Subterranean Homesick Blues...YANG(ヤン)

 

 

ブラジルが笑う - 2002年06月30日(日)

ロナウドの2点のゴールにより
ブラジルは優勝を決めた。
感慨深い試合だった。
いろんなことを考えさせられたが、
ブラジルの勝利はとてもうれしかった。

ブラジルのチームはとても仲がいい。
練習はいつも公開し、その風景は厳しさとは
正反対のなごやかなものであった。

ロナウジーニョが退場になったとき、控の選手が
大勢とびだし、彼をとりかこみ声をかけなぐさめ
るシーンもあった。
ひとつ例にだすと、スペインチームは民族の対立
が激しい国であるからかひとつになって代表を応
援する雰囲気が国民にあまりない。
PK戦の時にも一致団結のような雰囲気はあまりなかった。

それにくらべ、ブラジルの団結はすごい。
ブラジルは黒人と白人が溶け合って、ブラジル人という
ひとつの民族になっている。
昔は対立があったらしいが、アメリカのような激しい人種差別
は少なかったらしい。
若者が中心というわけではない。年齢にかかわらず国民が
サッカーに夢中になっている。
そして陽気だ。

そんな親しみあふれる国だからこそ、家族のように
仲がいいんだろう。

ロナウドのゴールを生み出すためにブラジル代表の全員が
彼をサポートしていた。
そして、ゴールが生まれた。

ボサノバを生んだ国ブラジル。
リオの海岸をボールを蹴りながらかける少年たち。
サッカーが大好きな人々。
おめでとう。


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とけあう赤色 - 2002年06月29日(土)

3位決定戦はまれにみる穏やかなエンディングを
むかえた。
ハカンシュクールは韓国選手の手をとって
会場に向かってあいさつをした。

そこには、見たことの無い優しさみたいなもの
が流れ、戦い終わったことを誰もが喜んでいる
という状況があった。

両者にとってやれることはやった。十分満足している。
そして、最後にもうひとつプレゼントをあげるよ。
世界3位という。
そういう試合だった。

何かをかけて戦う試合ではなかった。

そして、確実にワールドカップが終焉に向かっているん
だなとあらためて感じさせられた。




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準決勝そして - 2002年06月26日(水)

韓国もトルコもやるところまでやれたという
達成感みたいなものを感じているだろう。
ブラジルは決勝まで残らなければならないという
使命感を果たしほっとしているだろう。

ドイツはどうだろうか。
そういう気持ちがあるのだろうか。
どうも違う気がする。

なんにしろいよいよ決勝を残すまでとなった。

自国開催は選手にも見ているものにも、ほんとうに
この国でワールドカップをやっているのかという
何か不思議な気持ちにさせられる。

遮断しても勝手にはいってくるサッカー以外の、
付加価値要素はサッカー自体の濃度を薄めることもあった。

できるだけそこから遠くにいた方が、よりグラウンドへの
距離は近くなる。

もう何もいらないだろう。
ただ、試合へむかっていけばいい。

決勝は透明な気持ちで観戦したい。

ただ、思うことはここまでには予選からはじまり
長い年月と数え切れない戦いがあったということだ。






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ボールの行方 - 2002年06月24日(月)

ゴールの瞬間は歓喜の時であり、
特別なものである。
点がはいらないのがサッカーであり、
それがゴールへの欲望をさらに強いものにする。

ボールはただ、ゴールネットにはいっていくのではなく、
そのシュートだけがもつリズムとともに生まれる。

目を見開いてそのボールを追うことができるのか。
それが、味方のボールでも敵のものでも。

ゴールが今にもはいろうとしている瞬間、一歩手前で
「はいった」、「はいってしまった」という言葉は一緒に
サッカーをみていると回りから時々出てくる言葉である。
これは敵のゴールが入る場合が多い。

そのあと、実際にはいることもあり、はいらないこともある。
目を見開く必要がある。
じっと受け止める必要がある。

そこには、その人のものへ向かっていく姿勢が現れてしまっている。

ゴールする前に言葉にすることで、実際にシュートがはいった時の
衝撃をやわらげようとする自己防衛本能みたいなものが働いている。

敵にゴールを入れられることはとても怖いことだ。
だが、戦いがおわったわけではない。
最後のホイッスルが鳴るまでじっと見つづけていかなければ
ならない。

やられるときもある。それを恐れていては戦えない。
敵のゴールこそじっと目を見開かなければならない。







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壁 - 2002年06月22日(土)

