ひとひらの想い

2009年05月30日(土) 着姿

先日の日光旅行での着姿。
いつの間にかオットが
後ろから写真を撮ってました。

こうして見ると、やっぱり
帯が化繊なのですべって
下がってます。
ほんとは帯締めで押さえた方が
いいのですが、荷物になるので
クリップ型の「お太鼓止」という
着付けグッズを使ってほどけない
ようにしてます。

これは帯の型崩れを防ぐし
ゆるみ止めにもなるので
便利です。
あまりお太鼓結びはしませんが
(きれいに出来ないから)
いざという時にあると思うと
安心です。

この日はけっこう暑くて日差しも
強かったのですが、衣紋をがっつり
抜いて着たので、風が入って
わりと気持ちよく過ごせました。
でも、真夏になったらそんなことも
言ってられないんだろうなあ。

なんとなく最近、また着物を着ようと思っていて
なんでかっていうと、近所のスーパーでたまに見かける
着物姿の年配の女性がきっかけです。

歳は60歳〜70歳ぐらいでしょうか。
背はわりと低くてちょっと丸い体型です。
いつも紬の着物に、上っ張りを羽織っていて
この前見た時は暑い日で足袋をはかず、
裸足に下駄でとても着慣れてる感じ。
帯も名古屋帯とかじゃなくて、たいてい
半幅帯を貝の口に結んでいるようです。

こういう、普段着っぽいのがまさに憧れなので
いつもじーと見てしまうのですが、スーパーでも
ぜんぜん浮いてないし、どうやったらこうなるんだろうと
考えていたところ、結論が出ました。

それは、着慣れるには着ること。
それから堂々と着ること。

私もいつも着物で外に出る時は、何かおかしいところはないかと
変にビクビクしてしまうのです。
たぶん、着付け教室で習ったわけでもないし、特に詳しい人と
接する機会がないので、あまり知識もないから、ちょっと
気が引けてしまうのです。

それがどっかよそよそしく感じて、必要以上に人の目をひいて
しまうのではないか、と。

街中にいてもそれが自然になるようにするには、やっぱり
自分が「これが普通」と思えるようになることでしょうね。

そんなことを、スーパーの女性から学んだのでした。



2009年05月26日(火) 旅行二日目

寝不足なまま、早めに起きてお風呂。
だって暑くて、寝汗がすごい!
気持ちが悪い〜風呂でさっぱりしたい〜と、入れ替え制なので昨日とは
違う大浴場へ。

地下1階のお風呂でしたが、こちらは外が全く見えず、スペースも昨日に
比べるとずっと狭い。
なので、混雑。
まあ、朝食前だし、ゆっくり入ってる時間もないので、ささっと出てきました。

朝食もバイキングで、和食、洋食、どちらも数は揃ってました。
食べ過ぎて胃がもたれていたので、お粥にしようか迷ったのだけど
いちものようにパン食で。
オットがお盆いっぱいにお皿を並べて、がっつりおかずをよそってきたのを見て
どん引き。
朝からそんなに食べる人でしたか???

私はパン3種(1個が半分に切られてるので、あまり量はない)、スクランブルエッグ、
海草サラダ、オレンジジュース、コーヒー。

部屋に戻って着替え。
実は、着物持参してました!
天気が良かったら着ようと思って、一応急な雨にも備えて片貝木綿の着物に
ポリエステルの半幅帯、ソックス足袋、下駄。

チェックアウトでフロントは混んでて、駅までのバス(無料かと思ったら有料)を
待つ人たちでごったがえし、注目されまくりで早くこの場から去りたい気分。

鬼怒川駅からは、着物なのでこの日は日光へ。
前回の旅行でだいたいの場所は見学してしまったので、行ってない場所に行こうと
いう話になって、「日光山輪王寺 宝物殿」を見学。
隣の日本庭園、逍遥園も。
外人さんがちらほら居ましたが、どんな感想を持つんでしょうね。

お参りをした後は、私が一番楽しみにしていたリサイクル着物のお店、
「ジャパニーズゴージャス うたかた」さんへ。
実は前回も来てます(笑)
でも、手持ちのお金がなかったのでハンカチ一枚しか買えず・・・。
今回は貯金を下ろしてきましたよ!

緊張して中に入り、気に入った帯を発見。
これからの季節用に、単衣の着物も、と探し始めたら、オットが
「帰りの電車の時間まで、あんまりないよ」とせかし始め、ムキー!
仕方なく、帯に合う帯締めだけ追加で購入。
もっといろいろ見たかったのにー!
宝物殿なんか、行かなきゃ良かったよ。

ここのお店は一日レンタルもしてるので、お店で気に入ったコーディネートで
日光散策も出来ます。
日光のガイドブックには必ずといっていいほど掲載されてるので、興味のある方は
ぜひ一読を。
値段もレンタルで3千円、販売されてる着物も2千円とかであります。
店員さんも親切です。
私の何も考えてない、もろ家着モードな着物も、褒めてくれました。
気を遣わせてごめんなさい・・・。

ちょうどお店を出る時に、レンタルを予約してた女の子達が入ってきて
楽しそうに着物を選んでいました。
「せっかく日光まで来たんだからさ〜」ですって。
やっぱり着たいと思ってる子は、少なくないんだね。
どの柄を選ぶのか見届けたかったけど、オットに促されてしぶしぶ撤退。
くそー。

それから急いで駅に戻るも、なんと特急券の券売機が故障中!
窓口は長蛇の列で、乗る予定だった電車に間に合わず。
もう!もっと着物、見れたじゃん!

