ひびき(日々記)
「夢を叶えて 夢になりたい」

2002年10月31日(木) 今日は不調、そんな日もある

両親の真心をさばいた

タラバは意外に柔らかい

堪能した♪

食べ終わってスタジオへ
今夜はノドがおかしい

普段まともな音域がヘロヘロ

ギターを置いて
唄だけ歌う

でもヘロヘロ

好不調の波はどうしてもある
要はそれをどうイナすかだ

練習でイナしておいて
本番で好調を見出す

サイクルを調整するのが
プロフェショナルだろう

まだまだ甘い

でも「どうしよう〜」って具合に
不安になる事は激減した

大丈夫
ウマいヘタだけを
伝えたいわけじゃない

それが僕のエンターテイメントだ♪
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
おくむらさとし
「トーナメントの雄叫び」が始まりました
既に冬な野尻湖で
頑張っちゃうおくむらを見て下さい



2002年10月30日(水) 親心は暖かい

夕方に携帯が鳴った
父からだ

先日実家へ戻った時に
「母さんと北海道に旅行する」
と楽しみにしていたが
どうやら帰ってきたらしい

「土産があるから取りに来い」
家に着いたら…

朱色も鮮やかな
タラバガニが待っていた♪

「清水の舞台から飛び降りた」
父はそう言っていた

そりゃそうだ
家の分
叔父宅の分
兄宅の分
ウチの分

まるごと4匹
「旅費より高い」という父
もはや年金生活者である二人には
楽な買物じゃない

出来上がったばかりの写真
僕も何度か訪れた北の風景を
父と母と僕で覗きこみながら
弾む会話を楽しんだ

電話が鳴った
夕食に早速カニを食べている
兄宅の姪っ子(=父母の孫)からだ

受話器を握る父の顔が
嬉しそうにほころんだ

血のつながり
通い合う心
老いてなお
スネをかじらせようとする真心

僕らを包む暖かさは
初冬の肌寒さを追いやった
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…
ありがたくいただきま〜す♪



2002年10月29日(火) インドメタシン1.0%

4月だったかに寝違えて
首の筋をしこたま痛めてから半年

ひどくはないと言いながら
腰の爆弾と同様に
今も違和感が取れない

首がダメで
腰がダメだと
背中じゅうがダメに感じる

ライブが終わった翌朝は
本当に首が回らない

体だけじゃなく
首もこれから
「なんちゃってストレッチ」を
するように心がけよう

先日近所の薬局が
「レジにてオール2割引」で
こりゃぁチャンス!と色々買った

パブロン(総合感冒薬)
サンテ40(目薬)
のどぬーる(喉の薬)
ブリーズライト(鼻腔拡張テープ)
なぜか黒酢(安かったんよ)
そして
目に留まったのは

アンメルシン(インドメタシン1.0%)

4月に首が壊れた時は
お医者さんで首注射の後は
ゼノールという湿布薬を使ったが
それも底をついていたので

インドメタシンに頼ってみる事にした

キンカンやウナコーワの
数倍強いニオイと共に
首から肩へかけて ぬりぬり

僕個人にはイイ感じです

ところで
インドメタシンってなんじゃ?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…
薬名丸出し:笑



2002年10月28日(月) 転がり込んで来て即入院

以前の日記に書いた知人のギターは
結局誰からも手が上がらず

やっぱり僕の家に転がり込んできた(笑)

