Comes Tomorrow
ナウシカ



 思春期の悩み

うちの娘も6年生になり出てきた。
いろいろ話聞いてると、私と同じようなことで悩んでいて、いつもの癖でネガティブな思考がパッと浮かんでしまうけど、いかんいかん、これを言ってはドン詰まりって感じで言葉を選ぶ。
まさに自分にもかけないといけない言葉の羅列。
なんか不思議な感覚。

あーだこーだと泣きじゃくる娘。
一緒に悩みながら、答えの出ない問題。
もっと感情を出して、喧嘩してもいいから気持ちをぶつけてみたら?
泣いたりしたっていいやん、恥ずかしいことじゃない。
まさに私ができなくて諦めてしまったことを、娘には言ってる。
そんな自分がほんとやぶへび状態。

最後は涙も乾き、笑顔になってくれたから良かったけど、もうすぐ修学旅行なのに心配だよなぁ〜
でも、いつかは通る道。
自分の気持ちを受け止めてくれる人、帰る場所があって、そこでは素直な気持ちを出せるってことが大事。
私の子ども時代とは違う環境をつくれてあげれてるだけで、まだ安心。

私の6年生時代は荒んでた。
信じられるのは自分とお金だけ。
友達も先生も親も信じられなくて、早く大人になって早く自分で稼いで、一人強く生きられる大人にただなりたかった。
かすかに描いていた夢も消え去って、泣く時はお風呂で声を絞って泣いてた。
犬を飼ってる時は、犬の前だけでシクシク泣いてた。

まぁ〜それにしても素直に育ってくれて、これだけでも安心。
私の時は親に押さえつけられて、素直な気持ちなんかも出せなかったもんね。
だから泣けない子どもだったよな。
うちの子たちは泣いたり怒ったり、ありがとうごめんね、大好き大嫌いetcほんと素直に感情表現してくれるね。

環境によって、こんなにも変わるんだ!
私にとっては成功体験でしょうか?
明日は家族で映画『ブッダ』でも観に行きましょうか♪


2011年05月29日(日)



 歌には力がある?

歌には力があるって、そういうのはちょっと違うと思ってる。
歌に力があればいいなとは思うけど、必ずしもそうだとはどうしても思えない。
なぜなら、私が歌に力があるとは思えないほどの絶望を経験したことがあるから。

これはドリカムの吉田美和の言葉。
最愛の夫を亡くされた彼女ならではの言葉かな。
涙が出た。

私も”歌には力がある”と常々流される言葉に違和感を覚えていた。
私にも、そう思えないことがたくさんあったから。
それでも、歌に救われたことはあるけど、でも全然ダメって時もあって…

癒しの歌、励ましの歌、聴けば聴くほど落ち込んでしまう時もあった。
かと思えば、そんなこととはかけ離れた全然関係のない言葉遊びの歌、”おかあさんといっしょ”の歌のお兄さんお姉さんが歌う歌に癒されたこともあった。
なんでだろう?

クラシックでいえば、ベートーベンが好き♪
運命なんか最高!
どん底から這い上がる感じがいい。
落ち込んでいる時も頑張ろうと思う時も、なんか違和感なくス〜っと入ってきて、嫌な感じはない。
なんでだろう?

まぁ〜本当のどん底の時には、どんな歌も曲も聴く気にはなれないけどね。
ただ無になりたいと思うだけ。
人の声も遠くに感じて…
自分を呼び戻したものって、なんだろう?なんだったろう?

それは同じような痛み、同じような悲しみ、同じような苦しみ、同じような失望、同じような絶望、同じような悔悟、共感というような生ぬるいものなんかじゃなくて、なんていうのかな?
腹の底から絞り出すような声にもならない人の必死の生かな。
人はなんて弱く、なんて強いんでしょうと思う。


2011年05月26日(木)



 実感がない

悲しんだり怒ったり悔しがったり、つまらないと感じたり、ちょっと嬉しかったり楽しかったり、笑ってみたり…

まだ、そんな風に思えてるうち、感じていられるうちは大丈夫なんです。
乖離してしまって、ここに自分が存在しない状態になるっていうのが、ほんと困るんです。
感じないというより、存在として実感がない。

被災者の人もインタビューで答えてる方いましたね。
似た感じなのか、またちょっと違うのか、私にはわからないけど。

悩むことができたら、まだいいよね。
まだ楽だよね。
悩んでもどうしようもないことがあって、悩みようのない悩む以前の問題…
逃れようのない生…

だから私の場合、わざわざ新たなストレスを作り出し、一生懸命悩もうとする。
痛みや苦しみを感じさせることで、自分自身の存在を感じようとする。
逃れようのない本質から、一時的にでも目を逸らさせるために…

誰かのためになんて…そんなの偽善だし。
自分の存在を感じたいだけだし。
自分の価値を確かめたいだけだし。
そんなのありがた迷惑だし。

人の不幸を、自分のイベントにすんなって感じだし。

時が止まったまま…
わかるって言ったらあれだけど、私もなんか止まったままなんだよね。
今さらながら、尾崎豊の歌に共感してみたり…

『人を傷つけることに 目を伏せるけど
優しさを口にすれば 人は皆傷ついてゆく
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
慣れあいの様に暮らしても 君を傷つけてばかりさ
こんなに君を好きだけど 明日さえ教えてやれないから』


2011年05月12日(木)



 PTSD

いろんな人のblogや記事を見るけど、みんな強いなぁ〜と思う。
それに明るい。
『トラウマを乗り越えるためのセルフヘルプ・ガイド』を読んだら、自分に当てはまることばかり。
診断テストをしても、専門家の治療を受けるようにと出る。
またカウンセリング行かなあかんかなぁ〜
やだなぁ〜

本の中にはPTSDのことが詳しく書かれていて、災害にあった後のPTSDについても書かれてあった。
結構、共通項あるのね。
危機的状況が過ぎ去ってからの方が、意外ときついのよね。
渦中にいる時は、ただ必死だし、生きていかなきゃいけないし、明るく元気に過ごせていた気がする。

追記
PTSD〜明るく前向きに元気に忙しくしてるうちに治るぐらいなら、皆そんなに悩まないと思う。
今回の大震災の被災者も、そんなムードの中で取り残されていく恐れがあります。
専門家の心のケアが一番だけど、人手は全然足りないし、どうしたもんでしょ?

『生と死を考える会』
http://www.seitosi.org/library/ptsd/gaid04.html
多くの人に知ってほしい事柄です。


2011年05月11日(水)
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