思うこと
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2008年08月31日(日) デモ容疑者の拷問禁止を!

拷問というキーワードにヒットしたので、今現在進行中の拷問について書いておきます。


中国では自由や人権、民主といったテーマでデモをすると逮捕されます。
デモを起こしたのが
漢民族であれば「社会秩序を乱した」罪で、
チベット人であれば「祖国分裂活動」の罪で、
ウイグル人であれば「テロ」の罪で
それぞれ逮捕され、拷問を受けます。


拷問ですよ拷問!いつの時代の話ですか?
今は19世紀じゃないんですよ!

画像は、インドに亡命したチベット人の子供が描いたもの。
(拾いものです。)


デモ容疑者の拷問禁止を!
http://www39.atwiki.jp/signature4tibet/pages/12.html


2008年08月30日(土) 中国に累計7兆5000億円の援助。今後あと5400億円援助予定。

日本政府の話です。ODA、円借款など色々な方法で中国へ総額7兆5000億円が送られました。それは小泉首相によって対中ODAが停止された現在も、アジア開発銀行という組織からの融資という形で行われています。過去の話ではなく、現在進行形で進んでいる話なのです。


http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-33515920080829


2008年08月29日(金) 所謂「テロ」が起こる背景

中国語の強制・ウイグル語の禁止

中国沿海部へのウイグル人未婚女性の半強制連行
(戦時中の日本でも、そういう事例がありましたね。鉱山などに、「いい仕事がある」と言って朝鮮の人を連れてきて蛸部屋のような環境で働かせたり。)

ウイグル人に対しての就職差別により、漢民族に比べ異常に高い失業率
公共工事への徴用

子供や学生、それに働き盛りの人がモスクに行って礼拝するのを禁止。
北京五輪協賛の横断幕を掲げることを断ったモスクを破壊。
教義上、豚肉を食べないイスラム教徒を宴会に呼びつけ、強制的に豚肉を食べさせる。食べないとおしおき。

ウイグル人に対してだけパスポート没収と、国内移動の制限
核実験により少なくとも数十万人レベルの死者・被爆者。

より詳しくはこちら
http://uyghurhotline.com/080823session.php

「テロ」警戒で20万人動員=中華植民地支配下の東トルキスタン
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=590155&media_id=4


2008年08月28日(木) 熱しやすく冷めやすく、意外に忘れっぽい?韓国人

もう忘れたのでしょうか?ソウルでの政火リレーを。
よつつべで見る限り、少なくとも長野の3倍の警察官が動員されたにもかかわらず、無法者と化した中国人留学生を抑えきれず、すさまじいことになっていました。

こういうところで連携できたら一番いいんだけどね。
韓国人で、中国のチベット支配は、前世紀に自らが経験したことと本質的に同じものであることに気付いている人はどのくらいいるのでしょうか?
韓国でもフリチベ運動が持続することを強く期待します。


2008年08月27日(水) 北京五輪2008―共産党一党独裁下の競技 (書評)

独裁体制下における「平和の祭典」の全貌

共産党一党独裁下の北京で開催されたオリンピックが「大規模な国際ショー」として、プロパガンダ利用されたことはよく知られている。本書は、各国の思惑とボイコット運動、チベット人やウイグル人への弾圧、各競技の様子など、最新資料と様々なエピソードを網羅した、興趣尽きない現代史。
当時は、胡錦濤政権のチベット人弾圧に抗議して、世界各国を回った聖火リレーに対する激烈なボイコット運動が起きた。しかし中国は現地の中国人を動員し、数多くの旗を立て、あたかも各国で聖火が多くの人々に歓迎されているかのような工作をした。また、ロゲ会長らIOC役員らが接待を受けた結果、彼等は中国の人権弾圧に対し何も抗議せず、事実上黙認することとなった。その裏で、外国の目を避けるため、政治や役人の腐敗に不満を持つ、地方から集まった直訴者は「当局指定デモ会場」に隔離された上、デモは許可されずに逮捕された。
こうした経緯を経て開催された大会の開会式では、林妙可というスターを生み出すが、実は彼女は口パクで、実際は楊沛宜という別の少女が歌っていたという。中国共産党のある幹部は、国家の前では、国民など部品に過ぎないと豪語していたという・・・。
ほかにも、五輪開催に抗議して、聖火を採火したギリシャのオリンピアの会場で非公認の「チベタン・オリンピック」を開催した逸話や、聖火リレーに抗議して聖火リレーにあわせて「人権聖火」が世界を回った話、開会式での「国内56民族によるショー」を演じた少女らが実は全員漢民族だったという仰天の事実、聖火リレー記録映像『和階(調和)の旅』の奮闘にも一章が割かれる。
「スポーツと政治」の癒着が歴史的に検証されたが、前世紀のベルリンオリンピックではどうだっただろうか?


