ひびき(日々記)
「夢を叶えて 夢になりたい」

2002年06月30日(日) 久しぶり

日曜日は
僕らのかつてのホームグラウンド
カップオブサンが「オフィスカップ」として
主催するアコースティックイベントに行ってきた

約2ヶ月ぶりに久しぶりなみんなに会えた

出会えた喜びを称え合った後
少し話し込んでしまうと
それぞれ口々に
「やっぱり寂しいな〜」と言う声がする

だからこそ
今日のイベントがみんなにとっては
実はとても楽しみなものだったに違いない

でもみんないたって普通
まるであの頃のカップオブサンが
京都教育文化センターに引っ越してきたみたいに
あの時とほぼ近似値の空気が流れた

終わってからの打ち上げは
ふだんなら強烈なハメはずし大会になるのだが
「今日は早く帰ってサッカーモードや」と
そこそこに切り上げたみんなを見て

良い意味で
「人って強いものなんだ、うん!」と頷いた

みなさん、また会いましょう
それぞれの価値観でこの世を渡って生きましょう
立ち止まれないから「人」だものね♪

終わったその足で相棒の家へ向かった
来週末から目白押しになるライブのミーティング

きっと日本中で自宅にいながら
目の前にテレビがあるにもかかわらず
この夜にサッカーを見ていない二人は珍しい

最近二人は色んな意味で濃い話をする
特に昔は滅多にしなかった精神面の話をする
とても抽象的で概念的な会話なのだが
これがライブや創り出す音楽にフィードバックされたなら
僕らはきっとまた脱皮出来るように思える

相棒は「友」か?と聞かれたらどうだろう
確かに足は突っ込んでいるのだろうけれど
僕らにはおざなりになってしまう事のない
「ミュージシャンシップ」がある

いい形だとつくづく思う

世界最高峰のゲームを見なかった価値はある

でも、やっぱり見たかったかもね(笑)



2002年06月27日(木) 待ってます

2週間ぶりにスタジオへ

日々の鍛錬と継続が
いかに大切かを思い知る

ライブいっぱいの7月
モチベーションだけ高めても
パフォーマンスが追いつかなければ
きっと悔しい思いをする

それぞれの場所でベストを尽くしたい
時間のある限りリハーサルしよう

それ以外の時間はCDの量産
いっぱい聞いてもらいたいな〜♪

音楽で関わって下さっている
たくさんの人たちにDMを送った
いっぱい来てもらいたいな〜♪

まずはいっぱいいっぱいの今の僕に
ゆとりを作る事から始めたい

それがきっと
あくせくしちゃう7月に効いてくる

気力
体力
そしてネタ(笑)
充実させて

待ってます♪



2002年06月26日(水) 音手紙

毎日の睡眠が短いせいか
日中もたまに意識が飛んでいる

意識が飛ぶ手前を思い出してみると
ほとんどが「音」で終わっている

「あの音はこうかな〜?」と
CDのアレンジを思い浮かべては飛び

「ライブ近いしな〜」と
頭で歌を練習しては飛ぶ

もう
新グロモ●トゴールドも飲まなくなった

この慢性寝不足の生活習慣に
精神はこなれたが
身体には着実に疲れがたまっている

お風呂の時間が長くなった
湯船で溺れそうになるのにまで慣れた

明け方
原版が出来た♪

色んなスピーカーで聞いてみた
色んな答えがそこから返ってきた
でも、もう迷わない
自分の見出したその時の答えを
信じてやろうと思う

僕の創った答えは
この夏皆さんの元へ届きます

或る意味生身の僕よりも
赤裸々な「音手紙」です

「無難に差し障りないモノ」よりも
「好き嫌いが明確になるモノ」にしました

考え様によっては
恐ろしいラブレターです(笑)



