木陰の本棚<書庫>
絵本と読み物のあれこれ

2006年06月20日(火) 「ふたりのロッテ」

ケストナーの「ふたりのロッテ」が
岩波少年文庫の仲間入りをしたので、
早速手に入れました。
(文庫化するのを心待ちにしていました♪)
池田香代子さんの新訳です。

昔っから、ふたごものには弱いです、笑。
高校時代には双子ちゃんがいて、憧れの存在でしたし。
(自分が子どもを産む時にも双子だったらいいのになぁ…と
真剣におもっていたぐらい。(^^;)

エーミールは男の子が主人公だったせいか、
それほど娘の関心を買わなかったのですが、
さて、こちらはどうでしょう…。



2006年06月17日(土) 「人形の家」

ゴッデンの「人形の家」。
いつのまにか、自分が人形の思いになって
願っているような錯覚に陥りました。
人形の思いは「クリスマス人形のねがい」でも出てきます。
どちらも人形を通じて
強い「願い」に対するメッセージが
こめられているように思います。

それにしても、やはり、外国のおもちゃは
このように親から子、そして孫へと継がれて行くのですね。
イギリスのドールハウス、
調度がすばらしくて、
プランタガネットさんじゃなくても、ため息が出ます…。


  



2006年06月15日(木) 「車のいろは空のいろ 白いぼうし」

今日はあまんきみこさんのお話を
聴く機会がありました。

おだやかで素敵な方で
いつのまにか、お話の中に
引き込まれてしまいました。

その作家さんの人となりにふれると、
またその方の作品が味わい深いものになります。

彼女の根底にある「空」へのイメージが
この作品の中にも流れているのだな…と思いながら、
今日はこの本を取り出してきました。

折しも4年生は
「白いぼうし」を習います。



2006年06月08日(木) 「おばあちゃんのはこぶね」

そっとそっと味わいたい本…
それが「おばあちゃんのはこぶね」かも知れません。

「おばあちゃんのはこぶね」は
いろんな思い出をいっぱいいっぱいのせています…。



2006年06月07日(水) 「マンゴーとバナナ まめじかカンチルのおはなし」

アートンのアジア・アフリカ絵本シリーズの1冊
「マンゴーとバナナ」を読みました。
この絵本は、インド更紗で描かれており、
その技法はカラムカリと言われるものだそうです。
色はすべて、
植物を元にした天然染料の赤(どちらかというと、茶色に近い)、黄、青の
三色を重ねて作るそうですが、
エキゾチック、かつ、素朴な美しさを持っているように思います。

絵はインド更紗ですが、
お話の舞台は、インドネシアです。
インドネシアのまめじかカンチルのお話は
あとがきによると、いろんなお話があるそうです。
ちなみに家にあった「子どもに聞かせる世界の民話」を調べてみると、
「カンチルと巨人」というお話がのっていました。
カンチルはなかなか知恵のある動物のようです。

娘もどうなることかと、
ハラハラして聞いていましたよ、(^^;





2006年06月04日(日) 「ダーウィンのミミズの研究」

このごろ、日曜日の夜にやっている
「ダーウィンが来た!」という番組がお気に入りです。(^-^)
この番組を見るために、
なんとか夕食を7時半までに食べ終わろうと努力している娘でした。
ちなみに今日は、エゾモモンガが取り上げられていましたが、
このモモンガ、とても目がくりくりして愛嬌がありました。
子供の飛行訓練にがんばれ〜っと思わず声援をおくっていた我が家です、笑。

さて、そのダーウィン。
去年、ピーター・シスの「生命の樹」を手に入れて、
ダーウィンのビーグル号での航海の様子や
「種の起源」をだすにいたるまでのことなどが、
よくわかるようになったのですが、
ミミズの研究に関しては、ほとんど触れられていませんでした。

ダーウィンはミミズの研究を実に40年以上していたというのだから
驚きました。
気が遠くなるような長い時間をかけて実験を遂行しているところなどは、
すごい研究者魂だなぁ…と、感嘆させられます。

それにしても…
研究していることに夢中になると、
ほかのことは考えられなくなる…というのは、
どこかで聞いた話だなぁ…。
(身近にもそんな例が…笑。)



  


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スズ [木陰でひと休み]

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