「ベルリン・オリンピック1936 ナチの競技」
書評

http://www.amazon.co.jp/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF1936%E2%80%95%E3%83%8A%E3%83%81%E3%81%AE%E7%AB%B6%E6%8A%80-%E3%83%87%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B8/dp/4560031886


(以下引用↓)
独裁体制下における「平和の祭典」の全貌

ナチ政権下のベルリンで開催されたオリンピックが「大規模な国際ショー」として、プロパガンダ利用されたことはよく知られている。本書は、各国の思惑とボイコット運動、ユダヤ人や黒人への迫害、各競技の様子など、新資料と様々なエピソードを網羅した、興趣尽きない現代史。
当時は、ナチのユダヤ人迫害に抗議して大きなボイコット運動が起きた。しかしナチは迫害を一時中止し、反ナチとして焚書に指定した本を書店に並べるなどの工作をした。また、リンドバーグら英米の著名人が接待を受けた結果、ナチ賛美を唱えることとなった。その裏で、外国の目を避けるため、娼婦や同性愛者、浮浪者やジプシーなどは隔離され、収容所に入れられた。
こうした経緯を経て開催された大会は、アメリカの黒人短距離選手オーエンスというスターを生み出すが、ヒトラーは祝福することがなかったという。独裁者は、世界征服の暁には、白人のみのオリンピック開催を夢見ていたという......。
ほかにも、マラソン優勝の「日本代表」選手孫基禎は母国朝鮮のために走ったとインタビューに語った顛末、白人選手が選手村でセックス・パートナーを提供され、妊娠したら国家が面倒を見るという仰天の事実、記録映画『オリンピア』の監督リーフェンシュタールの奮闘にも一章が割かれる。「スポーツと政治」の癒着が歴史的に検証されるが、今世紀はどうだろうか?


2008年08月26日(火) 五輪閉会式を見て思うこと

3月以来のチベット問題は終わっていないということ。

今どうなっているかというと、

●あいかわらず、自由な取材はできません。
(取材自体は出来ますが、当局が取材コースを選定し、当局が指定した人物に会い、その口からは「共産党のありがたい指導で我々は幸せな生活をしています」という、判で押したような言葉が出てくるだけです。)

▲僧侶は当局によって、ダライ・ラマ法王の写真を踏むよう強制されます。江戸時代にキリスト像を踏ませたのと同じですね。踏むのを拒んだ者には「愛国再教育」が待っています。

■チベット人が、それと分かる身なりで街中に外出すると、何度も公安の人に職務質問を受けます。うっかり自分の名前や職業などをどもったりでもしたら命の危険があるとのこと。

彼等にこそメダルにふさわしい!
http://www.tibethouse.jp/news_release/2008/080813_beijing.html


2008年08月25日(月) 同じことを中国国内のチベット人がしたら

同じことを中国国内のチベット人がしたら、
「愛国再教育」+懲役5年は確実です。しかも拷問付き。


■北京の米大使館、五輪期間中に拘束された8人の釈放を要求
(読売新聞 - 08月24日 20:20)
http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2008/news/topic/news/20080824-OYT1T00431.htm


