実験 / 情報 / お祝2 - 2003年04月08日(火) 昨日から研究室に通っている。先生の指導の下で今は、ラットの脳の「固定環流」の練習をさせていただいている。1年の時の、生物実習のマウスの解剖の延長線上。あと、実験ノートの作り方は、同じく1年の時の化学実習のときの経験が役に立つ(1年の時は、全員1人ずつやる実習だったから、2年の後期より習熟度が高くなると思う)。 結構第一解剖の教室は学生や留学生の出入りが多いところらしく、学生の扱いには慣れておられるとのこと。留学生の数も多いらしいし、大学院生もおおいんじゃないかな、わりと。学生も何人か出入りして研究している様子。 今はまだはじまったばかりで、なんともいえないけど、座って講議を聴いているよりずっといい。先生には、「研究者の道も残しておいた方がいい」といわれているけど、年齢的にそれで仕事するというのは大丈夫なんかいな。大丈夫だったらそっちにいっちゃうかも。 ともあれ、実験をして論文を書くのを目標にするだけのみならず、身近にコンスタントに良質の仕事をされておられる先生の姿を拝見して、仕事、ひいては生き方を学べるのは非常にありがたいことである。 ++ なんでも、同じ学年から9人(多留生含む)留年したらしく、今年から、副学長が留年する者と面接して指導することになったらしい。前期は研究室に通って、後期は留学するという志の高いものもおり、きっと、いい1年を過ごすと思う。 同じ学年から何人留年するかしらないといったら、先生に本当に情報にうといと呆れられた。情報に振り回されてはいけないが、情報が大切な時もあり(過去問さえあれば通る試験とか。そういう試験で進級をきめるのはどうかねぇ。。。。。)、私のように、「グループ」に入ってない人間は、時々いたい思いをする。入ってなくても、真面目さで報われることもあるけど。。 そう、「グループ」って守られるんだよね、入ってれば。そこで疎外されたら辛くなっちゃうけど。。 なんかなぁ、結構私はグループには入ってないけど学校では割に万遍なく仲良くする人当たりのイイ(と自分で言うか。汗汗)人間なので、ど〜でもいいや、って思ってるけど、ふと寂しくなることはまぁあります。つながりがないってのはね。 以前、知らないことを私が恐れている(実はコミュニケーションの仕方の問題である)と指摘されたことがあるけど、実際問題、死活問題のことはあるんだよね。。知ってるか知らないか。コミュニケーションを越えて。 確かに、1人でいることは怖くはないかもしれない。 でも、つながりがないことは、半ば私にとっては恐怖である。 ++ 一ヶ月半〜2ヶ月程前、私は留年したら退学すると騒いでいた。 それにたいして、年寄り組の友人達は、せっかく入ったんだし、1年にこだわりすぎなくていいのではないか、ここで止めるのは勿体ないのではないかといってくれた。それは確かに正しい。 実際、私の場合、実験、論文、という思っても見なかった経験ができることになり、留年することを受け入れるようになった。 が、もしも、去年の後期のペースがそのまま続いていたとしたら(留年すればそれはそれでリズムが違って来るのではあるが)、私はしんどくてしんどくてたまらなかったので、もうこれ以上、こんなしんどい状態は続けられないと思っていたのも事実である。 理由を作り過ぎていたのかもしれないが、でも、生活費のためにはバイトのペースダウンが出来ない、受験生で手が抜けない、留年すれば余計学生しながら生活費を稼ぐ時期が長くなる、、そういうスパイラルの中にいた。 もちろん、二年の後期、誰しもしんどかったと思う。試験はしょっちゅうあるし、量が多いし、解剖と途中から平行になるし。。 それに、生活費を自分で稼いでいるのは、ちゃんと進級した子の中にもいる。しんどいのは私だけじゃない。 でも、しんどかった。 ひとつ、フルタイムで働いたことのない人に、私が勤務に耐えられないとか、言わないでほしい。 実際、耐えてるし、以前、文学部の院生だった時は、研究室の先生、先輩や同級生が怖くてたまらなかった。勝手がわからなくて何をしていいのか、わからなかった。