上司からの電話。
謝罪の電話だった。
疲れていたと言っていた。
だからって襲うのか？と思ったけど思わず言った言葉は

風呂入って早く寝て下さい。

アタシって…。

娘のように思っていたのにどっかであったんだな、がさつなのにね。

なんだとコラ（カチッ！）

思わず出る舌打ち。あ、このへんががさつ？(笑）

二度としないで。
ダメ？

殺すか…。

その後、ダラダラと喋られ挙句の果てに

指輪買ってやる。

何故！そうなる！

いらない！絶対！断る！
電話を切る。

なんなんだ、53歳妻子持ちが、いい大人が。
犯罪だよ？って言ったらそれでもいいかと思ったんだだなんて。
アタシを巻き込むなよ。
たのむから可愛いんだとか言わないで。
そしてアタシの名前を呼ばないで。

蝕まれた気がした。
そこから腐っていく気がした。
心が死にそうだ。

自分で起こしたことは対処できる。
でも予期せぬ他人からの心無い仕打ちにはどうすれば。

怖い。
足元がすくわれる。

手のひらだけだった汗が背中にも広がっていた。

恐怖なのは明日も仕事だということ
明日も顔をあわせなければいけないということ。
たとえ明日休んだとしても、一時のこと、次の日にはまた。






くそ、逃げてたまるか！






ここがアタシの一般的じゃないところ(笑）
負けんな！アタシ！







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電話が来たのは７時過ぎ。
事の詳細を話す。

驚いてた。
そんな人じゃないと思っていたから。
彼も、私も。

大丈夫か？いや、大丈夫じゃないな。←かなり動揺
ごめん。すぐ行けばよかった。

って何処に？（笑）
貴方でてきたらまた面倒くさい事になるよね。
あ、そうか。

でも、辛いね。怖かったね？
そうだね。


行こうか？

母さん帰ってくるし。

あ、そうか。

いったいどれだけ動揺してんの、この人（笑）

再犯率６０％だな。(ポツリ）


いやー！


何で私の周りって遠慮ない物言いな訳？
怖いよ！

だって、そんな感じするもん。

あ、キャッチだ。

うお！上司からだよ！

どうすんの？出るの？

出るさ！　←　男前

終わったら電話して。
了解。


電話を持つ手が汗ばむ。
どうか、正気に戻っていますように。







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逃げるようにして帰った。
帰り道で涙が出た。

アタシってなんだろう。
吐き気がした。

メールの着信音がする。
レミオロメンの「茜空」

茜空なんかじゃないよと思いながら
この音は彼からのだと泣きながら思う。

もう、終わったの？



助けて

と短いメールを打った。



春はこない。
まだ外は寒くて夕暮れなのに灰色の空。
大嫌いだ、こんな澱んだ空なんて。
そして
彼氏じゃなく、近くの暖かい手にすがる
こんなアタシも。







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アタシにそういい事が続くはずがないってのを忘れていた。
神様はいる。アタシを渦に巻き込む神様が。

週末幸せだった。
手に届く幸せがあったから。


今週の火曜日のこと。


いつも通り８時半出勤。
９時に直属の上司と現場調査のために立入り禁止区域へ。

いい上司だった。
可愛がってくれた。
親子みたいだなってみんな言ってた。
アタシもそう思ってた。


おもむろに抱きつかれた。
一瞬何が起きたのかわからなかった。
そんなことが起こるはずないと思っていたから。

冗談だと思った。思いたかった。
でも振りほどいたその腕はまたアタシを執拗に抱きしめる。

怖かった。
誰もこないこの場所で、思いもしなかった人に襲われたという事実。
向こうも様子を見ていたのか振りほどける力だったけど
嫌だった。怖いと思った。

思わず言った言葉が


落ち着け！


アタシって…（泣）

努めてなかったことにしようとした。
まだ午前中だ。
騒ぎ立てる気はなかった。

いい上司だった。
別に肉体的にひどいことをされたわけじゃない。
哀しいと思うことのほうが強くて、
どうしていつもアタシなのかと思うほうが強くて
自分でいることが嫌だった。
泣きたかった。
心はすさまじく動揺していたけど、普通にすることに集中した。