2008年08月24日(日) 競技は見ていないけど、充実感の連続だったぞ。

櫻井翔「北京は充実感の連続でした」
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20080824-400589.html

>24日、北京五輪閉幕とともに、嵐の櫻井翔(26)も日本テレビ系北京五輪中継メーンキャスターを終える。初めて五輪取材を振り返り「北京にずっといられたことが一番の思い出。充実感や感動の連続でしたが、伝えるという意味では、こういう言い方をすれば良かったかなと毎日反省しない日はなかったです」と話した。

ふーん、櫻井という人の顔も知らないや。

まあ、競技は見ていないけど、充実感の連続だったぞ。
何度も天安門広場前や会場周辺で、勇者が自由の旗を掲げたことに。

★人間掛け軸 ロープで宙吊り
こちらの画像、なにやらカラフルなマントをまとった生身の人間が、掛け軸の錘(おもり)の代わりになって、ロープで宙吊りになっています。
北京市内での映像です。

彼等は直後に駆けつけた公安当局によって拘束されました。
拘束の理由は、掛け軸に書かれた文字を見れば分かるように、
自由を訴えた為でした。

★レーザーでアピール
ビルの壁面にレーザーでメッセージを照射しようとした男性が北京で逮捕されたというニュース。画像を見る限り、中国当局によって誘拐されたパンチェンラマ(誘拐当時6歳)のことを訴えているようです。
元記事:レーザー光線で自由チベット訴え 北京で、米国の男性拘束
【ニューヨーク19日共同】中国の警察当局は19日、北京市内のビルにレーザー光線で「自由なチベット」の英語メッセージを映し出そうとした米国の男性グラフィティアーティスト、ジェームス・パウダリーさんを拘束した。同様のメッセージを横断幕で訴えた別の米国人5人も拘束された。パウダリーさんの関係者や、チベット独立を目指す団体「自由チベット学生運動」(本部・米ニューヨーク)が明らかにした。

こちらの個人ブログ、開催期間中に北京で起こったフリチベムーブメントを写真付きで詳しく紹介されています。
http://dogma.at.webry.info/200808/article_4.html


2008年08月23日(土) 台湾で話題の流行歌

まずはこのようつべ動画をどうぞ。
http://jp.youtube.com/watch?v=RHVYjuXAzsM&eurl=http://mixi.jp/view_diary.pl?id=910516924&owner_id=15211449&org_id=910468316

盤古最新大作
《西藏青年》 (2008)

你的故郷 你的信仰
你的祖国 你的同胞

你的祖国被呑併
你的祖先被践踏
你的民族被奴役
你的同胞被殺戮

你已経没有選択的権利
你已経没有流泪的権利

西藏青年
為你的祖先 為你的尊厳
為你的民族 為你的同胞
起来闘争

編曲:段信軍(継《台湾魂》、《鳳凰》、《台湾青年》之後的編曲大作)
伴唱:反共合唱団

*******************

「盤古」最新大作

《チベットの青年》 (2008)

あなたの故郷 あなたの信仰
あなたの祖国 あなたの民族

あなたの祖国は併合され
あなたの祖先は踏みつけられ
あなたの民族は奴隷の様に、こき使われ、
あなたの仲間は殺戮された

あなたには既に選択する権利すらない
あなたには既に涙を流す権利すらない

チベットの青年よ

あなたの祖先の為に、あなたの尊厳の為に
あなたがたの民族の為に、あなたの仲間の為に
立ち上がって闘え

日本語盤は未発売と思われるため、訳は私です。

***********************

訳していて涙が出てきました・・・。


2008年08月20日(水) ほとんどは「自主的に」の意味・・・。

ひっそりと公表されている大本営発表・・・。

「自主的に」って・・・。
広い中国を、2日も3日も列車に乗って、はるばる北京まで直訴に来ている人が「自主的にデモを撤回」って、それは撤回したのではなく、「撤回しなければ逮捕するぞ」と脅されて引き下がったに過ぎないだろう。そんなのは「自主的に」とは言わない。


<北京五輪・関連>デモ申請、ほとんどは「自主的に」撤回―北京市
ヤフーニュースですが、提供元は【レコードチャイナ】です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080819-00000007-rcdc-cn

こちらではこのレコチャイニュースに関するいろんな人の感想を読み書きできます。
http://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20080819-00000007-rcdc-cn&s=points&o=desc


2008年08月18日(月) 起来! 不願做奴隷的人們!