それを、おばかさんといわれてもいいけど、働いたことで、そう大仰に構える必要はなかったと言うことが良く分ったもの。 もちろん、いろいろなことのバランスをとっていくことが、大事なのは分ってるけど。 ++ お祝い金について。 そんなもんだ、と割り切ってしまえばいいのだろうし、多分、そろそろ私は割り切ってしまうだろう。ただ、齟齬をなぜ感じたか、というと、理由の一つには、母の交際費の金銭感覚が25〜30年前で止まっていること。これは、諸事情があるので、母を非難する気はないが、とにかく、母は、今のおつきあいにかかるコストを知らない。 それから、もうひとつ。件の友人は、私のドン底も知っていると言うこと。私が焼け出された時、周囲の人たちに募金を募ってくれたのは、研究室以外では彼女だったし(涙涙)、指導教官に怒られてまで私に研究室のワープロを回してくれた。彼女が譲ってくれたバスタオルには私はじ〜んとして熱くなった。 お祝について。 なぜか、また、有り難いことに、わたくしは「友人代表のスピーチ」をさせていただけることになった。ありがたい。ありがたい。 俗っぽい(???)けど、ブーケが欲しいです。。。 ++ 欲を言えば、私も留年してる間に結婚して子ども産みたいんですが、、、 まぁ、なかなかそうは問屋が下ろしてくれないの、かなぁ。。 - 桜 / お祝い金 - 2003年04月06日(日) 桜がちょうど見頃だ。天気もよく、満開の桜を見ているとああいい季節だなぁと思う。観光地、あるいは名所といわれるところの桜もきれいだけど、押すな押すなの人だかりだったりする。それよりは、家の近くでいきいきと咲いている桜のほうがいい。 ++ 長い間ガクセイを続けていると、困ることがある。それは、年齢から期待されるものとの金銭感覚のギャップというやつである。たとえば、7万の家具をどうしようと嬉しそうにいわれても困る、というような(私には手が届かないものだから)。 同様に、戸惑うことの一つにお祝い金がある。あまり結婚式の類いによばれることはないので、そう悩む回数は多くないのだが、前回はおしゃべり系メーリングリストで話題を振ったところ、お祝い金はケチらない方がよい(ガクセイといえどもそのような場合ハ相場を出しましょう)、お金は天下の回りもの、式に出るということは、それなりのお祝をするということ、出したくなければ欠席すること、というアドバイスを諸氏からもらった。結局、そんなものかなぁ、としたがった。 しかし、どうしても、けちだと思われても仕方ないのだが、違和感がある。おめでとうという気持ちには変わりはないが、例えば誕生日プレゼントでどこまで出すか(自分の可処分所得の中から出すのが当たり前!)、というようなことと私には重なって感じられてしまうのだ。 私とて、生活費を親に頼っているわけではないし、 ましてや、今回は、木造築80年の寮に住み、大学院生としての研究の傍ら(!???)昼間のバイト、さらに夜間は入力のバイトを未明までこなす、という生活をつい三月までしていたというつわものの結婚である。彼女には幸せになってほしいと心底思うと同時に、お互い足元を知っているのに、ここだけ(というわけでもないかもしれないが)世間並みに取り繕うのはねぇ、、と非常なる違和感を感じるのだ。 いや、足元を知っているからこそ、弾むべきなのかもしれないのだが。 というわけで、あと数日、私は悶々と考え続けるだろう。 (と書きつつ、結局、友人も額にこだわる人ではなさそうだし、 お互いの生活に照らして、ちぐはぐにならない、私が納得する額を包むことにいたします) - とりとめもなく、 - 2003年04月04日(金) 今、TVで「もやもや病」の手術を放映している。脳外科の手術はものすごく細かい!わーーー。血管の縫合により、血流が戻り、めくるめく回復をなしとげる。すごい。 朝の連ドラをなんとはなしにここ数日見ているが、なんかねぇ、小池栄子が演じてる子は軽いノリで不倫してることになってる。不倫であろうとなかろうと、全力でぶつかると傷つくことに変わりはないから、腹を据えてやっているのだという。