついに今日は「大丸ポイントカード」を手に入れた。これ、大丸各店および周囲の提携店鋪では「クレジットカード」として使えるのね(visaやjcbなどとの提携カードではなく、大丸オリジナルのクレジットカードとして )。なるほど。。さっそく御来店ポイントをゲット。 ++ イラクには、米軍の指導の元で、「新イラク軍」ができるらしい。元イラク軍の兵士も、旧イラク軍の幹部や元バース党員でない限り、採用されるとのこと。アメリカも何してるんだか、壊しておいて自分で作り直そうって、結局、親米政権作りたかった訳?なんて思ってしまう。 - ブルーもしくはブルー〜日々のtrifleな選択の上に - 2003年06月23日(月) 山本文緒は、シーンを切り取るのがうまい。妻は若い恋人と旅行に出かけ、途中で予定が変わり、恋人とも別れたあと、ホテルから電話をかける。すると、夫は恋人の家でご飯を食べている。夫の恋人は「奥さん?」と明るく訊くが、夫は「まさか」と否定する。 心臓が掴まれるような寒い風景である。 こんな経験をせずに済む人は幸せである。 他の短編にしてもしかり。 彼女の持つ世界観はさして私は好きではないが、描写は凍りつくほどうまい、と思う。 そんなわけで、またまた23時からのNHKを観始めている。 あの時、あの人と結婚していたら、この人と結婚していなかったら、 ということで1ヶ月あったかもしれない人生に滑り込んでみる、山本文緒原作のドラマであろう。 しかし、あったかもしれない人生なんて、結婚だけじゃないんだよ。 高校、大学、大学の学部、専攻、就職、仕事、私達は日々、小さな決断を下し(時に決断は大きいものであるが)、その路線上で生きている。結婚だけがあり得たかもしれない人生ではないのだ。日々、あり得るかもしれない人生の選択を私達は選ばず、他の選択をする。 そうぶつぶつ心の中で思いながら、山本文緒がどう描き切るのか、稲森いずみがどのように演じ切るのか、少々興味津々だったりするのである。 ++ なお、先週までの「女神の恋」は、ちゃんと女子受けするように終わった。最後は結婚式、お互いやりたい仕事をする松本明子と山口佑一郎、そしてよく遊びに来る前妻との間の子ども。 その前の、松本明子と山口佑一郎の再会シーンがインパクト大。 というか、山口佑一郎のキスシーンがすっごくセクシーであったのであります。いやぁ、全国のファンの皆さん、歯ぎしりしながら観てたんじゃないのかな? - 歴史 / ポイントカードに思う / というわけでお客さまの声 - 2003年06月22日(日) 昼寝したり、夕方映画「めぐりあう時間達」を見て、そのあと友人とオムライスを食べながら様々なアイディアとオークションについて話して充実した休日だった。映画は、自分の生への満足がテーマなのかなぁ? ++ 朝、歴史番組を見ていて、通新技術が未発達な時代に古代、中世と、日本人が海を行き来する技術を持っていたことに感心した(例えば、離島まで「駅鈴」をきちんと運びとどけたり、海軍を動かして広域で闘ったりなどと言うこと)。また、源平の合戦を見て、当時の政治家と今の永田町の人と、ひとり一人がやっていることは大差ないのではないかと思ってしまった。昔の人を侮るべからず。ただ、社会の大きなシステムや、医療などの技術の部分、心理的なケアの面では、大きく、あるいはゆるやかに進歩して来ているのだと思う。 ++ 週3、4回は大丸で買い物をしているので(主に食料品売り場の「大丸ピーコック」だが)、いい加減、重い腰を上げてポイントカードを作ることにした。日々、食料品を買っても割り引きが受けられるし、来店するだけでポイントが貯まる。作らない手はない。 しかし。作るのが結構手間だ。 というか、クレジット機能ガついているため、審査が必要なのだ。 項目にゲンなりした。 氏名、住所電話番号までは必要だとして、勤務先、勤続年数、年収、住居の保有形態、「未婚」か「既婚」か、家族と同居しているのか(同居してない時は審査がさらに厄介らしい)、、、 もううんざりである。 顧客の囲い込みに、ある程度情報は必要だろうが、何を買うかなど分っていればいいはずである。 