『もう、限界かも。 必要がなくなってきたのかも。 少しは役にたてた?』
今、行き詰まっているってことは、 一通りやりたいことはやったってこと。 空っぽになってしまった。
5年。 一体何をしてきたんだろうと、 考えてしまう。 どの場所でも、 隙間を埋めるためだけの存在。 そう自分を卑下する。
今のところ、疑似的なもので満足している。 ただ、本当のものではないから、 いつかその現実を目の前に出されて、 痛いくらい愕然とするであろう、 そんな自分と向き合えるかどうかが不安なだけだ。
ごめん、 しばらく、ありふれた日常景色から逃避します。 火曜日昼過ぎには戻ります。 (仕事も片付けて行きます) 日が沈む方角に出かけます。
元気になっているといい。
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というよりも、三月も憂鬱。
雨は余計に気分を落ち込ませる。 一人で広い部屋にこもって仕事するのって、 気分が滅入る。二日三日なら耐えられるけれど、 これが一ヶ月、二ヶ月も続いたら…いやだな。
一日ずっとそんな作業をしていたので、 終業後は事務所でしばらくの間、人と話していた。 最近、くちを聞いていなかった人とだったが、 今日はすんなり話せた。 でも緊張した。
人と話すと気持ちが晴れる。 (話の内容はかなり暗かったが)
何故か軌道が戻って行くような気がする。
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忘れていた誕生日がひとつ、ある。
なくしてしまった口紅がみつかった。
なぜ、こんなに後ろめたい気持ちにならなくちゃ いけないんだろう。 問題は、 無くした場所でもなく、 無くした事でもなく、 きっと、その後ろめたい気持ちだ。 過失とはいえ、 口紅だけじゃなくて、 もっと違うものも無くしてしまった気がする。 というより、気付いてしまった。 だから、無くして消えていくのだろう。
みじめだと思う。 日おう毎に腐る。
最初から、余地なんて、 なかったんだ。
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あたしには運があるのだろうか。
ひとたまりもないくらい、 痛い思いをして、 二度とあってほしくない事を 繰り返して、 だらだらとここまできたけれど。
その場しのぎでいくしかない。 努力したって、無駄だということを知ってしまったから、 運任せで生きることにしようと思う。
やさしくしてくれる人は、 桜が散っても、近くにいるのだろうか。
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自分では何もできないと知った。10 |
2004年03月20日(土) |
職場の人の結婚祝い会があった。昼間から。
たらふく飲んで、そのあと、 職場に忘れたものをとりにタクシーとバスにのる。 たいへんなことになっていることも知らずに。
いろいろトラブルがあって、 とにかくいろいろ言われました。 あたしが。 担当でもなければ、下っ端で何かできるわけでもない、 そんな自分を責めて、アルコールが入っていたせいもあり、 うっかり自分で自分を。
かなりブルーになりながらも、てくてく歩く。帰る。
途中、拾われる。 語る。止まる。
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寒気がするし、頭も痛い。 風邪ひいたっぽい。
どうしても薬が飲めない。 脳に効く薬は飲めるけど、内臓に効く薬は抵抗がある。
いろいろ、考える。 あたしたちのマイナス思考は的確だよね、なんて メールでやりとりした後、じゃあ、あたしが今まで 想像したマイナスな発想は、割と的を得ているんじゃないか? なんて考えていたら、だんだん、いろいろとばからしくなってきた。
ばかばかしい。
皮肉を言ってみたり、 泣いてわめいて困らせたり、 そうやって自分をどんどん悪い人間に仕立てあげてしまおうか。 誰とも接することなく、人から惜しまれることなく、 消えてしまえばいいなんて、 そんな風に自分をまた、想像の中で追いつめる。
このまま、どうやって流れるんだろう。
Today's life-report writing BGM track030 | 『SO YOUNG』 THE YELLOW MONKEY
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男性ボーカルの曲を選ぶことって、あまりないよーな気がする。今までのログからすると。 吉井和哉の綴る歌詞って、好きです。 やたら英語を絶叫する日本のロックより、日本語の語呂を活かした作詞がよろしい。また、ソロ活動をしているので、ウレシイ限り。終わりのない青春 それを選んで絶望の波にのまれても ひたすら泳いでたどりつけば また何か覚えるだろう そうありたいです。
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花が開いて 陽ざしに溶けて 君が笑った うたかたの午後
それはなんて青春 赤く開いた天国への扉さ 誰がなんて言っても君が好きだよ 春はなんか優しくて残酷
Today's life-report writing BGM log |
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日本とレバノン。(029) |