2002年06月24日(月) バグ

CD原版を焼く作業に入った

順調、順調?と思いつつ
夜中の2時を回った頃

ウトウトしてから
フッと目がさめると

液晶の画面にイヤなマークが・・・

FUNCTION FAILED

何かが起きて動作が中止されると
このマークが知らせる

「がび〜ん!」

11曲入りの10曲目でバグ

ふて寝だ
また明日やろう

いつもならバグに備えて
同じモノをもう一つ焼くのに
納期が迫っているからか
横着をこいたらすぐこれだ

急いては事を仕損じる

まさに僕は絵に描いたようなヤツだなぁ・・・



2002年06月23日(日) 洗礼

仕事まみれの一週間の末
たどりついた日曜日

2ヶ月ぶりに琵琶湖へ向かう
バスカントリーのイベントだ

僕も相当疲れているらしかった

イベントが始まって1時間後
誤ってバランスを崩し
堤防から転落!
イベントに参加下さっている
お客さんに救助してもらった

笑い話に出来て良かったが
冬なら確実におだぶつだった

バス釣りに関わって15年
初めての体験をしてしまった

全身ずぶ濡れになり
クルマの影でパンツ一丁になりながら

「あんまり僕が留守にし過ぎるから
琵琶湖にぶっ叩かれたのかも・・・」

そんな事を思いながら
ジュクジュクの靴を絞った

手痛い洗礼だったけど
リフレッシュ出来た!?ん!?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
参加者の皆さん
お騒がせしてごめんなさいですm(_ _)m



2002年06月18日(火) 歓喜と号泣

がんばった日本
そして青いウェーブにありがとう

気の強そうなメンバーが泣く
赤いモヒカンの涙に
テレビの前でうるうるした


赤いウェーブの想いが実を結ぶ
同点ゴールに心が震う
「この試合の解説が出来て良かった!」と
セルジオさんが涙声で言う

そして僕は自分の歌を思い出した
/////////////////////////////////////
「世風」
誰もが時に迷うけれど
見果てない力に導かれ
今日味わった悲しみも
明日跳ねるバネに変えて

楽しそうな笑いの影じゃ
必ず涙する人がいて・・・
/////////////////////////////////////
そう僕ら日本が涙した分
トルコは歓喜の渦が巻いている

誰かが喜べば誰かが悲しんでいる
誰かが悲しめば誰かが喜んでいる
世の中の風はそういうふうに吹くのだ

だから
僕らが流した涙は
トルコで同じように暮らす人たちの糧
イタリアで流れる涙は
韓国で同じように暮らす人たちの糧

心に残る素晴らしいゲームに感謝する♪

そして
新アルバムに「世風」を入れた
そんな自分をほんの少しだけ褒めてみた
深夜3:00



2002年06月17日(月) 混ぜる

1曲に詰め込まれた
音たちをいじっている

まずは掃除
不要な部分の削除

これはラーメンに例えるなら
「スープのアク取り」みたいなものだ
おいしいものを作るために
やむなく出てしまう物体
丁寧に取り除いてやる事で
スッキリした味が出来上がる

次は一つづつの音色

我が強すぎて
他をないがしろにしないように
かといって
その曲を引っ張る音まで
個性を失わないように

これまたラーメンに例えるなら
「このスープ、煮干使ってるやん」と
食べる人が察してしまってはダメで
なおかつ
トンコツという基本はしっかりある
基本とアクセントのバランスが
複雑な味をかもし出す

その次は音の場所

それぞれの邪魔にならずに
互いを支えあう

こりゃまたラーメンに例えるなら
スープ、麺、具
「チャーシュー味の麺」なんていう
どちらもないがしろにするようなマネは
決してない
各々の場所で仕事をする故に
人にとってそれはラーメンなのだ

そして最後は音を「混ぜる」

この混ぜ方次第で
出来不出来は大抵決まる
同時にその曲の色が決まる

つまり
「フジタスミト屋」
オリジナルラーメンが生まれるのだ

あ、ラーメンになってもた(笑)

頑張ってますぞよ〜♪
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
忙しすぎて、こんな時間に日記を書く私、トホホ・・・



2002年06月16日(日) コスモス永久に

土曜日
朝からトイザラスへ向かう

前から買うか迷い続けていた
京本正樹コレクションの
ウルトラマンコスモスソフビ人形を買う為に

今回の番組打ち切りという悲劇が
購入の引き金になってしまった

レジに並んで待つ間
両手で抱きかかえる大きな箱は
或る意味「遺骨」のようでもあった

このような終焉を迎えたコスモスは
ヘタをすると世の中から抹殺されかねない

悲劇のウルトラマンを忘れてはいけない
僕は家に帰ってテレビの横に飾った

夕方
急の打ち切りによる差し換え番組は
ウルトラアニメのファンタジーもので
間に合わせも甚だしい映像だった
部屋に差し込む夕日が円谷的演出と重なり
寂しい思いは一際だった

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日曜日

朝からずっとアルバム編集の追い込み

それ以外に書く事がない(笑)

夜は僕の愛する国
スペインチームをどぎまぎしつつ応援した
しかし
アイルランドもステキだった
素晴らしいゲームに心躍った、というか
心臓に悪い(笑)



