かやたにりょういちの日記
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2002年05月22日(水) まぁ、べつにいいんですけど。


先日の出来事です。2日続けてライブがありました。一つはジャズ、もう一つはポップスのバンドのライブでした。
2つとも同じくらい楽しみました。まだまだだな、とか、あそこは良かったな、とか、いろいろ思うことがあって、ライブっていいなと、つくづく感じた幸せな2日間でした。繰り返しますが音楽的には2日とも同じように素晴らしいライブでした。

ところが。

2日目のギャラが1日目の100倍だったんよ・・・。

ライブの場合、ギャラはチャージバック制といってお客さんが来れば来るほどこっちの取り分も多いってやつなんです。それにしても・・・。
ジャズって、なんて食えない音楽なんだ〜〜〜〜〜。

知り合いのジャズマンも、月に20本以上ライブやってて、家賃くらいしか稼いでいないひとは沢山います。地方から夢見て東京にやってきた人のほとんどは田舎に帰るんだって。だってジャズだけじゃ生きていけないから。

でも、それでもやりたい音楽だけをひたむきにやり続けるジャズミュージシャンって、めちゃめちゃカッコイイ。

でも貧乏。

僕ももちろんお金のために音楽やってないけど、たまにギャラについて不満に思ったりしてたのですが、こういうライブをやることによって、忘れていた何かを思い出させてくれました。

だけどもうちょっとお金になってもいいんじゃないかなぁ。 変な仕事よりよっぽど音楽的にはレベル高いことやってるのに・・・。

まぁ、ジャズはやっててホント楽しいからこれからも続けていきたい。たとえお金にならなくても。


2002年05月08日(水) ありがとう、沢田先生


去年に引き続き、ゴールデンウィークは野口五郎さんのSTBライブ。
いや、本当に楽しかったです。
こんなにPerc.好きなように遊んで文句ひとつ言われないLiveも滅多にないだろうに。
メンバーもみんな優しくて酒飲みで、年齢も結構バラバラなのに話してて面白かった。

一度だけリハを途中で抜けなきゃいかん日があって五郎さんにその旨を伝えたら、
あの顔で、あの目で見つめられて、「いいよ、カヤちゃんを信頼してるから・・。」って言ってくれました。(本人はもう忘れてるかも。)

一瞬、  抱かれてもいい・・・。  と思ってしまったくらい優しい言い方でした。
熱心なファンが多いのもうなずけます。
・・・考えてみたら、ゴールデンウィークに毎日汗だくになりながら自分のやりたい音楽だけをあんなに素敵な場所であたたかいファンに囲まれて純粋に楽しめて、ギター、歌はもちろんドラムもベースも打ち込みも器用に出来て、あんなに綺麗で献身的な奥様がいて、もうすぐ子供が産まれて、ドラマも順調で、なんてウラヤマシイ人なんだろう。でもそのウラにはいろんな苦労や努力があるんだろうなぁ・・・。

そんな五郎さんが、ライブの中で僕にとって重要な話をしてくれました。

「いままで歌手、ミュージシャンの他にもドラマ、コメディー、ミュージカル、歌の中にも演歌からポップス、ロックなど、いろいろやってきて、昔はどれかひとつに絞ろうと思ってたけど、最近はなんでもやるのが野口五郎なんだと気付いて、これからもなんでもやってやろうと思ってます」  

・・・ですって。

これはまさに僕が常日頃気にしてることではありませんか!(マルチの度合いが比べものにならないけど)やっぱマルチパーカッショニストを目指すにあたって必ず付いて回るのが
「器用貧乏で終わってしまうんじゃないか」とか
「何かひとつずば抜けて出来る人には一生勝てないんじゃないか」といった一抹の不安。

でも、そんな不安を吹き飛ばしてくれるような生き方をしている五郎さんという先輩ミュージシャンがいるってことは、僕の考えはまんざら間違ってないんだな。と、妙に安心したのです。

僕は46歳のゴールデンウィークは、何やってんだろうなぁ。ごろーさんのように、やりたい音楽ができてればいいなぁ・・・。


かやたにりょういち