それだけ



ただ一緒にいられる
ただそれだけだけど
ただそれだけが


なによりも大切









都会の中で



街の雑踏の中で
お弁当を落としてしまったおじさん


夜ごはんがお弁当で
しかも落としてしまって


人の人生の寂しさを垣間見てしまった気がする


そういう
大都会が見せる寂しさの片鱗を見てしまうのがすごく苦手


苦しくて
泣きたくなる


ものすごく余計なお世話なんだと思う
もしかしたらお弁当はお土産なのかもしれない
寂しさなんて持っていない人なのかもしれない


この感情がなんなのかよく分からないけれど


どうしていいのか分からなくなる


だから都会の雑踏は苦手
たくさんの人がいるところは苦手


都会になじめずにいる自分がいる
時々









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