「起来! 不願做奴隷的人們!」
日本語訳:「起ちあがれ! 奴隷となることを望まぬ人々よ!」

これは中国国歌「義勇軍進行曲」の出だしの部分。
歌が作られた当時、日本への抵抗を呼びかける意味でしたが、
中国人民はもう一度、この歌詞を読み直した方がいいのではないでしょうか。
本当の敵は誰なのかを。

ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%A9%E5%8B%87%E8%BB%8D%E9%80%B2%E8%A1%8C%E6%9B%B2

もととなったニュース

■北京指定会場の「デモ許可制」名ばかり、申請したら拘置
(読売新聞 - 08月17日)
http://www.yomiuri.co.jp/world/olympic/news/20080817-OYT1T00041.htm
■北京五輪:英国記者取材中、警察から暴力受ける
【大紀元日本8月15日】
http://jp.epochtimes.com/jp/2008/08/html/d12188.html


2008年08月17日(日) 自称「56部族から成る単一民族国家」

多分、中国共産党のエラい人達は、そこのところ、問題だと思っていなかったんだと思います。
中国の公式見解では、中国に「民族」は存在しません。いるのは「中華民族」と、その支族としての56部族です。これは、中国が発信元になっているニュースでは決まって「チベット人」とか「チベット民族」と言うべきところが「チベット族」という用語になっているところからも明らかです。「中華民族」という用語は身近なところでは、中国国歌でも歌われています。ウィキペディア参照。


義勇軍進行曲(中国国歌) ・・・ウィキペディアより

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E8%8F%AF%E4%BA%BA%E6%B0%91%E5%85%B1%E5%92%8C%E5%9B%BD%E3%81%AE%E5%9B%BD%E6%AD%8C

歌詞の日本語訳も載っていますよ。





実は、4月26日長野に行って以来、義勇軍進行曲のメロディーが頭から離れません・・・(汗)
尚、写真は4月26日長野のものです。

元記事:
五輪=開会式でまた問題、民族衣装の子供も「やらせ」


2008年08月16日(土) 反対の立場からのニュース記事を創作してみる

2008年8月13日、華帝強占下(注1)の東トルキスタンで、新疆総督府が、州市など地方自治体首長を集めての会議を開いた。席上、王楽泉総督は「三つの勢力(信教の自由を求める勢力、民族独立勢力、国際的パルチザン組織)」との戦いを進め、植民地における治安を維持するべきとの談話を発表した。14日、新疆日報が伝えた。

五輪を迎えた東トルキスタンでは治安情勢が悪化、緊張した状態が続いている。植民地支配に抵抗する抗華パルチザン運動が予想された東トルキスタンはチベットと並ぶ治安維持対策の最重要地点だった。しかしパルチザン運動は新疆総督府の安全対策をあざ笑うかのように続いている。

王書記は積極的に「三つの勢力」との戦いを進め、ひるむことなく対パルチザン戦争を遂行せよとげきを飛ばした。(編集/野草マン)

注1:「中華帝国主義強制占領下」の意味。


用語を変えただけで、同じことを記事にしています。大分印象が違ってくるのではないでしょうか?

テロとの戦いを遂行、五輪を機に情勢悪化―新疆ウイグル自治区
http://netallica.yahoo.co.jp/news/45121


2008年08月15日(金) 何故日本政府は対抗広告を出さない?