韓国が勝った。

日本はすでに敗退している。
ここにきて日本と韓国の比較が始まり、日本の精神力の
無さに話の焦点がきている。

何のために戦うのかということになるのだと思う。
韓国は国、歴史を背負っているが、日本は国を背負っているとは
いえない。
今の日本の性格は、戦後の歩みの中でたどりついた国民性であり、
日本人独自の個人主義が広がっている。

国で戦うということは否定的な見方で見られることも多い。

日本選手は個人のために戦っているのだろう。
チームとして日本という名前を背負って戦うには、日本人には
無理がある。

さらに上へいくためにはただ勝ちたいでは届かない。
もうすでに大きな壁が存在している。

ベスト16以上にいくためには強いモチベーションが必要だが、
ワールドカップレベルだとゲームに勝ちたいという単純な気持ちでは
勝てないということだ。

戦うべき中心をもっていない国は負けていく。
ゲーム、スポーツとは違う。

こういう状況の日本が悪いというわけではなく、日本はこの舞台で
戦う目的をもっていない国なのだ。

完全に遅れをとっている。というより、こういう国なのだ。
何かに飢えているという状況にはない。
あらゆるものが飽和している。

国の状況がサッカーにもあらわれてしまう。
最後のぎりぎりの勝負のところで。

強い目的が必要だ、
もし勝ち続けたいならばだ。


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会話 - 2002年06月21日(金)

おもった以上に、イングランド対ブラジル戦は、
日本人の興味をひいている雰囲気がある。
みんな面白い物を楽しむのは悪くない。
初めての人でも楽しめばいい。

東京は何かが動いているときは、わりとはっきりと
姿をあらわす。
人々の会話の片隅からイングランドの話の一端が
聞こえてきたりする。
街をあるいてすれ違う瞬間なんかに。
それが、一日に3人も聴けたら、それはかなりの
動きがあるとみることができる。

楽しみ方は人それぞれでいい。
感心のないひとは寝ていればいい。

携帯の普及によって、情報だけは早くなった。
街では携帯で会話をしている人たちがいくらでもいるため、
会話は聞くつもりはなくても流れてくるときがある。

ここのところ、「今、2対1。」とか言った試合経過の実況中継
のような会話がよく流れてきた。

すべて、どっちが勝っているといった結果の話だ。

サッカーは結果が大事だが、流れもとても大事だ。
結果だけを聴いてもどんな試合なのかはわからない。

結果がついてこない試合だとしても、いい試合はある。
勝ったとしてもだめな試合もある。

結果だけを知って楽しめるものではないが、
彼らは楽しんでいるのだろうか。

もちろん、楽しんでいるのとは違う。
踊っているだけだ、だれかに操られて。

情報はそんなに早い必要はない。







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ベッカムの心のすきま - 2002年06月20日(木)

今日、街を歩いていたら、ベッカムの頭を真似た
若い男があまりに多いんでびっくりした。
やっぱり影響受けやすいんだな。

ベッカムはプレイヤーとして素晴らしいし、彼の右足は
マジックといっていいほど、奇跡的ゴールをもたらしてきた。
しかし、このワールドカップでは堅実なプレイはしているが、
これほど盛り上がるほどのプレイは見せていない。

ということは、もちろん、マスコミの影響だ。
ベッカムは過去にも何度か話題がになったことがあったが、
名前だけは知っていて、実物は知らないという人がかなりいたと思う。

それが、今回の大会で、顔が頻繁に映像になることで、ひとつに
つながった人が多いんだろうと思う。ああ、これがベッカムなんだと。
かっこいいじゃないかと。

かっこいいと思ったものに直感的に反応するのは悪くない。
しかし、もっと多様性があっていいはずだ。
自分で判断する必要がある。

例えば、セネガルのフォワード、ドウーフはいい活躍をしている。
真似て、坊主に少し髪を残したシルバーヘアーを真似るやつがいて
もいいんじゃないかと。

まあ、ベッカムと比べても無駄かな。

トルシエが最後に言った言葉のひとつに、マスコミに祭り上げられスターに
なることに注意すべきだということを言っていた。
中村のことだろう。

つまりは、おだてられてそれに乗ってしまったら、自分に自身を持ちすぎたら、
その時点からプレイヤーは下り坂を下っていくということだ。
だれもが注意すべき危険な落とし穴だ。