早速僕は名前を付けた
通称「イエロ〜くん」

あちこちガタガタで
今のままでは実戦投入は無理

スタジオ練習のついでに
リペア入院をお願いした

「別に急がないのでゆっくり治療してね」

そうお願いしてオーバーホール
退院を心待ちにしよう♪

僕は使えないモノはいらない
また
使わないモノもいらない

手にしたモノは必ず使うし
使える状態にしておきたい

だから
舟唄にあるような
「お酒はぬるめの燗がいい サカナは炙ったイカでいい」
そんな感じの日常を共に出来る楽器しかいらない

高価な楽器は宝の持ち腐れだ
腫れ物に触るような付き合いしか出来ない
そんな人はあまりに可愛そうで過保護だ
日常を共に出来る楽器が一番♪

イエロ〜くんは元気になって
僕に希望とトキメキを与える
そういう音を持っている♪



2002年10月27日(日) 色々な週末♪

土曜日

とある楽器屋さんへ出かけた
そこはデカいショッピングセンターにある
駐車場代を無料にする為に
\2000はお買物しないといけない

「CDでも買うなり♪」

そう思いながら楽器屋さんへ行く
色々見て回るが高いな〜
テナント分が値段に乗っかっている

著作権モノはどこで買っても同じなので
教則本などを物色していて
1枚のDVDが目に留まる

ギターエクササイズのDVD
講師を見て「ほ〜」と思う

その人物は高校の同級生のギタリスト
卒業後バークレー音楽院に奨学生として留学
現在プロギタリストとして
またバークレー音楽院の助教授として
音楽業界で活躍している

「…\2900、これで練習すんのも複雑やな〜(笑)」
と思いつつ今まで教則ビデオなんて
一度たりとも見た事ない僕は
これも何かのきっかけだろうと購入した

家に帰って一通り見てみる
このDVDをどう自分に生かすか?
かなり面白い
ハマりそうだ
でも…なんとなく癪だ(笑)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日曜日

午前4:00起床
バスカンのイベントで一路琵琶湖へ

も〜冬だ
風もあってかなり寒い中
楽しくも大マジメなイベントを
沢山のお客さんと遊ぶ
お昼でイベントが終了すると
いつも僕は車で爆眠してしまうのだが
今日はとっても元気だった

お昼以降も
数人のお客さん達と一緒に
日が暮れるまで釣りをした

本当に久しぶりに「釣り」をした

琵琶湖はキレイだった
来年も同じように僕の目に映るだろうか
今の琵琶湖をとりまく状況が
これからの僕らに潤いをくれるだろうか

「デジカメまさ君」で
いつもより沢山琵琶湖を撮った
僕の心のスナップを
より鮮明に残す手だてとして
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…
バスカントリーイベント
「チャレしンジ!」にご参加下さった皆さん
ありがとうございました(^_^)/



2002年10月24日(木) 意外とやるやん80!

またもビデオを借りに行った
\1の魅力は捨てがたい

例によって
特撮ヒーローコーナーを物色

仮面ライダーもウルトラも
結構見てる中で
僕にとって
「禁断のウルトラ」があった

それは
ウルトラマン80(エイティ)

1980年
円谷が記念碑的に世に放った作品

しかし…
当時の僕はショックだった
「なんでここまでブサイクなんだ!?」
80の容姿は
僕の「ウルトラ美学」から激しく逸脱していた

ま、好きな人は好きかもしれない
円谷のウルトラじゃないヒーロー
ミラーマンらに相通じるものはある

にしても
ボディに反したツルピカな赤い後頭部
元来のウルトラにありえない鼻の下
目ん玉の上には瞼的ふくらみもある
中途半端なカラーリングは
今までのウルトラに出てきた
「にせウルトラマンシリーズ」を彷彿させる

そんな理由からか
もう高校生になっていたからか
マトモに見ずに僕の中で終わったウルトラ

あのショックから脱出出来ず
今までビデオ棚にあっても
見向きもしないで過ごしてきた

なぜか魔がさしたかのように借りてみた
(\1だし)

大人になった僕ちんは驚いた

主題歌もエンディングも
すんごくイカす♪
80年の歌謡曲を席巻していた
ゴダイゴ的ミュージックはかなり良いし
すべてのBGMがウルトラの王道をいく
ワンダバもなかなかカッチョいい

そしてCGのない時代
円谷プロの特撮は完成度が高い
出来は決して悪くない

ドラマというより舞台俳優っぽい
長谷川初範と生徒の演技は
まぁおいといて
新人丸出しの石田えりも初々しいので
まぁ良しとして(笑)

ブサイクな80(まだこだわる:笑)が許せる御仁は
見て損はないように思います

食わず嫌いでした
反省します

でも僕の「ウルトラ美学」は崩しません
頑固一徹(笑)



2002年10月23日(水) かた〜っ!

