Monologue

2008年02月11日(月) HAPPY BIRTHDAY




今日2月11日は私の誕生日だった。

祝日だから仕事も休みだし、特に予定も無かったので家でゴロゴロしていたら、
“ピンポ〜ン”とドアチャイムが鳴った。

出てみたら宅急便屋さんだった。

届いた荷物は親愛なるアオヤマさんからで、
中身は何と手作りチョコケーキだった。

アオヤマさんは物造りがとても上手で、料理は勿論、石鹸や化粧水等も手作りしてしまうスゴイ方である。

不承ワタクシがパン造りを始めたのも彼女への憧れからが有ったからだ。

ケーキは母と二人で分けて大切に頂戴した。
香りが良くて、とっても美味しかった。
(アオヤマさん、本当にありがとうございました)

他にも友人・知人から『おめでとうメッセージ』が幾つか届いた。

もう『誕生日』を素直に喜べないお歳頃なのだが、
「おめでとう」と云う言葉を誰かに掛けて貰える機会なんて他には滅多に無いし、
それに今年声を掛けてくれた『誰か』の中に、去年は全く知らなかった人の名前を発見すると、歳を重ねるのも悪くないかな?と想う。


・・・などと格好良い事を言ってみたが、
職場から誕生日プレゼントに頂いた『図書カード』で『田中宥久子の造顔マッサージ』の本(DVD付)を買ってしまった。
『綺麗』でいる事は年齢を重ねる毎に大変になってゆくこ・・・なんちて(^^ゞ



2008年02月10日(日) 幻の沼

劇団オルガンヴィトーの『幻探偵』を下高井戸にて観覧。

オルガンヴィトーは私が舞台にハマり始めた20代の頃から観ている、特に深い想い入れが有る劇団の一つだ。

一度活動休止していた時期が有ったのだが、最近再び活動を再開した。

活動再開後の舞台を観るのは今回が初めて。

以前出演なさっていた役者さんは、ほとんどいなかったが、その代わりに他の劇団で何度も拝見させて頂いていた役者さんが三人も参加なさっていたのに少し驚いた。

物語は『ハムレット』を下敷きにした復讐譚。

以前観た、おそらくオルガンヴィトーのライフワークの一つであろう作品に改訂が加えられていた。

「産まれて来た事が地獄」だと母親に言われる程に呪わしい血の宿業を背負っている子供でも、その生命は『光』に向かって逞しく泳ぎ続ける・・・
彼らの力強い姿に励まされ、私も生きる勇気を貰った。

酷な物語の中にも幾つか笑えるシーンが盛り込まれていて、特に恋に破れて発狂し溺死した妹の兄が妹の形見のピンクの着物を着、赤いリボンで髪を二つ結びにして登場したシーンでは大爆笑してしまった。

オルガンヴィトーは舞台装置の創り込みにも毎回驚かされるのだが、今回は何と舞台全体の床が底無沼になっており、役者さん達は全身ずぶ濡れになって演技なさっていた。
役者さんの熱演に依って客席にビシャビシャ飛んで来る水飛沫を、客席前に用意されたビニールシートを被って防ぐ観客の私達は、あらかじめ開演前にレインコートまで着用させられていた。

それはスリリングで、とっても楽しかったのだが、それにしても何故こんな寒い時期に、冷たい水に潜る芝居を演るのだろうか?
役者さんは、かなり大変そうだった。

終演後、外に出たら周囲が雪で真っ白に様変わりしていたので、
まだ芝居の中に存る様な不思議な気分にさせられた。

その雪も地元の駅に帰り着いた時には、もう跡形も無く、幻の様に消え失せていた。



2008年02月09日(土) チャッポ〜〜ン

・・・と云う音と共に携帯電話を水没させてしまった(涙)

昨夜、駅でトイレの個室に入って棚に鞄を置いた際、置き方が悪かったらしく、手を離した途端に棚から落下してしまった。

他の物は無事だったのに、依りに依って携帯電話だけが便器に落下してしまったのだ。

急いで引き上げたが時既に遅く、
電源は入るが操作ボタンを押しても全く反応しない。

嗚呼!やってしまった!
機種変更してから、まだたった三ヶ月程しか使用していないのに・・・

だが、その三ヶ月しか経っていない事が幸い(?)し、機種変前の携帯に『ICチップ』を移すだけで充分使える事が判明した。

メールの送受信もネット閲覧も全く問題無し。

むしろ過去二年間愛用していた機種だから却って使い勝手が良い位である。

(この『日記』も機種変更前の携帯で書いている)

想い返してみれば、三ヶ月前に機種変更した理由は、かつての『ボーダフォン』から『ソフトバンク』のプラン変更をして毎月の支払額を安くする為だけで、
正直な処、まだ使えるのに機種変更してしまうのは勿体無いと感じていたのだ。

もし修理代が何万円も掛かったり、或いは新しい携帯を買い換えなければならない羽目になったら、このまま以前の携帯を一年七ヶ月使用し続け様うかな?



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