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本:東照宮の近代―都市としての陽明門
日光には一度だけ行きました。 まだお子様だった頃、学業の集大成としての宿泊学習として。 当然陽明門はくぐったと思うし、たぶん写真とかも撮ったと思うけれど、圧倒されるばかりの彫刻群には覚えがありません。 憶えているモノといえば、事前に教え込まれていた眠り猫と三匹のお猿くらいなもん。 そして、お土産に買った眠り猫の貯金箱。 日本有数の滝に虹が架かっていたのも憶えてます。
でも東照宮の歴史なんて知らなかった。 予算と工期がどんな事態をもたらすのかも知らなかった。 大火と震災と戦災に追われた東京の想いにも気付かなかった。
少し前(と言ってもここ10年とかだけど)からもう一度行きたいと思っていた日光、だから目に止まって読んだのだけれど、改めて行きたくなりました。
文芸部up
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