ひびき(日々記)
「夢を叶えて 夢になりたい」

2003年03月31日(月) 輪廻転生

もーすぐ生まれるねん♪

僕が異国に行く前に
旧友から電話があった

帰ってきたら
メールが入ってた

その子は
病と闘いながら生まれてきた

この2週間

その子とパパとママは
一生懸命頑張ってきた

何にも出来ない僕は
メールでずっと励まそうとした

小さな命は先日
肉体から離れて
もう一度ママのお腹に戻っていった

何にも出来なかった僕は
家に行ってパパとママに会い
その子に手を合わせた

写真の中で
小さい命が頑張ってた

「この子はママのお腹が好きだったんよ」
「そやからまた戻りよってん」

旧友はそう言った
泣くだけ泣いたと言っていた

今度生まれてくる時まで
も少しママのお腹に甘えておいで

何にも出来ない僕だけど
今度会える時を楽しみにしてるよ



2003年03月30日(日) 分離

土曜日

三ヶ月ぶりのDOVE-TAIL

思いもかけない人達が来てくれて
すごくありがたかった

ホンマにありがとう

「ライブやから色々ある」
そんな言い訳に甘えたくないです

まだまだです
精進します

来て下さい
待ってます

最終の阪急電車に揺られつつ
ポジティブに考えて答えを出した

今までは
僕が関わる音のすべては
「フジタスミトという基点でリンクさせなきゃ」
なんて思ってきた

故に舞台でも
ソロの時
コンビの時
どこかで必ず重ねようとしてきた
無理してでもオーバーラップさせようとしてきた

そのこだわりは悪い意味で
どっちつかずを生んできた

すべて
別のモノにしてしまおうと思う

ソロの時は
「一人でしか出来ない事」をやろう♪

コンビの時は
「二人ならではの事」をやろう♪

アルバムでは
「舞台と違う事」をやろう♪

メディアでは
「フジタスミトのカテゴリーを越えた事」をやろう♪

「バラバラで八方美人かもしれない…」
そんな事を危惧してきたけれど
これで迷いが消せるなら
どの事においても目一杯になれそうだ

体がいくつあっても足りないかな

でも心は晴々しているな

頑張るぞ♪
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日曜日
新しいテレビくんを買ってきた
目が慣れない〜変な感じ〜



2003年03月27日(木) テ、テレビが…

外から帰って晩ご飯を食べた
テレビくんはちゃんとご機嫌で
ニュースを伝えてくれていた

時間が来てテレビくんを消し
スタジオへ練習に向かった

まぁまぁ調子がいい
土曜日も頑張ろう♪

家に帰ってそのままお風呂
上がってからはいつもの
「なんちゃってストレッチ」
「なんちゃって腹筋」

おもむろに
テレビくんのスイッチオン

ん?

んん〜ん?

音はすれども姿は見えず

ウソ〜!!!!

慌ててテレビくんの背中を検診
ケーブルをこちょこちょ触ると
点いたり消えたりする

お約束で叩いてみたりする(笑)
すると30秒ほど点くがまた消える

格闘1時間

あきらめた…

古新聞ラックに眠っている
電気屋さんの広告をほじくり出し
「テレビくんって一体いくらすんの!?」

頭ウニ…

きっとバチがあたったのだ

棚の上には友達がくれた
温存しているエ●ビデオが2本…

バチがあたったのだ…



2003年03月26日(水) りすぺくと

僕はとっても面倒くさがりだ
衣食住では出来るだけ
合理的に物事を進めたいタチだ
時間が縮められるものは
ちゃっちゃとやってしまいたい

それが音に関わることだけは
結構遠回りしていてもあんまり面倒と思わない

周辺の同業者からは
「マメやね、おまえ」と言われている
音の現場では確かにそうだけど
私生活においてはかなり誤解だぞ(笑)

とっても手間のかかるモノが愛おしくて楽しい人がいる

マニュアルのライカ
オールドのアルファロメオ
ビンテージのハーレー
ハンドメイドのルアー
ダッヂオーブン
etc.