出さなければ、情報が片方だけからしか与えられないことになり、
また、日本が反論しないということは、韓国の言い分を黙認しているのだと受け取られます。

元記事:豪有力紙に竹島問題で全面広告「独島は韓国領」
(読売新聞 - 08月14日 20:08)


2008年08月14日(木) 射撃・中山選手の6歳長女泣き出す。

引用です。

 11日行われた北京五輪の射撃女子クレー・トラップの競技終了後、4位に入った中山由起枝(日立建機)選手(29)を会場外で待っていた長女、芽生(めい)ちゃん(6)が、持っていた日の丸を掲示しようとしたところ、北京五輪組織委員会担当者に禁じられる一幕があった。

 日の丸は横幅約1メートルで、芽生ちゃんが3月まで通っていた幼稚園の先生らの寄せ書きがされていた。泣きだしてしまった芽生ちゃんの横で、中山選手の母、広子さん(58)は「規則で会場内は駄目というので外で取り出した。寄せ書きと母娘の写真を取りたかったのに、中国は厳しいですね」と残念そうに話した。

 説明を求められた担当者は「ほかの通行人の邪魔になる」などと関係のない理由を繰り返し、自身の名前を明かすことも拒んだ。(共同)





激しく憤りを感じます。

引用元
http://sankei.jp.msn.com/beijing2008/news/080811/gbh0808112122011-n1.htm


2008年08月13日(水) <注:この文章は元記事を書いた記者の承諾を得ずに、その記事の多くを引用する形で私の意見を述べさせていただいたものです>

8月8日当日は朝5時前に起き、御来光に向かって「チベットに自由を」と祈った後、手錠五輪Tシャツ姿で下山した。その頃北京の天安門周辺では、「広場側の道を歩くこともできないし、地下鉄「天安門東駅・西駅」も列車が停車しなくなってしまった」らしい。しかも、それだけにとどまらず、少なくとも7月下旬以来、朝7時から夜7時までの12時間、合宿所、体育館、トラックなど関連施設に面した建物では窓を開けることが禁じられているとのことである。安全対策の為らしい。
また、開会式の翌日、5人の外国人勇士が、天安門広場で雪山獅子旗を掲げ、当局に逮捕された。
こちらのブログに転載された記事を参照
http://lovechina.ti-da.net/e2245682.html

前門は昨日から、明清時代の街並みを再現した大通りが公開され、多くの人々でにぎわっていたというが、その街並みというのは、先祖代々そこに住んでいた人を強制退去させ、昔ながらの本物の街並みをわざわざ取り壊して建設されたものである。以下は一年前の東京新聞の記事だが是非読んで欲しい。記事によると、北京では、100万人以上が再開発の為、住居を追われたという。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/china2007/news/2007/CK2007080702053035.html


>て今日は北京中の企業や国営機関がいっせいに休暇となり、市民はいっ
>せいに町に出てきている。共通しているのは、誰もが国旗をもち、楽し
>そうにそれを振りながら歩いていること。祖国が初めて開く世界最大の
>スポーツイベントに対する期待に溢れているという感じだ。

しかし、中国では、振ってはいけない旗というのが存在する。その旗を持っているだけで逮捕され、下手をすると拷問の憂き目に遭うと言われている。下記のニコニコ動画参照。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3825801

この日記を書いている間に、もう開幕式から5日が経った。私自身もこの5ヶ月間、オリンピックに向け発展する中国とその人権問題・民族問題の動向について多くの記事を読み、また、これまでにない頻度で日記を書き、4月26日に長野で行なわれた「北京五輪聖火リレー」なるものに参戦して以降はネットの外の世界でも活動を開始した。いよいよ、その「本番」がやってくると思うと、身が引き締まる思いがする。ネット、ウロウロアクション・旗上げなど様々な機会をいただきながら、北京五輪の様子をメディアとは一味違った角度でお伝えしていきたいと思っている。

そのとき、一つだけ、私自身の抱負を明らかにするとともに、この文章をごらん頂いている方にお願いしたいことがある。

>北京五輪とは何か…と問われれば、日本に住む多くの人たちが「中国の
>国家宣伝」「国威発揚」「経済発展のため」など「国家」を基準にした
>否定的な見方をする人が多い。もちろん、そういった側面があることは
>否定しない。