2002年06月14日(金) またも悲喜交々

日本と韓国
大きな青と赤のウェーブが
見事に夢にたどり着いた

本当にうれしい(^_^)

自国開催という
とてつもない力に
僕はつくづく驚いている

「気」が満ちているのだ

その目に見えないものは
僕らの胸のうちにあり

その願いがボールに宿るのだ

また僕は「一人バンザイ」なんてしてみた
今日はとことん喜びたかった・・・

しかし夕刊を読んで愕然とした

大変ショックな事が起きた

主演男優の過去の不祥事発覚によって
ウルトラマンコスモスが番組打ち切りになった

現在撮影中の劇場版もどうなるか分からない
僕は密かに前売りも買っている

大の円谷ファンを自負する僕にとって
この出来事は重大事件だ

子供の夢のみならず
いい大人の夢さえも打ち砕かれたのだ

平成ウルトラの集大成を目指した
円谷プロの正念場でもあったコスモス

こんな形で終焉を迎えるなんて!
悔し涙が出て来てしまう

自問自答してしまった
「嬉しいんか、悲しいんか、ソレはどっちの涙やねん?」

またも・・・悲喜交々



2002年06月12日(水) なんやしらんけど♪

久しぶりにバスカンへ

月に2回!?のスタッフ会議

そこには
イングランドの
チームTシャツを着た
ワールドカップモード全開の
おくむらさとしと(笑)

日本チームのTシャツが2枚

そして平静ではありながらも
ちょっとつついたら
ワールドカップ話に花が咲く
ポチ
MATSUI
しん

むろん僕も
つつかれてポロポロ花を咲かせた

おくむらさとしの
ワールドカップ勝ち抜き予想に
多大な偏りを感じながら

「おいおい、んなワケないやん(笑)」

とみんなで突っ込み

「チュニジア戦やし、店にユニフォームを飾ろう!」

とみんなで決める

たわいないような
今時な会話なんだけど
それが「安らぎ」ってものなんだな〜

なんやしらんけど
元気出た♪








2002年06月11日(火) 別モノの二人

じゃじゃ降りの雨
原チャにまたがり
ライブハウス「陰陽」へ向かう

東京のミュージシャン
きよふみ氏のライブツアー

ビチャビチャのカッパを脱ぎ
首回りが湿ったシャツで
門をくぐると

きよふみ「なんや、えらい汗かいて(笑)」
スミト「ちゃいますやん、外は大雨でっせ!」
きよふみ「あ、そうか台風やったっけ?」
スミト「え、台風なんて来てました?」

このボケボケコミュニケーション
つくづく二人とも別世界に暮らしている

きよふみ氏はそんなおとぼけ系でありながら
それとかけ離れた容姿と音世界を
あいも変わらず舞台で解き放った

ツアーも前半という事で
すこぶる調子がいいらしい
僕が見た中でもズバ抜けていた

「歌いだした瞬間に空気を変える」

聞き手の思考をどこかへ追いやり
自分の世界に引き込む力は
さすがとしか言いようがない

うまくは説明出来ないけれど
きよふみ氏と僕がつながっている理由は
「お互いが全く別モノ」だからだ
正反対とか対極というのではなく
本当に違う場所にいると認識しているからだ
それでいて音に接する姿勢が非常に近い

そして何より
「互いの音楽が楽しくて仕方がない」のだ

僕は7月に
この強烈な人と一緒にツアーを回る
京都、名古屋、東京
百戦錬磨のきよふみ氏と過ごす事で
僕はまたなんらかを手にするはずだ

それがまたとっても楽しみで仕方がない(^_^)

彼は明日も大阪堺東・筋肉ホールで
「歌いだした瞬間に空気を変える」
今回は福岡まで行くんだそうだ
スゴイ人である
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
メールチェックを
1日サボってたので
自宅に帰ってからしてみると

「なんじゃこりゃ!?19通!?」

しかも
ことごとくウィルスメール

パソコン君が
削除してくれるのも大変そうだった



2002年06月10日(月) 梅昆布茶

オヤツの時間に梅昆布茶を頂いた

一つ間違えば吸い物なのだが
なぜにお茶のカテゴリーなんだろう?

