MEMORY OF EVERYTHING
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2003年06月17日(火) あちらに書けないこちらの本音

大学が面白くない。完結に。「面白くない」。

早く来て前方の席を取っていたのに、
出席表を回しやすくする為、と突然席指定されて移動させられる。
黒板もスクリーンも遠くて見づらい。
広い教室なので後方は話し声で溢れかえってる。
「あと2分ある」とギリギリまで授業をする先生。
結局回ってこなかった出席表を書く為に、教室中が混雑・混乱。
次の授業に間に合わない。
賢くないシステム。
面白くない。

「今日は2段落やったら終わりにする」と宣言した先生。
あと30分は早く終われたのに。
途中に挟まれたある生徒との押し問答さえなければ。
『森鴎外読んだことある?』(授業は英語だが、内容理解の為か毎回文学の話ばかり出る)
『ないです。キライなんで』

読んだことないのにキライとか言えるんだ、へー。

『昔の作品を読むといいよ。山田微妙、幸田露伴……読んだことある?』
『ないです。そういうの好きじゃないんで。最近のでも面白いのありますよ』

私も読んだことないけどさ。一応私たち文芸学専攻な訳ね。
読んだことをないのはむしろ恥じるべきだと思うのね。

会話の細部まで思い出せないけど、もっとイライラする内容だった。
結局文学なんて大して知らないクセに、先生に食いついて無駄な時間浪費しないでよ。
決して好意をもてる先生じゃないけど、確実にオマエよりはいろんなこと知ってるよ。
面白くない。


交友関係に飽きた。
自分がどんな人でいればいいのかわかんない。
多分、いてもいなくてもおんなじなんだろう。私は。
『あの先生ムカつく』とか、
『次の授業サボろーよ』とか、
『あの人カッコ良くない?』とか、
『この前飲みでオールでさー』とか、
全部下らない会話に思える。
高尚な会話、というのがあるわけでもないけど。
一緒にいても別に話すことなんてない、と思ってしまう自分が「クライ」のはわかるけど。

ちょっとした意地悪とさりげない配慮の不足を見せられて、そう思ってしまった。

面白くない。



疲れた。


ゆり |MAIL

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