それと同時に北京五輪の向こうに、大勢の名もない人たちの犠牲があることを忘れないでほしい。私達は、3月のチベット人一斉蜂起事件の後、外国人報道陣が当局の監視のもと、僧院に足を踏み入れた時、チベット人僧侶達が、「祈りが捧げられたが彼等は僧侶じゃないんです。報道陣向けのヤラセの演出なんです」「我々には自由がないんです」と涙ながらに叫ぶ姿をニュースで垣間見た。
参考ようつべ動画
http://jp.youtube.com/watch?v=fdLkMFlAJu0

報道陣に向かって訴えた、彼等勇気ある僧侶達は5月以降、行方不明になっているという。
こちらのブログ参照。
http://blogs.yahoo.co.jp/mushi_suzu/8673731.html

ひとつ分かっているのは、現在「愛国再教育」なるものが行なわれていて、その内容というのは、「ダライ・ラマ法王を批判する論文を書け」とか、「法王の肖像を踏め」とかいうもの。拒否すれば逮捕。

>どこかの大手新聞社は今回の北京五輪の報道姿勢について、「中国が五
>輪を開く資格があるかどうか」を見極め、「問題点を見つけていく」
>ことに重点をおいているという。だが、その矛先が「中国」ではなく、
>「中国人」に向かっていくならば、そのような“上から目線”で隣国の
>人々を見るのは明らかに間違っている。
>いろいろな見方があってもいいと思うが、「批判・言論の自由」は権力
>に向かうべきであり、隣人の庶民に刃を向けるようなことがあってはな
>らないと私は考える。だが、日本メディアはときおり、中国の一般庶民
>の生活や習慣への容赦ない批判に牙を剥く。全てが誤っているわけでは
>ないが、思い込みや偏見が作り出す「うそ」も数多く混じっている。
それはその通りである。中国の一般国民の多くも独裁政権の被害者なのだから。また、俺はもう10年くらい前になるだろうか、2004年五輪が北京でなくシドニーに決まった時、実は北京開催を望んでいた。

>だから、皆さんには、報道の受け手として、バランス感覚をもち、
>その「うそ」を見分けてほしい。
それと同時に、多くの「能動的にネットの大海に探しに行かないと知ることができないニュース」があることを知って欲しいのです。

>今回の五輪を自宅のテレビで楽しむ方も多いだろう。一流のアスリート
>による素晴らしいパフォーマンスもたっぷりと楽しんでほしいのはもち
>ろんだ。
楽しめません。選手の方々には本当に申し訳ないんだけど。
例えば、広島の「原爆ドーム」や沖縄の「ひめゆりの塔」、それに稚内の「9人の乙女の碑」を見学した直後に、大宴会を開く気になれますか?気分転換や割り切りが上手な人ならともかく、少なくとも俺は楽しめません。

>だが同時に、せっかく隣国の、しかもいろいろな意味で関係の深い中国
>で行われるのだから、少し、いつもの五輪と違った見方をしてみてはど
>うか。

それは、その華やかな試合の影で怯えている「無数の人たち」の苦難、それに、情報統制と厳しい検閲で、外までは聞こえてこない多くの叫びを「想像すること」である。それにはかなりの“想像力”が必要になるが、決して難しいことではない。

歴史の歯車を本当に進めていくのは、国家主席ではないし、その他のエラい政治家でもない。声にならない、表に見えてこない多くの「人」である。せっかくだから、オリンピックという世界最大級の祭典で人々の関心が高まっているこの時期を好機と捉え、人民の共和国を標榜する巨大な独裁国家の世界最大のスポーツイベントを楽しんでみてはどうか。私がここで掲載したリンク先の情報がその一助となるようなものになれば、と願いながら、海を越えて、一味違う「北京五輪」をお伝えしていきたいと思う。
<注:この文章は元記事を書いた朝倉氏の承諾を得ずに、その記事の多くを引用する形で私の意見を述べさせていただいたものです>