主人公の他の友人は合コンに夢中だし、よる9時とか10時のノリで、、「まんてん」とか「ちゅらさん」は健全第一ってかんじだったけど、料理人のお父さんの隠し子が登場したり(こちらはなんとなく後ろめたいモードがあったけど)、朝ドラもかわったとでもいいましょうか。。 ドラマを曜日と時間をチェックして毎週見ることはなかなか現在難しいので、ほとんど見ていないのだが、ニュースの続きで、これまた夜の11時からのNHKの連ドラはそこそこ見てたりする。今は、OLを辞めて女将になる「女将塾」に主人公が入るという根性もの(?)をやっていて、酒井法子が主人公を演じている。 話の筋はともあれ、アイドルから出発したのりぴーが女優業こうして続けて演技も深みをましているのは、なんか嬉しい。 ++ 雑誌with4月号を美容院で読んでいたら、ペタンコ靴百花りょう乱とかいう(良質の)春夏モノの新顔靴の特集の他に、一ヶ月7着で着回しとか(この手の特集は人気があると見た)、さらに、「ユンソナ(韓国出身の芸能人です)のユニクロ指命買い」などというページまであってびっくりした。ユニクロが「きれいめのおしゃれ服(そして私達の味方)」と女性誌にも認識され、ここまで市民権を得たんだなぁというのと、以前は柄物はほとんどなかったのに、デザインが豊富になっていることに驚いたのだ。 また、1年程ごぶさたしていた家計簿の付け方や、無料家計簿ソフトの紹介が出ていたので、興味を持って、5月号を買ってみた。 目的の第一は、「20代で1000万ためた女(ひと)たち」である。 なるほど、力をいれ過ぎなくても、ノートにレシートを張り付けて可視化、それから1日の自分の予算枠に自分をはめ込む、なるなる。 ためましょう♪ あとあとの生活費かもしれないし、自分がしたいことをするためのお金かもしれないけれど。 ++ 今日買ったもの。 目覚まし時計。ジリジリと大きい音で鳴るもの。朝ちゃんともれなく起きるため。当然、デザインより機能重視! 卓上ミラー。今までのよりも少し大きく、安定性があるもの。 mid-century 風卓上ランプ(ドット柄、紙製)。これは40ワットまでの電球を入れることができる。どうしても夜、このごろ泥棒が入りそうな気がして怖いので(イラク戦争を報道するテレビをつけっぱなしにして眠ってばかりいたせいかも)、電気をつけておくため。天井の明かりだと時々明る過ぎて気になることがある。 以上、すべて、passport という雑貨屋さんで。 made in chinaのモノが多いということもあるのだけど、結構安くデザインの優れたものが手に入る。ドット柄のきれいな色のビデオケースとかちょっと気になるアイテム(一つ380円)。 ちなみに、売れたものは計4点、約3000円。 その他は、食料品。 今日は、ちゃんと、お昼はガーリックライス、夜はハンバーグ(といっても、半調理品だけど)としそごはんを自炊。 - お片付け - 2003年04月03日(木) 非常にスローペースのお片付けで、今日、ようやく、大事業のベッドの移動。縦においていたものを横にしただけなんだけど:-Pずりずりずり、ッと。あとは、お日さまのもとで新聞紙の片づけ。まだまだ、だけど、明日もうひと踏ん張りカナ。床に散らばっている紙類を片付けるのだ。 あと、区役所に年金の免除申請(一瞬にして終わって、身構えていたけど拍子抜け)、不要の衣類(セーター、フリース、パンツ、シャツ)をイラク支援の物資を集めているNGOへ(果たして必要な人のもとへ届くのか、活用されるのか、よくわからないけれど、一枚でも暖かい服が役に立つのなら、と)送り、青空がまぶしい、そんな1日。 ++ ところで送った物資はyahoo!ゆうぱっく利用。民営化もしたし、郵便局も変わったよ。ローソンにポストがあるようになったのみならず、ファミリーマートではゆうぱっくが出せるもんね(それも、割安料金で。クロネコヤマトよりも安かったりする)。 ++ モノについては、一時的にしか使わないけど必要だと割り切るもの以外は、それと心中する、最後まで看取るつもりで手に入れなきゃなぁとこのところの消費熱に浮かされた我が身を反省。 - 映画二本「中国の小さなお針子」「Bowling for Combine」 - 2003年04月02日(水) 以前おしゃべり系MLで話題になっていた 映画「中国の小さなお針子」を見た。 選択肢のない状況下で、文学が人に与える影響が大きかったという評がわかると同時に、バルザックが一体お針子の具体的に何を変えて山村から都市に出ていったのか、(女性としては?)一歩突っ込んで描いてほしかった。 あと、これまた女性としては、だが、 愛しあって妊娠というのはわかるのだが(これも防ぎようが、、と思うだろうが、山村で手段を期待してはならない!)、 それを相手に黙って処理する、その時の周りの(もうひとりの知識階級出身の青年と、青年が頼みに行った医師) ささやかな力添えはともあれ、台の上でお針子の流す涙に、 「それはバルザックの(或いは文学の)教えてくれたことじゃないだろ! (むしろ、反対ちゃうの???)」 と、ちょっとプチッとなった。 個人的には、全体的に、文化大革命という状況下ではあるが、 (男性の視点からの) フランス映画らしい、「男と女」というか、 well-madeな青春映画だと思う。 ++ それと、もう一本、「bowling for colombine」を観た。 アメリカの都市郊外のコロンバイン高校で起きた高校生の銃乱射事件と、 それにまつわるアメリカの銃社会を、まぁ、素人目からの視点で、 歴史的な考察も交えながら分かりやすくコミカルに時にシニカルに描く。 今年のアカデミー賞受賞作のドキュメンタリーとなったためか、混み合っていた。 やはり、アメリカの白人中産階級の視点を越えてない部分もあるし、 銃を売っている全国チェーンのコンビニに乗り込む時のやり方も ちょっと高校生レベルじゃない?って感じだけど 私的にはお勧め。 同じ銃が自由に手に入れられ、所持率も高い隣国のカナダと比較し、カナダでは銃による殺人の発生率はかなり低く、治安がいいため、大都市でさえ、住居の施錠をしない人が大半であることを取り上げ、カナダはお互い話し合って解決する姿勢が強く、アメリカによる他国の空爆に対しても「安易に戦いで解決すべきではない」というマスコミの論調、政府は貧困を解決し、国民の福利厚生に力をいれていることと、 それに対し、アメリカの社会は恐怖社会である(おそらくそれは、対外的なパワーをふるうことを優先し、国内の貧困問題などを解決せず、そこを銃で抑圧する、みたいな)という趣旨であったと思う。 また、2001年9月のアメリカを襲ったテロの首謀者とされる 「ビン・ラディン氏」、かつてソ連との冷戦があった時期、テロリストとしてアメリカが育てた(資金援助した?)ということも、このドキュメンタリーで初めて知った。 「9月11日とは何だったのか」などとアメリカ人やものの分ったような知識人がまるで被害者ヅラ(?)して語ることが多いような気がするが、 それは、アメリカという国が覇権をなすために行なった所業のツケである(もちろん、被害を受けたのは、イラク戦争と同じく、「一般の個々の市民」であり、そのことに対しては、他の戦災・テロ・災害・事故と同様、被害にあわれた方には、心から御悔やみ申し上げる) と映画を見終わった今、思えてならない。 なお、コロンバイン高校で高校生2名による銃の乱射事件のあった1時間前、アメリカ(クリントン政権)はコソボを空爆していたという。そして1時間後、銃乱射に対して冥福を祈ると記者会見を行なったクリントン氏。 - お取り引き - 2003年03月31日(月) ネットのオークションで商品を落札したり出品したりしてお取り引きをしていると、今まで見ず知らずだった方とお取り引き期間中はやり取りをする。 その中で、わずかな期間ではあるが、相手の人間性が透けて見えることがある(無機的になりがちな事務的なやり取りの中で見えて来ることだから、プラスのものである)。 このひとは、本当にものを慈しんでいるんだな、リサイクルショップ経営というのも、丁寧に商品を扱っておられるんだなとか、逆に「丁寧で柔らかい文章からお人柄が伺えました。またご縁があるといいなと思える方でした。」とコメントを頂いた日には、じ〜んとしちゃって涙が出てしまった。 