先日、使用していたコンタクトレンズに寿命が訪れてしまった為、 会社ではメガネを掛けている。
「ななかさん(仮名)って、 メガネを掛けているとインテリに見えるよね。黙っていれば」と云う、 お約束みたいな誉め言葉(?)を上司から頂戴しつつ、 新しいコンタクトが届くまでの日々を耐え忍んでいる(−−)
実はもう一組、普段使っていないコンタクトレンズを持っているのだが、 ブルーのカラー・コンタクトなので、流石に会社には装用して行けない。
仕方無くケースで持ち歩いて退社後に嵌めていたのだが、 今日、退社後に嵌めようとケースを開けたら、 何と右側のコンタクトレンズがケースに入っていないではないか!
そんなバカな? 確かに昨夜、外してケースにしまった筈なのに・・・・・・
左側にはちゃんと入っているのに、右側には入っていない。
もしや蓋の裏側に貼りついているのでは?と思ってみてみたがやっぱり無い。 ケースが入っていた鞄のポケットも良く調べてみたが無駄だった。
確か昨晩はダンスの練習でクタクタに疲れて帰宅した後、 夕飯も摂らずにそのままベッドへ直行し、倒れこむ様に就寝してしまった。
半ば寝ながら適当に外したから、レンズがちゃんとケースの中に入らず、 そして、それに気付かなかったと云う可能性も有る。 (・・・・・と云うより、それしか考えられない(;;))
どうしよう、 今日は『イクスピアリ』に映画を観に行こうと計画していたのに・・・・・・ しかも最近忙しいので、今日中にまとめて2本観てしまおうと思っていたのに〜(><)
今掛けているメガネでは、 仕事は何とかこなせても、映画を観るには度数が低過ぎるし、 視界の隅にフレームが入ったまま映画を観るのは コンタクトレンズに依るクリアな視界に慣れた自分にはちょっと厳しい。
仕方無く、諦めて真っ直ぐ帰宅する事にした。
これはきっと『更新』が滞っているのにも関わらず 遊びに行こうとした自分に神様がバチを当てたに違いない(涙)
或いは、 そんなに焦って無理に2本も映画を観ても楽しめないのでは無いか?と云う 教訓を示そうとなさったのかもしれない。
ああ、でも多少無理しても映画観たかったなぁ(←懲りてねぇじゃねぇか)
『舞浜』&『イクスピアリ』は自分にとって、まだ当分の間『憧れの都』である様だ。
(不幸中の幸いは、 帰宅後、部屋の片隅から、カラカラに乾涸びたコンタクトレンズが無事発見された事。
神様ありがとうございます。
『更新』頑張ります(←ちょっと涙目)
私信:『平気で人を殺せる心理』についてはまたいずれ・・・・・・ばんび様(^^))
『ヒマになったらやろうと考えていた事リスト』の上の方に有ったのが、 “『イクスピアリ』で映画を観よう!”だった(←『更新』はどの辺りだ?)
東京ディズニー・ランドが有る『舞浜』は通勤定期で乗車可能なのにも関わらず、 ディズニー・ランドには何年も行っていない(涙)
せめて『舞浜』のアウトレット『イクスピアリ』に行ってみよう!と思っい続けてはいたものの、 上手い口実を発見出来ず、先延ばしにしていたのだが・・・・・・
明日は水曜日(レディス・ディ)なので映画が1000円で観られる。 映画と云うと今までは有楽町へ観に行っていたのだが『イクスピアリ』にも映画館は有り、 しかも水曜日に限らず、毎日1000円で観られるレイト・ショー(大体21:00頃の回)が有る。
さて、何を観ようか・・・・・
一番観たいのは『ハリー・ポッターと秘密の部屋』
原作も読了したし、観損ねていた『賢者の石』も、ようやく先日レンタルして観たし、 準備は万端!!
でも織田祐二さん主演の『T・R・Y』も面白そうだ。
織田祐二さんは大好きな俳優さんだし、 明るくお調子者の詐欺師と云う今回の役処がレオリオを髣髴とさせる(←進歩の無いヤツ)
う〜ん、どっちを観ようかな?
来週の水曜日は用事が有るし、 もう1本を水曜日以外に観に行くにしても、最近残業がほとんど無いから、 レイト・ショーまで時間を潰すのが大変だし・・・・・・
・・・・・・と、迷いながら上映時間のスケジュールを見比べていて、ふと気付いた。
『T・R・Y』は18時20分から1時間55分の上映で 『ハリー・ポッター』は20時40分からだから、その気になれば両方観られるかもしれない。
果たしてそんなに長い時間、集中力を保てるのか? 途中で寝ちゃったらどうするんだ?と不安も有るが、ちょっと頑張ってみよう(^^)
「あ〜あ俺って何でこんなにジャンケン弱いんだろうなぁ……」
ヒソカデパートの新年大売り出しの福引でたった2枚だけ当たった舞踏会のチケットを ジャンケン勝負に負けて、まんまとお姉様たち……じゃ無かった、 ゴンとキルアに取られてしまったレオリオは一人寂しく留守番する羽目に陥った。
一人きりで室内に篭っているのは何だか味気無く感じて、 ベランダの手摺に両肘を掛けてガッカリと肩を落としながら、 ライトアップされた遥か遠くに輝く白亜の城を眺める。
「俺も舞踏会に行きてェなぁ……酒は美味いし、姉ちゃんはキレイだろうし……」
「舞踏会へ行きたいか?」
背後から突然掛けられた声に顔を振り返ると、
「ク、クラピカ?」
瞳の前には、魔法使いのおば……じゃ無かった、 ヨークシン・シティへ単身赴任中で有る筈のクラピカが立っているではないか。
「お前、帰って来たのか?」 そう言いながらレオリオは嬉しさの余りクラピカの身体を折れんばかりにギュ〜ッ!と 抱き締めた。 「うわっ!」と、反射的にクラピカは声を上げる。
「帰って来るなら知らせてくれりゃ良いじゃねぇか!ったく 相変わらず水臭ェなァ……」
そう言いながらポンポンとクラピカの背中を右掌で軽く叩く……と、
「ち、違う!私はクラピカでは無いのだ!」
そう叫びながら、腕の中のクラピカはバタバタと暴れ出した。
驚いて腕の力を抜いた隙を突いて、レオリオの腕を逃れると、 「わ、私はクラピカそっくりの愛らしい森の妖精(等身大1/1スケール)なのだ!」
へ?と、レオリオはまじまじとクラピカそっくりの妖精(自称)の顔を覗き込む。
「お前、以前、私にそっくりな小さい妖精を助けた事が有っただろう? 今更ながら、その恩返しの為にやって来たのだ!」
「今更ながら……って、それもう1年以上も昔の話じゃ無ェかよ? さては、ななか(仮名)のヤツ、ネタ不足で丁度良い口実を思い付け無ェのか?」
ジロリと睨み付けると、クラピカそっくりの妖精(自称)は、急に焦った様な表情になり、
「こ、細かい事は気にするな! (そうだ!気にするな(^^;))
……お、お前、舞踏会に行きたいのだろう?」
「ああ!舞踏会と云ったら酒は上手いし、姉ちゃんは水着ギャルvv もしかしたら“オッパイポロリ!”も有るかもしんねぇし……」