最近
お風呂上がりに
「なんちゃってストレッチ」を始めた

大した事はしていない
テレビ見ながら屈伸したり
体をひねったりしている

中学の時
バドミントンをしていた
思えばスポーツは
それ以外まともに出来ない

あの頃
僕はタコさんだった
中国雑技団なみに柔らかかった

今は見る影もない

すぐに足が吊ったりするので
ライブ前の準備運動も
「アンタこれから走るんか?」
というくらいやっている

筋肉が硬いだけじゃなく
いらん脂肪がジャマをする

ぼちぼちやり続けたら
ちょっとずつは変わるかな

生タコさんにはなれなくても
茹ダコさんくらいにはなりたいな
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…
昨日は
仮の姿がメチャメチャやった
パソコンに向かう暇さえなかった
更新だけはなんとかしたのだな♪



2002年10月21日(月) \4っておい!(笑)

ライブが続いた
今日はスタジオも休んで休養

近所にでっかいビデオ屋が出来た
ちゃりり〜で借りに行ってみた

ものすごいお客さん
「はて!?」
張り紙をみて驚いた
「開店記念レンタル一本\1」
な、なに〜!

案の定売れ筋はスッカラカン
なんかないんか〜と店内を捜す
とはいえ
僕は特撮オタクなので
その辺しか見ないのだけど(笑)

で借りたのがまたもや
「仮面ライダーアマゾン1・2・3・4」

レジに並んで会員証を作ってもらう

「それではお会計\4になります。」

ぎょ!
買物して1ケタの支払なんて
生まれてこのかた初めてだ
サイフの小銭入れから
アルミを4枚レジに出した

馬車馬の様に働く
バイトのお兄ちゃんたちが
なんか気の毒に見えた

おウチに帰って早速見る
やっぱり疲労は残ってて
所々で記憶を失いつつ
「アマゾン、まさひこ、トモダチ」
「キュキュ〜ッ!」「大切断っ!」
モグラ獣人がイイ味出してます
ゲドンの十面鬼もスゴイです(笑)

僕はアマゾンの中に描かれている
野生
野生から発生する残酷さ
野生がもたらす素朴さ
そして子供らの為にある
正義と可愛さとコミカル表現

そんなもののファンですが
敢えて言うと
アマゾンは特撮「ギャグ」です
皆さんも一度見てみて下さい

人気ないから
きっとどこでもスンナリ借りれるよ(^_^)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
並んでる人の中に
「エロ」を10本くらい抱えてるのがいた

死ぬぞ(笑)



2002年10月20日(日)