民放の報道にはいらない情報がたくさんはいっている。
俺は決して民放にチャンネルを合わせない。



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戦いは続いている - 2002年06月19日(水)

敗者を置き去りにして戦いは続いている。
同情や悲しみやもろもろの感情をごちゃまぜにしながらも
戦いに身をおかなければならない。
勝負はまだついていない。

いつまでもマイナスをひきずることはダメージが大きくなる
場合がある。
すぐに切り替えていかなければならない。
それは、生命力でもある。タフさが必要だ。

そして、時には忘れることも大事だ。
忘れるということはひとつの能力とも考えられる。
人間はどんどんものを忘れていく。
次から次に、それによってパワーを取り戻すことができる。

それを考えると忘れることを知らない韓国は恐ろしい。
彼らは執念深い、歴史が作り上げたといっていいだろう。

イタリアはなめてかかっていたのかもしれない。
韓国を、そしてアジアを。

戦いはより密なものになってきた。隙間がない。
少しのミスが命とりになり、取り戻すことができなくなる。

中田は泣かなかった。
中田が日本人であったというのはたまたまのことであり、
中田は中田でしかない。
遺伝子が変異して生まれたようなものだ。

泣く必要はなかったのだ。
中田の中で戦いはまだ続いているからである。






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静かなうわさ - 2002年06月18日(火)

日本が負けたニュースは静かに伝わってきた。
負けた試合でもこの目でじっと見守りたかったが、
そういうわけにもいかなかった。
いったいどういう戦い方をしたのか。

世界のサッカーを楽しむ、そんなスタンスでいたのであるが、
日本が負けたことは、思わぬ精神的打撃だった。
じわじわと広がりを見せてきた。

優勝しない限りは、いつかは味わうこの感情。
試合が勝てば、欲望は次へとうつる。もっと勝ちたい、
さらに上にいきたいという願望がでてくる。

日本中がその欲望に突き動かされ求めた。
欲しかったものが手に入らない、消費大国でも手に入らないもの。
金がまったく意味をなさない。

大事なものを失ったとき、人は代用品で埋めようとする。
依存だ。
敗戦により、自分が何かにすがろうとしているのに気付いた。
一番危険な状態だ。
単純な手は、非常に状況が似ている韓国に思いをたくし応援すると
いったことが考えられる。しかし、替えはきかないのである。

まっすぐに受け止める必要がある。
しかし、人間は探す、探す。かわりのものを探す。

それは、なんでもいい。なかったことのように別のことに気持ちを
かえていく人はかなり多いはずだ。

大切な人を失った女は、すぐ近くにいた優しい男にカラダをあずけ
時がすぎるのを待った。
そして、いつのまにかそれが日常へととけこんで、
代替品が本物へとなった。
こんなシーンはよくあることだ。

だが、代替品はしょせん、そこまでのもの。

俺は、何にも依存せずに、この敗戦を受け入れることができるであろうか。
まっすぐに向きあうことができるのか。


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奇跡のレシピ - 2002年06月17日(月)

この大会を特別なものにしているのは、
4年という間隔をおいているためであろう。
短くもあり、長くもある4年。この間に、
世代交代するチームまあるし、同じメンバーで
くる場合もある。
この時期にぴったりと自分の調子をあげてくるのは
大変なことである。
特にヨーロッパのサッカーは常に激しい戦いを強いられ、
怪我はつきものだ。

ポルトガルのルイコスタも、フィーゴも、そして、ブラジルの
ロナウドも怪我に泣いた。
何人もの最高の選手たちが、大会前に戦線から離れていった。
残念なことだ。

毎年開くことは無理であり、また、その質を下げる結果となるだけだ。
4年たつたびに特別の運命をもったものだけがこの大会にやってくる。
できるだけ目に焼き付けたいと思わせてしまう。

ドイツはつまらないサッカーをしたが、南米らしいドリブルをもつ
パラグアイを破った。

スペインは守りにはいり逃げきろうとしたため、アイルランドにもう
少しでやられるところだった。

セネガルは不思議なリズムで単純なスウェーデンを片付けた。

デンマークは同じような戦い方をするイングランドにあっけなく負けた。

背負うものなど何もないアメリカは、ロボットのようにメキシコを倒した。

トルコは熱いチームだ、優しい男たちの集団である日本は勝てるのか。




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山谷の国際化 - 2002年06月16日(日)