僕の周辺はそういう人がままいる
手間のかかる対象は違えど
モノの楽しみ方の底辺は

おんなじ

でもそうは分かっていながら
対象が違う故に理解しにくい場合もある

例えば僕から見れば

やたら壊れてパーツも見つけにくく
修理に出したら\○十万かかる
アルファやハーレーに乗るよりは
日本のクルマやバイクにしたら?と思ったり

いちいち光度計で光量測って
目盛りカチカチいじって撮るライカよりは
日本のフルオートの一眼レフにしたら?と思ったり

底辺はおんなじハズなのに
理解しにくいのは甚だ不思議だ

でも
こういう「不思議な不理解」があるから
共通の対象に興味を持った人同士の
ネットワークは楽しいものになる
こうした人同士のつながりは
とっても大切にしたい集いだ

僕の音の現場でも確かにそうだ
共通の対象に興味のない人とは
なかなか意思疎通がない
興味がある人との繋がりだけは深くなる

自分が理解に苦しむ事を
今まで僕は「敵対」したり「無関心」でいたりした

でもこれは間違いだ

底辺はおんなじ

だったら

『リスペクト』

最近そう思えるようになりつつある♪



2003年03月25日(火) アブナイ

車で出かけた帰り道
時間は午後7:30

大通りを走っていると
後ろからけたたましいクラクションと共に
一台の赤いスカイラインが走ってきた

帰宅ラッシュで結構混んでいるのに
それを縫うように猛スピードで迫ってくる

僕のクルマに並びかけた瞬間
何を思ったか急ブレーキを踏んで白煙をあげ
止まったかと思うとまた急発進

少し道路が空いていると見るや
ジグザグに走行しては
信号も何もないところで急停車
2車線のど真ん中でナナメ向きに止まって
後続を待つその不気味

仕方なく追いついた僕は
横に並びかかった時にソイツの顔を覗いた

完璧にイッていた

うつむき加減で前を見る三白眼
尋常じゃない目つきだった

追い越したと同時にまた急発進して
僕のワキをすり抜けていく

前の信号は赤
歩行者も渡っている
右折車両も出てきている

「行くのか!?」

今度はクラクションさえ鳴らさず
一向にスピードも落とさず突っ込んでいく

気づいた歩行者が悲鳴をあげて逃げた
逃げようがなく往生している右折車両の目の前で
またも白煙をあげて一瞬停まった後
先の信号を無視し続けながら去っていった

アブナすぎてシャレにならん



2003年03月24日(月) せるふでボーズ

だいぶ髪が伸びて
コントロール不能になっていた

出かけた帰りに
いきつけの散髪屋さんに行くと
あいにくの休業

…ぴこり〜ん!!!

ひらめいた僕はその足で
衝動的に電気屋さんへ向かう

家電品コーナーのドライヤー群
そのスミっこに見つけた

「電動バリカン」

松●電器の「スキカル」が
独占状態の売り場に

ひときわ黒いボディの「フ●リップス」

「どうせボーズやし、これでやってみよ〜」
後先考えずに買って帰った

説明書を読むと
色々なテクニックが書いてあるけど
正直誰かが手伝わないと無理

「やっぱりボーズにしよ〜」

台所に新聞紙を敷き広げ
まだ寒いのに素っ裸で座り(笑)

潔くド真ん中から「バリバリ」
所要時間40分

意外と上出来

でも刈った毛の後始末が大変

これでもう二度と
散髪屋さんに行く事もないだろう

ちょっと寂しい

でも散髪2回分で元が取れる

う〜ん経済的

ボーズにしたい人
僕がバリバリしてあげるよ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最近愛読者が増えて下さっていて嬉しい「ひびき」
戯言にお付き合い下さってありがとう、とっても嬉しい♪



2003年03月23日(日) 出来ること

土曜日

朝からパソコンの前に座り
一枚の紙切れをプリントアウトして
京都伏見の屋外イベントへ

一色触発の曇り空
「まだまだ寒いですね(^_^)」
そんな挨拶からリハーサルが始まった

「本番の時、ギターケースを前に置いてやらせてください」
そうお願いして橋げたの下でギターを弾きながら出番待ち

川縁で歌うにはさすがに寒い
それでも何か心に期するものがある

出番が来てジャンパーとフリースを脱ぎ捨て
T-シャツの袖をまくった

ギターケースに紙切れをはりつけた

NO WAR !

