月曜日。 - 2002年10月21日(月) また新しい1週間の始まりだ。 代謝生化学のレポートをだして・・取りかかれば恐れるに足りず速いじゃないか・・有機化学の再試を通してもらって・・不確かな覚え方をしているところがあったけど、満点の大問があって嬉しかった・・組織学の実習をして・・今日はスケッチ、異様にみんな残ってやってた。今日は上皮組織と筋組織。わいわいいいながらお目当ての組織を探すのは楽しかった・・帰り道、電車の乗り継ぎの合間にMr.ドーナッツの景品の秋のコスメグッズの2個目をもらって、家庭教師のおしえ子のモシの成績をみて・・英語は特に文法が進歩、古文漢文はこれからさらに伸びるかな・・彼女と美術話で盛り上がって・・いつもそれが楽しい・・そんな一日。 スケッチと美大志望の子とのおしゃべりで余り疲れも感じなくて済む、そんな一日の終わりかた。 あともうちょいと試験の準備をしてから休みましょうか。 - - 2002年10月20日(日) 昨日は夕方食材を買いに行って、 思わず常温保存可能なロングライフ食品のレトルトのおでん(一人前189キロカロリーなり)を買い占めてしまった。スープ入りでさつま揚げ、たまご、大根、こんにゃく、ごぼうまき、ちくわ、昆布の入っている優れもので、5分暖めれば良いようになっている。 あと、私はモチ入り巾着が好きなので、それも買った。 帰宅して、さっそく調理(といってもあたためるだけだけど。でもこの日はほうれん草も加えて一緒に茹でた)に取りかかった。 モチ入り巾着のパッケージを開けるためにふと見ると、なんと。原産国中国ではないか!慌てておでんのほうも見るとこちらは何も書いてないので新潟のメーカーが製造者という以外、詳細はよく分からない。 さすが食料自給率4割の日本だ。 タイムリーにもNHKで食糧問題についての特集を放送していた。生の根幹を成す食に対して、あぜんとするお役所仕事。基準がないから残留農薬の検査はしていませんでした、と。 地場産の食品を中心とした和食に切りかえれば、今のままでも自給率は8割になると何かで見た覚えがあるが、心がけて行くことが一消費者として出来る事なのだろうか。 ++ 例のごとく、またテレビをつけたまま日付変更線を越える頃眠ってしまい、矢井田瞳の大阪万博公園でのライブの大音量で目が覚めた。 彼女の音楽はアップテンポながらも独特の哀愁感が漂っていて、情動を揺り動かされて切なくなってしまった。リアルに他人の過去が想像されてしまって。 何もない寂しい人生、いや何もなくはないんだろうから単に寂しい人生としておこうか、それは私だよ。必要(?)を感じていながら・・でもこんなやつには誰も寄ってこなくて自然かもしれない・・今まで生きてきて伴侶にも巡り合わず、弱い人間だということは自覚しているけど(ぎりぎりまでがんばっていないのだろうか?)、今も一人で日々にあくせくするだけ。喜びとか悲しみとか、他人と分かち合うほうがどれだけ嬉しいだろう。 精子バンクの利用も半ば真剣に考えていて、シングルマザーへの説明事項なんか思わずまじまじと読んでしまった。そのためには経済力をつけるべし、なのだが。 http://www.osk.3web.ne.jp/~excelle/(←日本初の精子バンクらしい) ったく、ね。 - 美術展二つ+後期開始後三週間。 - 2002年10月19日(土) 今朝は開館と同時に岡崎の近代美術館の「スーラと新印象派展」へ。系統だてて展示してあって、技法的な面から点描画を見れて興味深い。抜けるような青い空の絵もあったりして心にしみる。なかなか良い展示だった。 そのあと向かい側の市立美術館の「メトロポリタン美術館展−ピカソとエコールド・パリ展」へ。こちらは押すな押すなの大盛況。週休二日で土曜日が休みの関係で中学生小学生も多い。有名どころの総花的な展示で、絵の好き嫌いもあるのだろうけど、私は余り、、という感じだった。人が多いのもあるせいか、スーラの方と客層も違う感じ。 ともあれ、友人の障害者手帳のおかげで、両方ただで梯子できたので感謝感謝。 朝、ちょっと美術館を梯子したり、山に登ったりということが京都は気軽にできるところが嬉しい。 ++ さてさて、課題、試験が急に増えて、、本当に知力体力気力的に不安です。 この一週間ですら、木曜金曜には疲れて(若い子も水曜過ぎると疲れてるらしいので安心したけど)たから。。 こんな状態でわたしは学生だけ、ひいては仕事だけ必死で続けていくんだろうか。。 この前読んだアエラの別冊の「職場のウツ病特集」には40前後のキャリア女性が それこそこのまま家族もいなくていいんだろうかと情緒的な孤独や仕事面での行き詰まりを感じると書いてあったけど、私は40を待たずして恐怖を感じてます。 彼女達の大卒後20年分の孤独はもう経験しちゃった気がする(20年分の仕事は全然してないけど。。それともまだまだ序の口??)。 まだ若いとかいうのは事実かもしれないけど、もうそれは言わないで。 