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食物日記 DiaryINDEX|past|will
明け方6時頃起きてしまい、またうとうとして11時頃起きる。掃除人がdo not disturbを無視して部屋に入ってきて怒る。急いで外でて近所のカフェでコーヒーだけ飲んで戻ってくると掃除が終わっている。マレ地区へ。原宿みたいににぎわう通りを歩いて、mujiのある角を左に曲がったつきあたりのユダヤ人街入り口にあるレストラン。人が並んでいてびっくり。店先にお惣菜のトレイが並んでいて、その中から数種類選べる。ツナサラダ、トマトとパプリカの煮物、トマトときゅうりとパセリなどを細かく刻んで混ぜたサラダ、ハモス、ブドウの葉で包んだ米、パストラミ、ピタ、ライブレッド、ハウスの赤ワイン。ペースト状でパンに塗って食べるものが多い。その後歩いてポンピドゥーへ。ベッヒャー夫妻の展覧会やってる。しかし眠くなる。コーヒーをカフェで飲んで気合い入れて常設をみにトップフロアへ。パリの町並みが見渡せる。最近購入したコレクション、Tom Sachsのブロンズのキティちゃんとシャネル柄のギロチン台がおもしろい。7時過ぎくらいまで展示見て、外へ。すぐ角にあるカフェでレモネード。店のおばさんにおいしいレストランを聞く、歩いてles hall駅近くの教会脇にある豚足で有名なレストランAu Pied de Cochon(6, rue Coquilliere tel 0140137700)へ。シャンペンを飲みながら列に並ぶ。昨日のweplyと似た雰囲気の店内。牡蠣4種類、二人で12個食べ、一番平べったい形がおいしかった。オニオングラタンスープと豚足揚げ(タルタルソース付き)とポテトフライをシェア。オニオングラタンスープ良い感じの味つけ。豚足はザ・ゼラチン質。まったりした味。食後にまたコーヒー。濃いエスプレッソに砂糖を一個だけ入れる飲み方に慣れた。電車でホテルに戻る。
11時頃起床。良くんに電話し待ち合わせを決め、近所のパン屋でできたてクロワッサンとコーヒーとオレンジジュースと水。となりのカフェでカフェオレ。電車2番線に乗りBervilleへ。そこのホームで良くんに会ってのりかえて隣駅のPyreneeへ。坂をのぼってplateauという広いコンクリートのギャラリー(Angle rue de Aluettes/rue Carducci tel0153198410)でEric Poitevinの森を写した大きい写真作品みて、歩いてBervilleへ(下り坂)。チャイナタウンのような感じ。ベトナム料理屋でphoをすすり、oberkampfまで歩いてカフェでミルク入りコーヒー。電車でマレ方面に移動、うろうろギャラリーを廻る。Thaddaeus Ropac Gallery(7, rue Debelleyme tel0142729900)でLisa Louのビーズで作った彫刻。アダムとイヴなど。marian goodman ギャラリー(NYにもある、William Kentridgeのjourney to the moonというタイトルのモノクロのノスタルジックな映像、映画「月世界旅行」風)など見る。アニエスbのギャラリー(ポルノっぽい写真、ストッキングでつくったピンクグラデーションの蜘蛛の巣と車のくみあわせ)。ギャラリーの大半は中庭を通った裏側にひっそりある。木の観音開きの高いドアを開け、石畳の中庭に切り取られた青空、黄色から赤にグラデーションで紅葉が進むツタの絡まる壁など。その後映画や演劇のポスターを壁一面に張ったいいかんじの下北っぽいカフェでキリンレモンに近いレモネード。だらっとしてからルーブル駅へ。ダイアン・キートンとジャック・ニコルソンの映画でも使われたというレストランLe Grand Colbert(2-4, rue Vivenne tel0142868788)いっぱいで入れず、その次のレストランもその次も予約無しではだめで、タクシーでplace de clichyへ。駅前のweplyというレストランでやっとディナー。広く明るく活気がある。ウェイターがみんなおじさんで、髭などあり、黒いジャケットと白いシャツと黒い蝶ネクタイと白いエプロンという格好。白ワイン(銘柄忘れたがフランス産)。生ガキに赤ワインビネグレット、エスカルゴ、カジキのソテーにつけあわせキャベツとにんじん炒め、オニオンソース。キャベツの苦みがおいしい。デザートにクレープ・シュゼットとイチゴ&レモン&ラズベリーのソルベ。牡蠣うますぎ。ここの生海鮮類はお値段お手頃でうまい。良くんにお礼を言って別れ、2番線に乗って終点まで。電車の中でまた爆睡。デリで大ボトルのvittel(0.98ユーロ)買ってホテルもどる。風呂に入ってまた最後水になりかけて焦る。お湯の量が少なすぎ。
機内で朝になり、ダノンのクリームヨーグルトにシリアル、オレンジジュース。9時paris到着、入国。荷物がなかなか出て来ない。やっと受け取って電車でパリ市内を目指す。しかし自動券売機でカードが使えずにチケットを一枚だけしか買えなかったのでカウンターへ。そこで電車が人身事故のためストップしている事を知り、払い戻ししてair franceのバス乗り場へ。しかしバス乗り場がよくわからず一瞬うろうろ。やっとみつけてGare de Lyon行きのバスに乗る。13ユーロくらい。眠り込み、気付いたら到着。1番線に乗り換えて二駅目のnationで下車。さほど迷わず徒歩5分くらいでホテルに到着。ロビーきれい。緑と花がきれいな中庭を抜けて後ろビルの5階かどべや。あまり広くないが、まあよいだろう。その時点で12時過ぎ。となりのビストロで早速フランスの濃いコーヒーとチョコ。そしてランチのperche(スズキ)のムニエルにオランデーズソースのようなもの、クスクス、ズッキーニとカブとにんじんとインゲンとナスをあっさり炒め煮。ホテルもどってすぐ外出。一路コンコルド広場へ。記念写真とって早速Hermesへ。すごく人がいっぱい。ぐるぐる見てまわり、結局当初から目をつけていた馬柄のスカーフを買う。そのままst.honoreを歩いてマカロンなど買い、coletteをのぞく。一階がほとんど本屋さんになっていて立ち読み。寺田さんの写真集置いてある!そして二階で意味なくギャルソンの黒いレースつきの袖が裂けたジャケットなど試着して買わずに出て、薬屋でアベンヌ製品を買ってホテル戻る。インターネット試すがつながらない。8時半良くんとまちあわせ、電車のるが、途中電気が消えて止まる。あせって外に出てタクシーをつかまえようとしても駄目で、公衆電話もつながらない。そして駅に戻ったら電車が動き始めていた。結局30分近い遅刻でst.paul着。良くんに会い、chez janou(2, rue Roger-Verlomme tel0142722841)へ。すごく混んでいて外の席。まず水を入れると白濁するアニス入りのお酒pastisで乾杯し、アボカドとエビとサニーレタスとグレープフルーツとトマトのサラダ。パンとバター。軽めの赤ワイン。メインに鴨胸肉とポテト。デザートにチョコレートスフレ。スフレがどかんとボウルに入ったまま出てきて、好きなだけすくって食べてよい。すごく満足してホテル帰って風呂はいっているうちにシャワーが最後水になり焦る。爆睡する。
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