月の輪放浪記
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2005年11月09日(水) えいごトリビア・チップスアホイ!の謎

小さい頃から我が家ではクッキーやビスケットの類を切らしたことがありませんでした。
森永マリーにチョイス、ハーバード、ムーンライト。ココナッツサブレにヤマザキナビスコのラングドシャ、チップスアホイ!等々。
母がコーヒー中毒(ネスカフェゴールドブレンド限定ですけど)だったから、お茶うけだったんでしょう。
でも、もちろん子供のおやつにもなるわけで、私のお気に入りはラングドシャ、姉はチップスアホイ!でした。
チップスアホイ!は若干硬めのクッキー生地にチョコチップがたっぷり入っているもので、とってもおいしい。しかし、子供心にも不思議でした。「アホイ」って何???

そんなアホイの謎がついに!解明されました!
先日ぼけ〜っと電子辞書をAから順番に眺めていたら、"ahoy"という見出しがあったのです。

【ジーニアス英和大辞典】
おおい(船員が他船に呼びかける声;船員が他船や陸地などを発見した時の発声;hello以前に電話の「もしもし」に使われた)

【コウビルド英英辞典】
Ahoy is something that people in boats shout in order to attract attention.

【例文】Ship ahoy! おおい、そこの船よう!

この例文を見て、長年の疑問が氷解しました。
な〜んだ、ダジャレじゃん。
船のshipとチョコチップのchipをかけてたわけですね!
な〜んだ〜〜そうだったのか〜〜〜へえ〜〜〜
チップスアホイ!をムリに訳せば「そこいらへんのチョコチップや〜い!」ってとこでしょうか?

そんなこんなで調べているうちに、だんだん食べたくなってきました。でも近所のスーパーにはなかったの。あんまり売っていないみたい。見つけたら絶対買おうっと。


2005年11月06日(日) きょうのニュース

今朝早く本田美奈子さんが亡くなられました。大学時代の友人が同じ病気で亡くなっているので、心の中で応援していたのですが。喪主がお母さんというのがお気の毒です。友人の両親の姿が重なります。ご本人もそんな親不孝はしたくなかっただろうになあ。ご冥福をお祈り致します。

フランスの暴動。十数年前にパリに行った時のことを思い出しました。
クリニャンクール(パリ中心部からは結構離れている)で日本人観光客が白昼堂々ひったくりに遭うのを見ました。それから帰国する際にシャルル・ド・ゴール空港に行こうとして乗る列車を間違え、治安の悪い郊外行きの列車にひとりで乗ってしまって怖い思いをしました。列車内はアフリカ系移民の人々が多く、日本人がイメージするパリとは全く異なる世界でした。ヴィトンなんか誰一人持っていません。明らかな社会格差が存在していたのです。
『移民らが多く住む低賃金者用集合住宅のあるパリなど大都市の郊外が失業や貧困、治安悪化などの象徴となり、“郊外問題”と呼ばれ始めたのは九〇年代初頭から』(産経新聞)だそうです。
「自由・平等・博愛」は理想でしかないのでしょうか?


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