そう書いた紙切れを指差しながら
「僕が今日みなさんに言いたいことはこれだけです」
そう告げていつも通りに舞台に立った

ちっぽけで影響力なんてない
それでも何かしないといられなかった僕の
一人よがりに耳を傾けて下さる人がいた

曇り空を鳩が飛ぶ
散歩のイヌを引きとめながら
おばちゃんが物見遊山で目を凝らす

何がどう変わったか
何も変わらないのが現実でも
それがどれだけ陳腐でも

人に伝えようとする手段を持つ幸せと
今伝えなきゃならないものを信じて
音を出す事には意味がある

必ずあると信じたい



2003年03月19日(水) 春なのに

卒業だけが理由でしょうか?
「会えなくなるね」と右手を出して

「寂しくなるよ」それだけですか?
向こうで友達呼んでますね

記念に下さいボタンを一つ
青い空に捨てます

春なのにお別れですか?
春なのに涙がこぼれます

春なのに
春なのに
ためいきまた一つ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
卒業式のシーズン

美容院は朝早くから
振り袖を着た女の子が出入りして

学校の前には
とってつけたように似合わない
紋付袴の男の子がうろうろして

そんな光景に
少しだけ胸が痛い僕がいる

えらく昔の話になった学生時代は
断片さえもはや思い出しにくい

リアルタイムで曲を書く僕は
昔を思い出して音を作らない

あの頃に一曲書いておけばよかった

もう取り戻しようのないあの時を
忘れないで切り取る方法があったのに

改めて思う
曲を書き続ける事の大切さ

暖めているうちに冷めていくものがあり
冷めさせてしまうのは自分の怠け心

鉄は熱いうちに打て

それを生業と望むなら





・・・えらくセンチメンタルだ



2003年03月18日(火) 根っこの「気持ち」

※僕はいかなる場合でも「戦争に反対」です

日本には軍隊がない

自衛隊がある

自衛隊は軍隊ではない
だから憲法上で認められていない

いや日本には
軍隊を認める憲法がない

でもどう見ても軍隊でしかない

未曾有の災害時救助活動や
他国からの侵略に対する自衛
それが自衛隊の主たる目的だ

自衛隊が憲法上で軍隊でないからこそ
日本国憲法は『平和憲法』と呼ばれる

でもそれは事実に反したおかしな話だ

成文法上で認められていないだけで
防衛上の戦力は備わっているのだ
防衛上の戦力は裏返せばひとたび
「攻撃」にだって使えてしまう

これを軍隊と呼ばずして何と呼ぶ?



『平和憲法』は
世界に胸を張れる立派なものだ

しかし
実は世界各国に対して
「僕ら丸裸で〜す」と言っているようなものだ

どっかの国の独裁者がとち狂って
日本に侵攻を始めたら
ひとたまりもなく制圧される

「こりゃ大変だ!」と
慌てて憲法改正している間に
この狭い国はあっというまに
日本ではなくなっている

日本の侵略対策はセキュリティホールだらけだ
インターネットエクスプローラごときの騒ぎじゃない

戦後58年間
侵略を受けなかったのはなぜか

一部の人たちは
『平和憲法』のおかげと言っている

あまつさえそれを
自分たちの政党の旗頭にしているが
それはものすごい奇麗事だし
国民に錯覚を与えている危険行為だ

侵略から逃れた理由はただ2つ

一つは
日本のあちこちを治外法権化して
アメリカ軍が駐留しているからだ

二つは
かつての経済大国日本がばらまいた
ジャパンマネーのネットワークだ

今やミサイルなら
世界中どこだって狙えるだけの兵器がある地球で
『平和憲法』の呪文ごときで国が守れるわけがない

「自衛隊派遣は憲法違反です!」
そんな演説はどーでもいいのだ
そんな政党の点数稼ぎはどーでもいいのだ
憲法に違反している与党の政治を訴えて
あの人たちは「与党になりたいだけ」なのだ