元記事:<点描・北京五輪>朝倉浩之の眼・開幕式直前(2)市民の熱気すごし!天安門にも市民殺到


2008年08月11日(月) テロの背景にあるもの

こういう記事を報道する時、何故彼等はテロを行なったのか、
の背景を説明することが大切です。事実だけを報道するのでは、
「新疆ウイグル自治区ってところは危ない場所なんだな」という
ことだけが印象に残ることになり、それではあまりに不十分です。

自らの命を捨ててまでテロをやり遂げるのですから、
そこには命よりも大切な何かがあるのか、それとも、
やらなければ自らが殺られてしまうかのどちらかなのです。

一応、ようつべ動画とホームページを挙げておきます。

チラシのPDF資料
http://saveeastturk.org/commons/doc/20080823session.pdf

ようつべ動画
http://jp.youtube.com/watch?v=31kaOa3fQ9w

東トルキスタンに平和と自由を
http://saveeastturk.org/jp/index.php/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8

元記事:
爆弾襲撃多発、五輪妨害か=複数の容疑者を射殺−中国新疆


2008年08月10日(日) 胡錦濤皇帝への拝謁式

ブッシュ大統領も胡錦濤主席に会うのに30分
って、まさに皇帝への拝謁式だな。

スポーツの祭典であって政治は無関係
と言っていたのはどこの誰ですか?

都合のいいところだけ「政治は持ち込むな」と言う(※注)
一方で、自らは中国を主人公とした外交を繰り広げる。

※競技場への横断幕や参加国の国旗以外の旗持ち込み禁止とか、

<北京五輪>ブッシュ大統領も胡錦濤主席に会うのに30分
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=103346&servcode=600§code=670


2008年08月09日(土) 無理やり五輪を祝わされる人々

開会式にあわせてチベット事変(多くのマスコミで「チベット暴動」と呼ばれているあれね)の犠牲者に対して祈った後、
最終新幹線で実家に帰省。(午後11時着)
両親はNHKでまだ開会式の入場行進を見ていて、西瓜を食べながらそれを見ていました。
視聴ボイコット宣言されている方々には申し訳ないけど、嫌でも見ないとコメント出来ないからね。

これで、雪山獅子旗をなびかせた選手団や、青天星月旗をなびかせた選手団が入場すれば、
それこそ「驚きと感動」だったのだが、当然そのような映像が流れることはなく、ただただ抑圧で無理やり体裁を整えた虚飾の祭典。

以下はニュースからの引用↓
チベットでは、オリンピック祝賀会に反対したチベット人4人が逮捕された。
アムド(中国名青海省)のナンチェン県のジュクンド地区。当局は、オリンピックに向かって開かれる5日間の夏祭りのために一家族のうち最低一人が参加することを強制した。
祭りの3日前7月26日、アサン・ベサツァン21歳、ゴスー・コンキャップツァン35歳、ジャンセンとカドの4人が準備のために集まっていた大勢の地方役人とチベット人の中で 次のように叫び始めた、
「今年は祭りをするような年ではない。大勢のチベット人が殺された。むしろ弔いと祈りを捧げるべき年だ」
「我々は自由を求める!」
同時にパンフレットも配った。その時はそのまま彼らは村に帰ったという。
それを見たチベット人たちは祭りのためにテントを張るのをやめ、全員テントをたたんで引き揚げて行ったという。
残ったのは中国政府のテントだけとなった。
その夜彼ら4人はドショ地区で逮捕された。
現在ナチェン県公安拘置所に拘置されている。
引用ここまで↑
http://www.tchrd.org/press/2008/pr20080730.html

東トルキスタン(新疆ウイグル)では「北京五輪を祝福します」というスローガンを掲げることを断ったモスクが当局に破壊され、漢民族の祭典を祝えと言っても祝えないと言ったウイグル人の姿。
http://3bansen.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_cb73.html

漢民族も例外ではありません。
五輪より人権をと訴えた元工場労働者を「国家転覆扇動罪」で逮捕。
http://www2.asahi.com/olympic2008/column/TKY200804280272.html