2004年03月16日(火) |
ももの花も、咲き始めました。
昨日のちょっとした家出っぽいことが、 なんだか我を忘れさせてくれたため、 今日になってもなかなか現実に戻ってくる事ができなかった。 (そりゃただ、仕事が手につかなかっただけということもあるけどさ) 家にじっとしていることがなかった週末。
別に、自分を追いつめるまで嫌な事があったわけでもなく、 嫌な事を言われた訳でもなく、 嫌なことをされたわけでもないのに、 生きていることを確認する作業を行ってしまった。 今までとちがって、割と冷静に出来た。 大丈夫、なんとか今は生きれるって思えた。 作業はきちんと終わった。 なので、帰りはサッカーを見て気分をすっきりさせることにした。 (というか、他人が見るというのに便乗した) ささいなことで、激しく喜び過ぎ、勢いで奇声をあげてしまった。 その奇声に自分もびっくり。そんなに喜ぶところだったか? 思うより先に、鳴き声がでるとは。 それが自分に対して、ちょっとショック。
Today's life-report writing BGM track029 | 『椎葉の春節』 zabadak(上野洋子)
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尺八の音と、電子的な音が見事に組み合わさっていて、更に上野洋子氏の声がいい具合にのっています。宮崎県の椎葉村のおめでたいときに歌う民謡とのこと。この曲、桜がはらはらと、山間を舞っていく姿を想像してしまいます。 しかし、実際歌うとなると、難しい歌、だったりします。
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春は花咲く 木かやも芽立つ 立たぬ名も立つ 立てらりょか
春になればぞ うぐいす鳥も 山を見立てて 身をふける
春の宵は 見るまいものよ 見れば芽の毒 見ぬがよい
Today's life-report writing BGM log |
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朝から、外に出る気持ちでいっぱいでした。
自分探しの旅にでてくださいと、昨日、職場のお兄さん?に言われたので、 自分をどこかに連れだそうと列車に乗る。 一日、何処までも行けるきっぷを手に入れて、無理矢理。 人混みを避けるように、両国に行ってみた。 残念ながら、昨日から春場所が大阪で始まったので、 相撲部屋付近はがらんとしてた。 来たことのない場所は、体中の五感が少し敏感になるせいか、 先週あった嫌なことや今にでも見捨てられそうな不安な気持ちを 思い出させてくれないから好き。 秋葉原でしばらく歩いて、池袋と渋谷で東急ハンズとロフトを巡る。
人の群れでごった返す夜の帳が下りたばかりの渋谷駅前で、ふと思ったこと。
いっぱいピアスつけて歩くじゃらじゃらお兄さんも、 黒人と一緒にからみながら歩く女の子も、 さっき電車の中で見た企業戦士たち?も、 ポケットティッシュを配る人も、 みんな不幸になるために生きているんじゃなくて、 幸せになる(維持するとも言うか)ために生きているんだ、みたいな。 ただ、生き方が不器用なだけで、迷ったり弱みにつけこまれたりするんだな、と。 単純だけど、 わかっていた気でいたかもしれんけど、 目の前で交差点を渡る沢山の人をみて、 漠然としつつもあっさりと、そう思ってしまった。
すれ違う人たちにはそれぞれの生きざまの軌跡ってのがあるんだろうなあ、と。 ちょっと重すぎて、目眩がしたけど、 あたしには今、必要で重要な思想だったから、 今日は本当、良かった。
自分は見つけられなかったけど、 それでも良かった。
(電車内で暇ついでに、メールに書いた文章をそのまま記載しています)
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仕事が終わったあと、流れにのって、東へ東へ。
品川で友達を二人、拾う。 といってもあたしは便乗型。 合計5人が、都内を走り、大黒ふ頭を抜けて、横浜へ。
横浜、港あたりの風景はつらい。 なんだかんだで、みんなと一緒にいても、 どういうわけか辛い。 楽しい思い出を上から塗り重ねようにも、 思い出って日本画みたいに、下絵が反映されちゃうみたい。 心から楽しまなくちゃいけないのに、 いつまでもくよくよしてちゃいけないのに。 ここにいるあたしも、職場のあたしも、 わたしが勝手に依存している人たちの中のあたしも。 気を緩むと、一気に消されてしまいそう。 あそこにいる人たちの幸せに、殺られる。 それに、あの明かりのどこかに、 何か気配を感じてしまうあたり。 ここまでくるとヤマイダレ。
これから先も横浜がつらい場所になってしまわぬよう。 横浜が楽しい場所になって欲しいよ。
Today's life-report writing BGM track028 | 『あなたへの月』 cocco
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どうしようもなく、ふとしたきっかけでオッこっちゃった夜、キューキューしているときはcocco。どうしようもなく説破詰まった感情を余計に煽ってくれます。堕ちるときは、とことん墜ちちゃった方がいい。立ち直った時そう快だから。大黒ふ頭の工場地帯を見下ろしながら、首都高速のどこか高い場所に腰かけて、BOSEのヘッドフォンで聞きたいな。 |