次の電車まで時間つぶし。
駅側の「明治の館 ケーキショップ日光店」で、コーヒーとセットで
クッキーを。
1階はケーキ販売、レジ、2階は狭いけどテーブルがあり、お店の方が
荷物を預かってくれました。
ニルバーナというチーズケーキが有名らしいですが、クッキーも美味しかったです。
サクサクで3種類ぐらい、袋に入ってました。

電車に乗る前、駅弁購入。
私は「ささむすび」、オットは「けっこうづくめ」という、牛肉のそぼろ弁当みたいなの。
どちらも販売員のおばさまに押されて買ったのですが、とても美味しかったです♪

無事に特急電車にも乗れて、うたた寝してる間に北千住駅到着。
帰りはあっという間でした。



2009年05月25日(月) 旅行一日目

鬼怒川・日光へ行って来ました。
お天気が心配だったのですが、なんとかもってくれました。

前もってヤフーオークションで、東武鉄道の株主優待乗車券とやらを
手に入れてました。
これは1枚で片道どこまでも乗れる切符です。
乗車だけなので特急を利用の場合は、別に特急券が必要になりますが
これのおかげで、交通費が往復で千円ほど安く済みました。
出品者様、ありがとう♪

午後、鬼怒川温泉駅について、喫茶店でお茶。
お昼ごはんは自宅から持ってきて、電車の中で食べてしまいました。
バス代がもったいなかったので、とりあえず歩いて宿まで。
「鬼怒川温泉ホテル」です。
地図を見て、わりと近いとふんだのだけど、歩くとちょっと遠かったです。
チェックインの時間だったので、玄関先に仲居さん達が出迎えに出ていたのだけど
私達が歩いてきてるのを見て、ちょっとびっくりしてた様子・・・。

フロントのお兄さんと客室係りのお姉さんは、研修中の名札をつけてまして
なんだか対応がしどろもどろでしたが、一生懸命な対応に好感が持てました。
誰でも初めはそうだよね。

部屋はわけありの格安のプランだったのですが、一番便利な場所の部屋に
替えてくれました。
一応、渓谷側の部屋でしたが、木が茂っていて、ほとんど見えず。
なので、すぐにお風呂に。

2箇所あるお風呂は入れ替え制になっていて、女湯は広いほうでした。
でも、露天風呂は、ちょこっと目隠しがあるものの、川向かいの道路から
丸見えって感じ。
誰も入ってなかった理由が、あとで分かりました。
私は夜になってから入ってみましたが、それでも街灯でわりと明るいので
向こうからも見えてるだろうなあ、と。
でも、全体的によく掃除もされてる感じだし、洗い場も数があるので
ゆったり入れました。
アメニティも揃ってて、部屋の洗面台には油取り紙と、洗顔フォームも
ありました。

お楽しみの夕食はバイキング形式。
あんまり期待してなかったけど、沢山の種類がありました。
オットはテンションが上がりまくり、席についてる時間のほうが短かったかも。

覚えてるだけでも、お寿司3種、ステーキ(肉は薄い)、ハンバーグ、串カツ、
湯葉(自分ですくえるように鍋に豆乳が入ってる)、鮎の塩焼き、お刺身、
すき焼き(これも自分で中身をセットできる)、エビチリ、マーボー豆腐、
炊き込みご飯、フルーツ、プチケーキ、アイスクリームなどなど。
質より量の方にはいいのではないでしょうか。
私も食べすぎてお腹がはちきれそうになりました。

寝る前に、私だけアロマルームでフットケア30分のコースを予約。
簡単なカウンセリングが有り、その後、個室のベットに横になって施術。
首の後ろにホットタオルを当ててくれ、アイピローもいい香りがして
すっかりリラックスしました。

施術用のオイルも3種類から自分で選べました。
私が選んだのは、リラックス効果のあるタイプ。

施術は足裏からふくらはぎにかけて。
弱めにやってもらったけど、何箇所か痛い場所あり・・・。

施術後にハーブティーを頂いたので、セラピストさんと雑談。
肩コリと胃が弱ってるというのと、足首のむくみを指摘されました。
胃が弱ってるのは、たぶん、夕食の食べすぎ(笑)
足首のむくみは最近、ほんとに困っていて、寝起きが特にひどい。

マッサージのやり方を教えてくれたので、自分でも続けてやってみようと思います。

施術中に使っていたマッサージクリーム、欲しいなあと思ったのだけど
聞いたらけっこう高くて、手が出ませんでした。
これが残念だったなー。

部屋に戻ってマッサージの感想を、オットに報告。
その間にも、足裏は血流が良くなったせいでポカポカ。
これで熟睡できるなあと嬉しくなったのだけど、部屋が暑い!