その後、虐殺の炎が地獄の釜に点火されるのを見届けて、寝ましたよ。
だって疲れてたんだもん。


2008年08月03日(日) 虐殺五輪反対!猛暑の中、300人が都心ハイクに参加!(東京)

2008年8月3日、東京都港区の芝公園にウイグル人や台湾人、それに日本人300人以上の徒歩愛好家が集まり、気温34度の猛暑の中、虐殺五輪反対の集団ハイクを行なった。

参加した人々は虐殺五輪への懸念を抱いており、東トルキスタン(=ウイグル)の国旗である青天星月旗を掲げることで、7年前に北京五輪開催が決定した際に中国が公約に掲げた、人権問題の改善が一向に進んでいないことへの懸念を道行く人々へアピールした。(編集/野草マン)

元記事
1000人の外国人が長城に集結!五輪を応援
http://netallica.yahoo.co.jp/news/43637


2008年08月02日(土) 中国軍が変装して神聖な土地で狩猟

ダライラマ法王日本代表部事務所より転載
http://www.tibethouse.jp/home.html
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チベット亡命政府発表 ー チベットからのレポート(7/26)

以下は、チベット亡命政府が、信頼できる関係筋から入手した報告である。

■ 2008年7月18日
Palyul(中国語ではBaiyu)郡、甘孜(カンゼ)(中国語ではGanzi)「チベット自治地区」、カム(現在は中国四川省の一部に統合)−ゾクチェン僧院と中国軍が衝突、今年3月から相当の数にのぼる中国軍がゾクチェン僧院に到着している。中国軍はチベットの盛装で身を包み、Ri-Dham-Loong で狩猟を行った。Ri-Dham-Loongには野生の動物が多く生息し、地元の住民や僧たちから聖地と崇められている。あるチベット人の隠遁中の僧が中国軍にその神聖なる土地で狩猟は禁忌である旨を伝えたところ、中国軍に酷く殴られた。
午後3時前後にこの事件を知るとすぐに、ゾクチェン僧院の僧侶らは中国の関係当局に苦情を申し立てに市街地に赴いた。しかし、僧侶らの訴えは当局に退けられ、ついに僧侶らと中国軍との小競り合いに発展してしまう。報告によれば、数名の僧侶がその間に銃撃を受けたという。数名の長老の僧侶らが仲裁に入り、状況は一時的に鎮静化したが、今のところそれ以上の情報は入手できていない。



「チベットの生態環境は極めて良好」=ダライ・ラマ14世の批判に反論―中国
http://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20080731-00000018-rcdc-cn


2008年08月01日(金) 上には上がいる。史上最高1兆分の1デノミ

を敢行した第一次大戦敗戦数年後のドイツ。(URL参照)

http://www.ne.jp/asahi/masa/private/history/ww2/gimon/gimon8.html

第一次大戦敗戦後のドイツは、全ての植民地を戦勝国に没収された上、それこそ、100年かかっても払いきれないような、無茶苦茶な金額の賠償金を課せられました。支払いが滞ると借金のカタにとばかりに、戦勝国のフランスやベルギーがドイツ本土の一部を占領したりしました。そしてそれは、ヒトラー台頭の遠因ともなりました。要するに、敗戦後のあまりに理不尽な仕打ちに国民が逆ギレし、世界を相手に凶行に及んだのです。

一方、亡国の憂き目に遭ってかつ、民族浄化の危機に直面してなお、武器を取らず話し合いやデモといった手段で抗議をする、涙ぐましいまでに平和主義の国もあります。普通だったら自爆テロ(殉教攻撃とも言う)の10件や100件くらい、起こってもおかしくないでしょう。しかし彼等は、無辜の一般市民を巻き添えにするかもしれない自爆テロよりを嫌い、死ぬまで断食!という平和的手段で国際社会に訴えるという手段に出たのです。

これ
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51070250.html


ジンバブエ通貨 100億分の1に
http://www.47news.jp/CN/200807/CN2008073101000062.html


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