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食物日記 DiaryINDEX|past|will
10時起床。コーヒー、ようかん。外に出たら、たいへん暑い。スタジオに行っても暑い。columbus dayなので半分以上オフィスは休み、ビルの中は割と静か。お弁当のカレーを食べて、事務仕事に取りかかろうとするがいまいちやる気が起きない。シャツが汗で肌に貼付いてくる。7時半、wellington hotelでまきのさんやまうちさんと会い、la bonne soupeにてごはんしながらミーティング。チーズがけハンバーグ(チーズに埋まっている)、バゲット、バター、サラダ、フレンチフライ、白ワイン。コーヒー、チョコラムース。10時頃まで。電車で帰宅。
1時まで寝る。コーヒー、トマトソース・スパゲティ、ストリング・ビーン。部屋の掃除、アイロンがけ。アイロン台があると、なんて楽なんだ!あたりまえのことに感動する。日曜だというのに隣の工事がうるさい。シルクの服を手洗いして干す。シャワー浴びて支度して、8時過ぎcommune3周年記念パーティー。白+赤ワイン、チーズ、サラミ、生ハム、ぶどう、メロンなどいただきつつ、ウクレレ+アコーディンのライブ。次の人たちが、渋いジャズバンド。トランペット、古いコルグのキーボード、ウッドベース、ドラムというメンバーでスタンダードナンバーを軽く演奏する。10時前、急いでlower east sideへ向かうが、Fが走っていなくて、34streetの駅まで一度上がり、ダウンタウン行きを待つが、30分待っても来ない。しかもホームが暑くてだるくなってくる。あきらめて、急いでタクシーでhoustonとallenの交差点近くにあるRockwood Music Hallへ。カバーチャージ無しの狭いホール。既にKrystle Warrenのアコースティック・ライブが始まっている。満席で、立ち見もたくさん。ほとんどがカバー曲で、途中からウッドベースが加わり、オリジナルも1曲やる。CDなんかよりライブが断然良い。自由自在に飛んで行く。アンコールはビートルズのEleanor Rigby。アレンジの仕方もかっこいい。昔、この人が歌うアカペラのBlack Birdにノックアウトされたのだった。ちょっと涙出そうになる。今月末のライブにも絶対行こうと誓う。気持ちよくなって、14ブロック歩いてLで帰宅。おなかがすいた。ご飯を炊いて、オイルサーディンを鍋で煮てから醤油をまわしがけ、ごはんにのせてネギを散らしたどんぶりを作って食べる。インスタントまつたけのお吸い物にわかめも入れる。
8時半起床。カレーの残りをあたためて食べる。昼頃チェルシーのギャラリーめぐりにでかけて、21streetから25streetまでを、ざーっとみる。印象に残ったのは2つ。21streetのYvon Lambert GalleryでみたIdris Khanというアーティストの映像と写真。シューベルトの晩年につくられた3つのピアノソナタをモチーフに、巨大な三面鏡のように配置された3つのスクリーン上で、それを弾くピアニストの指のアップ、ピアノ弦、弦を叩くハンマーなどをリズミカルに交差させる。映像はすべて粒子の粗いモノクロで、すこし版ズレのようにみえたり、極度にクローズアップされた指が半透明のゴーストのようになったり、音がずれたりしながらリピートしていく。シューベルトのピアノソナタとモノクロの映像という要素だけでもかなり引き込まれるのだが、ずらしながらリピートされることで見る人をもう一段階不思議な感覚に陥れる。40分くらい座って鑑賞し、没頭した。展示してあったのは、ニーチェのツァラトゥストラのテクスト、ワーグナーのパルシファルの楽譜、ラフマニノフのプレリュードの楽譜、ベッヒャーの給水塔の写真などを何度もずらしながら薄く重ねて複写したようなモノクロ写真。映像と音で表現された「ずれ」をそのまま写真に起こしたらこのような感じになる、ということなのだろう。このアーティスト、78年生まれでイギリス在住らしい。他の作品ファイルもちょっとだけみたが、非常に気になる。もうひとつ、Yossi Milo Gallery のKohei Yoshiyukiという日本人作家の写真展。70年代、都内各所の夜の公園で赤外線フィルムとフラッシュを用いて盗み撮りされたカップルたちの写真(男女、男同士も含まれる)。暗闇で光を浴びると赤外線フィルムなので人物が亡霊のように浮かび上がって見え、さらに人の空間配置や表情があまりに非現実的でシュールなので、全部エキストラが演じているのかと思った。でもそれは実は本番だったりして、あとで「え?」と思ってもう1回みた。なぜかギャラリー内が混んでいて1枚1枚ゆっくりと見る事が出来ず。もういちど行こうと思う。
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