布団も掛け布団1枚だけなのに、妙に暑苦しくて寝付けず、カーテンも遮光じゃ
ないので、朝の日差しが明るく、結局5時間ぐらいしか眠れませんでした。
はうう・・・!

寝不足な2日目は、また後日・・・。



2009年05月18日(月) 決まった

全然関係ないけど、オムツなしで乳幼児を育ててる方のブログを見て圧巻。
「そ、そんなことが可能なのか!?」ていう驚き。
専業主婦で、ある程度子供につきっきりの生活じゃないと出来ないけど
人間ってすごいな、と思いました。

旅行の宿泊先、決まりました。
昨日、ネットで検索してたら、オットが「そこがいいじゃん!」と言ったホテル。
すごく大きな規模なので、館内で迷わないか心配です。
ていうか、こういうホテルはわりと苦手なほうなので、今までこじんまりした宿が
多かったんですけど、値段で決めました。
あと、お風呂。
一日目はやっぱり雨みたいなので、館内で過ごす時間が多そう。
だとしたら、施設が充実してたほうが良いかなと。

とりあえず宿の確保は出来たので、あとは出発を待つのみです。



2009年05月17日(日) 計画中

前回の日記から、ずいぶん日が空いてしまいました。
ちょっといろいろやらなければいけないことがあったりして。

実家、泊まりに行った際、心配していた物干し竿はそのまま部屋にありました。
よけて布団を敷いたからいいけどね。
あと、一緒に住んでる伯母さんが親戚のうちに滞在中で居なかったので
勝手に桐箪笥をあけて絽の着物をかっぱらってきました(笑)
今度着てみたいと思います。

オットが連休をとったので、近々、旅行に行って来ます。
ほんとは日帰りで遠出しようと思っていたのだけど、オットに「日帰りは疲れる」と
珍しくNGを出されました。
何気に日にち的に雨にもなりそうなので・・・じゃあ、温泉があるところで
あまり観光せず、ゆっくりしましょ、ということになりました。

ところが場所が決まらなくて・・・みんな予算外なんだもの。
まだ定額給付金が入ってないので、とりあえず持ち出しだけどあまり
貯金を切り崩したくもなく。

マイカーもないし土日でもないので、ETC車1000円の高速料金も関係ないしね。
あれ、後々税金で跳ね返ってくるなら、車持ってない人間は損じゃないですかね?
だって税金はおんなじように取られるんでしょ?
電車でも割安になる政策を作って欲しい。

いろいろ場所決めに難儀して、結局、また日光方面にしました。
だってうちから一番安く済むから・・・房総の方は行ったばっかりだし。

往路は普通車で、帰りは疲れてるだろうから特急を利用することにしました。
前回の日光・鬼怒川旅行は2泊だったので、東武鉄道のフリー切符で
だいぶ安く済んだのだけど、あんまり出歩かないなら、フリー切符も意味ないので。

日光周辺の宿は、駅からまたバスに乗ったりしないと行けない場合が多くて
前に路線バスの中で、女子高生に「観光客ウザイ」と文句を言われたので
バスに乗らなくてもいける所、駅の近く、それなりにお店などもあるところ、で
探してみたら、やっぱり鬼怒川方面に。

今日中になんとか宿も決めたいと思います。
はあ、目が疲れる・・・。




2009年05月01日(金) お待ちかね

お仕立ての着物、届きました。
八掛けの件は、お店の勘違いでポリエステルの注文を
正絹にしてしまったようです。

なので、差額はお店負担で、金額はポリエステルの安い金額で
修正してくれました。
オットに話したら「得したじゃん」と言うのですが、冬場の
静電気バリバリ状態の八掛けに、静電気防止スプレーを
バシバシ吹きかけることも考慮してのポリエステル選択だったので、
ちょっと複雑です。
正絹にスプレー・・・シミにならないだろうか。

八掛けの色は、お店にお任せにしたら臙脂でした。
ピンクと紫が混じった紬の着物だったので、恐らく同系色でと
考えてくれたのでしょう。

ただ、私とは一番遠い色かな〜。
ほんとは注文の時に、赤系以外の色で、と頼もうかと思ったんだけど、
どんな色が来るか面白そうだったので、色もお任せに。

こういう「自分では選ばない色」を試せるのも、和服の面白いところですかね。
アンティークの着物なんかだと、表と裏の生地とで正反対の色がついてる
ことが少なくないですけど、現代物は同系色が主流みたいです。

個人的には青っぽい紫でも良かったけどな。
もっと歳をとったら、付け替えてもいいかな。

ところで、今日は実家に用事があって帰ります。
珍しく泊まりです。
じゃないと、用事が済まないから。

母は大急ぎで物置化してる私の部屋を、掃除&片付けたらしいけど、どこまで
きれいになったか。
せめて物干し竿は、撤去されてるといいけどな・・・。


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