ベスト16が始まった。
はげしさがますことは間違いない。

しかし、見てる方も一ヶ月だけとはいえ一日4試合ずつ試合を
おっかけるのは苦しかった。
結局、捨てた試合も多かった。
ここからは少し楽だな。

サッカー選手だったらば、このワールドカップにはまってもかまわない、
しかし、違うわけだ。
生活のすべてをもってかれるわけにもいかない。
サッカーはすべてを投げ打ってまで見るものという気にさせる
スポーツだから怖い。

ここでクールダウンだ。

ブラジルのユニフォームじゃなく、ジャージがかっこいいな。
後ろにブラジルって書いてある。
ボサノバの国の国名がはいってるなんて素敵じゃないか。
ほしくなったな。

ベスト16の段階で大方の見方、攻撃的サッカーが敗れ、
守りのサッカーは以前強いという感じか。
そして、つまらないチームが残ったという印象。
ただ、チームは生き物であり、その試合ごとに姿を変えるので
急に化けることはよくある。

まだまだ面白くなるだろう。

トルコは攻撃型だ、おもしろくなるぞ。

中田ネットカフェに以前行ったが、中田が理想としているような
国際的な交流の場にはほど遠いものだった。
ああいうものでは無理だ。基本は、地道に小さなところからだ。
ほんきのやつは、高級なところにはこない。
今回、山谷は外国人ですごいらしい。
一泊がやすいしね。そういうところから始まるわけだ。

ああ、仲間入りして、一緒に酒のみたいな。
自国のために、こんな国まで来てる人たちと。




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岡田真澄 走る - 2002年06月15日(土)

ポルトガルの岡田真澄ことフィーゴは、
たいした見せ場もなくワールドカップをさることとなって
しまった。

韓国に負けるとは。
荒れた試合だった。
ユーロ2000での負けでもかなりの荒れ方だった。
しかし、最後まで目の離せない試合だった。
このメンバーでのポルトガルをみれるのは最後かもしれない。

セルジオコンセイソンは泣きくずれていたな。


日本のサッカーファンはまだ、ガキが多い。
世代を越えてということにはなっていない。
サッカーの歴史の浅さと、
大人たちの生き方がそうさせているのだろう。
大人たちは忙しい。
もうほんとに忙しい。
遊ぶことは悪であるし、楽しむことを知らない。

日本的な生き方の前で、走りながら決断をし、ボールを追うと
いうゲームはあまりに激しすぎる。
そんな激しさを求めていないのである。

ゆったりと考えながらやる日本野球があっているだろう。
日本のプロ野球は高額な給料をもらっているだけで、
サラリーマンとかわらない。

それは、顔つきで一瞬にわかるし、ちらっと映る選手の私服にも
あらわれている。

どちらを選ぶかにもちろん干渉はできない。

相手のゴールシーンを最後まで目を開きながら見ることができるか、
試合に負けたとしてもそれを受け入れることができるか、

目をつぶるようであれば、巨人戦でもビールを飲みながら
みている方をお薦めする。


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泣く女 - 2002年06月14日(金)

チュニジアは戦う気力を失っていたかもしれない。
日本にとって敵ではなかった。
一点をとった日本のスタンドで、泣いている若い女がいた。
それは、笑顔ではなくパニックにおちいっている顔だ。
日本人には昔からよくある光景だ。
日本人気質であろう。
当然ながらよろこぶべきであり、または更に気をひきしめる
べき時に、泣くというのは自分への甘えであるような気がする。
うまく説明はできないが。

このまま日本の国民がひとつになるのは、勘弁してもらいたいが
そんなことはないだろうと思う。

日本にはワールドカップで負けたとしても、失うものというものはない。
多様な側面をもっていることは、非常に現代的であり、
強みでもある。
サッカー以外にもいくらでも日本には、代わりとなるものがある。

ただ、世界は違う国もある、負けることは何かを失うことである国。
だから、サッカーは面白くなる。

韓国の対アメリカ戦、ゴール後のスケートをまねたパフォーマンス。
冬季オリンピックでの不当な判定によりアメリカに負けた韓国選手への
恨みをはらすものであった。

これにはあきれた。韓国の執念深さと、いつまでも過去をひきずる姿勢
は最低だ。
国を背負う気持ちはわかるが、ここはもう新しい舞台だ。
今向かうべきものは、そんな過去のことではない。