お取り引き終了までよろしくお願いします、 というのを、気持ちよいお取り引きができたとき、文字どおりに感じるのだ。 ++ 人柄、だけでは生きてはいけない、のだが、 人柄が潤滑油になって事態が好転することはある。 私が4月から雇っていただいた上で研究・論文指導のチャンスを頂くことや、 m.に気に入られている(と思われる)ことは、その 「またご縁があるといいなと思える方」 という部分に尽きるのだろう。 - 人気の大学−ちょっと、受験について/美容院☆ - 2003年03月30日(日) 昨日、予備校の個別指導をしていて知ったが、どうもシガ医大は最近人気らしい。おそらく、地理的な条件(JR沿線であれば、大阪、神戸という阪神地域からも通学可能であり、さらに、名古屋を中心とする東海地方からも滋賀県は近いこと)が大きいと思うのだが(大学の研究/設備/環境が魅力的で、トイウことなら喜ばしい。が、そんなところまで受験生が考えているとは思えない。近隣には沢山旧帝大、旧医大がありますので。。)、確かに、予備校の資料でいわゆるランキングをると、こんなに高かったか?という感じで上がっている(2002年入試結果によれば、同期の桜の新設単科医大浜松医大を始め、旧医大の長崎、旧医専の名古屋市立、三重とならぶ偏差値である)。いささか、安く買っておいた株が上がっている気分である。 もちろん、偏差値は決して入試の難易度をストレートに映すものではない。 まず、このデータは、予備校のモシの受験者のうち、合格者を抽出したものであること。シガ医大の場合、近隣の京都府立、神戸、奈良県立あたりを第一志望にしていたものがセンター得点(あるいは後期合格)により志望を切り替えるケースは多いので、モシの受験者層で見ればそれなりに高くなると思う。そして、たまたま、ランキングで並んでいた長崎、三重はセンター重視だから、入試の力配分としては、まずセンターでちゃんと取ることが必須条件となるが(逃げ切り可能。実際、入試対策として文系出身者に対策が建てやすい。私は当初、センターで逃げ切り可能で、二次試験の理科が一科目であること、旧医大で環境がよく・・九州では九大の次に勢力が大きい・・再受験生が多い長崎を高校の先生から勧められていたし、センター配点が高く二次が英語のみだから前期ダメでも絶対受かるからと太鼓判を押され、後期は三重に出願していた)、今回の予備校の資料でしが医より下になっていた大学の中には、二次配点重視のところも多く、そういうところは、記述力がないと通らない。また、歴史的な状況や、教育内容は偏差値によって優劣が決まるものでは決してない(実際、国家試験は全国どこでも一緒のものを受けないといけないのだ)。 また、偏差値が下だからといって、はいりやすいかというとそれは全く別である。手許のこのランキング表において一番下に位置するA医大とM医大は、確かに数学3Cをすらすら解くことは要求しないかもしれない。が、ユニーク入試ほどばくち的な要素があるものはない。余程腕に自信があれば論文はいけるかもしれないけど、ユニーク入試はね。。それよりは、学力で見てくれる学校のほうが、対策も建てやすいし、ダメだった時も「どうして?」などと考えなくていい。その意味で、手許のランキング表の下から二番目(A大、Y大、S医大、K医大)に位置する大学群は、今年は勉強不足だけど受けるだけ受けたいというなら、Y大は論文入試だからいいかもしれないが(そのかわりばくち)、勉強はして来たから受かりたいというなら、ちゃんと学力で見てくれるS医大かK医大の方がよい。そして、いづれにせよ、どこもむちゃくちゃはいりやすいわけではない。また、ばくち入試だろうとそうでなかろうと、入学後、卒後の生活はまた別個である。どのみち、医学部のカリキュラムをこなしていくことが必須なのである。 受験に関しては、個々人のもっている学力(センターは取れるとか、数学が得意だとか)をうまく活かす方向でやれると楽だ。 そもそも、よい大学、悪い大学、などと一つの物差で計ることは出来ない。 確かに、あそこは国の予算が沢山注ぎ込まれているなど、恵まれている大学とそうでない大学を分別することはできるかもしれない。 