土曜日
あいにくの雨

ライブハウスSLOWHANDに機材を搬入して
京都御所のパーキングにクルマを停め

相棒
東京のきよふみさん
三人で御所の中を喋りながら店に向かう

しとしと雨だ
秋雨も悪くないけど
お客さんの足が濡れるじゃないか…

リハーサルをしていると
今夜のもう一人のエンターテイナー
OIWAさんがやって来る

店の中はいつも通りの空気が流れてる
外の雨脚は勢いを増している
お客さんの肩が濡れるじゃないか…

リハを終えてゴハンを食べに出た
相棒と手短に食事を済ませて
傘を差しながらも準備運動しつつ店に戻る

店のドアを開けた向こうで
足元を湿らせながら
肩を滴でにじませながら
沢山の人が振りかえると同時に
微笑みかけてくれた

僕らのライブを楽しみにしてくれる人は
雨に曇った僕らの憂いを見事に晴らしてくれた

遠のいた記憶
粗い息遣い
したたり落ちる汗
へこんだ指とけずれた爪
一心不乱だった証だけが
僕らの体に刻まれる

生きている事を
そして沢山の人達に
生かされている事を
音だけが僕らに教えてくれる

ずっと頑張ります
ありがとう

店の熱気がさめた午前零時
御所へクルマを取りに行く
雨は上がっていた

機材を積み込み挨拶をして
お店を後にする

明日もライブだ
また生きている事を感じに行こう

あ、傘忘れた…
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日曜日

お昼にきよふみ氏の車で一路兵庫へ
二人とも昨夜は遅くて
お風呂に入れなかったので
途中でスーパー銭湯に立ち寄った

しばし至福の時

今日も雨だ
昨日よりもしっかり降る雨だ
でも雨は怖くない
必ず待っていてくれる人はいる

6時ごろに
尼崎ムーンパレスに着く
そそくさとリハーサルを終えた

今夜は5人が歌う
まさきさん
あさだじゅんぺいさん
すのうさん
それぞれの色を持ち
それぞれの世界を魅せてゆく

そして舞台に立った僕は
てきと〜なコードを弾きながら叫んだ
「僕一人に出来る事なんて、たかが知れているけれど〜♪
でも思いっきりやるよ♪」
何も考えていなかったのにイタコのように口から出た

どんな風に歌ったのだろう
やっぱり記憶は遠かった
待ってくれていた人達が
どう思ったのかは
無責任でもどうでもいい

好きになってくれた人は
きっと僕を裏切らないよ
だから僕も絶対に
裏切るような舞台はしないよ

きよふみさんが歌って幕を閉じた夜
京都についたのは午前三時すぎ

雨は止まなかった
ギターケースも僕も
湿りながら家に帰りついた

しかし
心は湯気が立っていた
………………………………………………
Thanks to

雨の中を来て頂いたすべてのみなさん
ライブハウス京都SLOWHAND
ライブハウス京都MOONPALACE
きよふみさん
OIWAさん
あさだじゅんぺいさん
まさきさん
すのうさん
ばんただあき
and my lover



2002年10月17日(木) モチベーション

今夜はライブ直前の練習
曲順になぞらえて通す

その後
弱いところを何度も繰り返す

土曜日は京都
日曜日は尼崎

少し前の日記に書いたように
日曜日は静かにやる事にした

土曜日と日曜日で
重なる曲はわずかに2曲

15曲を頭に叩き込む
15曲を体に覚えさせる

叩き込んだら
覚えさせたら
染みついたニオイのように
何食わぬ顔で解き放ちたい

前回のライブ以降
相棒との練習は一度しかなかった

電話をした

ボク「一緒の練習が少なかったけど、
モチベーションは高めといてね!」

相棒「誰に言うてんのよ、任しといて!」

大したヤツである(^_^)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
毎度の事ですが頑張ります
現在の僕の目標は

一心不乱

見にいらしてくださいm(_ _)m



2002年10月16日(水) さらばラーメンライス!?

日々の一回の食事量が
ど〜考えても増えている

おなかが重い
太ももが重いのは
ちゃりり〜で筋肉が増えたせいだ
い〜や絶対そのせいだ(笑)

いんや
やっぱり肥えている

一大決心をした
「ラーメンだけにする」

大袈裟だとお思いだろうが
ラーメン狂となって17年
ライスは必ず一緒だった

僕のラーメンの歴史は
ラーメンライスの歴史なのだ

一昨日に
京都で最近評判のお店に行った
カラアゲ定食を頼んだ

初めての店で勝手が分からず
出てきたセットを見てクラクラした
ついてきたカラアゲ3個が
馬鹿デカかったのだ

お腹が破裂しそうだったが
ゴハンを残すなんてマネは
おりこうさんの僕は知らない(笑)

「絶対また肥えたし…」
平らげてからそう思った
そして一大決心をしたのだ

しかし
メニューのはじっこにある
「ライス」の文字を
しばらくは物欲しそ〜に
見ちゃうんだろうな

あ〜…
あまりにも苦行すぎる(笑)



