■映画の感想です。映画館で観たもの中心。普通にネタバレしてるのでお気をつけください。
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2004年12月31日(金) 雑記:2004年感想書いてなかった作品の一言コメント集(今頃)

明けましておめでとうございます!(今頃)

昨年このページに来てくださった方、BBSにカキコやメール下さった方、本当にありがとうございました。2005年も相変わらずのミーハー話しかできませんが、せめて当節話題の波田陽区を見習って銀幕の男前どもを片っ端から斬り続け、『エンピツ』の片隅で細々と萌えを叫んでゆく所存でございます。引き続きどうぞよろしくお願い致します。
と型通り(型通り?)のご挨拶を済ませたところで早速ですが。昨年(2004年)は劇場で観たのに感想書かなかった作品が結構あるので、記録として残しておくためにも簡単に一言コメントつけておこうと思います。以下観た順。カッコの中はだいたいの鑑賞時期です。

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■ 「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」(4月頃)
もう何も言うことはないよ。見応え十分でした。次々烽火をあげるシーンが感動だったなあ。私はああいうのに弱いです。ただ原作読んでない者としては、サルマンのその後にちょっとでも触れて欲しかった。
オーク達のグロさとか、首を投げ入れるとことか、その他気味の悪い部分の描写に手を抜かないあたりさすがホラー出身の監督だと思いました。PJ監督お疲れさま。


■ 「ビッグ・フィッシュ」(5月頃)
なんだろう、今までのティム・バートンのイメージとちょっと違うのに、それでいていかにもティム・バートンらしいという、不思議な印象の良作でした。おすすめ。
一面にレモンイエローの、咲き誇る水仙の花畑で佇むユアンが、こう、普通にステキで参っちゃったよ(笑)。ロマンチックだなあ。今でも脳裏に焼き付いてる。


■ 「レディ・キラーズ」(6月頃)
うーん、まあ、こういうのもたまにはいいか。
地味だけどコーエン兄弟らしくはあったと思う。大人向け。


■ 「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」(7月・9月)
映画館で一度観て、その後NY旅行の飛行機の中で再見。計二回鑑賞。
原作読んでない所為かストーリーがちょっとわかりにくかったけど、ゲイリーが登場したあたりのシーンだったかな、大人達がテンション高くギャアギャアはしゃいじゃって、子供等は脇でそれを呆然と見ているという図がなんか妙に可笑しくてツボだった(笑)。
それとエマ・トンプソンは最初どこに出てるのかわからなかったです(笑)。


■ 「スパイダーマン2」(9月頃)
これはもう普通に健全に純粋に面白かった。トビー君カワイイ!ダンストちゃんも色々言われてるけど(笑)私は好きだ!
ちらっとデフォー氏が出てきてくれたのが意外な驚き。次作への伏線ですか。あの常に何かを思い詰めてる場末のホストみたいな顔をしたジェームズ・フランコ君が、デフォー氏の後を継ぎ二代目グリーン・ゴブリンとしてパーッと弾けてくれるなら、わたくしはそれを見るためだけにでも次も必ず劇場に足を運ぼうと固く心に誓った次第で御座います。


■ 「誰も知らない」(9月頃)
あー…うー…これは感想書けないなあ…。すみません。私こういうタイプの映画が一番苦手かもしれないです。嫌いだと言ってるのではなくて、何てコメントしていいのかわからないです。切ない映画でした。
ゆーや君は美しかった。すっごい好みだ…こんな息子が欲しいよ!(こんなことしか言えない自分が本気で情けない)


■ 「アイ,ロボット」(10月頃)
サブタイトルは「鋼の熱血刑事」! とりあえず2035年には機械鎧(オートメイル)が実用化することが判明しました。いいね、その重っ苦しい感じ! そして等価交換の法則の代わりに世を統轄するのはロボット三原則だ!

冗談です。(しかもオタク限定ネタ)
サニーが可愛かったでーす。


■ 「ポーラー・エクスプレス」(12月)

