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2005年02月04日(金) 「ビフォア・サンセット」が見たい!

映画「ビフォア・サンセット」が、明日公開になるそうです。
恵比寿ガーデンシネマほか全国主要都市で
明日2月5日から少しずつ上映とのことですので、
私の住む地域では、よくて3カ月遅れぐらいの上映、
結局はDVDリリース待ちが妥当といったところでしょうが、
非常に楽しみな1本です。

1995年の【恋人までの距離】の続編だということで、
(参考までに、↑以前書いた紹介文にリンクしています)
私が【ビフォア…】を楽しみにしているのは、
もちろん、この【恋人…】をとてもいい映画だと思ったからです。
監督も主要キャストも全く同じということですから、
話題性先行の期待外れになる心配は薄そうですし。

最近、定期購読している映画雑誌もないし、
インターネットなどで新作紹介を
積極的にチェックしているわけでもないので、
【サンセット…】のことを知ったのは、
今朝見たテレビのショービズニュースででした。
それで気になったのは、主演女優ジュリー・デルピー
老け成熟ぶりです。
イーサン・ホークも、そりゃそれなりにオジサンになったけれど、
下手したら2人は親子に見えるんでは、という勢いで、
ジュリーだけやたらオトナになってしまいました。

14、5年前、「グリフターズ」という渋目の映画がありましたが、
その中では、アンジェリカ・ヒューストンが14歳で産んだという設定の
息子役をジョン・キューザックが演じていました。
アンジェリカは若い頃から「ああ」だし、
ジョン・キューザックが童顔だしで、
実年齢の離れ方がちょうどそのくらいのようですが、
某出演者の「お若いので、母親とは思わなかった」というセリフが、
お世辞にしか聞こえないほど、全く違和感のない親子ぶりでした。
長い余談で恐縮です。


もう一つ、今回改めてわかった、というか気づいたのが、
前作の原題についてでした。
その名も「Before Sunrise(日の出まで)」だったのですね!
日が昇るまでだった2人の逢瀬は、
9年後の再会では「落日まで」になったという、
実に粋なつながりですが、
今回は芸のない片仮名表記タイトルになっているものの、
【恋人までの距離2】なんて
ハリウッドアクション大作ノリにならなくて、
それだけは、本当によかったと思います。


ユリノキマリ |MAILHomePage