デヘデヘ……と鼻の下を伸ばしながら自分勝手な『妄想』を語るレオリオに向かって、
「舞踏会がそんな下品な訳が無いだろう!深夜のバラエティ番組では無いのだぞ!!」
クラピカそっくりの妖精(自称)はピシャリと一喝する。
「全く……何と云う下品で低俗な発想だ! 舞踏会にやって来る女性は 皆こういった美しいドレスを着て来るに決まっているでは無いか?!」
そう言いながらパチン!と指を鳴らすと レースとフリル、キラキラ光るラインストーンやスパンコールで装飾された きらびやかなドレスが瞬時にクラピカそっくりの妖精(自称)の手の中に現れた。
ホゥ…と感心した様にレオリオは溜息を漏らすと、
「なぁ、お前、ちょっくらそのドレス着てみてくれねぇか?」
「な、何故だ?」
キョトンとした表情でクラピカそっくりの妖精(自称)が尋ねると、
「ちゃんと着たトコ見ねぇと、今いちイメージ掴めねぇんだよ」
「わかった、では……」
パチン!と指を鳴らすと、 クラピカそっくりの妖精(自称)はフリルの付いたドレスを一瞬にして身に纏ってみせた。
「これで良いのか?」
キラキラと輝くドレスを身に纏ったクラピカは、 まるで蝶々の様に可愛らしく、レオリオは想わず見惚れてしまう。
だが……
(でも何も魔法で一瞬に着替えなくても良いじゃねぇかよ、期待させやがって……)
「さ、お前も着替えろ!」
そう言いながらパチン!と指を鳴らすと、レオリオの衣服も一瞬でタキシードに変化した。
「お!凄ェ!エルマーニじゃねぇか!」
スーツはまるでオーダーメードの様に身体のサイズにピッタリだ。
ヒューッ♪とレオリオは感嘆して口笛を吹く。
「ぐずぐずしていないで、さっさと台所からかぼちゃを持って来い!」
畳み掛ける様にクラピカは言い放つ。
「え?かぼちゃなんかどうすんだよ?」
「決まっているだろう?中身を刳り抜いて馬車を造るのだ」
首を傾げるレオリオに向かって、クラピカそっくりの妖精(自称)はさらりと答えた。
「……んなまどろっこしい事しなくたってよ……」
レオリオはドレス姿のクラピカそっくりの妖精(自称)をヒョイと抱き上げると、
「うわっ!な、何を……ッ!」
「俺の愛車で城までドライブと行こうぜ♪」
茫然としているクラピカそっくりの妖精(自称)にウインクしながらそう言うと、 駐車場に止めてある車まで運んで、助手席に座らせ、レオリオは運転席に乗り込んだ。
“ヨーロレイヒィ〜♪”と鼻歌を歌いながらハンドルを廻すレオリオは、 かなり上機嫌でウキウキしている。
ふと、クラピカそっくりの妖精(自称)は気付いた。 自動車は舞踏会の行われている城とは正反対の方向へ向かっているでは無いか?
「い、一体何処へ行くつもりなのだ?レオリオ?」
「あんなのより、もっとムーディな『お城』が有るんだよ……ま、俺に任せときな!」
レオリオはニヤニヤ微笑いながら、やたらと嬉しそうにハンドルを切る。
やがて車窓に、 舞踏会が行われている城よりも一回り小さくて、 ピカピカ安っぽく光るネオンの電飾でけばけばしく飾り立てられている城が見えて来た。
レンガ造りの門には、
『ベッドフカフカ ムード満点vv 休憩4000ジェニー:宿泊6000ジェニー』と書かれた看板が掛けられている。
レオリオは迷わず地下の駐車場へと車で乗り入れながら、 助手席のクラピカそっくりの妖精(自称)に向かって、ニヤリと微笑った。
「さぁて!深夜12時過ぎまで踊ろうぜ、姫君vv」
(こんな『シンデレラ』はダメダメです(^^;))
蛇足
「なぁんだ、お前やっぱりクラピカ本人じゃねぇかよ」と、
フカフカのベッドに横たわりながら、 レオリオは傍らに寝そべっているクラピカの金髪を指で弄びながら言葉を掛ける。
「な、何故判ったのだ?」
いきなり虚を突かれた様な表情で尋ねるクラピカに向かって、
「ん?だってよ、 “履き慣れた靴は足にピッタリ合う”に決まってんじゃねーか♪」
レオリオの言葉を聴いた途端、 クラピカはカッと頬を朱に染めながら、シーツをガバッと頭から被ってしまった。
その様子に、思わずくくっと微笑いを漏らしながらレオリオは、 シーツを被った頭ごと抱き寄せて、耳元(と思われる処)に唇を寄せて囁いた。
「・・・・・ところで、お前さ、何で『魔法』なんか使えんの?」
「こ、細かい事は気にするな! (そうだ!気にするな(^^;))」
(やっぱりダメダメです、皆様すみません(涙))
『DASH村』が火事になって、村役場が全焼してしまったそうだ。
いつも通りのほほんと『THE鉄腕DASH』を見ていたら、 番組の最後で火事のニュースを報道され、母と二人でショックを受けている。
『THE鉄腕DASH』の『DASH村』のコーナーには毎週とても『癒された』
文明が発達し過ぎて、便利になり、物が余っている現代社会で、 手で物を造る事の大変さ、成し遂げた時の喜びを見る度、造られた物の温かさが ブラウン管を通して毎週感じられた。
また山羊のつかさとつばさも大好きだった。 あのフカフカした白い毛の兄弟が仲睦まじくじゃれ合っているのを見るだけでも 『癒された』事を想起する。
幸い人や動物達は無事だったそうなのだが、 全焼して黒焦げになった村役場の残骸の映像を見て、改めて火事の恐ろしさを痛感した。
また、心配なのは今回の事件でこれまで秘密にされていた『DASH村』の場所が 公になってしまった事だ。
静かで平穏な『DASH村』が戻って来るまでには、かなり時間が掛かりそうだが、 ゼロからあの村を立ち上げたスタッフの方々にまた頑張って欲しいと切に願う。
| 2003年01月25日(土) |
ああ女神さま(『ガンダムSEED』の感想など) |
“カガリ・ユラ・アスハ”って、蝶の学名みたいだ。
言葉使いが勇ましかったり、再会早々キラを殴っちゃったりして、 なかなか男前な彼女だが、フレイ達の痴話ゲンカ(?)を聴くとは無しに聴いてしまって 赤面しちゃう処が女の子らしくて可愛い(^^)
『コーディネーター』なキラはともかく『ナチュラル』で しかも年端も行かない女の子のカガリちゃんが レジスタンス『明けの砂漠』の『女神』と呼ばれる様になるまでの経緯が気になるのだが、 本編でやってくれるのだろうか? (個人的には是非やって頂きたいvv)
新OPの映像では、良い仲になったキラを巡ってアスランと銃を向け合うのか?(←違)と 想っていたのだが、先週キラはフレイに『優しくして』貰ってしまったし……
(ちなみに先週のキラがフレイのベッドから出て来るシーンを観て 『コーディネーター』と『ナチュラル』の子供って迫害されそうだ……と 考えてしまった自分は安易で性急過ぎ(反省))
この先、女神さまはキラに『優しくして』あげたくなる様な感情を抱く様になるんだろうか? そしたらアスランとは一体どうなるのでしょう?
