秋の空



抱えきれないほどの想いを
溢れそうなくらいの想いを


抱え込んだまま私は


ある日
雨雲のたれ込めた低い空を見上げた
今にも泣き出しそうな表情に見えた
やがてやってくる区切りを見つめながら
怖くなってうずくまってしまった


ある日
突き抜けるような高い空を見上げた
高く高く跳んでいけそうな気がした
やがてやってくる区切りを見つめながら
それでも踏み出すしかないのだと


この想いを伝えたい


たったそのひとつの
想いを抱えこんだまま


私は
怯えたり
苦しんだり
勇気が出たり
色々な気持ちに苛まれる




まるで秋の空のように









きみに



『当たって砕けろ』
『なるようになる』




短い間だったけど
楽しい時間をありがとう


そう言えるよ
きっと









決意



言いたいコトバ
伝えたいキモチ


たったひとつの


そのキモチを
そのコトバを


たったそれだけなのに


なにを躊躇う?
なにを戸惑う?


気持ちを知りたい
でも知るのが怖い


それでも


相手の都合なんて
かまってられないくらい


言いたいコトバ
伝えたいキモチ






伝えよう 君に









打破



現状を打破するには
行動を起こすしかないのだ! と









歩くこと



ただひたすらに


いつまでも続きそうな夜を
どこまでも続きそうな道を


いつまでも歩いてみたくなる
どこまでも歩いてみたくなる


抱えきれない想いを
あふれそうな想いを
振り解くかのように


ただひたすらに歩く


こんな今の自分も
あとで振り返れば


ちっぽけで


悩んでる自分が馬鹿みたいに思える
こんな自分を笑い飛ばせる日が来る


状況は何ら変わらなくとも
そんな風に思って救われる


そろそろまた
歩いてみようか


ただひたすらに









ひとつ



想いはただひとつ


なのに
まわりにある色んなことが


もつれたり
はなれたり


どうにもならないこと
どうにもできないこと


それだけ大切なものが増えたってこと


全てを手に入れようとは思わない
でも大切なものを傷つけたくない


何かを手放して
何かを手に入れる


そういうことなのかもしれない


そのただひとつの大切な想いさえも
手放すことになるかもしれない


その時私に残るものは何だろう
そんな見えない可能性に怯えて


そして
私は一歩も動けなくなった




何もかもがうまくいくなんてことはない
分かっているんだけど ね









ふわり



ふわり
   ふわり


おだやかな空に浮かぶ雲みたいに


たまには
なりゆきにまかせてみてもいいんじゃない?


素直に
素直なままのキモチでいられるように


もう過去には戻れないのだから
前に進んでくしかないのだから








ふと
立ち止まってみた


ふと
そんな風に思った









答え



私はどうしたい?
答えは決まっているけれど


怖いけど
苦しいけど


汚くても
情けなくても






それでも









交錯





  ヨ コ

      ナ
       ナ
        メ
          


色 ん な キ モ チ
ん       交
な       錯
キ       し
モ       て
チ       い  
交 錯 し て い る









紙一重



思いやりと
同情と
それは紙一重




「思いやり」と思ってしたことが
ただの「押しつけ」でしかなくて
自己満足な「傲慢」でしかなくて


考えても考えても分からない人の気持ちは
考えて考えて起こした行動が間違っていて
そうして人を傷つけてしまうことがこわい


私には「思いやり」の心というものがあるのだろうか
それとも全ては傲慢で押しつけでしかないのだろうか


人のことを考えてしてきたことが間違っていたのだろうか
人のことを考えてるふりをした自己防衛だったのだろうか




人に本音を伝えることがこわい
人と本音で接することがこわい









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