もっと根っこの「気持ち」で動けよ


今回のアメリカ対イラクにおける日本の姿勢
アメリカの肩をもつ日本の外交
自衛隊の中東派遣はどう見たって「軍事支援」だ

イラクが日本に一度だって攻め込んで来たのか?

アメリカだって
米国内で起こっているテロのすべてが
イラクのせいじゃない事なんか重々承知で

アラブ国家の人身御供には都合のいい
独裁者フセインのいるイラクを選んだだけだ

フセイン大統領の独裁は確かにヒドいらしい
メディアの報道を鵜呑みにする範囲では
往年のドイツ恐怖支配に近い
それは僕も危険だと認めはする

でもそれが戦争を正当化する理由に
直結させていいとはどうしても思えない

「命のやりとり」がある以上
勝手なドンパチに賛成する事なんか出来やしない

「人を含めた様々な生き物が死ぬ」のだ
「大地が取り返しのつかないダメージ」を受けるのだ

もっと根っこの「気持ち」で動けよ

殺すより殺されろ

いやそんな考えさえも持たない
そんな人達が国を支えろよ

「理想論」
みんなその一言で諦めていないか?

僕もそんなもんか?
対岸の火事とソッポ向く人も多い中
情けないと思うだけマシなのか?

「思うだけでは変わらない」

こんちくしょう!



