オーバードーズしない
リストカットしない
したら此処じゃ診られない

ひとつひとつ
約束をなぞる
頓服の安定剤も
一日二錠までで

普通の人とは大分違っていたことを
思い知る
思い知らされる

病院探すの大変だから
ひとつひとつ
約束をなぞる
足下がふらつくのはきっと
雨が降っているからだ

腕切らない
腕切りたい
深呼吸と共に
錠剤を流し込む

生きるって
こんなにも大変なんだ
2009年04月25日(土)


帰ってきてから
無性に腕を切りたい

それはふとした瞬間にきて
でも衝動だから
安定剤で押さえ込む

切ったら診れないって言われた
病院探すの大変だから
少し我慢する

ふわふわしてる
落ち着いたはずなのに
ふわふわ
ふわふわ
風が吹いたって飛んでけないって
知っているのに

ふわふわ
ふわふわ
少し怖い
2009年04月22日(水)


今日も病院行ってきた。
金曜日と違う所
やっぱり言ってもらったほうが良いと思った。
そっちの方が、何がとは言えないけどいい。

薬の量減らして
安定剤変えてもらって
金曜日にまた病院
25mgまでジェイゾロフトが減った
一時75mgのを飲んでたから、大分状況は改善されたんだと思う。

うん、改善。
凄く改善されてる。
多分今なら普通の人の波に紛れることができる。
その程度には、普通。

もし、だなんて思う。
もし
もしあの病院に高校時代に行ってて
もし今回の診断を下されてたなら
何か変わっていただろうか、だなんて
夢を見る

悔いは、少しだけ
今になって見えてきたものが、少し。
それでも多分
いつか忘れるんだ。
無かったことにしてしまうんだ。
嗚呼本当に
しょうもない、イキモノだ。





境界例、かもしれない。
かもしれないと言ったものの、十中八九確信持っているような言い方で。
そうかもしれない、と疑ったことはあったから
あぁそうなのか、くらいで終わった。

多分何処かで、ずっと責めてた。
けど
少し前までの走馬真人は
自分の醜いところを見ないようにしていた。

そうだと、知っていたのに
理想を押し付けているのだと
そうじゃなくなったからこき下ろしているのだと
その可能性を考えないで
「こうだから見捨てないで」と
それさえ言い訳に使っていた節がある

今更気付いたって
遅いのに

見たら何かが壊れそうで
統一性がなきゃいけないと思い込んでいて
自分の内側しか見ていなかったから
他の人の傷なんて気付かなかった
傷付かずに生きていく人はいない、ということを
見えないことに、していた

代わりのあたしはそれを悔やむ
長くそうしていたことを
謝罪の言葉がもう届かないことを

ああ、本当に
なんて醜悪なイキモノだったんだろう
今は嘲笑しか出てこない
それと同時に
本当に違うのだな、だなんて思ってしまう

何が、きっかけだったんだろう
上手く説明できなかった
境界例だったのは、少し前までの彼女で
あたしは多分、彼女ほど酷くない
見捨てられる不安、が前ほど酷くない、から。

本当に、もし、ばかり思ってしまう。
今のあたしは。
もし、だなんてできる誰かじゃないのに
2009年04月20日(月)

不透明

歯車の中に砂が入って
ざりざりいってるような状態
もしくは
透明で生暖かい膜に辺りを囲まれている様な。

自分で感じる違和感はソレ

今までになく上手くいっている
それでもまだ
誰かが
「これは違う」
と叫んでいる
様な、気がする

在るのはこの身一つ
自分一つで
感じるものは許容しなきゃならないのだろう、けど

違う
前と違う
それは分かるのに前がどうだったのか
どうしたら戻れるのかが分からない

此方がいいとも
以前がいいとも
断言できず
ただ在るだけで

その内に
覚えた違和感さえ忘れるのだろうか
ずっとそうしてきたように

そして
いつしか今の自分も忘れられてしまうのだろうか

ホント
誰なんだろう、コレは
2009年04月19日(日)