そりゃ、クレジットカード機能があると言うことは、金を貸す(かもしれない)訳だから、事細かに把握しておかなきゃならないだろう。でも、私はクレジット機能なんかいらないんだ。 おまけに、同居している家族がいれば、金払いがいいっていうのか? それとも、払えなくなった時に同居の家族が払ってくれる、っていうのか? 既婚だったら配偶者が払ってくれるのか?(おいおい間違ってるぞ!) そりゃ、パラサイトしてれば自分で自由になるお金は大きいと見込まれるだろう。でもね、それを信用問題にリンクさせてどうするのよ? それに、「未婚」と「既婚」ていう区分も気にくわない。「既婚」になったけど「離婚」した場合も「未婚」にマルするのか?先立たれたおばあちゃんも「未婚」なのか?せめて、「配偶者なし」「配偶者あり」と表現を替えるべきではないのか? それに、事実婚で同居の場合、「同居の家族あり」だけど、「未婚」なのか? 私は相当プチプチ切れかけた。 でも、ポイント貯めたさに我慢した。 クレジット機能なんかいらない。 審査なんかしてくれるな。 そもそも、クレジットカードなんて、一枚あれば十分である。 ポイントカード機能に絞った「大丸カード」(西武百貨店は作ったらしいが)を是非作ってほしい。 cd&videoレンタル店のカードのように、 身分証明書だけで作れるはずである。 ++ Mr.ドーナッツの景品カードが5点分あった。あと5点で景品だ。今日までだったので、友人にあげようとしたら、逆に1点分貰った。あわよくば5点のカードが貰えるかも、と、帰り道、淡く期待しながらMr.ドーナッツによってみた。うう、残念?点。カードが店内に落ちてないかな、と見たらおお、あるある。が、一点分。 ともあれ、計8点集まったので、誰かにあげようかな、と店の外で思案していたところ、18歳くらいの若い素朴そうなカップルがカードを持ちながら店から出て来たので、おお、これならあげられる、と「済みません、カード集めてます?」と思いきって(!??でもないけど、時々いらないおせっかいで声を突然かけると変な顔をされることがある)声をかけてみると、「あ、あげますよ」と、逆に快く貰ってしまった。ははは。 しめて計10点、すんなり集めてしまったのでした(自分で店に入ったのは2回かな)。 ++ というわけで、友人と盛り上がったネタも含めて、 お客さまの声三連発。 大丸、薬局、京大生協。 (京大生協への提言) 文学部&大学院の卒業生です。今も近所に住んでおりますので、ルネを利用させて頂いております。 さて、京大生関係の掲示板で、真剣にどういった服装をキャンパス内でして良いのかワカラナイ、というスレッドを見かけました。一部の学生だとは思いますが、相当真剣に悩んでいるようです。それに対する回答ではメンズ・ノンノを勉強しろなどが見られました。しかし、高校時代まで制服生活でお洒落に無縁だった者にいきなりメンズノンノは浮くでしょうし、お金もかかります。 ここで提案ですが、大学生協がユニクロなどの企業と提携して(特定の企業と結びついては問題があるかもしれませんが)、衣料品の販売や一週間のコーディネートの提案を行なってはいかがでしょうか。忙しくて服を買いに行く暇もない学生も相当数いると思いますし、需要はあるのではないかと思います(もちろん、ユニクロはオンラインでも購入できますが、研究室に詰めていたり、バイトで忙しかったりする学生は「宅配も受け取れない」生活をしていることをご考慮ください)。 ちょっとおせっかいな意見かもしれませんが、、バンカラな時代の最後でまだその名残りのあった私の在学中には「服装で悩む」などという風潮は少なくとも表立ってはなかったこと、その時代に入学していれば服装に悩める後輩たちも悩まなかっただろうこと(なので、ちょっと悩んでいる人たちに悩まなくていいんだよと言ってあげたい)、しかし同時に学生生活を送る上で、手ごろな価格で清潔感ある格好をすることは在学時のみならず、社会人になってから大切であろうことを考え、投稿させて頂きます。なにとぞよろしくご検討くださいませ。 -
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