その疑問は解かないまま
僕は中学くらいから梅昆布茶のファン

厳密に言うと
梅干しのファンなのだ

和歌山のラジオ局へ足を運ぶ度に
買って帰る梅干しも底をついた

和歌山南部(みなべ)は
梅の一大産地

あの梅干しのウマさは
なかなかない

行きたいな〜
久しぶりになっちゃってるし

そんな事を
湯呑み片手に思う
オヤジ一人(笑)



2002年06月09日(日) 日よう日

近くのスーパーへ
晩ゴハンのオカズを買いに行った

あれこれ捜している中
足の不自由なおじいさんが
買い物カートを押している

そこに5歳くらいの女の子が押す
買い物カートが前からやってきた

おじいさんの前方2mで
急ブレーキをかけた彼女は
5秒ほど考えると

おじいさんの邪魔にならないところまで
カートをよけて待っていた

ゆっくりと通りすぎながら
おじいさんは深々とお辞儀した

女の子は照れくさそうに笑った

一部始終を見ていた僕は
「捨てたもんじゃない♪」と微笑んだ

そして夜
僕はテレビの前で
キュウリのお漬物を食べながら
ハラハラドキドキして

ガッツポーズした

最高のゲームに鳥肌まみれになった

いい日だ♪



2002年06月05日(水) 一段落

歌入れの作業が
昨日の深夜に終わった

思わずスタジオで
「一人バンザイ」なんてしてみた

後は細かい手直しを
おウチでちょこちょこ

でも・・・
今までの経験上
編集してる最中に

「え!?なんでここが抜けてんの!?」

って事がままあるので
またスタジオに駆け込む事もあるだろう

とりあえずは一段落

無理を言って
時間外に店を開けてもらった
スタジオMoonlightに感謝♪

さぁ
来週末には上がるかな、
がんばるぞ〜
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
寝不足がたたると湿疹がでる?
顔がボコボコなのだ、醜い〜(笑)



2002年06月04日(火) ナショナリズム

ふぅ、
今日は日記に手をつけられた
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
国を表す色々な色の

一番身近な青と赤

各々が初めて花開く夜

日本列島と韓半島で
とてつもない大波が起きた

たった一個のボールが
喜怒哀楽を無限に生み出し
その連鎖が波になる

祭りに胸躍る
確かにそんな気持ちもある

でも
明らかにそれ以上の何かもある

DNAが呼び起こす衝動

そう
僕は紛れもなく日本人

テレビを見ながら
握り締めた手の平が

何よりの証拠だ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
大変忙しくしています
不義理になっている方に
この場を借りてごめんなさい

じんわりじんわり
アルバムが出来上がってきています

歌入れの残っている曲も
いまだにあるけど

収録11曲のうち
日、月、火の3日間で
4曲が形になりました♪

おおむね順調!?(納期遅れ棚上げ:笑)
寝不足にも慣れた感じ〜



2002年06月02日(日) いっぱいいっぱい

土曜日

金曜日の明け方に
書きあがったシナリオで
ラジオを収録した

ラジオには
このサイトで掲載しているコラム
「一喜一憂」を朗読するコーナーがある

しかし
今回はそのコラムも書き上げられず
違うプログラムを差し込んだ

いつもと違う事をすれば
時間がかかるのは当たり前
5時間近く日中を割いた

それから
7月のライブツアーの
お知らせの下準備に
パソコンとにらめっこ
手間がかかりなかなか進まない

相棒の電話で
午後8:00を回っていた事を知り
ちらかしっぱなしの部屋そのまま
相棒と一緒に新しいライブハウスへ
ブッキングに向かう

9月某日
京都西院にあるOOH-LA-LAに出ます
皆さんぜひ来てください

そこで深夜1:00まで
相棒と色々なミーティングをする
「今、一番したい事は練習なんやけど、手がつけられへん。」
ボヤくために相棒と会ったわけじゃないが
自然と口をついてしまう

帰ってちらかった部屋を片付けて寝る
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日曜日

電話の後ろにぶら下がっていたFAXを発見
日付は5月24日!慌てて連絡を取るが後の祭り

何かが必ずおざなりになっていて
迷惑をかけている状態に落ち込む

朝食も食べずに
ラジオの編集作業に入る
所要時間3時間半

午後2:30を過ぎてから昼飯を食べた

外はとってもいい天気で
部屋の中はムシムシになっている
おっさんくさいなと一人笑いしつつ
首にタオルをかけて汗を拭いながら

今度はアルバムの編集作業

耳の限界が早い
午後7:00で一旦休憩

その間をつくように
友人から電話がかかってくる
借りっぱなしの機材の返却催促
またここでも人に迷惑をかけていると落ち込む

再び卓に向かう
しかしもうダメだった
耳は完璧にオーバーフローしていた

長い長いお風呂に入った

明日もまた
仮の姿は強烈に仕事を抱える

ガマン出来るかな


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フジタスミト [HOMEPAGE]

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