―No,―

2005年04月12日(火) breath

貴方より先に歩めず 見送ることになった日
冷たく感じた雨もいつしか温かく思えた
その温もりにもう一度触れられればどれ程幸せだったのか
餞の言葉などない ただあるのは無情さばかりの愛情

もう目に映るすべて 何もかもが入り口だった
白紙にしてしまえれば私の存在意義は無くなるから

あさはかなことをすればきっと貴方は涙するだろう
また泣かせてしまうようなことはしたくない
今以上 守れないのなら僕は上の空の住人になる
最期に貴方が迎えてくれるならそれが一番の幸せだから 


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まじゅ

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