とにかく始めから終わりまで一貫して見事なクリスマスムード。お話の方は何のヒネリもない直球ストレートですが、そうだとわかっていてもところどころドキドキハラハラ、最後はちょっとじんときたりして、小憎らしいほどまっとうな仕上がりでした。子供が観てももちろん楽しめると思いますが、大人に対しても信じることの素晴らしさみたいなことを説いていて、それはつまり、おとぎ話を信じろとかいう直截的なことではなく、信じる心はいつまでも持ち続けることができるのだよ、というメッセージ。ほんと、いかにもロバート・ゼメキス+トム・ハンクスって感じ。
ちなみにこれ品川プリンスのI-MAXシアターで観ました。単なる大画面ではなく3D上映してるので非常にオススメ。映画というよりディズニーランドのアトラクションみたいな感覚で楽しめます。料金は通常2,500円とかなり割高ですが、しかしレディースデイや映画の日は普通に1,000円だったりして妙に落差の激しい価格設定。ぼったくりなのか良心的なのかよくわかりません。とりあえず女性なら水曜日を狙っておくとよいでしょう。ていうかまだやってますよね?
それから私は吹替で観ましたが、唐沢寿明良かったです。どうせなら字幕版も観てみたいなあ。今年のクリスマスにはDVD借りようかな。(気が早い…)




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ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
【THE LORD OF THE RINGS: THE RETURN OF THE KING】

2003年 アメリカ / 日本公開 2004年
監督:ピーター・ジャクソン
出演:イライジャ・ウッド、ヴィゴ・モーテンセン、イアン・マッケラン、
ショーン・アスティン、ミランダ・オットー、リヴ・タイラー
(劇場鑑賞)


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ビッグ・フィッシュ 【BIG FISH】

2003年 アメリカ / 日本公開 2004年
監督:ティム・バートン
出演:ユアン・マクレガー、アリソン・ローマン、アルバート・フィニー、
ジェシカ・ラング、ヘレナ・ボナム=カーター、ダニー・デヴィート
(劇場鑑賞)


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レディ・キラーズ 【THE LADYKILLERS】

2004年 アメリカ / 日本公開 2004年
監督:イーサン&ジョエル・コーエン
出演:トム・ハンクス、イルマ・P・ホール、ライアン・ハースト
(劇場鑑賞)


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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
【HARRY POTTER AND THE PRISONER OF AZKABAN】

2004年 アメリカ / 日本公開 2004年
監督:アルフォンソ・キュアロン
出演:ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、
ゲイリー・オールドマン、ティモシー・スポール、デヴィッド・シューリス
(劇場鑑賞)


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スパイダーマン2 【SPIDER-MAN 2】

2004年 アメリカ / 日本公開 2004年
監督:サム・ライミ
出演:トビー・マグワイア、キルステン・ダンスト、
ジェームズ・フランコ、アルフレッド・モリナ
(劇場鑑賞)


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誰も知らない 【NOBODY KNOWS】

2004年 日本
監督:是枝裕和
出演:柳楽優弥、北浦愛、木村飛影、
清水萌々子、韓英恵、YOU
(劇場鑑賞)


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アイ,ロボット 【I, ROBOT】

2004年 アメリカ / 日本公開 2004年
監督:アレックス・プロヤス
出演:ウィル・スミス、ブリジット・モイナハン、ジェームズ・クロムウェル
(劇場鑑賞)


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ポーラー・エクスプレス 【THE POLAR EXPRESS】
 ※I-MAX/3D日本語吹替版

2004年 アメリカ / 日本公開 2004年
監督:ロバート・ゼメキス
声の出演:トム・ハンクス(吹替版:唐沢寿明)、
ノーナ・ゲイ、ピーター・スコラーリ、
エディ・ディーゼン、チャールズ・フライシャー
(劇場鑑賞)




2004年12月13日(月) 「ハウルの動く城」

はあ、まあ、よろしいんじゃないでしょうか。

いや別に嫌味を言ってるのではなく、失望したとかつまんなかったとか言いたいわけでもなく、個人的には良くも悪くもない印象というか、特に深く語りたい気にならない映画でした。カルシファーがお気に入り!とか、キムタク意外と悪くないじゃん!とか、マルクル役の神木君めちゃウマ!とか、観終わってみて言いたいことはその程度。

※ 以下あらすじに触れてるのでこれから鑑賞予定の方は注意!


家業を継いで黙々と帽子屋を営んでいた18歳のソフィーが美形魔法使いハウルに出会って一目惚れ。そしたら荒地の魔女に呪いをかけられ突然90歳の老女になってしまい、最初はそれなりに驚くんだけど割とあっさり立ち直って(笑)ハウルの城に移り住み、色々ハウルの世話を焼いたりして、ハウルと愛を育む話。
…なんだけど、肝心のこの二人の愛の部分がいまいち説得力弱いような気がしました。ソフィーがハウルに惹かれた気持ちは理解できましたが、その後、互いが互いを必要だと思うに至る過程の描写がもっと欲しかった。ずっと外を飛び回って夜しか帰ってこないくせに突然「守りたいものができた、それは君だ!」とか言われても、あれれーいつの間に相思相愛?みたいな唐突感がありましたです。一方でマルクル&荒地の魔女とソフィーとの家族的結びつきについては比較的しっかり描かれていたと思うので、余計にハウルとの恋が淡泊に流されてしまった点が残念。…いや、ジブリで濃密な愛を描かれてもそれはそれで驚くけども(笑)。