「君の目の前に、君が現れたら君はどうするの?」
だなんて
想像するのは不可能だ。
此れがもう一つ在ったら、多分躊躇わず首を絞めてる。

電話帳で見つけた病院
軽く症状説明した所で
「君は病気じゃないよ」だなんていった医者
唇歪ませて
「今まで行った場所、表面だけを撫でてたんでしょ」だなんて哂った
そんな医者を
信用できないのは
あたしだけだろうか

原因はもっと深い、小さい頃にあるのだと
癖みたいなもの、だと
全てに理由をつけるのは自分を守るため、だと
言うのは、当たっていると、思う

けれども
人の話を聞かない人を
でも、で全部打ち消す人を
あたしは信用できない
傷さらけ出してどうしたらいいなんて訊ねられない

自分がマトモでないのも知ってる
信用できない、が顔に出るのも知ってる
それでも
「ここで治療する気あるの?」
と訊ねられた瞬間
ああ、駄目だと思った

対処療法でも構わない
そもそも切って治せる場所じゃない
薬でセニトロンその他諸々を抑えて
自己治癒の手助けをする、だけ

これが癖だとしたら
生来のものだとしたら
薬でも治らないのだとしたら

それが、どうというのだろう

あたしはあたしで
此れは他の誰にも渡さない渡せない唯一で
それを
あたしが信じなければ
他の誰が信じれるというのだろう

頭の中の自分と本当の自分
いわゆるインナーチャイルドとかいうアレ
そんなもの
そんなもの、もう、知らない

「君の目の前に、君が現れたら君はどうするの?」
医者は口の端を歪めて哂った
その質問に答えを返さなかったのは
理解されないということを知っているから
「ありえない」ということを知っているから
代替物の更なる複製なんか、在るハズが無い

病気ではなくて生来なら
本格的に
あたしは欠陥品だったのだろう

それでも
壊れながら歪みながら
生きていける
そのことを
知っている
2009年04月17日(金)

終わらない連鎖

悪循環が蟠っている

母親の機嫌がもう随分と悪い
息を殺しても
眉間にできたクレバスは消えない

理由は弟と祖母、時々あたし
祖母の発言に届かない悪態を吐いて
弟の態度に幾度も溜息を吐いて

やり方が、あるのに
母親はそれを省いて
どんどん機嫌を傾ける
それを肌で感じて
子供達は二階に逃げて
下には母親と祖母だけで
ますます機嫌が悪くなる

余計なことを、と
邪魔だよな、と
憎々しげに吐いた母親は
きっとあたしと同じ顔


日中ずっと祖母といると
何度もお茶を勧められる
それしかやることがないんだって
笑った顔は酷く悲しかった

弟がパソコンの前から離れないのは
それが魅力的な箱だからで
やらなきゃいけないことの理由を言わず
「やりなさい」とだけ言うのを駄目といえば
「じゃあどうしたらいいの」と叫ぶ

そちら側の痛みは分からない
そちら側の苦痛は分からない
ただ
ゆっくり喋れば年を経た耳に言葉は届くのに
どうしてそう思うのかを言えば重い腰はあがるのに
あの人は、それをしない。

それじゃ駄目だって
言ったって言葉は通じない
あたしがあの人を嫌ったように
あの人も自身の母親を嫌う

終わらない連鎖
あたしは断ち切りたいよ
2009年04月15日(水)

誰かとだれかのはなし

実家に帰ってきて一息ついて
まだ片付けなきゃいけない問題はあるけど
どうにか戻って来れそうな状態で

それでも安堵の息を吐けないのは
此処に居るのが誰か分からないからだ。

昔々
子供は自分に名前をつけて
違う誰かになろうとした。
名前を付けられただれかは
子供とは別の「誰か」で
違うんだ、と何度も呟いてた。

現実には同じであっても
違うものだと思ってた。

子供を保ったままで
七年、という約束を抱えて
死にたい消えたいと嘆きながら
それでも「そう」出来なかっただれかは
もう、いない。

継続はしてある、けど
同じものではなくて
だからその名前を使っていいのか
分からない

自覚はある、から
付けられた、だれかの時から継続して在る名前を
破棄してしまえば良い、のに
それが出来ない。
例え中身が変わっても、他人にとって此れは其れなのか
それとも
変わったと思っているのは此れだけなのか