2002年10月15日(火) 泣かすヤツ

ボクシング漫画
「はじめの一歩」

連載中のマガジンで
飛ばし読みしていながら
どんどんファンになっていた

僕がお昼を食べに行く
定食屋さんに揃っていて
モグモグしながら読んでいた

その話を相棒にしたら
「フジタさん貸したろか?」と
ゾロゾロ押入れから出してきた

コヤツも惚れていた

現在進行中の全60巻
ヒマを見つけては読んでいる

スポ根モノと言ってしまえば
それまでかもしれないが
「はじめの一歩」には
僕の好きな物語要素が詰まっている

主人公が潜在的にすこぶる強い
強いのにやたらと謙虚で優しい
主人公に匹敵する他のライバルとキャラクター

コミカルでかつウィットなところは
往年の名作「キン肉マン」にも通じるものがある

とてつもなくがむしゃらで
カッコ悪いのがカッコいい
「ボクシングが好き」という気持ちが
どんどん人を強くしていく

「好き」という気持ちに勝るものはない

そう信じて生きている人なら
あのストーリーに涙しない者はいない

ティッシュ片手に読んでいる
鼻水ズルズル
涙腺ウルウル

僕はこれを読んで
ものすごく生きる力をもらっている

名作だと思う
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
実家に帰った(マンション契約のハンコもらい)
鳥のすき焼きをリクエストしておいた
ブロイラーとは一味違うお肉に舌鼓♪
我が家の味は生き返る心地がする

せっかく洗ったピカピカ「ろぼこん」は
36時間で濡れ鼠になりました(笑)
ホンマにクルマって洗うと雨になるよね



2002年10月14日(月) 普通っぽい日常

金曜は息抜き
気心の知れた友人達と晩ゴハン
秋の魚はおいしいな〜♪
でも食べ物だけじゃなく
隠し事もいらない友達と
お喋りしながらワイワイするのは
何よりのごちそうだ♪

祝日は早起き
マイカー洗車なパパ達にまぎれて
朝からせっせとクルマを洗う
タイミングや天候で
約4ヶ月も洗っていなかったので
か〜なり汚れてた
ちなみに僕の愛車は
ホンダHR-Vの4WD
通称「ろぼこん」
真っ赤でおちゃめな可愛い奴だ♪

そんな洗車の疲れもなんのその
夜はスタジオへリハーサルに行く

元気やん
どうしたん?
ちょっと肥えた
ど〜しよ〜

やせてやる(笑)



2002年10月10日(木) なんか見てるな〜

僕が入っているスタジオは
音楽教室もやっていて
先生や生徒がウロウロしている

もちろん僕のように
レンタルスタジオとして借りる
バンドの人達もウロウロしている

ドアの窓から誰か見ている

僕は大抵空間に向かってではなく
壁に向かって練習する習性がある

その為にあまり気にならないが
今夜は違った

入れ代わり立ち代わり
違う人間が見に来ているらしい

ずっと誰かの影が窓越しにチラつく

教室が行われているスタジオは
レコーディングスタジオほどは
しっかり防音がされていない

僕のデカい声とギターは
間違いなく外には漏れている(笑)

終わってから店長さんに聞く
「ずーっと誰かに見られてた」と言うと
「見られてる方が練習になるんちゃう?」

練習と言うのは
漫才師がネタをくっているのに等しい事で
やっぱり恥ずかしいものだ

とはいえ
漏れ聞こえてくる僕の音楽を
聞いてくれる人がいるのは
悪い気がしない
いや
むしろ嬉しい



2002年10月09日(水) きびし〜

マンションの更新だ
家賃一ヶ月分と保険
合わせて\118000
きっつ〜!

もうこのウチに住んで10年

あの阪神大震災以後
寝室の天井の壁紙が
ゆがんで膨らんだまま

狭くなるからと取り外した
フスマやドアは
今度ちゃんとはまるのか

色々不安もありつつ過ごす

しかし何が嫌って
賃貸借契約書を書くのが
ホントにウンザリ

印鑑証明取ったり
保証人(父)にハンコもらったり
おんなじ紙に何枚も
住所と名前書いたり
銀行振り込んだりと

あ〜面倒くさい!

これでまた2年延長になった

実は野望もあるのだ
「おウチ買って防音室作る」
夜中にも音を出せる空間が
おウチの中にあったなら…

バラ色だ〜♪

というかマジメな話
ソングライターで食うならば
それくらいあって当たり前

頑張るぞっ!