二人の愛に限らず、ストーリー性は全編割と希薄だったと思います。どういう世界設定なのか(あの戦争の位置付けとか)、サリマンは結局何をどうしたかった人なのか、何のための呪いだったのか(ソフィー一人だけのことじゃなくその他全員含めて)、そこらへんに丁寧な説明がありません。ソフィーも内気かと思うと気丈だったり、環境適応能力があるなあと感心してると突然号泣したり、なんだか性格が不安定に見えたんですが…(少女期の心の揺れとは別のレベルで)。長女コンプレックスみたいな面をもっと強調してくれると面白かったかなあと、個人的には思います。そういう意味ではハウルの行動原理も若干不可解だったかも。でもこの辺の感じ方は原作を読んでるとまた違うのかもしれないですね。
それにしてもハウルはかなり私好みでした。あと一歩で惚れてしまうところでした。とりあえず文句なしの美青年だし、冒頭の登場シーンなんていかにも乙女心を刺激する王子様っぷりだったし、その後裸で項垂れて「ああ、美しくなければ生きていたって仕方がない…」などとオスカー・ワイルド脚本かと思うようなセリフを呟く姿には不覚にもクラクラきてしまい、おお宮崎アニメにもついに耽美キャラ登場か?!と俄に胸ときめきましたが、以後はいたって健全に話が進んでしまったのが耽美派なわたくしとしては非常に残念なところです。…いや、ジブリに耽美唯美退廃キャラが出てきてもそれはそれで驚くけども(笑)。

あー文句ばかり言いたいように見えるかもしれませんが決してそうではありませんです。城が動いているシーンは圧巻だし、背景(それぞれの街並みの雰囲気、花畑の美しさなど)は完璧だし、空中遊泳の浮遊感、飛行時のスピード感等々、見どころはそれなりにたくさんあります。中盤の階段シーンの面白さとか絶品だったな(笑)。キスで呪いが解けるという超古典的なモチーフも、いっそ清々しくて私は嫌いじゃないし。つまりそんな感じなんです。特別感銘を受けたとか心を奪われたとかいうことはないけど、2時間普通に楽しめた。
とにかく今はカルシファーがお気に入り〜。ベーコン食べたい〜。




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ハウルの動く城 【HOWL'S MOVING CASTLE】

2004年 日本
監督:宮崎駿
声の出演:倍賞千恵子、木村拓哉、
美輪明宏、神木隆之介、我修院達也
(劇場鑑賞)


2004年12月05日(日) 「コラテラル」

渋い!渋いぞ! 毎冬恒例トムクル俺様エンターテイメントかと思っていたらとんでもない、正真正銘のマイケル・マン映画でした。暗くて渋くて硬派な雰囲気とか、スタイリッシュに音楽を効かせてるとことか、派手なアクションを無意味に乱用しないこととか、…観てる途中でついウトウトしてしまうとことか(すいません…いや、面白くないということじゃないのよ決して)。LAのしがないタクシー運転手が偶然乗せた殺し屋に巻き込まれる一夜のサスペンス。個人的にはこの話、舞台がLAというところに妙に納得してしまったなあ。ほんとにこんなことがありそうっていうか、私の中のロサンゼルスってまさにこういうイメージなんですよ。一晩中明るいのになんだか恐い、人がたくさんいるのに安心できない、そして地下鉄で人が死んでても数時間誰も気付かない、みたいな。いや、もちろんそれは私の勝手なイメージにすぎないので実際はぜんぜん違うと思います。偉そうに知った風な口きいてますが10年くらい前に一度しか行ったことない人の戯言なので真に受けないように(笑)。

それでトムクルの映画のように宣伝されてますが主役はタクシー運転手のジェイミー・フォックス。彼がまた熱演というか、すごくこの映画のムードにピッタリな演技をしていてとても良かったです。それからジェイダ・ピンケット=スミスもグー! この人、マトのナイオビ役の時にもカッコイイなあと思って見てたんだけど、今回は今回でキャリアでクールな感じが似合ってた。割と小柄でルックス的な威圧感はないはずなのに、なんか独特の雰囲気を持った女優さんだよなあ。
トムクルは初の悪役だそうで、確かに普段の彼とは違うちょっと珍しい役どころでした(外見も含めて)。私はこういうトム・クルーズも面白かったと思います。まあ殺し屋としての迫力はいまひとつでしたが…というか、はっきり言って間抜けだよね(笑)。でもそこにツッコミ入れてしまうとこの話自体が成り立たなくなってしまうのでこれはこれでよし!
あと開始早々ジェイソン・ステイサムが出てきたり、途中でハビエル・バルデムが出てきたりしたのには驚いた。なかなかマニア受けする人選だと思います(笑)。




