陸の上で窒息しかけた
久し振りの感覚に
白く染まった視界の向こう
書きかけの手紙を思い出す

延ばす刻限
停めた思考

陸も海と変わらないかもしれない
規則正しい命の漣を聞きながら
夢の深遠に沈んでいって
そのまま窒息したならば

いっそ
幸せだろうか。
2009年10月08日(木)

AGO。 / 走馬真人

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