若いから焦らなくていいと言うのと、今現在寂しい、辛い、と言うのは違う。 この日記は、こちらの精神状態がバレバレで些かきまり悪くもある。 なら書くな、公表するな、という話になりますが、自分を見つめる道具の一つだし、 単に私が泣いたり笑ったりしていることが励みになる友人もいる(!??)らしいし、日記はそのままにしてます。 時に怖くなると言うのは、一人で生きていること自体が怖い。 もちろん、独りでないといえばないし、人は一人で生きるしかなくもあるのだけど、誰も身近にいない怖さ。 ++ 同時に、長らく集団にとけ込めなかった私、あるいは今も集団がちょっと息苦しい。 案外そういうひと思ってたより多いのかなという気が最近ようやくして来た。自分の中でちょっとずつ距離をとって自分を守って生きてる人多いっていうのかな。 ひとつには、推測でしかないけど、母を常に恐れていて(?) 物事へちょっとした距離、離人感というと言い過ぎかな、を持っていて、 ナニカ集団へ没頭しにくかったのかな。醒めた眼で一歩引いて身構えてるみたいな。 いつ怒り出すか、機嫌が変わるか分からない。 私が高校生ぐらいの時からそんな母じゃなくて気持ちが安定して、今は包み込んでくれるようになったけど。 一人の女性としての母の辛さは推測できる。 いろいろ、鬱屈していたと思う。 昨日は母の誕生日だった。 ++ 二時間睡眠で起きて課題。山積みだ。美術館で気分転換したことでもあるし、明日はバイトデーだから今日できるだけ片付けよう。 - 週休3日希望なり。 - 2002年10月18日(金) 身体がもう週末を欲していて、午前中授業よりも睡眠をとってしまいました。今日はそのあとも妙に眠たかった。 消化器のスケッチを計10枚書いて、そのあとまたまた家庭教師。。仕事があるのが幸いとはいえ、自分の体力的限界上、泣けてくる。。気分的なこともあるし、必要以上に自分に負荷をかけたくないんだけど、、しかしなぁ、向こうも受験生だし。。 ほんとうに、これで体力勝負の解剖になると、本当についていけるか怖い。授業を中心に据えて体力を温存しなきゃ。。。 「解剖学アトラス」のハンディ版、内臓編を買った。 消化器の試験資料をコピーした。 - 疲れている。。 - 2002年10月17日(木) 妙に疲れている。 授業のフォローをしたいところだが、、 今日は家庭教師の帰り、JRと地下鉄と両方、眠りこけていてひと駅ずつ乗り過ごしてしまった。こんなことをするのは初めてだ。 目の前のことすらきちんと出来ず、 そのくせ半ば死と隣り合わせの孤独感に時折苛まされる。 これで自分の家庭なんて遠すぎて、お笑いぐさですね(苦笑)。 消化器の組織のスケッチだけはテキパキやったけど。。 もうわかこは人生に疲れてしまったよ、そんな気さえする。 - 泣きながら勉強する私、を受け入れよう - 2002年10月15日(火) 今日も大分しゃくりあげて泣いた。 疲れているのか、涙がよく出た。 泣きながら勉強する私を受け入れよう。 効率は悪いかもしれないけど、ゆっくり前に進もう。 時に襲われる身を切るような孤独感と 再試スパイラルへのもどかしさと焦燥感。 これが今の課題だ。 孤独感の方は、単に寂しいというのを私の場合は越えていて、 死と隣り合わせの底なしの淵だ。 大学院の冷たさ(文学部時代)と、その時期に軽トラックに跳ねられたこと、火事に遭ったことが、一人でいることへの恐怖を時に引き起こす。 再試スパイラルの方は、一言でいえば勉強しないことに原因があるのだが、それにはいくつかの問題がある。逃げることと時間の確保ができにくいことが共存していて、ゆえに焦りがつのり自分にかけるプレッシャーが大きくなる。今日も解剖学のテスト(生殖器と泌尿器)だったが、今回は完全に再試だな。落ち着いて準備できれば良いのだが。前日の晩、家庭教師で三時間指導しながら、人の勉強より自分の勉強、とは思ったが生活費の財源でもあるし、、難しい。なら箱根に行くなという話もあるが、私の生活から楽しみを奪わないで! うーん、重み付けが下手なのかな、、前倒しと時間の管理となるべくゆとりを持つように何でもしようとしないことか、、 その上で、気持ちを安定させて日々を送るために、一体どうしたら良いんだろう? - three days - 2002年10月14日(月) 1012 talking over the wine glasses 夕方鎌倉につき、鎌倉のオネエサンのお邪魔しました。 お土産はなんとMr.ドーナッツのドーナッツ新商品10個。 おかげで景品の「組曲」のコスメボックスをゲット!ニコ☆ 夜、グラスを傾けながら鎌倉のオネエサンに「寂しい人生です」といったら 「あなたは友だちがたくさんいて、関東にこればこうして寄る先もあるし、 一緒に北海道に旅行する友だちもいる」 と言われました。 確かに。 