2003年03月17日(月) 死にたいヤツは死ねばいい

集団自殺なんてものが
流行っているようだ

自ら命を絶った背景に
どんな苦悩があったかは知らないし
計り知れない絶望があったかもしれない

それでも僕は
バカな真似だと言いきりたい

生きる目的が見えないから
この世がつまらないというのは
とても浅はかで早計だ

確かに
長生きしてやる!とか
生きている事だけにこだわるとかが
果たして素晴らしいかは甚だ疑問だ

でも
「生きたくても生きられない命」もあるんだぞ

「なりふり構わず懸命に生きようとする命」があるんだぞ

君らが生きていた事で
シアワセを感じていた人たちもいたはずだ

その人たちの想いを踏みにじった君らを
バカと言って何が悪い

ましてや誰かがやった後に
流行り病のように後を追うなんて
自主性さえも伴っていない末期に
何の値打ちもないじゃないか

僕の嫌いな言葉だけれど敢えて言う

「犬死」だ

可哀想だなんて思ってやらないぞ

死にたいヤツは死ねばいい

だけどその前に
死にたいなんて思わないでくれ
あっさり死んだりしないでくれよ



2003年03月16日(日) 異国

アジアの風に触れてきた

写真をいっぱい撮ってきた

しばらくしたら
小さな写真展を
このサイトでするかもね

色々あったよ

同じ地球の空の下に
生きている命

また僕の中で
何かが変わる気がするよ



2003年03月11日(火) 販促ソング

きのこ のこ のこ ゲンキの子♪

とうとうチャートに上がってきた

爆発的ヒット
サカナ サカナ サカナ〜♪

販促ソングの火付け役以降
雨後の竹の子が沢山生えている

とりあえずブームに乗り遅れないために
間に合わせで作った感のある曲も多い

日曜朝の特撮&アニメゴールデンライン

らんらん♪ララちゃんランドセル〜♪

これなんかは
入学シーズン目の前で
あわてて作った!という歌い方だ
聞いていてちょっと気の毒だが(笑)
この歌にも引き付けられる魅力はある

子供ウケの基本は
「特定フレーズの連呼」である

なので
日曜朝の特撮&アニメゴールデンライン
今春から始まったアバレンジャー

アバ アバ アバ アバ アバレンジャー♪

このエンディングテーマは
僕のウチワで既にヒットソングだ(笑)
沢山の子供たちが歌い踊ることだろう

概してキャラクターとタッグを組んだ曲は強い
キャラクターの力を借りなかったという点で
パイオニアとなったサカナはスゴイ曲なのだ

僕は関西ローカルテレビ大阪の

つっ つっ つ〜テレビ大阪♪

これのタコヤキくんと曲にメロメロだ(笑)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
思い出したように
ジャワティーばかり飲んでいる
今更ながら良いお茶だ

マクドの絶滅種
クウォーターパウンダーが食べたい
きっとジャワティーに合うだろう
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1970〜80
スズキRGと共に
数々の奇跡を生んだグランプリライダー
バリー・シーンが他界した

思春期に憧れたレーサーの一人

彼が愛したゼッケン「7」を
僕は忘れないようにしたい

合掌



2003年03月10日(月) スキルアップ

スキルアップ

基礎固め
下積み
自分への肥し

そういう意味合いで使われる事が多い

現時点で直面している課題が
目指すものからズレている気がして

「こんな事やってなんになる…」

そう思う人は多いと思う
僕もその類だった

そんな僕がこう思うようになってきた

マクドでバイトした
「接客商売の礼儀作法を学んだ」

工事現場でバイトした
「色んな建物の知識を学んだ」

遺跡発掘のバイトもした
「古墳調査の概要を学んだ」

着ぐるみかぶりのバイトまでした
「暑さと臭さと辛抱を学んだ」(笑)

就職なんてしてみた
「サラリーマンの処世術を学んだ」

この他にも
数え切れない仕事で
生きる為のお金を稼いだ

しかし手にしたものは
実はお金以上のものだった

これら全てがすべて
『僕の音作りの糧』になっている

僕は他人に借りを作りたくない一心で
動機はなんとなく不純だけれど
目の前の事に真剣に取り組んでいる

ちゃんと体に染みた経験は
目指すものへ必ずフィードバックする

無駄と思うか思わないかは
心の内の自分との闘いなんだろう

花開くまではなんでもやろう
どこもかしこも繋がっている

いや
自分で繋げていけばいい♪



2003年03月09日(日) ハコがいるタイプ

土曜日

朝からラジオ収録

今回のオンエアはホワイトデー

「ウルフルズ特集」にしてみた
みんな聞いてくれる事を願う

音の出る録音は
基本的に日中しか出来ない

賃貸マンションというネック
これは非常に面倒で非効率だ

夕方から
大阪にいる「福西拓也」に会う

ゴハンを食べながら
レコーディング話に華が咲く

舞台だけじゃなく
「音を録る」ことの楽しみを知り
音と関わってきた二人

久しぶりに込み入った話をした

僕の話す構想に
最初はピンと来なかったようだが
すぐに目をキラキラさせていた

いつも思う
アイツも「同じ穴の狢」だ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日曜日

ここ一年ほど
土日の朝は新聞広告に目を通している

お家探し

機材だらけの僕のマンションは
もう既にパンクしている

二つほど見つけた物件を
不動産屋さんと見て回る

部屋を見るとイメージが湧く

「ここにギター置いて、ここにモニターおいて、ここに・・・」

その計画の向こうには
「防音室の設置」という構想

これを視野に入れて家を探しているが
まだまだ机上の空論に過ぎない

売れない音楽家
もともと金持ちでもない身分

見積もられた金額は
ポン!っと出来る買い物じゃない

しかしそれを頭に入れて物件は探す

利便性
住みやすさ
ご近所付き合い
新しい家に求めるものは色々あって
そこでは妥協もするけれど

「やがては防音室を」
この手綱だけは緩めないでいたい

「ハコがいるタイプ」の音楽家として



2003年03月06日(木) ターちゃん

押し入れから引っ張り出したコミック

「新ジャングルの王者ターちゃん」

夜中にぼちぼち読み返している

アフリカの動物を守るターちゃん
強くて心優しいターちゃん

時に笑わせ
時にエッチで
時にほろ苦い

超人の主人公が見せる
人間臭さ

大衆文化の華が咲く
俗物の良さがここにある

僕の音楽が目指そうとする
その原点みたいなものが
こんなところにもある気がする
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
柴咲コウ
旬だな〜♪
儚げなようでいて
したたかで