が、あなた個人が(いや、私個人が)、そこで何をなし得るかは全く別個である。 入学したら、自分がそこで「満足の行くガクセイ生活」ができているか、できたか、それを胸に手を当てて考えるのが生産的だろう。 ・・とまぁ、受験を経験したものには当たり前のことなのだが、ついつい、こういう資料を見ると、進路指導部員だった頃のデータの見方の腕がなる。 ++ 今日は、午後、家庭教師の前に、美容院に行った。キャンペーンをやっているらしく、割り引き葉書があったので利用したら、いつもメンバーズカードの割引きでカット4000円のところがなんと3500円、おまけに、私が日常セットしやすいようにとポイントパーマを勧められ、渋っていたところ、20分しか余分にかからない(パーマ技術は数年前に比べ格段に向上しているのがよく分った。昔長かった頃は、パーマかけようと思ったら2、3時間覚悟だったもん)、三本ロットをまくだけだからプラス1000円です、といわれ、じゃあ、とかけた。ほんと、セットしやすいようにかけただけだから、みてわかるようなパーマじゃないけど、待ち時間なし、ポイントパーマ込みで1時間15分、合計4500円+税なんて、なんかすっごく満足度高かった。それも、安さを売りにしているチェーン店並みだよ、パーマ込みでこれって。「お得」に弱いわたくしです。オートシャンプーはそろそろ病み付きになりそう。 次回は、いよいよ、裾にパーマをかけてふわふわさせる予定。 - COLORS - 2003年03月29日(土) 久しぶりに、堀川丸太町から川端丸太町まで歩いた。夜風が汗を程よく飛ばし、気持ちよかった。 久しぶりに(というほどでもないかな)、cdを買った宇多田ヒカル「colors」。 私は、ちょっと前の、才能に溢れまるでそれを持て余すかのようにとんがっていた彼女より、今の宇多田ヒカルのほうが好きだ。柔らかくてしなやかで強くて、落ち着いた感じで、ああ、同性だな、ッて身近に感じられる。 宇多田ヒカルといえばニューヨーク在住だが、ニューヨーク在住のアート系邦人からのメールでの反戦署名が昨日届く。坂本龍一発、鶴田真由経由、ってな具合で、流れ流れて友人から回って来た。 このような市民活動が一体どの程度効を奏すのか、私は知らない。しかし、ほんと、一体この戦争はなんなのだろう? バグダッドでは、市民がマーケットで買い物をし、家々に住んでいる。 ++ 鶴田真由、実は憧れのお姉さんである。って、常にすべてと言うわけじゃないけど。彼女がデビューした映画「就職戦線異常なし」のころ、いいなッて思った。清楚、知的、女優さん顔。そして、今はちょっと鶴田真由が目標(意味不明な表現だが)。 ++ 倉庫状態改善計画がんばろう! そう、買い物依存症の果ては、まず、ウサギ小屋(ではないと私は信じている)の空間侵食から始まる。もういいや、これはあるや、と判断し、我慢、というか抑制すること、その反対にある買い物依存症は、お金で全能感を満たそうとする。 お金持ちになって何でも好きにしたいという気持ちがわかるような気がする。働きたくない、優雅に暮らしたい、好きなだけ旅行にいきたい、おいしいものが食べたい、、、、いろいろな願望がそこにはあるだろう、ともあれ、お金がありさえすれば、一国の経済を動かすこともでき、好きなものに身を包むこともでき、島一つだって所有することができる。休日はイビサ島で、明日はパリでお買い物よ、その次の日曜はシドニーにいる旧友に会うのよ。。。 ++ まるでオフ会みたいに、今日も出張ミニ家族団らん(in the morning time, breakfast)。 そうそう、 これなんです。私が藤井大丸でおととい買ったスカート。是非クリックしてみて!シフォン地のを買おうと思っていったのですが、案外、綿でハリがあるのもイイかな、と。お勧めです。というか、かなり気に入ってます。ネットでも買えるんだ。 水玉とパープルのほうがネットではすでに売り切れになってるけど、インパクトはあるけど合わせやすいのはやはりベージュ(実際はこの写真より薄いベージュ。