でも、大人なら当たり前のようにみな自分の生活があって、、 オネエサンは次いで「何かあった時電話で駆け付けてくれる人はいる?」と聞いてくれた。「いない」と答えました。寂しいのをちょっと納得して貰えた。 何かあった時電話して駆け付けてくれる人、 (逆にいえば自分が駆け付ける誰か)はいない。 私が心を閉ざし過ぎているのでしょうか? 伴侶が欲しいと私がいうのに対して(なんと22歳の時から断続的に私はそう言っている)、 なぜそう思うようになったのかという話になった。 まだ若いのに、とよく言われる。 でも一人なのは私にとっては死と隣り合わせの恐怖感がある。 大学院の冷たさが未だこたえ(私はそこでうまくやれなかった)、 それは(勉強面での)はじめての思うにならない挫折だったからなのか、どうなのか。。 1013 to Hakone 朝からミニ・ク−パー君に乗って箱根へ。 友人の勤める新しく開館した美術館、「ポーラ美術館」がお目当てだ。 結構道路が混んでて、予定より出発が遅れたのもあり、着いたのがお昼前。 ポーラ美術館は、個人がよく集めたなぁという作品の多さです。 民間でよくここまでやってると言う感じで設備もよかった。 モネの絵が結構ありました。 そのあとまた渋滞している道を芦ノ湖へ。 箱根は紅葉にはまだ早いけど、すすきが綺麗でした。 手持ちのお弁当のご飯(お芋ご飯と茸ご飯)に、ローソンでおかず(おでんなど)を買い足して芦ノ湖湖畔で遅めのお昼。ローソンはなかなかいけてる。ローソンのおでんでここまで幸せになれる私は幸せだ。 芦ノ湖では日が沈むのを見ることができました! そのあと大湧谷へ。一つ食べると7年長生きするという(?)黒いたまごを食べました!さらにカンポの宿で温泉に。こちらにも黒いたまごが売ってて10日間くらい日持ちするとのことだったので、また買ってしまいました(ゆえに売店のおじさんに気に入られてしまいました)。 さらに大観山や2つ程のスポットで夜景を見ました。満点の星空で、とても嬉しかった。月もきれいな半月でした。箱根からは富士山が綺麗に見えました。 帰り、江ノ島の入り口でトンコツラーメン。これがまたおいしかった。 ささやかな幸せに満ちあふれた小旅行。 ドライバーさん、ありがとうございました! それから、神奈川は住みやすそうで良いなと思いました。 1014 meet the parents... むちゃくちゃ楽しい三日間でした。ありがとうございました!!! - 10/12-14 - 2002年10月12日(土) 鎌倉、箱根でリフレッシュして参ります。 秋晴れの良い天気ですね。 皆様はどんな秋の日をお過ごしですか? - 一週間。 - 2002年10月11日(金) あっという間に一週間が終わった。高校生活の一週間も早く過ぎたものだが、それと比べてどうだろう? スケッチ、試験、講議、慌ただしいお昼、バイト、復習しなきゃという気持ち、、そんな一週間だった。スケッチは結構好きだが、今の人体組織のスケッチも今日で半分終わってしまったらしい。この授業、二年の前期にやっても良いよね、とつくづく思う。生理学や生化学の知識や理解を必要とするものじゃないからね。 発生学はギリギリ通ったらしい。ちゃんと勉強して受ければ良かったけど。。 医用工学は、レポートを二週間以上(!!!)遅れて出したにもかかわらず、優をつけて頂いた。感謝だ。おかげで自然科学系の基礎学の単位は揃った。問題は有機化学(生化学で挽回すれば良いらしい)、統計学(過去問をゲットしておくべきだった!或いは、マトモに勉強しておくべきだった!<こちらの方が正攻法ですな。汗)、細胞生理学(今になってからの方が生化学とリンクして理解しやすい)だ。そして、解剖学の循環器の範囲。。 日記の内容が、社会や生き方についての思索に耽りつつ、「勉強時間がどうのこうの」と書いていた受験生時代みたいになってることにふと気付く。 ++ 家庭教師の教え子に買っていった問題集とその進め方(その場で復習して定着させる)が彼女に合ってたみたい。良かった。連休中計画表を立てて渡して自主性に任せてみようかと思うが、ともあれこれでしっかり定着させて何とかしたいところである。。 - 10-9&10 - 2002年10月10日(木) ・昨日は学校のあと家庭教師いって帰って来て一時間程で眠ってしまい、日記を書きませんでした。おまけに7時半近くまで眠ってたし。。 勉強時間を確保したいというのと、あと平日の家庭教師を間引かないと(私の場合、今のように授業が連日びっしり朝から夜まで入っていると翌日に疲れが蓄積していくのもあり)いかんなというのと、、痛切に思っております。 ともあれ、授業が医学部らしくなって来ました。 ・ノーベル賞化学賞、ノーマークの企業研究者の受賞というところが良かった。さて、日本人は30年後、あるいは40年後もノーベル賞を受賞しているのだろうか?? ・幸い今日はバイトがないので、予習復習&採点バイトができそうです。 -
|
| ||||