2002年10月08日(火) 慣れてない…

親しくしている人と食事へ行った
とても楽しく過ごせた♪

その後
カラオケパブへ誘われた
ひとしきり断ったが
断りきれなかった

飲めないのもあって
殆どそういった場所へは
足を運んだ事がない

いや何度かはある
そして「もう行くまい」と思ったのだ
あの場所にいると異様にしんどい

場慣れしていない者が
楽しいお酒の席を濁す
せっかく懇意にしてもらっている人を
不快にさせるのは申し訳ない

そう思って必ず遠慮するのだが
「歌のプロが何を言うてるねん」
「素人に一発見せたってくれ」
上手な断り方を知らない僕は
そんなどさくさでついて行く事になる

案の定
店では借りてきたネコ
ホントに慣れていないんだなと思う

どうして過ごしていいか分からない
お店の人にお酒を断る度
飲めない僕を気遣って下さる度
どんどん申し訳なくなってくる

失意が深まる中で
「歌え」と声がかかり
他人の歌でマイクを握る

例え他人の歌であれ
歌う時はいいかげんになれず
マトモに歌い過ぎて場が沈む

歌い終わると
自分の舞台ではありえない程
見た目に分かるくらいヒザが震える

慣れてない…
楽しみ方を知らないんだな
誘って下さった方にも申し訳ないや



2002年10月07日(月) もんもちゃん

先日初めての方からメールが届いた
その方はかつて京都に住んでいて
僕のサイトを見つけてお手紙下さった

プロフィールに書いていた
「キャラクターマニア(今はもんもちゃん)」
というところを見て頂いたようで
興味を持たれているようだった

お返事を書いた

『そーです
雑誌ねーねーに載っている
スイカをかぶったヤツですよ♪』

そして翌々日
その方からメールが届いた
内容を読んでビックリこいた

メールをくださっていたのは
もんもちゃんの生みの親
「原作者ご本人」だったのだ!

僕はてっきり
音楽関係から流れて下さった
キャラクター好きの普通の方と思って
原作者に講釈をたれてしまった
恐縮然り(笑)

男でもんもちゃんが好きな人
=ボクはとても珍しい存在で
思わずメールをしてしまったのだそうだ

正直に言うと恥ずかしながら
僕は雑誌ねーねーは立ち読みだ
ちゃんと読むのは「もんもちゃんだけ」で
それ以外は新キャラを物色してるのみ

それぐらいもんもちゃんは
僕の心をギュッと握っているにも関わらず
作者の方のお名前さえ存じていなかった
再び恐縮然り(笑)

しかし…
嬉しい出会いがあるものだ♪

みんな
もんもちゃんに会いに行こう
→http://www.monmo.com/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
連日スタジオに入ってる
どーしたスミト、ヤリが降るぞ
19日のライブも
見といた方がいいと思うぞ〜(笑)



2002年10月06日(日) 楽しみ楽しみ♪

金曜日

ウチに帰ると留守電
「CDを買いたい」と伝言があった
折り返し連絡をとって
少しお話をした

最後の「頑張って下さいね」の一言に
気分良く眠りについた
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
土曜日

朝からラジオの収録

1時間番組を作り始めて
もう2年半になろうとしている
作業的にも慣れて
やっと「喋る」事に余裕も出来てきた

公共の電波に声を載せるなんて
こんな幸運を得ている僕

声を聞いてもらう以上
プロとして自信を持って
何かを伝えて行く事の大切さ

まだまだ頑張らなくっちゃだ
その頑張りを沢山の人に聞いてもらう
それを喜びにしたいな

ラジオを録り終えてから
サイトの「Real Alive」を収録する
これまたラジオとは相反して
台本も何もないまさに「てきと〜」

この中には僕の「素」の部分が
包み隠さずつまっている
だから鼻歌なんてのもアリなのだ

音と暮らす僕の日常を
垣間見てもらえるかなと思ってる
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日曜日

お昼から相棒と
スタジオでリハーサル

19日のスローハンドでは
何曲か昔の歌をやろうかと相談
練習してみても忘れていないものだ
それどころか
なんかちょっと進化していてビックリ

相棒もそれが分かるのか
冴えた音を聞かせてくれる

俄然楽しみになる♪
昔からのお客さん
期待していて下さい(^_^)

それから相棒とミーティング
やっぱり全部の曲はすぐに決まらず
「女子高生みたいなメールのやりとり」で
決めようと別れた(笑)

