旅先の風景



はじめての一人旅の途中
電波に乗せた便りが届く


見上げると大きな空が広がっていて
同じ空の下で遠く離れたところから
私を気にかけてくれる人たちがいて


なんだ私
淋しくないじゃん


近くにいても遠く感じることだってある
遠くにいても近く感じることだってある






絆があれば距離なんて関係ない
見えない不安におびえるよりも
信じられる絆を築いていきたい






どこまでも続く青い空を見上げながら
小さな画面に並んだ言葉達を見ながら
そんなことを思ったりしたんだ―――









きみとの距離



距離を空けるのなんて簡単なことなんだ
歩み寄らなければ離れていくだけなんだ


これから先どうするのか
わたしはどうしたいのか


そこから先は自分次第
自分の気持ちを聞こう


奥底にある本当の気持ちに耳を澄まして
目をそらさずに正面から向き合ってみて






きみの答えは分かっていても









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