月が遠くで泣いている 暗闇の中 泣いている
過ちは消せない罪と罰 祈りは朝を招いて 何度 犯されることでしょう 葵の芽ぶいた吐息はもう白く 蜉蝣(かげろう)ゆらゆら つめたく落ちた灯(あかし)
月が遠くで泣いている 乾涸びていく手を伸ばし
月が遠くで呼んでる 朝陽(ひかり)に負けても ここに居ると
月が遠くで呼んでいる 私を抱いてと ちぎれながら
Today's life-report writing BGM log |
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それでも、習慣だから向かう。 |
2004年03月13日(土) |
野良猫、散歩コースは守る。
午前中、14時半まで祖父母の病院送迎。 15時半、居着いた場所に車でやってくる。 ニコニコして、あたしを手なずけた人が駐車場にやってきた。 嬉しくて、あたしも上手ではないけれど笑う。
その人と、花粉症の話と火葬の話をした。 知らなかった。火葬ってお骨になったらくだくんだって。 例えるなら、野良猫が猫じゃらしでかまってもらったような気分。
事務所に入って30分程話して、外に出る。 最後にあたしたちがサンクチュアリと呼ぶ、 職場の建物の外のとある場所で、 春の麗らかな空気を堪能しながら、またその人に会って「じゃあね」を言う。
ほら、あたしはこんなにも大丈夫だ。
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今日、あたしが良く思うとある人に、 「早く帰んな」 と促された。 (サンクチュアリにて。)
野良猫が、居着いた場所を 懐いた人に追い出される。 そんな感じ。 うしろ髪ひかれるっぽい。
ちょっと、気持ちが墜ちていきそう。 懐いた人に拒絶される恐怖って、 こんな感じだったかも。
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週末の再来 (027) |
2004年03月10日(水) |
墜ちていく気持ちを止めるには、どうしたらいい?
あたしの周囲の人たちが病んでいく。 精神を蝕まれていってるんです。 対人関係のストレスであったり、 仕事の量であったり、 孤独感であったり。
そういった空気に、ずるずると引きづり込まれそうになる。 何もかも投げ出して、 考える事一切がっさい、やめてしまいたくなる。
夜、孤独感と先行き不安な環境に追い込まれそうといった 内容の話を電話でする。かれこれ、3時間半する。 この人がこんなにも弱気になってしまったのは、 あたしの責任だと思い知る。いろいろと。 結果、あたし自身の首も絞めているんだ。 話を聞く事しかできないけれど、 あたしも吸い込まれそうになってしまうけれど、 それでも支えになれていれればサイワイ。 眠ったのは2時。
Today's life-report writing BGM track027 | 『Joga』 Bjork
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アルバム『HOMOGENIC』収録。1997年リリース。 アイスランド出身のbjorkの代表曲。歌い方にとても特徴のある人。編曲がまた良い。jogaってブラジル語で「プレイする」って意味らしい。間違ってたらごめんなさい。悲壮感漂う編曲にどっぷり浸れます。 they puzzle me(それらはあたしを惑わす)、まさに今日の気分。is where I want to be...と繋がっていけばいいのに。
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all the accidents that happen follow the dot coincidence makes sense only with you you don't have to speak I feel emotional landscapes they puzzle me
then the riddle gets solved and you push me up to this
state of emergency how beautiful to be! state of emergency is where I want to be
Today's life-report writing BGM log |
独りで過ごすのは辛いですか? 誰かにそっぽを向かれるのは怖いですか? 仕事がたくさんあることって辛いですか?
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酷く寒い一日。
職場では少し、雪がちらついたそうな。
凍えたり、震えたりすること云々以前に、 目の前に手を伸ばせば届いてしまうものに こう、奪われてしまっていて、 そういった感覚も麻痺している、やも。
薬も効かないし、 アルコールも効かない。 安心してしまえば、その安心がいつか 崩されてしまうかもしれないと不安になり、 不安になってしまえば、その不安は当然の ことであって、それを自覚している自分は正常なんだと 安心してしまい。つじつまのあわない、ジレンマに陥る。
月曜日の真昼に、いつもの場所で、 昨日と同じ人たちで、 正々堂々と笑いあえて幸せ。
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