抱きしめられた感触も、嫌だと思った気持ちも消えない。
昼休みにご飯もそこそこに外へ。
会社の裏手の公園の遊歩道へ歩きながら号泣。

どうしてなんだろうばかりが頭に。

カズには言えない。
助けて欲しかった、すぐに。
そばにいて守って欲しかった。
でも叶うわけなかった。
この距離を憎んだ。
届かない距離を恨んだ。



アタシには誰も守ってくれる人がいない。









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放置プレイにあったアタシを彼は救出＆ピックアップ（笑）

着替えているアタシを見て、帰ったの？って。

いや、帰ってない、買って着替えた。

あはは、そういうの好き。だって（笑）

とりあえずコンビ二寄ってお買い物。
イエス、酒！

おちょこ：おでん食べる？
彼：いいねー！
彼：昨日のから揚げもあるよ。
おちょこ：いいねー！

本日のメインは梅酒でございます。

美味しいね☆

連泊かよ！

布団の中でゴロゴロしながら
昨日先に寝た彼が無呼吸だったことを報告（笑）
病院いきなね？

起き出しておでん温めて食べる。
いいね、おでん。
おいしいよね。

何これ。　←　反省

まいっか。　←　開き直り

こうやって一緒にいるのって良いねと彼が言う。
そうだねと思う。

他の人とこんな風にならないでねと言う。
ストッキング破かれないでよと言う（笑）
他の男に触られるの嫌だ。
俺はしないよ、意外と一途だから。


言った途端、目が合い大爆笑。


この既婚者が！


忘れてた、何言っちゃってんだろ俺って。
オモロ。

わかった、触らせないわ。アタシも一途だから（ニヤリ☆）









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ただいま〜位の勢いで片手にから揚げ（笑）
どこのオヤジか？

あ、シャワー入ってました。

どうやら彼も事務所で焼肉しながら飲んでたようで先ほど帰宅。
おつかれー。

何でストッキング破れてんの？
セクハラで。

どんなよ？って笑う。

目細いー（笑）


今から行くってメール来たときまだ事務所だったようで、
肉とかダラダラと焼いてたらしいんだけどメールを見た瞬間に
立ち上がって「帰ります。」って帰ってきたらしい。

怪しいじゃん…。

ま、いいか　←　二人とも


から揚げ食べて飲んで、飲み会の話して、奥さんの話して、彼氏の話して（笑）

いいだけ飲んで眠さ絶好調なのに一戦（笑）

爆睡。

泊まってしまいました…。
何してんだ、アタシと思うのは朝になってから（笑）
彼は仕事に行くので鍵もらって見送り。

終わったら連絡するって。


ドツボじゃーん…。

平井賢がねー　聞こえるよ〜

母、怒ってんだろうなぁ。
うわ、さらに気が重くなる。

ちびっ子天使に電話。

今、何処にいると思うー？
〇〇さん家でしょ。
鋭いね（笑）
今から行くわぁ。
待ってるよぉ。

何故か外は吹雪・・・。

チビ宅でくつろぐ。
あ、カズから電話じゃーん。
出るも、ややしばらく話してたら

そっけないね？って。


ヤ・ベ！


一時間半喋られて電話終了。

でも、引越したばかりの彼に、
来年そっち行くから一緒に暮らそうって勢い余って言ったら、


ヤダ。


って言われた。

そりゃ、予想を裏切らないけどさ。
何を安心してんだろうってちょっとイラっとした。
別れちゃうかもしれないねって言ったら大丈夫だろうって。
何でそう思うんだろうね。
別れる気なんてないけどさ、結構勇気出して言ってみたんだけど。

電話終了後、チビに嫌って言われた事を言ったら、
もう、不倫のほうでいいんじゃないって言われる（笑）

あーあ。

カラオケ行こう！　おし、行くか！

不倫ソング三昧（笑）
ばかー。

あ、電話キタ。

迎えにいくよ。



そりゃ、行っちゃうよ（笑）


続く










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あはははは。

もう笑ってしまうほどイケてませんんッ！
おちょこです。

先週（それは13日の金曜日）飲み会でした（会社の）
彼は違う部署なので関係ありません。
めずらしく今日は会えないんだなぁなんて思いつつも
５時上がりで６時飲み会なので、飲まない同僚の車に便乗で
直行でなんてことになってたのね。
まだ時間もあるし、会社の敷地内禁煙（呪）なんで外へいこうと裏口へ。

が、何故か前から彼が。
そんなとこいつも通んないし、私も通らないのであまりの不自然さに

「はははははははははは」　「ふふふふふふふふふ」

気持ち悪く通り過ぎてしまった（笑）


誰も見ていなくて良かった…。


飲み会始まって小一時間してメール。

「終わったら電話ちょうだい。セクハラされないようにね？」


既にセクハラ無法地帯。


さわんなぁゴラぁ！とか（笑）

歌って踊れて腹芸の出来る臨職デス。
えへ☆

ま、なんだかんだと終了。１次会で帰るなんて出来やしませんとも。
一応帰るって言ってみたけど

両腕抱えられて強制連行

それはもうセクハラじゃーん…。　やりたい放題じゃーん…。

あ、日本酒出てきた（笑）

今日も油種は　ハイオクで（笑）

引っ張られてストッキング破ける。
どんな飲み会やねん…。


２次会終わった！帰る！帰る！（嘘だけど・笑）

甘ーい！

３次会だって。　　　　　帰らせろ！

が、６時開始だからまだ１０時なのね（泣）
１時間だけ付き合うことに。
お土産用のから揚げも買ってもらったし（何故か２人前）
チッ。しかたない…。


直属の上司に引っ張られもういっけーん。
がさつなんだけどかわいいだろう？って何その褒め言葉（笑）

あ、退職したもう一人の上司が！（チッ！）
お久しぶりですー☆　←抜けきらない営業の血

頑張って３０分延長のお付き合い。
から揚げ冷める！　←　それか！

じゃあ、もう行きます！
男のとこだろう！（上司）
悪いか！（私）

不倫はダメだぁぁぁあああ！（退職上司）

そんなこと言ってないのに！ (笑)