店員さんはカーキと言っていた)。 ベージュのスカートはよくあるけど、そこに水玉を持ち込むことで、新鮮で、かつどこか落ち着いたデザインです。 ++ ところで、書留で送られて来たのは成績表であった。 1科目不合格はいたいよう。あとは必死でクリアしたのにぃ。 ともろで、おおかたは良と可が半々で、再試だらけだったそれなりの成績だけど、超笑えるところがある。ってのは、2年次、臨床心理学が秀(過食症と精神医療について書いた。そりゃあ、人生経験分、授業受けてる以上に考え知ってるから、それなりのことがかけますわな。)、余り主体的に参加していたとも言い難いが、試験がよくできたと自分でも思った細胞生理学4実習が優(これは人並みかな?)、そして、神経解剖が秀(笑)。はっはっはっ。って、採点が甘くて不合格は出さずにイエローカードのみ(成績発表時、点が悪かった人は名前が黄色に塗ってある。センセイお茶目です)、おまけに神経解剖は薬理と抱き合わせで、その抱合せられる薬理は再試受けたんだけどなぁアアア?それでも秀ってう〜ん、神経解剖がよかったのかな?舐めてさっさと退出する人が多い中、かなり最後のほうまで粘って書いたからな、答案を。それともみんな秀か優なのかな? ていうか、秀や優もそこそこあって、多分、成績表自体はごく普通(下から30番目くらい?まんなかくらい?)なのに、一科目不合格と言う、この恐ろしい事態!うわ〜ん。でもいいの。私は実験をするわ。小学校高学年の時は白衣を着た科学者になりたくて、市役所主催の夏の天文観察会にしか行かなかった完璧な幽霊部員だったけど、一年間科学部なんてのにも実は入ってて、試薬を振る姿に憧れてた時期もあったもの。まぁ、やりたいことはやってるとおもいましょう。 上の妹は、私が高校一年生の時、30歳の自分て想像できないと言ったら、「あんたはその頃になったら医者になりたいと言ってるに違いない」と言い、本人は覚えていないらしいが、再受験を考え始めた時、妹の変な予知能力にびっくりした覚えがある(勘がいいのだ)。 臨床をするつもりで今の学校には入学したが、「脳神経と教育」という、学際的な研究に参加できそうだし、そのこと自体、ブンガクブの院生時代に学術交流サークルを立ち上げてて(確かに、組織として不十分だったかもしれないし、周りの友人たちからもいくつか批判を受けたことがあるが、「交流」の意義はあったと思う)、隣は何をする人ぞ、と知ろう、なんてやってたけど、その行くつく先がここかよ、となんだかひとり苦笑している。 - 父来る・・出張家族団らん - 2003年03月28日(金) 父はちょくちょく出張でこちらにやってくるのだが、今日、会社や大学めぐりをしにやってきて、春休み中の下の妹もついて来た(今日は私と彼女が手など似ていることを彼女も認めてた)。 今回は、珍しく、訪問先に予定していた会社や先生が不在だったらしく、今日明日、観光と割り切ってた。珍しい。今日は、植物園と下鴨神社にいったらしい。 私はバイトのあと合流して、一緒にごはんを食べた。父は、出張で東京にいった時は、よく、妹二人とごはんを一緒に食べるようにしている。こちらでは大体スケジュールがつめつめでそういうことはないのだが、ああ、東京での出張家族団らんみたいに、出張家族団らんしてるんだな、と思った。 そもそも、この前帰省している時、父は出張にいったり来たりで、ちょっとしか顔合わせてないから、話したかったというのもあるだろうし。 なんか、ちょっと、じ〜んとした。 ++ 留守中、大学から書留が配達されたらしい。不在だったので受け取れず、明日郵便局にいってみる。さらに泣き面にハチの通知なのでは、とかなり脅えている。 - わかこっちのおまぬけな一日。 - 2003年03月27日(木) 今日はお間抜け、というか、普通に、いや、前日眠り過ぎて普通以上に朝はしゃきっと起き、余りはかどらない部屋の片づけをし(たのかな?)、自転車屋さん、郵便局、銀行、と回り、午後からカテキョに行く前に寺町の電気街でデジカメを見て(どうやら大学生協の得売品のほうが安くまともなことをしり)、これはまずヤフオクで競り落とすべし、と意気込んでから、隣の藤井大丸へ。