こういう体質の韓国にはもう戦う資格はない。
今まで応援していたが、完全に興味を失った。

韓国にはまだ越えなければならないものが残っている。





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そぎおとしてしまえばいい - 2002年06月13日(木)

ワールドカップはいずれ、そのイベント的要素から
ぬけでて、本質のサッカーだけになっていくはずである。
しかし、まだ、その兆候はない。

できるだけ、民放の情報はいれないようにしたい。
サッカーそのものだけをみればいい。
意味のない情報ばかり流す、切り捨てる必要がある。

あとは自分で判断すればいい。

横浜国際競技場は小雨の中、美しく輝いていた。
横浜で決勝は正解だったな。
埼玉では、準決勝どまりだ。
街が違いすぎる。実はすんでる人も違うわけだが。
そんなことは、表にでてこない。
差別ってことになるんだろう、
しかし、差はあるのは間違いない。

かくしたところで、あるのである。

エクアドル対クロアチアはたいした試合ではないが、
98年3位になったクロアチアに対する郷愁のようなもの
に惹かれて応援した。
運悪く、エクアドルホームの中にはいってしまった。

ボクシッチは最高だった。
98年、直前に怪我で代表落ちしたときは悲しかった。
まさか、もどってくるとは思わなかった。

混雑を避けるため、新幹線にのり横浜をあとにした。
あやうく、大群にまきこまれるところだった。

よくやった、ボクシッチ。
燃えろ、クロアチア。




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ローマの黒髪の女 - 2002年06月12日(水)

わかったぞ。
イングランド戦を見に行ったとき、
けばいおばさんがいたんだ。
人種が謎の。

イングランド監督の女だった。
一瞬で俺はひきつけられたね、なんていうか、
魔性の色気にね。

ただ、よく見るとそれほどでもないんだが、
オーラがでていた。

ローマで女弁護士をやっている、38歳の女だ。
監督は57ぐらいだからな、どうなんだろう。

ワールドカップはいい席をとると、思わぬ人に会うらしいね。
まあ、サッカー見に行ってるんでどうでもいいけど。

ヨーロッパの女はきれいだね。
あいかわらず。
まいるな、あのうなじ。髪の美しさ。

日本は安全なんだが、サッカーは危険なんで女はあんまり足を
運ばないんだよね、世界では、だから、
ヨーロッパの女も少ないね。
男だらけ。


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遠いぞ静岡 - 2002年06月11日(火)

忙しい一日だった。俺にしては珍しい。
月曜日から缶詰状態で研修、しかし、運がいいのだろうか、
場所が東京駅から5分。
6時に研修が終わった。
6時13分の新幹線に飛び乗った。
静岡のえこぱスタジアムで行われる、
カメルーン対ドイツ戦に向かった。

電車の中で読書でもしようと思ったがねてしまった。
なんとか球状につき、入ったときは歓声につつまれた
試合が始まっていた。

どこの球場も美しいな。緑の芝と人口建造物がとけあっている。
そこで戦うわけだ。

試合終了後、すぐに臨時新幹線にのり、東京に戻った。
家に着いたのは、2時すぎ、明日も研修だ。

他の試合結果はさっぱりわからない。

ドイツのクローゼ、いいぞ、サッカー選手らしくないクールさが
最高だ。

いいぞ、クローゼ、
燃えろ、ワールドカップ。


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走れ稲本  - 2002年06月10日(月)

稲本の人気が急上昇。
一気にあのベビーフェイスで、女のファンが増えているらしい。
大ブレイクだ。

今までの中田のようなことを稲本がやってしまってる。

すごいぞ、稲本。
燃えろ、ワールドカップ。


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新宿炎上 日本勝利 - 2002年06月09日(日)

そのとき俺は国立競技場にいた。
5万人を超える人が集まっていた。
みんな日本代表のユニフォームを着ていて、
真っ青。
国立の大画面をみながら、みんなで日本対ロシアを
応援した。
もう、大変な騒ぎ。どうせ騒ぐんなら、文句を言われない
ここは最高。ゴールの時も全身で喜べた。
すっきりした。

