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2008年03月31日(月) 箱根の裏側

「箱根駅伝」不可能に挑んだ男たち
原島 由美子 ヴィレッジブックス

1987年(昭和62年)の正月、「箱根駅伝」を日本テレビが初めて生中継した。
その制作スタッフたちの挑戦と死闘を追ったドキュメンタリー。
要するに文字版プロジェクトXです。

物心ついた時から正月といえば箱根駅伝、だったんだけど、
大人になると正月は何かと忙しくてゆっくり駅伝観てる場合じゃなくて。
そんななんで、今年は頭から尻尾まで駅伝を観てしまった珍しい年で、
その今年、この本が読めたのは何かの縁かもね。

こういうのを読むと、何のために、誰のために仕事をするんだろう?
みたいなことを、改めて考えさせられます。
のめり込んでいく技術屋とか、大好きだから。


2008年03月30日(日) 恒例動物園

昨日は晴れて暖かくなるっていうから久々に動物園に。
でも薄曇りがちで風は冷たかったよ〜。

それでも動物たち的には暑からず寒からずな季候がよかったのか、
昼過ぎという中途半端な時間に入った割には、
普段割と穴とか巣箱とか籠もっててほとんど見たことない小動物とか
昼寝ばっかの大きなネコさんたちとかが揃って動き回っててラッキーでした。

去年の夏にはまだ大柄な男性よりちょっと大きいくらいだったキリンの子ぉが、もう倍近く伸びててビックリ。
バクが一匹増えてて、ちゃんと見分けがつくのが嬉しかったり。
メスライオンは紐でつるされたボール(海に浮いてるウキ?)の息の根を止めてたり。
フェネックは砂から掘り出したお肉(?)咥えて延々行きつ戻りつしてたり。



ペンギンの池には最近お客さんが居着いてるらしいです。
アオサギが1つ。ゴイサギが2つ。
どちらもちょっとまだ大人になりきれてない、らしい。
どれもペンギンのご飯のおこぼれを狙ってるみたいだけど、
動物園の立場としてはこれは大変マズいわけだ。
ペンギンの取り分が減る、という問題ではなく、
野生の鳥たちがここでお食事するのが慣例になって自分で餌を捕れなくなる、というのが問題。

それで餌やりな飼育員さんは餌を投げつつこの招かざるお客にはバケツの水ぶっかけて追い払い続けてるんだけど、
ペンギンたちもひとしきり食べるとちょっとした食休みに入るわけで、
プールに底にかなりのお魚が沈んだまま飼育員さんはやむを得ず撤収。
ここから本格的にサギたちの攻防が始まるんですわ。

アオサギは首もくちばしも足もそれなりに長いので、
ある程度の深さならプールの底にも届きます。
でもペンギンが居てると近づけません。
それで誰も居なくなったのを見計らって水面に舞い降りて
底に沈んだのを1〜2匹つまんではプール真ん中の島に戻っていただきます。

ゴイサギはどこもそんなに長くないし一回り小さいので直接底をさらえません。
それでアオサギが多めにくわえて落とすのをサッとかすめたりします。
ペンギンも順次ちょこちょこ食べにくるんでプールには波が立って、
沈んでたお魚がちょっと浮いたりします。
ゴイサギは虎視眈々とそれを狙って素早くゲット!

ちなみにアオサギはそのあたりを自分の縄張りだと思っているフシがあって、
ゴイサギが近くに寄ってきたり島に陣取ってたりするとすぐに飛んでって追い散らすわけです。
なんとか頑張って自力でもお魚を…とか思ったのか水面に舞い降りたゴイサギでも追い立てます。
君だって横取り野郎だろうがっ! と思うんですがねぇ。
ゴイサギもアオサギも一応は水に浮けるようです。
足もゆらゆらさせてます。
でも悲しいかな水かきがないのでちっとも進みません。
じたばたしながら水面を飛び立つ姿は何となく哀れです。

まぁそういうわけで、なんだかんだいってもサギたちは結構お魚をいただけてしまうわけで、
自力で餌が捕れないと… という動物園側の心配は、どうなることやらという感じなのでした。


ヘビ、トカゲは結構好きですが、今回は連中もかなり元気でした。
小さなブースの中からこっちを見つめてるつぶらな瞳。
茶色地に黒の模様のなんともキュートなお顔のヘビくん。
「わぁ、かわいい!」と叫んだら「まむし」でした…
君は連れて帰れねぇ! しおしお

もひとつ、上の方から小枝伝って降りてきたヘビくんもめっちゃ可愛かった。
小さな顔、つぶらな瞳、小さな小さな点のような口から細〜い舌がちろちろ。
それを真正面から見せてくれたのさ。
たぶんこの子はアオダイショウ。
こんな子ぉなら欲しいよ〜!