『SEED』は面白いのだが展開が全く読めない。 あまり下手な予想は書かない様にしよう(^^;)
『ド○ル・ケバブ』はトルコ産まれのファースト・フードだそうだ。
トルティーヤにスライスした牛肉とレタス、トマトを挟んでソースを掛けた食物で、 1個400円と少々高価だが、ボリュームが有って美味しいvv 3〜4種類有るソースの中でも『チリ・ソース』が、特に辛い物好きの私には堪らない(^^)
普段『ファースト・フード』をあまり利用しないのだが、 この『ドネル・ケバブ』は珍しくお気に入りだ。
だが!!! この『ド○ル・ケバブ』は自分が知る限り渋谷でしか見た事が無い。
しかも移動車で販売しているので、居場所を特定出来ないのだ。
(数年前は渋谷の公園通りにお店が有ったのだが、残念ながら閉店してしまった)
用事が有って渋谷へ行った時は、 「食べたいなぁ」と思いながら一生懸命探すのだが、 結局見付からず、空腹に耐え兼ねて、 仕方無く違う物を食べ終えて店を出た直後、移動販売車を発見したりする(涙)
さながら砂漠で出会う『オアシス』の蜃気楼のやう・・・・・・ 可愛さ余って憎さ百倍(←比喩としては間違っているが、こんな気持ち)だ。
ふと、もしかしたら何処かに店舗が有るのかもしれないと思い付き、 ネットで検索してみたら・・・・・・
有った!有りました!
わ〜い♪これで何時でも好きな時に食べられる(^^)
・・・・・と思ったら、何と1店舗だけしか無く、しかも場所は『六本木』
オシャレでお金持ちなお嬢様がゴージャスに遊ぶ街『六本木』・・・・・・だと? (この先入観もかなり間違っている(^^;))
『ド○ル・ケバブ』を買う為だけに、 わざわざ『六本木』に行くと云うのは・・・・・・どうなんだろうか?
せめて『赤坂』だったら、たまに舞台を観に行くついでに食べに行けるのに(涙)
でも、そう云えば、 自分はお気に入りの『タイ・カレー(レトルト製)』(これも辛くて美味いvv)を買う為だけに、 わざわざ『銀座』の某デパートまで足を運んでいる。
某デパートの地下1階で『タイ・カレー』を購入した後は、 あまり好きな洋服のブランドが入っていない所為も有り、さっさと退館してしまう。 (7階の『ドール・ハウス』や『天使グッズ』のお店を眺める位だ)
それで良いのか?自分!
・・・・と、ダサい自分を叱咤しつつも、 この『日記』を書いていたら無性に『タイ・カレー』が食べたくなって来てしまった。
何故か自分はストレスが堪ったりすると猛烈に辛い物を食べたくなる。 (『タイ・カレー』とか韓国のカップ・ラーメンとか)
会社帰りに『銀座』行こうっと♪
| 2003年01月21日(火) |
百万『へぇ〜』位?(『WJ』8号ネタバレ要注意) |
『昭和33年3月3日に産まれた人は平成3年3月3日に33歳になる』(ex栗田貫一さん) また『大正7年7月7日に産まれた人は平成7年7月7日に77歳になる』そうだ。
先日も書いたが、月曜日深夜フジテレビ系列で放映されている『トリビアの泉』は 本当に面白い。 パネラーの方々が感心して『へぇ〜』と答えた数が多い程、 そのネタの投稿者への賞金が増えると云うシステムなのだが、
「『H×H』のカルトちゃんは男の子だった(らしい)」と云う今回のジャンプの展開には、 全国の『H×H』ファンの方々は相当数『へぇ〜』と唸ったのでは無いかと思う(自分も含めて)
仮に「実はクラピカが『女』(或いは『男』『両性具有』)だった」と明かされても、 ここまで『へぇ〜』とは、もう言われないのでは無いか?と思う。
カルトの一人称が『僕』だったからと云って、 即『男の子』だったと決め付けるのは早急だと思うのだが、 確かにコミックスやキャラクターブックを読み返してみても、 『末っ子』や『兄弟』と云う記述は有っても『妹』だとは書かれていない。
あのキキョウ母さまの事だから、 仮にカルトが男の子だったとしても着せ替え人形扱いしていた可能性は有る。 イルミも子供の頃、フリルのワンピース位着せられていそうだ(^^;) (意外とキルアの家出の原因の一端でも有りそう・・・・・・)
また今回の展開で驚かされたのはカルトの『旅団』への入団だ。
あの幼い身体の何処かに『刺青』が既に彫られているんだろうか?と想像すると 何だか痛々しい気がする。
「カルトちゃんの綺麗なお肌に傷を付けるなんてっ!!」と、 キキョウ母さまが嫌がりそうな気もするのだが、 実の子に毒を飲ませたり、拷問したり、暗殺術を仕込んだりする家庭だから、 今更『刺青』位大した事では無いのだろうか?