気が付いたら違うものに成っていた。
思考も感覚も少しずつ違っている。
それ、を
まだ
走馬真人(ソウママコト)」と呼んでいいのか
走馬真人(ソウママコト)」と名乗っていいのか
分からない。

確実なのは
ここにいて
この文を書いているのは
以前の其れとは違うということだけで。

あれだけ抱えていた
「いなくなる」ことへの不安も
走馬真人(じぶん)で無くなる」ことへの恐怖も
もう、ない。

誰、なのだろう。
此れは
此処に居るのは
一体誰なのだろう
一体何なのだろう

幾つかの共通点を残すだけで
あたしは彼女じゃないと思う
鉄砲水にでも遭ったかの様に
その他は全部無くなってしまった

拾いにいけるか筈が無い
無くなってしまった物を
取り戻す術が分からない
そもそも
「無くなった」ことは分かっても
何が無くなったのかが分からない

どうしたらいいんだろう
安定の変わりに得たこの虚無は
2009年04月13日(月)


電撃間に合ったー
当日消印アリガトウ。

やっぱり大事なんだと思った
投げ出せねーんだ、きっと。
2009年04月11日(土)


螺子の数本が吹き飛んだあたしは死ぬべきだと思った。

あたしの「死にたい」は自己嫌悪なんだとも思った。
自己嫌悪で死にたい=消したい=逃げたいなんだと。













昨日の晩から少し薬の量が増えて
でもどうせニートだから寝てれば問題は無くて
此処数日ふわふわしてると思ったら墜落が来て
落ちたくないから笑っていたら
妹と衝突した

「アンタみたいに出来る人間には分からないでしょ」って
言われて
キツイ言葉しか出てこなかったのは多分
悲しかったんだと思う

「頭いいよね」とか「出来るからね」とかは
免罪符で
卑下することで見下して
理解できないことを責める言葉だと思う

喧嘩すると
「出来ない奴の気持ちなんか分からないんだろ」って
きまって言われて
あたしはその度
普通だったらよかったのにって思ってた

今なら
「じゃあ出来る奴の気持ちがわかんのか」って
哂いそうで
それが嫌で嫌で仕方ない

笑ってないと怖かったのに
哂えるようになったのは
一体何時の間の出来事なんだろう
2009年04月06日(月)

これを欠落と呼ぶのなら

今日の青森は快晴。

いつミサイルが飛んでも可笑しくないような、快晴。


昨日の誤報はお昼食べながら見ていた
多分
「不安」はあっても
「危機感」ってのはそんなにないんじゃないかと思う。


秋田沿岸、って言ってるけど
近くの車力には自衛隊の駐屯地がある訳で
アンクル・サムが置いてった機械がそこにある訳で
六角には放射性廃棄物の処理施設がある訳で
ちょいとばかり射線が『ずれて』
青森に落ちたら結構大変なのだと思う。


まぁ人間
死ぬときは死ぬんだろうけどさ
そこまで考えては無いんだよねぇ。
「落ちたら嫌だなぁ」くらいで。
自衛隊だって内閣だって人間だから
絶対に防衛できる、って保証はないんだけど。


これを誰かは
「平和ボケ」だとか
「考えるのを放棄している」だとか言うんだろうなぁ。


でもまぁ
こんなもんなんだろうさ。
ウチは「普通」に生きるって決めたんだし
ウチの世代は戦争なんて画面の向こうの出来事なのだし


だからまぁ
落ちてきたって
それを受け入れるしかないんだろうなぁ。


……某国が「予定通り」に『人工衛星』を打ち上げてくだされば一番なのだけどね。
『計算上』は日本に『害は無い』訳だし?(笑)
……にしても某国、国家主席もう死んで軍部が暴走してんじゃね? と思うのだけども。

2009年04月05日(日)

生きてます。

なう原稿10/80p

締め切りまで後六日

右手、腱鞘炎気味

……ちょっちがんばりますよ。ニートだし。
2009年04月04日(土)

AGO。 / 走馬真人

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