2003年03月05日(水) つゆだく

最近こんな食べ方をする

カップめんのうどんを
つゆだくにする

お湯を指定の線以上に入れる

出来上がったところに
市販の濃縮つゆをちょいと足す

その他のカップめんも
チューンして食べるのが流行っている

神田川俊郎先生的にいうと
「カップめん、ちょっと工夫でこのウマさ♪」

ビンボくさ(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3/29(土)
高槻のDOVE-TAIL

ご挨拶の電話を入れて
共演の相手におどろく

参田夜士郎あらため
夜士郎だった

いい夜になるよ
必ずね♪



2003年03月04日(火) 悪癖

『世話を焼き過ぎて煙たがられる』

おせっかいなのは人の為?
いやいやそれは自分の為

「親切」というタテマエと
「見返り」というホンネ
いつも天秤にかけている

計る時のものさしは
自分のものしか使わない
人それぞれのものさしを
ヘシ折る事しか頭にない

本当に人付き合いがヘタな
社会不適合者である

「出る杭は打たれる」というが
未だに間違った場所で出る杭だ

その杭につまづく人達が
どんな思いで暮らしているか

その人達の口からも杭は出る
どれだけ尖った杭であることか

そろそろ気づいた方がいい

こんな奴は大迷惑である

いい加減にしなさい











・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
京都はまだまだ冬景色



2003年03月03日(月) 人ごとではないかも

新幹線の居眠り運転

ニュースでにわかに話題の
「睡眠障害」

…もしかして!?

外見は肥満ではないハズ(笑)

でも
ひそかに「隠れ肥満」なので
ちょっと心配している

知る人ぞ知る
僕は「いびき」マシーン

たまに自分のいびきで目を覚ます

というかその「睡眠障害」ってやつで
いつも眠りが浅いのかもしれない

無呼吸ってなに!?
そんなの寝てるし分かんないもん

僕は眠りにくい時
よく深呼吸をする

息を長く吸い吐くうちに
いつのまにか眠る

これを発見したのはここ数年前

慢性の寝不足は
本当に寝ないからかと思ってた

違うのか!?
僕ってビョーキなのか?

かといってどーやって治すのだ
謎だわ



2003年03月02日(日) 反省会

先週の東京ライブを
ビデオに録画してもらっていた

金曜の夜
相棒とメールのやりとり

相棒「このビデオは恐ろしい…」
スミト「見たくないから封印しろ(笑)」
相棒「いや、絶対見なアカンで」
スミト「いやや〜!」

とかなんとか言いつつ
日曜のお昼にいそいそと相棒宅へ

その日の僕に
僕は72点という評価をつけていたので
さぞかしおハズカシイ映像だと思っていた

がしかし第一印象は
「…そんなヒドくないやん」

でも僕は分かっている

大抵の場合
一度目はワクワクしているせいで
客観的に見られていない
いつもそうなのだ

時にカッコ良かったり
あからさまにドジっていたり
そんな現実が
ブラウン管の中で悲喜交々

ただ
総じて差し引きした時に
プラスが残った(気がした:笑)

仕事に出る相棒と別れて
自宅で2度目の再生
やっぱりずず〜んと来始めた

「なんであんな凡ミスしてるんやろう?…」

ミスした事に腹が立っているんじゃなく
「ミスした直後に舞台で『素』の顔をしている自分」
それが無性に悔しい

「お客さんと一緒に別世界へ」

それが僕らの謳い文句なのに
当の本人が現実に引き戻っている

まだまだだ…

絶対にこの借りは返すぞ
このままじゃ済まさない


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