何故カルトが『旅団』に入ったのかはまだ判らないが、 この後、やっぱりキルアと対峙する事になるのかと思うと胸が痛い。 (展開的にはすごく楽しみでは有る。 やはり『幻影旅団』が絡んでくると、雰囲気がダークっぽくなるし、話も盛り上がって嬉しい)
話は変わるが、 今回のマチの 「(もし団長を殺したら)どこまででも追いかけてあたしがアンタを殺す」と云うヒソカへの台詞。
もしクラピカが団長を倒したら、マチはクラピカにも同じ台詞を言って、 間違い無くそれを実行しようとするのだろう。
でも、それをする資格がマチに有るのかよ?と、憤りを感じてしまった。
冷酷な殺人者でも実の子供が殺されると嘆き哀しんだりするのは現実では良く有る事だが、平気で人を殺せる人間の気持ちなんかやっぱり自分には理解出来ない。
(『旅団』ファンの皆様、本当に申し訳ありません(;;))
蛇足だが、 最後にもう一つ『トリビア』(無駄な知識)
『パソコンのマウスが動く単位はミッキーである』(1ミッキーは百分の1インチだそうだ) ちょっとカワイイ(^^)
去年は、 「公演が終わったら、あれもしよう、これもしよう」と考えていたのだが、 いざ終わってみたら、意外と何も出来ていないのが現状だ。
お正月も、あんなにお休みが有ったのに、 お芝居のビデオを数本観て『ハリー・ポッター』を読んだら終わってしまった。 (確かに公演が終わってヒマになったらしようと思っていた事では有ったのだが……)
したい事や時間は有っても、 お金が無いと何も出来ないので、最近チョコっとだけ短期バイトをしている。
それが理由で『更新』が滞っている訳でも無いのだが、 もう少し金銭的に落ち付かないと、気持ち的にも休めないので仕方無い。
今日もそんなバイトを終えてクタクタになって帰宅すると、 自宅に大きな宅配便の包みが届いていた。
最近、通販を利用した覚えは無いし・……何だろう?と首を傾げる。
包装紙には洋菓子店のロゴが入っている。
もしや……これは『ケーキ爆弾』では?!(←何だソレ)
・……と、恐る恐る送り状の宛名を良く良く見たら、 差出人は、親愛なるえんどうさくらさん(^^)だったので、ホッと胸を撫で下ろす。
安心して開けてみたら、美味しそうにツヤツヤと輝く『あんずパイ』が入っていた。
わ〜い♪さくらさん、ありがとう!!嬉しいよ〜!!と、狂喜乱舞するワタクシ。
先刻『ケーキ爆弾』などと大変失礼な疑問を抱いたクセに、全く現金なヤツである。 (本当にごめんなさい、さくらさん(^^;))
でも、何故こんな素敵な贈り物を送付して下さったのでしょうか?
クリスマスは先月だし、 ワタクシの誕生日は来月だし、サイトの1周年もやっぱり来月だし、 数少ない友人の一人、 T村さんが、先日無事ご出産された事は(おめでとう♪)『日記』には書いていない筈だし…… 私の『成人式』はもう何年も前だし……(論外)
さくらさん(^^)から頂いたメールには、 “先日『冬コミ』で売り子を手伝って下さったお礼です”と書かれていた。
そんな、ワタクシ全然大した事していないのに・…… むしろ寒風吹き荒ぶ中、並ばずに入場出来たのはさくらさん(^^)のお陰だし、 スペースに尋ねて来て下さった皆様とお話も出来て楽しかったのだ。
しかも最近ワタクシ『駄文』をUP出来ていないし『日記』も滞っているダメダメ人間なのに……(本当にすみません(涙))
『ケーキ爆弾』では無かったけど(←しつこい!)バイトの疲れも跡形無く吹き飛んでしまう位、とても嬉しい贈り物だった。
本当にありがとうございました、さくらさん(^^)
(ちなみに『日記』のタイトルは諸星大二郎さんの漫画から取りました。 不快に感じられてしまったら申し訳有りません(;;))
映画監督の深作欣二さんが亡くなった。
私はこの方が撮られた『魔界転生』(1981年)と云う映画が大好きだったので 凄くショックを受けている。
『魔界転生』(山田風太郎さん原作)は島原の乱で惨殺された天草四郎が、 キリシタン達の祈りを聞き届けなかった無情な神を捨てて、悪魔の力を借りて甦り、 徳川幕府に復讐すると云う物語だ。
何度もリメイクされたし、 今度の新シリーズでは主役の天草四郎を窪塚洋介さんが演じられるそうだ。 窪塚さんは好きな俳優さんだし、センスも良い方だとは思うのだが、 やっぱり個人的には若き日のジュリーこと沢田健二さんが演じた天草四郎が良いなと 思ってしまう。
また仲間を惨殺された憎しみから、 完全に神を捨てた天草四郎の『悪魔』の力を借りて甦ったものの、 心の底から悪にはなりきれずに苦悩する真田広之さん演じる伊賀の霧丸も格好良い。
ジュリーとのキスシーンは妖艶で美しいし、 「その男(真田広之)は俺のものだ」と云うジュリーの台詞にもドキドキしてしまう♪
(クラピカの心の中でも、こんな風に『天使』と『悪魔』が葛藤しているのかしら?と、 ちょっとときめいてみたりする乙女心(^^;))
他にも物語の展開や、使われている台詞廻し、 辻本ジュサブローさんデザインの華麗な衣装なども含めて、 私の大好きな要素が沢山散りばめられた映画だ。
ウチに有るビデオは、もう何年も前に録画したものなので、かなり画像もガタガタだし、 思い切って『DVD』ソフトを購入してしまおうか?と、またムダ使い虫が頭を擡げている。
そう云えば『バトル・ロワイヤル』も深作監督の作品だ。 常々観たい、観たいと思いつつ、多忙を口実に未だに観ていない(遅過ぎ) 今度の休日こそ必ず借りて観よう!!
深作欣二監督のご冥福を心からお祈りさせて頂きたい・・・・・・処なのだが、
現在、息子さんが監督されている『バトル・ロワイヤル2』の撮影現場には、 深作監督の遺骨が置かれているそうだ。
深作監督の魂はまだまだ当分の間、映画の現場にいらっしゃる様な気がする。
それはそれで何だか嬉しい気がしてしまうのは、やはり不謹慎だろうか?