12時ぐらにに新宿行きの電車にのったが、電車の中も
大騒ぎ。メキシコサポーターも混ざってたいへん。
池袋ついても、大騒ぎ。
こんなの初めてみたな。

俺ももうすこしで、完全にはじけるところで危なかった。
はじけたら、もう帰れなかったな。
これは大変なことになった。
ロシア戦はなんとも結果が読めない試合だった。
よく勝った。
信じられないな。
ニュースではすでに、ロシアではこの敗戦で死者がでてる。

すごいぞ、ワールドカップ。
燃えろ、日本。



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日本初戦 - 2002年06月04日(火)

日本対ベルギー。
そっこう、家に帰ってみた。
ベルギーは昔から嫌いだ。
つまらないサッカーをする、からだが強くて、背が高いだけ。
ほうりこんでいれて、逃げ切る。
華麗なパスワークなんてものはない。

前半は、日本は下手くそだった。
がっかりした。スピードはないし、ボールはとれない。
ミスはする。
後半点がはいっておもしろくなったな。
二人ともいいゴールだ。

ベルギーは結局強いが、こんなつまらないサッカーに
負けなくてよかった。

98年に比べ日本にはプレイに余裕があった。
成長したのか、まだまだなのか、どっちだ。
よくわからない。もっと玉際は激しくていいんじゃないか。

フラット3はまた同じミスをしてたな。

次は完全に崩して点をもぎとってくれ。
稲本はあいかわらず最高だ。


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ブラジル復活 - 2002年06月03日(月)

ブラジルが面白くなった。
予選はひどかったが、今日のトルコ戦はよかった。
トルコも強かったな。いいチームだ。
戦う意思が強い。
ハサンサスはさすがだ。
両者とも攻守のかわりがはげしくて、
興奮させられた。

今のところ、アルゼンチン、ブラジルがめだつな。

しかし、集中すると疲れる。


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イングランド対スウェーデン - 2002年06月02日(日)

昨日の夜、ネットで奇跡的にイングランド戦のチケットを
てにいれた。
うれしかった。手にしたときは感動した。
会場につく前の途中の駅から、もうイギリス人の男たちが
国旗をからだにまいたり、代表のユニフォームきたりして、
わいわいとのりこんできた。
会場につくと、日本人も多いが、イギリス人もいっぱい。
ちょうど、イングランドのホーム側でよかった。
俺もイングランドのユニフォーム着て、気合いいれてたから。
空席もあったな。
ヨーロッパの応援はやっぱ違うね。
日本にはまだおいつけないかな。
日本チームならもっともりあがるだろうな。
会場がゆれるほどの迫力はなかった。

イギリス人の特徴。
みんな、トレインスポッティングのイアンマクレがーみたいな、
ほとんど丸坊主。下は短パン多い。
片手にペットボトルかビール、喫煙率70%。
がら悪い。でかい、慎重180前後。
大人の男だらけ、30から50ぐらいが多い。
声が太い。

おもしろかった。人を見てるのが最高だった。
もちろん、ベッカムもみれたし、イングランド代表を
応援できて幸せだった。
いい気分だ。
もう一試合イングランド戦みたいな。


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アイルランド - 2002年06月01日(土)

ロイキーンは帰ってしまった。
もう帰ってこない。それにしては、いい戦いをしたほうだな。
これは難しくなってきた。
弱いと思ってたから。

ウルグアイ、これは、弱いな。チームがちぐはぐ。
もうレコバ頼みのチームだよな。
どうしよう。けっこう、応援してたけど、この戦いじゃどうしようもない。

サウジも困ったもんだ。ワールドカップでここまでやる気のない、
つまらないチームははじめてみた。
やる気あったのかな。おかしい。
下手すぎる。決して、ドイツが強すぎるわけじゃないね。

サッカーファンはネットとの戦いもやっている、チケット争奪戦だ、
はげしくなってきた。
俺は、25日の死の日曜日争奪戦で、3枚を7時間かけてゲットした。
次の日は、結局、カゼひいたことにして、会社は休んだ。
当然、休むでしょう。大事な方を選んだってことだね。

いまさら聞けない、サッカーあんなことこんなこと、
みなさん、疑問に思うことあるでしょう。
お答えしましょう。質問のある方は、あさひ君のボクラの掲示板まで
お願いします。
あさひ君いいよね、ね、ね。


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