ちなみに生まれてこの方、野生のヘビの顔を拝んだことがありません。
連中は見かけたときには必ず尻尾が残っただけなんです…。
しげしげ顔が見られるのはやっぱり動物園の醍醐味やね。


そんなこんなで久々の動物園はじっくり堪能できたのでした。
桜も咲いてたよ!


2008年03月26日(水) お疲れモード

何か書くと愚痴しか書けなそうなんでもうしばらく潜水。

何か美味しいものが食べたい!


2008年03月22日(土) バンテージ・ポイント

何故か唐突に、バンテージ・ポイント。
観てきました!

最近直感的に観るヤツはだいたい当たりなのが嬉しかったり。

「大統領暗殺を8つの視点から」ってのが引き文句なんだけど、
どたまから1つの視点毎に体感で7〜8分くらいずつやっては巻き戻すのよ。
もしかしてこれだけで終わっちゃうん?とかな〜り不安になりましたぜ。

ほとんど関係ないはずのそれぞれの視点が実はドミノ倒しのように繋がっていて、
終盤はゲーム以上に混み合ったリアルマリオカート!
スピード感はバリバリでもの凄くすっきりできました。

内容が暗殺モノなんで、当然あたりは大惨事なわけで、
それですっきりとか言うのも何ですが、
たぶん見方はそれでも許されるモノなのではないかと。


次はうってかわって魔法を観る予定。


2008年03月21日(金) ホルモー六景

鹿、最終回。
ラスト爆笑。
堀田ちゃんは可愛かった〜。
あーゆー子ぉは好みじゃ(おっさん)

***

「ホルモー六景」 万城目 学 読了

予備知識無しで読んだけど、ホルモーメインじゃなかったのね。
基本的に恋愛話ばっかの短編集。
どんどん読み進めたくなる引きがないのでちょっと辛かったかも。
もちっとホルモーが全面に出てて欲しかったなぁ。
「鴨川ホルモー」読んでない人にはまるで意味が分からないと思う。
でも前作既読者としてはいささか肩すかしかと。

作者さん、初心に返って欲しいな。


2008年03月20日(木) 微妙に嬉しくない

昨日は棚卸しだった上にお休み確定な人が分かってたので頑張って出てみましたが、
やっぱり腰がかなりきつくて明日もお休みすることにしました。
時ならぬ大型連休だけど、ちっとも嬉しくないよ…。

***

にこ動の鹿男EDがようつべにも落ちてたんでうっかり見てしまって、
ずっと回り続けております。
本日最終回。
ED、笑っちまいそうだよ!


2008年03月18日(火) 少しは吹っ切れたか

先週の金曜日、ぷちギックリな再発。
それを押してお仕事したのが悪かったか週末体中痛くて、
結局昨日今日(月火)は臨時休業してました。

ずっと本読んでたよ…。

***

最近、「永遠」という言葉が幻想だという事に気がつき始めているようです。
もしかすると、これも歳のせい、かもしれないけれど。

***

京極夏彦「邪魅の雫」読了。

神だと思っていたエノさんが人になってしまった。
でもやっぱりエノさんは神なのだ。

神というのはどうしてこんなにどうしようもなく孤高で孤独なんだろう。


現実世界には実在の神なんていないけれど、
自分の世界というモノは如何にも小さいもので。
永遠とか世界とか言うモノは決して手の届かないもので。
だからこそ、足を知るべきなんだろう。

どれだけ足掻いても大局など変わるモノではない。
けれど、成すべき事を地道に成していくことで、
己の存在が確たるモノになるのかもしれない。

***

「my鹿です、先生」
というわけで、鹿男も今週で最終話。
あまり数字は取れてないみたいだけど、結構好きだな。

んでもって、タイムリーに「ホルモー六景」が来てます。
ゆっくり読もう。


2008年03月09日(日) ライラ

観てきた、ライラ。
日曜日のお昼間でガラガラ。
ちなみに字幕です。

さてさて、
原作読まんと観るのって、こういう事なのね、という感じ。
物語がどうも上滑りして前提条件が飲み込めないままあれよあれよと進んで。
今ひとつ消化不良なまま終わっちまいましたよ。
続きもんだからなおさら判んないし。