橋田壽賀子さんの『おしん』とは全く無関係で、 これは明治時代の国語の教科書に掲載された『シンデレラ』の邦題だそうだ。
(此処まで読んで“ピン!”と来た方・・・・・ そう『トリビアの泉』(フジTV系列・毎週月曜深夜放送)です、ハマってます(^^))
日本人に理解され易くする為に、 魔法使いのお婆さんは『弁天』に、ガラスの靴は『扇』に・・・・・・など、 日本風にアレンジが加えられていて、 『扇』は、閉じたまま中身の絵柄を充てさせて身柄を証明したのだそうだ。
(もしグリム兄弟が書いた原作もそうだったら 靴が大き過ぎたシンデレラの2人のお姉さんも踵や爪先を切ったりしなくて済んだのに・・・・・・と、つい余計な事を考えてしまうワタクシ)
ちなみにこの『おしん物語』では深夜0時処か、 夕方6時で帰宅しないと魔法が解けてしまうそうだが、 それではまるで一昔前の中学生の門限だ(笑)
ヒロインの名前は『辛抱』の『辛』から取って『おしん』と名付けられたのだそうだ。 やはり橋田壽賀子さんの『おしん』とは全く無関係だそうだが……(^^;)
それにしても『トリビアの泉』は面白い♪
『大山のぶ代さんは『太陽にほえろ』の脚本を書いていた』とか、 『トマトは野菜か果物かを裁判で争った事が有る』とか、 『ガムはトロと一緒に噛むと無くなる』とか、 『はげとちびは同じ字を書く『禿』』とか……
今週興味深かったのは、 『レレレのおじさんが箒で道を履いているのには哀しい訳が有る。
かつて彼には25人も子供が居たので、その子達を箒でまとめて起こしたり、 学校へ追い立てるのに、箒を使っていたのだが、 やがてその子達も大人になって独立し、 妻にも先立たれ、一人ぼっちになってしまったおじさんは、 子供達の思い出を偲んで箒で道を履いているのだ』そうだ。
『トリビアの泉』のテーマは『明日使えるムダな知識(トリビア)をあなたに』だが、 私も『吸血鬼』『魔術』『遺伝子』『殺人術』『薬物・毒物』『サバイバル』 『ヒエログリフの書き方』……等の、 一般生活にはおよそ『ムダ』と考えられる知識を得る為の書籍を所有している。
もちろん『駄文』に使えれば良いな……と思うからだ。ヒヤヒヤvv
さして意識せずにTVを観ていて今日が『成人の日』なのを初めて認識した(←バカ) 1月15日が『成人の日』じゃ無いと何だか違和感が有る旧世代のワタクシ。
(余談ながら休み明けに『ジャンプ』が売っていないとやっぱり違和感が有る)
『成人の日』とは無関係だが、 最近は『骨の無い魚』が市場に出回っていると云う話題がニュースで報道されていた。
てっきり『遺伝子組換え』(←つまり『コーディネーター』?(違))なのかと思ったら、 海外の下請け工場の従業員が一つ一つ手で取り除いているのだそうだ。
骨が無いので、 小さい子供やお年寄りでも簡単に食べられるので人気が有るのだと云うが・・・・・・
お年寄りはともかく、 小さい子供に骨の有る魚を食べさせる事はそれ程危険なのだろうか?と首を傾げてしまう。
そう云う自分もかなり不器用な子供だったので(不器用なのは今でも変わらないが) 魚の細かい骨を外して身だけを食べるのがなかなか上手く出来ずに、 バカにされたり怒られたりした事を想起する。
でも、魚は骨が有るのが本来の姿なのだし 『骨の無い魚』を扱っていない国の方がまだまだ多いのだから、 少し位面倒臭くてもきちんと取り分ける事を子供の内から練習した方が良いのでは無いか?と考えてしまう。
(小さいお子さんがいらっしゃる方には、 余計な知ったか振りをして!と怒られてしまいそうだ・・・・・・スミマセン(涙))
それに、新世代の子供達が、 食卓の魚に骨が無いのが『自然』だと思い込んでしまうのは何だか少し哀しい気がする。
・・・・・・などと偉そうな事を言っている自分だが、 数年前、 ウチの母が“安いから”と云う理由で『鯛のお頭だけ』を買って来た時にはいささか閉口した。 文字通り『鯛の頭』だけ!なのだ。 それを煮付けて食卓にどん!と出されたのだが、 基本的に好き嫌いの無い自分でも敬遠したくなる様な××味(すみません)にも関わらず、 「ななか(仮名)!ちゃんと骨までしゃぶりなさい!」と母に怒鳴られながら、 泣き泣き食べた記憶が有る。
こう書くと自分はやっぱり甘やかされて育ってるんだなぁと思う(反省)
余談だが、 骨が無くなるかどうかはともかく、 『遺伝子操作』された人間はやっぱり『常人なら助からない温度に曝されても大丈夫』とか 『死んだりする病気にも罹らない』とか 『タンクトップ1枚でガンダムに乗って宇宙空間に出ても平気』とか 『ガンダムごと自爆しても助かる』とか・・・・・(バキッ!)
『旧世代』の戯言・・・・失礼致しました(^^;)
会社帰りに用事が有って新宿へ行った。 道の途中で『手芸店』を見掛けた時、 ウチの母が『なんとか糸』(仮名)が欲しいと言っていたのを想起した。
『なんとか糸』(仮名)は普通の糸よりも太目でボタンホール等を造る糸なのだが、 ウチの近くのデパートに有る小さな『手芸コーナー』には置いていないのだそうだ。
電車で数駅行けば専門の『手芸店』も有るのだろうが、 糸一つ買うのにわざわざ高い電車賃を掛けるのも勿体無いので、 「ななか(仮名)見掛けたら買っといて」と言われていたのだ。
だが・・・・・・ その『なんとか糸』(仮名)の正式名称がどうしてもどうしてもどうしても(以下略) 思い出せないのだ(←バカ)
どうしましょう・・・・・・大変です。
恥を忍んでレジのおじさんに、 「あの、すみません・・・・・・ボタンホールを造る『なんとか糸』(仮名)って有りますか?」と 尋ねると、
「『シルク・ナントカ・ステッチ』(やはり仮名・・・・・・すみません、忘れてしまいました(涙))で ございますか?」と流麗な横文字の単語が返って来た。
「あの・・・・・・その『シルク・ナントカ・ステッチ』(やはり仮名)は 日本語で何と呼ばれている糸なんですか?」と尋ねたが、おじさんは、
「さぁ・・・聞いた事有りませんねぇ」と言いながら首を捻るばかり。
母が欲しがっていた『なんとか糸』(仮名)は日本語で、 しかももっと短くて簡単な名前だった筈(←なら忘れるなよ!)