ちょっとわくわくとして入ったのだけど、同じアパレル中心の河原町阪急に比べ、こちらは個性が強い分、入ってるブランドもクリエーター系だったりして全国展開ブランドほどなじみもないものがおおく、あと、値段層が高いので、購買意欲が萎えて来たところに、おおおおお、私はドットフレアースカートを探し求めていたのだが、マネキンがきれいなドット柄のフレアーを着ているではないか!私は吸い寄せられるように商品を確かめ、お約束通り店員さんがよって来て、でも欲しいので計三着試着し、結局店員さんと話し合いながら、丈はちょっと短い方、色は水色に紫のドットはきれいだけど癖が強いから、日常活用するならグレーがかったカーキに水色のドット、と意見が一致して、購入。いやぁ、これはきれいです。デジカメで画像をアップしちゃいたいくらい。。。コットンとポリエステルの不通の混紡なんだけど、ハリのある素材で、長く着れそうです。 午後、家庭教師。嬉しいことに、しばらくほっておいた成果が出たのか、結構英語を自分で意味をとれていて嬉しかった。 いささか言い争うが、いいたいことをぶつけたのはよかったのかな。。 帰り、ふらっと覗いたお店で、若草色の水玉のキャミが売ってて、ノンブランドだけど日本製で安くて良さそうだったので、買うついでに(物欲まっしぐら?)、100円に値下げされてるタイツや靴下を12足買い込む。こういうものは何たって消耗品ですからね。定価580円とかのものが安くなってるなら買っておいて損はない。 ちなみに、ノンブランドだけど流行を敏感に反映させたお店はがんばってる(?)ような気がしちゃう。品質がそれこそ、、ってのもあるけど、そこそこで、こんな値段で、って感心するものもある。まぁ、ものは使われるべく作られるのであって、たんすの肥やしじゃないんだけど。 帰宅後、夕食を食べ、そのあと、メールの返事を書いたりしながらヤフオクに注目。今日はなんと3つ落札。 一つはプレゼント用にするharrisの花柄バッグ。キャンバス地で、イエローに、すっごくかわいい花柄がついている。harrisのバッグは、日本のお店で定価で買うとそれなりに高いのよぉぉ。セレクトショップサイトではそこまで高くないものもあるけど。。 一つはルミノアというフランスのブランドのボーダーニット。これも、定価だと高いのですが、ネットのセレクトショップ・サイトでバーゲンになってて、目をつけていたのが、新品でヤフオクに出ていたので。楽しみ。 この二つは、案外すんなり落札できました(前回、harris花柄バッグのピンクを競り落とした時は、実はちょっと緊張した。いきなりまぎわに入札して来た人がいたから。 で。もう一つが緊張感があったのですよ。これが一番間抜けだ。というのも、デジカメを落札したんです。それも、この前新品を大学生協の得売品で130万画素のPowershotを買って、ひとしきりオークションに出品したあともういいかなと手放してから、あああ、まだまだ出品したいものがある、と必要を感じて、中古で、81万画素のpowershotを競り落としたからです。最後は緊張感がありました。デジカメはやっぱり欲しいひと多いから。あああ、おまぬけな一日の締めくくりに相応しい。。が、6350円+送料610円で競り落とせて、私は満足してます。私に取ってはネットオークションのために必要なものだから。。さすがに、中古でこの画素で9000円程度以上してくると迷ったと思うけど。。 あとは、あまり着ていない8分丈パンツや、おもちゃのデジカメ(35万画素。サンプル画像を見ると結構きれいに映るようなんだけど、私は下手ッぴなのか、オークションに相応しい画像が取れなかった。。)、貰ってないけど使ってない化粧品、そしてもしかしたら家具(ローチェスト)をお譲りしようと思う。 お片付けも、もうちょっとピッチを上げて真剣にやろう。三月はじめにせっかく友人に手伝ってもらって片付江方のに、今は部屋がまた倉庫並みにものがひしめいてて、ひっくり返ってるもの。 -
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