指輪もナルニアも思いっきり読み込んでからだったしあんなもんで済んでたのか…と、改めて。

***

陰摩羅鬼、読了。
最後の最後までオチが見えなくて、そこまでたどり着いてやっと一度は読んでる事を確信。
めっちゃ情けないです…。

というわけで邪魅、読みはじめました。
これもまさか読んでる…とか…あったら… どないしょ…。


2008年03月08日(土) 笑えない話

こないだの月曜日、いつものように接骨に行って
壊されました…。

なんかねぇ、最初からヤな感じはしてたんですよ。
お隣さんもやたら痛い痛い言ってたし。
ど〜もセンセのテンションが変。
んで案の定、力の入れ具合が明らかに強すぎ。
脛の辺りが堅い…かなんか言いながら踝に力込めた時、
「ごきっ!」て盛大音が鳴って。
確かに脛周りは軽くなったけど踝には違和感が。
帰り道もいささか痛い。
所用を済ませて家帰ったのが一時間後くらい。
痛くて座れません。

電話しても一回見てもらうことに。
腫れてない、熱くないと首かしげるセンセ。
湿布してテーピングして。

次の日、仕事終わって行ったらしっかり腫れてました。
靱帯かなぁ…かなんか言いつつ、神妙な顔で悩むセンセ。
湿布してテーピング。

水曜日、踝の下辺りが青じんでるし。
靱帯損傷…とか言って、やったのはそっちでしょうが。
金曜日も状況変わらず。
本日も行ってきましたよ。
そんなに腫れてはいないけど捻ったら痛いし青じんでるのはそのまま。

とりあえず、医者(正確には医者じゃないけど)って絶対非を認めないよね。
認めたら負けだから。
消炎鎮痛な試供品をこそっと出すところは、
それなりに悪かったと思ってはいるんだろうけど。
まずは最後までちゃんと治療してもらって、
治ったらそれからどうするか考えることにするか。


それにしても、腰も大分良くなって、これからガンガン歩いて…
と思ってた矢先のこれ。
ホントなんだかなぁ…。

***

陰摩羅鬼、なかなか進みません。
読んでると、寝る(苦笑)
読んだ記憶があるのか無いのかわからない理由が判ったやうな。

だって事件が全然進展しないんだもん。
ひたすら学問の話と人物達の内的葛藤の描写のみ。
エノさんはひたすら寝てるし…。
これは読もうとして挫折したパターンかな。

とりあえず半分以上は行ったので、完読するのを目標に頑張ります。

て… なんか間違ってるような…。


2008年03月02日(日) 記憶が定かでない

陰摩羅鬼、読みはじめてます。
が…
なんか読んだことあるような無いような…。
冒頭エノさんの目患いと「ここに殺人犯が!」というのに見覚えがあるんだけど。

もうね、再読なのかどうかすら判らないという…。
初読のつもりで読めばなんら問題はないんだけれど。

***

箱入りの天然しめじだの山伏茸だの妙な品揃えで
絶対キノコ専門な担当者居るだろう隣の冷蔵庫スーパーに、
今度は「白王茸」なるもんを売ってました。
 ↓こんなの
ttp://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000350802260001

見た目はちょっとモロっとした白い舞茸。
でも舞茸より歯ごたえがしっかりしてて旨味が強い感じ。
エリンギにも似てるんだけどもちっとしっとり詰まった食感。
舞茸みたいに色が出ないから炒めて良し鍋で良し蒸して良しと、
何にでも合いそう。

昨日はバター炒めにしたけど味薄い目で充分美味。
いやぁ、旨かった。

どっかで見つけたら是非お試しを。
ちなみに小さめの「雪国舞茸」2つ分くらいのパックで100円だったよ。
こんなに安くて良いのか?!

***

欲しい本
「ドラゴン 飼い方育て方」
 ↓
ttp://item.rakuten.co.jp/book/5372564/

絶対楽しそうだ!


2008年03月01日(土) 衝動買い

新しくできたアジアンなお店にふらっと入って、
うっかり目があった「ラビットのイヤーフラップ付きキャップ」を買ってしまった…ι

でも、夕方寒くなったからフラップ下ろしてみたらなかなかに温くて幸せだったよ。
バイクのメットみたいだって言われたけどね(わはは)


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