ああ〜ちゃんとメモして来るんだった〜(;;) 後悔しても思い出せない物は仕方が無い。
諦めて新宿の『手芸店』を出て、 次の用事(『東急東横店』東館5Fで開催されている『創作人形展』を観る)の為に 渋谷へ行く。
ふと渋谷の駅前にも『手芸専門店』が有ったのを思い出した。
先刻の事を想起して、もし同じ事になったらムダ足だし・・・・・・とも考えたのだが、 ダメ元で行ってみる事にした。
と・こ・ろ・が! この『手芸店』・・・・・ 品揃えは多いのだが、4階建てで、しかも『糸』は4階に売っている。
そしてお約束の如く、 エレベーターをタッチの差で乗り過ごしてしまう(涙)
待つのも面倒臭いので、仕方無く階段を登る。 2階で見掛けた店員のおじさんに、
「すみません、ボタンホールを造る『なんとか糸』(仮名)って有りますか?」と尋ねると、 「有りますよ、4階です」と、あっさり答えが返って来た。
これだけ大きい専門店なのだから置いては有るのだろうが、問題はその先なのだ。
「ちなみにその糸は・・・・・・何て名前ですか?」
おじさんは訳が判らないと云った顔で首を捻るばかり。
先刻のおじさんの様に『シルク・ナントカ』(やっぱり仮名)と云う 横文字の答えすら返って来ない。
もう!!どうして誰も知らないんだよ〜〜〜ッ?!!(大号泣)
さっきのおじさんといい、このおじさんといい、 若い頃洋裁をやっていたウチの母とそれ程歳が離れているとも思えないのに・・・・・
わざわざ4階まで上っても、 また先刻みたいな事になってもイヤだし、やっぱり諦め様かな?と考えていると、
「4階に専門の・・・・・・詳しい者がおりますから・・・・・・」と、 宥める様な口調でおじさんが言ったので、
取り合えず4階まで上がってみる事にした……
(4階まで上っても、ダメだったら嫌だなぁ……)と思っていた私に、
「それは『穴糸(あないと)』でございますね」
そうさらりと答えたお兄さんの姿は、まるで後光を背負った天使の様に見えた。
「そうです!!それです!!」
嬉しさの余り、身を乗り出さんばかりに叫んでしまった為、 お兄さんはビクッ!!とかなり吃驚して身を引いた。
・・・・・・自分は相当興奮していたのだろう。お恥ずかしい(^^;)
そうだ、 『ボタン・ホール』を造る糸だから『穴糸』と云う名前だったのだ。 思い出して見れば何の事は無い。
「最近『穴糸』置いてるお店、少ないですからね」と言うお兄さんに『穴糸』を包んで貰い、 ホッとしながらお店を出た。
なかなか……波乱万丈だった(^^;)
(余談ながら、その後に見に行った『人形』達はとっても可愛かったですvv)
私の仕事の量は日に依って変動が激しいので、忙しい時は忙しいのだが、 ヒマな時はヒマになってしまう。
そんな時には、 情事接続……(レオリオとクラピカがvv……)じゃ無かった、 (ばんびさん(^^)ネタ無断借用してしまってすみません) 常時接続な自分のデスクのパソコンで、 この『日記』を書いたり、他のサイト様の『掲示板』への書き込みをさせて頂いたり…… したりもしてるが(←ダメダメです)
当たり前の事だが、会社は『お金を頂いて仕事をする場所』なので、 そんな時は、 「手が空いてしまったんですけど、何か有りますか?」と尋ねて、 簡単な書類整理やデータ処理を手伝う様にしている。
そんなヒマな時に、 「いつでも良いからやっといて」と頼まれた仕事が、 何時の間にか、か・な・り溜まっている事に気付いた。
1.『ボマーな貴婦人Hさん』の部署 『Aシステム』の『請求書』を6月分から9月分までを整理する。 (……と云えば聞えは良いが、要するに山程の『請求書』に穴を空けて紐で括り、 ダンボールへ入れて倉庫へしまうだけの話だ)
2.毎月10日で締めてお客様へ送付される請求書の控えが 丸ごとウチの会社へ送付されて来るので、 それを捜し易くする為に『000』『001』『002』……などの数字を書いた付箋を作る。 (付箋にマジックで数字を書くだけの作業なのだが、 東京本社(ウチ)と大阪営業所の分、 或いは支払方法の相違(銀行振込・コンビニ払い・カード決済等)で、 付箋やペンの色を変えたりしなければならないので結構面倒臭い)
3.登録データに誤りがあるお客様の名称の訂正作業。
6日の年始明けから蓄積していた業務に忙しく、ふと気付けばもう9日。 明日は10日……請求書の締日では無いか!!
「いつでも良いから」と言われて引き受けたものの、 来週になったら『請求書』が届いてしまう。
それまでに上記の仕事が終わっていなかった場合は……
1.『請求書』が届いても6月〜9月分が片付いていないと入れるスペースが無くて 『ボマーな貴婦人Hさん』が困る。
2.『請求書』が来たら、真っ先に『数字付きの付箋』を貼って整理をしないと、 経理担当者が困る。
3.『請求書』が発行されるまでに名称が訂正されていないとお客様が怒りになり、 そのクレームを受ける私達が困る。
……ななかも(仮名)も困っちゃう♪(バキッ!!)
「いつでも良かった筈の仕事」は、 油断して放置している間に「大至急やらなければならない仕事」になっていた。
だが、自分のデスクの上には今日の『自分の仕事』がしっかり溜まっている……
迷った末、 取り急ぎ『至急』の3件に取り掛かる事にした。
作業自体は単調かつ単純なものばかりだが、 途中でお客様からのお問い合わせに対応したりしながら仕事していたら、 結局3件目のデータ訂正の途中までしか終わらなかった(涙)
そして……『自分の仕事』も一つも出来なかった。
『自分の仕事』はそれ程、緊急を要する仕事では無いのだが、 やはり全くやっていなかったと云うのはマズイのでは無いだろうか?
全部、他部署からの依頼で、 しかも見た目は『今ヒマだからコレをやってます』な作業ばかりだった。
大量の『請求書』にパンチ(もちろん拳では無いです)で穴を空けて紐を通して括るとか、 付箋に延々と数字を記入していくだけ、とか……
し・か・も!!! ウチの会社は毎日『業務日報』の訂正を義務付けられており、 それに今日自分がやった仕事を記入しなければならないのだ(汗)
やばい、怒られるかもしれない……と、ヒヤヒヤしながら『業務日報』を提出すると、
私の上司は、 「ななか(仮名)さんは偉いねぇ」と、感心した様な口調で言った。
(え……?) てっきり怒られるばかり思ってビクビクしていた私が首を傾げていると、 「他の部署の……『Hさん』や『経理』の仕事まで引き受けるなんて……」
あの……その代わり、今日『自分の仕事』1件もやってないんですけど……と、 言い掛けたが、 上司のK島課長が、いかにも「感心、感心」と云った表情でフムフムと肯いているので、 「あ、いえ当然です、仕事ですから……」と笑顔で答えてトンズラ……では無く、 退社した。
以前から薄々感じていたのだが、 どうやら『ななかさん(仮名)は仕事をバリバリ頑張っている人』と K島課長始め、上司達に勘違いされている様だ。 そんな事無いのに……(『Hさん』は知っているが見逃してくれている(^^;))
でも、こんな自分を3年以上も働かせてくれているのは、 きっとその勘違いの所為なのだろう。ありがたや(深礼)
今後、観察眼の鋭い陰険で厳しい上司が来ない事を神に祈るワタクシ。
『フィギィア付きお菓子』と呼称するのだろうか?