侮れない。

逃走！
おもむろにタクシーに乗り込み向かった先は家じゃなく彼の家。

何してんじゃーい…。

不倫はダメだぁぁぁあああという上司の声が
ジェイソンのようについて来る。

つづっく（笑）






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墓に持っていく秘密を増量中なおちょこ。
というより大丈夫なのか？

これはまずい。
かなり『ツボ』だった。

カズと私の間にない物は近さ。
手が届く距離にいないということ。

それでもその距離をいいと思ってた。
今もそう思う。カズとなら。


浮気相手の彼はいつでも目の届く距離にいる。
望めばいつだって触れられる距離。
そして、お互いに仕事から一歩外に出れば
触れられる事を、触れられる事を望んでいる。

身体だけならいい。
でも、そうじゃない。

触れるのは触れられているのは心。

泣きたくなる。
繋いだ手をいつまでも離せない。

さっきまで一緒にいた。
どうしても、カズの電話に出られなかった。
変わらず愛しているのにどうしても出られなかった。
そのときは一人だったのに。



潤いが必要なのは身体なんかじゃない。
いつのまにかこの距離が心をカサカサにしていたのに気付く。



距離は住んでいる所の距離じゃない。

カズと私の心の中の距離なんだろう。


カズと一緒にいたいと何度も願った。
そう思って欲しいと願った。
それはカズだってわかってる。

でも、カズは仕事や自分の事がいつだって優先で。
私はそれに耐えれる女だと思ってる。
いつでも、無条件で待っていると信じている。

だから、それに応えてきた自分にも責任があることも知ってる。


つかの間の熱。
出逢った事を悔やむくらいの。
何でまた不倫なのか…。
何で同じ事を選んでしまうのか…。


先のない　２択！ （苦笑）


あ、前厄だ…。


31歳を目前にまた幸せに縁遠くなるアタシ（泣）


もう！　ばかぁぁああぁ〜（号泣）







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お久し。
おちょこです。

もう、過去を振り返れないほど更新してませんでした（笑）
これからまたボチボチ書くかと思う今日この頃　←　思いつき大将

おちょこ元気です。
カズは転勤になりました。
距離が１００ｋｍほど近づきました（笑）未だ遠距離。

結婚話もなく、

もう４年目を迎えました…。

えへへ☆

おちょこ後2ヵ月後には31歳に突入（笑）

ま、いいか　←健在

仕事も以前と同じ事務系臨職。
ストーカーも健在。

ちょっと違うのは浮気してる事（笑）

人間潤いが必要（潤い間違い）

カズと比べるような恋？はしていないけど潤う。
相手も浮気だからお互い様か。
互いにない物を補うようなお付き合い。
会社関係の人だから勿論、共に職場であっても挨拶程度で。

でも、忘れてしまいそうなドキドキする感覚を思い出す。
相乗効果で女度が上がる。

すなわち、

ストーカーの熱もヒートアップ。

良くも悪くもあるな（笑）

別にカズに不満があるわけじゃなかった（ないわけでもないけど）
特に彼がタイプとか一目惚れって訳でもなかった。

飲み会をして、今度は２人で飲みに行って、そのあと映画に行って。
でも、別に好きとかそんな事は考えなかった。
彼は私を気に入っていたけど、趣味デートだし（笑）

でも、次に飲みに行った時、アタシに隙間が出来ていた。
カズが一人で住む部屋を二人で決めに行った翌週のことだった。

そして、その隙間を埋めたのはカズじゃなく彼だった。
カズを好きな事に変わりはない。
それでも、アタシは彼の為の隙間を作ったように思う。
しかも、うっかりな行為じゃなく、好意を持って。

反省はした。
でも、満たされた事実。
それは、身体じゃなく心が。

裏切っているんだろうね？
１番大切な部分で。それにも気付いてる。
事実としてみたら互いの相手を傷付けるけれど。
誰も傷つけるつもりは私達にはない。
私達の大切なものにないものを望んだだけ。

何も壊したり壊されることを願っていないの。

最初に出逢わなかったから運命ではなかった運命の人に逢ったような感じ。

そこまで言ったら言いすぎ（笑）

でも、いいものを心に貰った。


誰かを傷付けてまで欲しいと思うような
純粋で残酷な情熱はもう私にはない。


だから、これは墓に持込で！（笑）


許せ！カズ！







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