家に帰ってからは
ライブ告知のDM発送
2時間半ほどかけて40通

何人来て下さるかな〜♪

なんか楽しみだらけだ
ふふふん♪
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…
10/19 京都烏丸丸太町スローハンド
フジタスミト&ばんただあき
Pm7:00開場 チャージ\1000
詳しくは
http://www7.gateway.ne.jp/~jomino/liveschedule.htm
来て〜来て〜来て〜来て〜♪スローハンド〜♪
(どうしてるんだ〜桜田淳子:ちなみに中学時代の僕のアイドル:笑)



2002年10月03日(木) 欲しい音〜♪

ボクんちに1本ギターがやって来ている
友人から買い手捜しを頼まれている
Gibson レスポールスペシャル

程度は悪い

色んなところにガタが来ていて
リペアしないと実戦は無理だが
サーキットに問題がないので音は出る

アンプにつないでみると
今僕の持っているギターの
どれとも違う音色を出した
なんとも魅力的だが
お金の工面がつかない(笑)

僕は変なタイプかもしれないが
「その曲に合うギターの音色」が欲しい人
一本のギターで色々な音は出る(作れる)けれど
そのギターにしか出せない音色が欲しくなる

古くは
ビートルズのリッケンバッカー
ブライアンセッツアーのグレッヂ
ジミーペイジのダンエレクトロ

これらに代表される曲者ギターは
どうしても他のギターの代替えでは
「らしい音」が出ない
僕がお金持ちだったらきっと
節操なく色んなギターがあふれているだろう

Gibson レスポールスペシャル
巷のギブソンレスポールフリークから言わせれば
「スレスレのレスポール」と異名を取るGibsonの曲者は
レゲエの神様
かの故ボブマーリィ氏が愛用していたTVイエロー

涙を飲んで言おう
「欲しい人連絡下さ〜い(^_^)」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ちゃりり〜がパンク(T_T)
ダンボールを留めるホチキスが
後輪にグサリと刺さってた
修理代\3500…痛い…
でも治って良かったな、ちゃりり〜♪



2002年10月02日(水) 到達点

2時間ほど
エレキギターを鳴らす
奏でるのではなくトレーニング

普段触っているのとは
明らかに違う速さで
同じフレーズを
繰り返し続ける

腕がつりそうになるまで延々

一休みしてお風呂に入り
手をほぐしてから
もう一度ギターを握る

さっきまでの速さが少し楽

この積み重ねが
恐らくすごく大切なのだが
今日の僕の行動は
ひどく突発的なもの

気まぐれと言っていい(笑)

先日のスタジオで
ギタースクールの先生と
少し話したのがきっかけ

「エモーショナルな部分を引き出すには
それをもって余りある『余裕』がいる」
「その為には普段の地道な訓練が不可欠」
「僕らはそれを生徒に教えるのが仕事」
「感性はそこから己自身が引き出すもの」

短い時間に色々教えてもらった

「間違えないようにやっています」
これは「いっぱいいっぱい」
自分に厳しく言えば
こんなのは発表会レベル

「僕は音楽が大好きです」
これが「全身全霊」

これがライブ
これが理想
これが到達点



2002年10月01日(火) 季節ハズレの怪談?

夜に小腹がすいてきた
珍しいような気もしているが
実は理由がある

タバコを減らす努力を始めてから
食い気が増幅されているのだ
食欲の秋もあいまって
肥えそうで怖い

タコ焼を買いに車で出かけた

タコ焼屋さんの前で
もぐもぐ食べた後
少し遠回りしてドライブ

嵐山に抜ける道
観光道路を走っていた

広沢の池を通り過ぎる頃
一台のタクシーが
僕の後ろを走っていた

信号待ちで
バックミラーを覗くと
「賃走」の札が立っているのに
後部座席にはお客さんが見えない

もう一度信号待ち
目をこらしたがやはり
お客さんは乗っていない

それでも運転手さんは
「さもお客さんが乗っているような仕草」を
ところどころに垣間見せる

もしかして…

運転手さんにしか見えない「お客さん」が
後ろの席に乗っているのか!?

ひょえ〜っ!!!!!!

タクシーは観光道路の突き当たりを
山手に向かって走り去った

僕は家に飛んで帰った


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フジタスミト [HOMEPAGE]

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