キティちゃんなどの可愛いキャラクターや新旧アニメ、話題の映画、 珍しい動植物など多岐に渡ったジャンルの『フィギィア』付きのお菓子が コンビニ等に置かれる様になって久しい。
私も『デビルマン』とか『銀河鉄道999』とか『京極夏彦監修妖怪シリーズ』(←コレは欲しい)などには、つい手が伸び掛けてしまうのだが、 ハマり始めると見境無く散財してしまう性格なのでなるべく我慢している。
今日、会社帰りに 近所の『ロー○ン』で何気無くそれらの『フィギィア付きお菓子』のパッケージを眺めていたら、 『ルパン三世・カリオストロの城』の『チェス駒シリーズ』と云うのが発売されていた。
ルパン始め『カリオストロの城』のキャラクターが 白11体、黒11体の計22体のチェスの駒になっていると云う物だった。
これは面白そうだ。 思い切って集めてみようかな?……と考えながらパッケージを見ていたのだが、 ふと奇妙な事に気付いた。
(あれ?クラリスがいない???)
そんな筈は無い、 『カリオストロの城』にクラリスがいない筈が無いでは無いか? ……と、何度もパッケージを見直したのだがやっぱりいない。
白のKINGがルパンでQUEENは不二子。 クラリスは伯爵に捕らわれている訳だから、 ゲームの始まりからルパンと一緒に居るのはおかしいし、 不二子ちゃ〜んvvの立場としてはこれで良いのだろうと思えるのだが……
対する黒のKINGはカリオストロ伯爵でQUEENは何とジョドー(男)なのだ。
アンタ達、デキてたんですか?
ロリコンの上にホモだなんて……と余計なツッコミをするつもりは無いが、 クラリスが黒のQUEENになってもルパンに奪われるのなら、 それで良さそうな気もするが……
逆の場合はダメなのだろうか?
『チェス』と云うゲーム上に クラリスに準えられる『捕らわれのお姫様』は存在出来ないのだろうか? (不勉強の為、詳しいルールは知らないのです、スミマセン)
確かに黒と白のKING同士でQUEENを取り合ったら『チェス』では無くなってしまう。 (しかも実はKING同士は元親友で 今でもお互いを想い合いながら戦ってたりしたら………あわあわ(^^;))
他の衛兵達は勿論、犬のカールやおじいさんまで揃っているのに……と思い、 何と無く釈然としないまま、結局購入しなかった。
ハンターの『G・I』同様、 ゲームの展開とは無関係でもヒロイン(或いは好きなキャラ達)が居て欲しいと つい願ってしまうワタクシ(^^)
付記
翌日、改めて良く見てみたら『パッケージ』に掲載されている人形は20体のみで、 傍に小さい字で「シークレット人形2体有り」と書かれていた。 おそらくこの『シークレット人形』がクラリスなのだろう。
やはり『達人』にはなれそうも無いワタクシ。
「お〜い!クラピカ!コーヒー入ったぜ!」
呑気な声と共に大きな掌が、私の背中をゆさゆさと揺さ振る。
「う……ん……?」
コーヒーのほろ苦い芳香が、次第に覚醒して行く私の鼻腔を心地良く刺激する……
「ほら、起きろよ!名探偵!こんな処で居眠りしてたら新年早々風邪引いちまうだろうが!」
頭上で響く、助手のレオリオの声で私は瞳を覚ました。
「幾ら正月で仕事の依頼が少ねぇからって、 推理小説読みながら寝ちまうなんて、職務怠慢じゃ無ェの?」
レオリオはテーブルに私のコーヒー・カップを置きながらニヤニヤと意地悪い微笑を浮かべる。
「し、失敬な! 私は新しい年を迎えて、これから起こるであろう事件に対しての心構えをだな……」
図星を突かれた私は言葉に詰まりながら、しどろもどろ答える。 (どうやら読み掛けの推理小説に突っ伏して眠ってしまっていたらしい……不覚)
「正月だし……縁起良い夢でも見てたんじゃねェの? “名探偵クラピカ、難事件を見事に解決!!”とか……よ」
くく……っと、私の唯一の助手は愉快そうに微笑う。
「あ、ああ……」
先刻の夢を想起して……胸の鼓動が一瞬、ドキ…ンと高鳴るのを感じた。
「まぁ、そんな処だ……」
私はレオリオが淹れてくれたコーヒーにクリーミー・パウダーを1匙入れて掻き混ぜると、 カップに唇を付けて一口含んだ。
ミルクのまろやかさと混ざり合った適度な苦味が心地良く舌の上に拡がってゆく……
「そっか……ま、夢には、見るヤツの願望が出るって云うからな……」
その途端、私は思わず飲んでいたコーヒーを吹き出しそうになるのを懸命に堪えた。
「バ……バ、バ、バカを言うな!!」
“ガチャン!!”と手にしていたカップをソーサーに思い切り叩き付ける。
「な、何が願望だ!!私は断じて望んでなんかいないぞ!!あ、あ、あんな………」
「………クラピカ、お前やっぱ熱有んじゃねぇの?」 レオリオの呆れ返った様な声で私はハッと我に返る。
新年早々、取り乱し過ぎた様だ。 冷静沈着な私らしくも無い……(反省)
「今日はもう事務所閉めて寝た方が良いんじゃ無ェの? どうせ依頼はペット捜しばっかだろうし……」
「なぁ、レオリオ……」 私は飲み干したコーヒー・カップの底を眺めながら、溜息を吐く。 「あん?」 答えながら、レオリオは胸ポケットから取り出した煙草の箱から1本咥えて、 ライターで火を点けた。
「今年もまた……ウチの探偵事務所への依頼は迷子のペット探しばかりなのだろうか?」
弱音を吐いているつもりは無いのだが、 『クラピカ探偵事務所』昨年の状況を想起すると、 どうしても気弱な口調になってしまうのが否めない。
「ま、しょうがねぇじゃん……」
“フゥ……”とレオリオは煙草の紫煙を吐き出す。
「ウチはまだ開業したばっかで無名だし、 浮気調査じゃ、3丁目の『パクノダ探偵事務所』の方が有名だしな……」
レオリオはありのままの事実を、簡潔に答えた。
「ま、最初はペット捜しばっかでも、頑張ってもっともっと有名になりゃ、 今新聞を騒がせてる怪盗ナントカ・カントカの調査依頼とかも来るかもしんねェし……」
「怪盗レオリオ・レオーネだ!!」
私はその名前に反射的に身を乗り出す。
「そう!ヤツこそが私の宿敵なのだ!!」
私は先刻まで読んでいた推理小説の表紙をパン!と掌で軽く叩く。
日頃私が愛読しているこの小説もヤツがモデルなって書かれているのだ。
「しゅ、宿敵って……クラピカ……?」
レオリオはゴクリ……と唾を呑み込むと、不安そうな顔付きになって私に尋ねた。
「……もしかして、そいつに、会った事……有んの?」
「いや、まだ1度も会った事は無い!」
キッパリと私が断言すると、
レオリオは安堵した様な溜息を紫煙と共に“フゥ……”と吐き出した(何故だ?)