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コラテラル 【COLLATERAL】 

2004年 アメリカ / 日本公開 2004年
監督:マイケル・マン
出演:ジェイミー・フォックス、トム・クルーズル、
ジェイダ・ピンケット=スミス、マーク・ラファロ
(劇場鑑賞)


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ところで、気付けばカウンタがもう少しで2万ヒットではないですかー。わー。半分以上は自分で回してるような気もいたしますが(笑)、それでもすごく嬉しいです。毎回毎回、カッコイイー!とか、萌えー!とか言ってるだけの適当な雑文なのに、お付き合い下さってる皆様本当にありがとう。My登録して下さってる方々、ここに来て下さってる方々に心からの感謝を。単なる思いつきで無計画に書き始めた映画感想ですが、飽きっぽい私がこんなに長い間続けられたのは、色々な方に読んでもらえて、レスポンスを戴いたり、時に語り合ったりできたからだと思います。これからも細々と頑張りますのでよろしくお願い致しますー。


2004年12月02日(木) 「スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー」

これは意外と人によって好き嫌いが分かれるのではないでしょうか。私は好きです。まあ、私の場合はジュードが出てる時点で既に評価が甘くなってしまうんだけども、でもそこを差し引いても今時ちょっと面白いタイプの映画だったと思います。とにかくとことんレトロでチープで懐古調。映像は全編ソフトフォーカスかかったみたいなセピア色で、役者以外の背景などは全て後から合成したオールCGなのだそうです。もちろんロケじゃないからリアリティは皆無、俳優達は何もないスタジオで「きゃー!」とか「うわー!」とか驚いたり怯えたりの演技をして、その後編集で背景合成してるっていうのがありありとわかるんだけど、そのチープなわざとらしさがまた1930年代のSFっていう世界観にぴったりなんだよね。あえて好き好んでこうやっている。ほとんど趣味の世界。
お話もまるっきりマンガ風で、本編が始まるや否やいきなり巨神兵みたいのが大挙して襲ってくるし、そしたら今度は唐突に「よし、スカイキャプテンに連絡だ!応答せよ!応答せよ!」などと言い始めて、えぇちょっと待ってよスカイキャプテンて何?!誰?!とか思ってるうちにもうジュード出動ですよ(笑)。開始10分でのこの強引な展開に見事に心奪われました。しかし冒頭の巨神兵だの翼型の戦闘機だの、あとジュードの愛機の改造度合いとか空中要塞とか、この監督って絶対オタクだよな…。肝心のストーリーがちょっと凡庸というか、日本のアニメやマンガでさんざん使い古されたようなネタだったので、そこが少々残念ではありましたが。

ジュードもクセのない明るい二枚目を演じていたのでとりあえず満足でした。ま、わたくしのジュードが男前なのは今更言うまでもありませんけど、それに輪をかけてえらい男前だったのがアンジェリーナ・ジョリーwithアイパッチ。ちょい役だったのになんかすげーカッコ良かったです。特に去り方がもう、色んな意味でぶっ飛んでいてシビレました(笑)。姉御と呼ばせていただきたい。
それからグウィネス・パルトロウも嫌味がなくて良かったです。この人こういう、ちょっとコミカルな役が似合うと思うなあ。グウィネスはクラシカルな雰囲気を終始崩さず、ジュードはもともと古典的な顔立ちのハンサムだし、アンジー姐さんもアイパッチなんかつけて見事にキャラクター化していて、みんなどこか作り物めいたルックスだったところも良かったと思う。ほんとにマンガの登場人物みたいで、背景のCGに自然にとけ込んでいた感じ。あーそれからなにげにジョヴァンニ・リビシ君が出てたね!出てるって知らなかったから嬉しい驚きでした。そういえば何故かローレンス・オリビエまで召還されておりましたが。キャストは無駄に充実していた気がします(笑)。

さてジュードはこれから新作目白押しですよー。楽しみだ〜。




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スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー
【SKY CAPTAIN AND THE WORLD OF TOMORROW】

2004年 アメリカ・イギリス / 日本公開 2004年
監督:ケリー・コンラン
出演:ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロウ、
ジョヴァンニ・リビシ、アンジェリーナ・ジョリー
(劇場鑑賞)



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