「だがヤツが私の宿敵で有る事に代わりは無いのだ!!」
気を取り直して、私は硬い決意にグッと拳を握り締める。
「ヤツを捕らえられる程の名探偵になるのが、私の今年の目標なのだ!! その為にも、 まず昨年末から消息不明の多摩田さん家のタマちゃんを捜し出さねば……」
勤労意欲に駆られた私はすっくと立ち上がると、早速資料のファイルを拡げて読み始めた。
「新年早々、そんなムキになんなくたって良いじゃねぇか……」
レオリオは咥え煙草のまま、何かブツブツ言いながら、 一杯目を飲み干した私のコーヒー・カップをキッチンに運んで行く。
「……もう、とっくに捕まっちまってるんだからよ………」
キッチンの方でボソボソ・……と小声で何事か呟いたレオリオの言葉の意味が、 私には理解出来なかった。
その時は、まだ……
(使い古されたネタですみません(涙) 元ネタは『かまいたちの夜』です)
「そこまでだ!怪盗レオリオ・レオーネ!」
大きく開け放たれた非常口に立っているヤツの背中に向かって鋭い口調で言い放つ。
瞳の前に立っている黒いスーツを身に纏った背の高い男は、 ゆっくりと私の方へ向き直ると、形の良い唇を歪めてニヤリと微笑った。
「一体、いつ俺の正体に気付いたんだ?名探偵さん……」
「無論、最初からだ」
私がそう言うと、ヤツは感心した様にホゥ…と溜息を吐いた。
「俺がアンタの助手に化けて、一緒に警備に就いた時にはもうお見通しだったって訳かい?」
クク……ッと可笑しそうに微笑うヤツに “ああ”と肯くと、
「長年の宿敵で有るお前の正体を見損なったりなどするものか!さぁ!観念しろ!!」
攻防一体の武器である右手の鎖で身構える私の方へ向かって、 “カツン……”と靴音を響かせながら、ヤツは歩を進めて来る。
「なぁ、名探偵さんよォ……?」
その表情に動揺した様子は全く見受けられない。 いや、むしろ、動揺しているのは……
「ハナっから俺の正体が判ってたんなら、 何であんたのボスのネオン警部やダルツォルネ警部捕達に知らせなかったんだ?」
何故? そう云えば、何故なのだろう? 私は、己自身の行動に疑問を抱く……
そうだ、 何故私は、 自分が見抜いたヤツの正体を誰にも知らせずに単独でヤツの後を追ったのだろうか? ヤツを取り逃がす危険を承知の上で……
「それは……それは……私自身の手でお前を捕らえたかったからだ!!」
ヤツはヒューッ♪と口笛を吹いて、
「嬉しい事を言ってくれるじゃねぇか」
“カツ……ン”と、私のすぐ瞳の前で靴音が止まる。
大胆不敵にも、手を伸ばせばすぐにでも確保出来る距離にヤツは立っている。
ゴクッと息を呑んで……ヤツの黒い瞳をキッと睨み返す……と、 フッ……と黒い瞳を細めながら、
「アンタにならいつでも捕まってやるぜ、カワイイ名探偵さん♪」
まるで小さい子供でもあやす様なその口調に“ムッ!”と来てしまう。
「ならば、その言葉通り、さっさと捕らわれて貰おうか!レオリオ・レオーネ!!」
“ジャララッ!!”と私が放った右手の鎖をヤツはいとも容易く左手で受け止めた。 「何?……わ、私の鎖が!!」 一撃必殺で有る筈の私の鎖を左手で絡め取ったまま、ヤツは不敵に唇の端を上げる。
「ま、とにかく今回は俺の負けだ。 アンタの眼力に敬意を表して、秘宝『クルタの星』を頂戴するのは諦めるとしよう」
そう言うと、ヤツは上着の胸ポケットから、人間の眼球位の大きさで有る 見事なスター・ルビーを取り出すと、私に向かってス…ッと差し出した。
美しい星を冠して光り輝く『クルタの星』に伸ばした左手首をグィッと掴まれる。
しまった!と思う間も無くヤツの腕に抱き寄せられ、グィッと顎を掴まれ上向かされる。
「や……っ!離せッ!!」
やたら嬉しそうに微笑うヤツの顔が次第に近付いて……
「………ぅぅ…ん……ッ!」
唇を塞がれた息苦しさに耐え切れずに、私が呻くと、ようやくヤツは唇を離した。
「へへ……やっぱキレイだな、最高のルビーだ」
うっとりと呟くヤツの言葉に、 慌てて私は緋赤色に変化した自分の瞳を右掌で覆い隠す。
「別に隠さなくたっていーじゃねぇか、もうバレバレなんだしよ……」
瞳の上を覆った私の掌をグィッと取り除け、強引に瞼の上に口付ける……
「止せ!バカ!!」 私は渾身の力でヤツの身体を振り払った。 弾みでヤツの左手に絡まった鎖も同時に外れ“チャリ……ン”と音を立てて床に落ちる。
「その二つのルビーも、カワイイ名探偵さんも、……いつか必ず俺だけのモンにしてやるぜ♪」
そう言って高らかに微笑うとヤツは『クルタの星』を私に向かって“ポイ”と投げて寄越した。
『クルタの星』を受け取ろうとした一瞬の隙に、 ヤツはクルッと踵を返して非常階段へ向かって走った。
「待て!レオリオ・レオーネ!」
私が急いで非常口から飛び出した時には、 既に大きな黒い鳥の様なハンググライダーを背負ったヤツが、 まさにその両翼を拡げて飛び立たんとする処だった。
「またな〜名探偵さ〜ん♪」
「待て!レオリオ・レオーネ!!」
私は非常階段の手摺を掴むと、 満月が光り輝く夜空の彼方へ飛び去って行くヤツに向かって身を乗り出し、 声を限りに叫んだ。
「泥棒はまだ出来ないが、きっと覚え………じゃ無かった! 次こそは必ずお前を捕らえてみせるぞ!!私は……私は……お前を……!!」
| 2003年01月01日(水) |
あけましておめでとうございます |
あけましておめでとうございます(^^)
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2003年が皆様にとって素敵な年になります様、心からお祈り致しております。
管理人 ななかより愛をこめてvv
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