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「槞梛俚庵(るなりあむ)


時折綴

2006年03月30日(木) 花冷えの日

昨日から気温が下がっていて、日中の最高気温が11℃。
暑いの苦手なわたしは、もう快適でうれしくって。

桜の開花宣言が出されたけれど、この低温でゆっくり楽しめそう。
去年みたいに咲き始めたと思ったら、いきなり満開になって、ぱっと散っちゃうのは寂しいもんね。

桜が咲いても、冬が戻ったように冷え込む日のことをよく「花冷え」って言うでしょ。
日本語って、ステキだなぁって思うのね。

予約していた「蟲師」のDVDを受け取りに行った。
第2集の初回特装版。
心待ちにしていた「柔らかい角」が収録されているの。

第1集と同じ色、同じ作りの、木箱を思わせる外装。
この第2集は、海に関係するお話が多く収められているからか、貝殻のイラストが左隅に描かれている。
なんて品の良い作りなんだろうと思う。

6話分が収録されているので、一度にさらっと観てしまうのではなく、ゆっくり楽しみたい。




2006年03月26日(日) 好きなアニメが終わるのは寂しいね。

「金色のガッシュベル」終わっちゃった。
最初、変わった絵柄のおかしなアニメだなぁ…って思ってたんだけど、妙にクセになっちゃって。
毎週見てた。
頑張るのなんか下手でもいい
ぶきっちょにしか生きられなくったっていい
ヒトよりも大切にしたいものがちょっとだけ多ければ、それだけで思いもかけないような
大きなチカラが出せるって元気をくれるアニメだった。
好きだったなぁ…。

ガッシュくんの声をアテてた大谷育江さんが、体調を崩して入院されてから、あまり観なくなっちゃった。
大谷さんの声、ガッシュくんに合ってたと思う。
可愛くって、いじらしくって。

ピンチヒッターの吉田小南美さんも上手な方だけど、ガッシュくんがりりしくなっちゃって
あまり好きになれなくなっちゃったからかな。
大谷さんにはゆっくり養生して、元気になって頂きたいなぁ…と思う反面
あの、思わず唸ってしまうほどの演技力や、可愛らしい声を一日も早く聞きたいなと思ってしまう。

楽しんでいたアニメが終わってしまうのって、寂しいなぁ。
大好きだった「蟲師」も、いきなり終わっちゃってから、もう土曜日が空虚だもの。

アニメはわたしが青春時代に夢中になっていた頃に比べれば、今は割と市民権を得たようなカンジはあるけれど
相変わらずTV局の都合で放映打ち切りになってしまったりするから、
時代がどんなに進んでもそういう所は何も変わってないのね。

わたしがウマゴンとブラゴが好きだったことは、ナイショ。




2006年03月25日(土) 待ちに待ち、恋こがれたものたち

つ ついに 今日、手元に届きましたっ!
待ちに待って、この日を恋こがれてたもの。

それは―――

「鋼の錬金術師/13巻」と「ワンダと巨像」のサウンドトラック!

ハガレンはもちろん初回限定版で、荒川先生書下ろしのトランプ付きなの♪
(T_T)感涙
(ヨキのジョーカー姿、笑えるよ)

時折「ガンガン」は読んでいたので、storyの流れはわかっているのだけれど
こうしてコミックスでまとまって読むと、また感動が違うのよね。

いよいよstoryも核心に迫って来た気がする。
わたしはハガレンは、アニメより原作が大好き。
エドとアルの、苦しみの中でのたうちながら足掻いて、それでも前へ進んで行こうとする
あの心が好き。
だからずっと読んでいるの。

初回限定版だったりすると、書店では手に入らない場合も多いから
ネットで予約しちゃうのね。
その時一緒に頼んだのが「ワンダと巨像」のサントラ。
これも何処のディスクショップにも無くて。

「ワンダと巨像」、プレイした?

「ICO」の製作チームが作り上げた2作目のゲームなのだけど
ただ敵に向かって闇雲に闘いを挑めば良いんじゃなくて、五感をフル稼働して
更に頭まで使って闘わないとクリアできなかったりする。
今までにあまり類をみない作品じゃないかと思う。

果物で体力ゲージを、トカゲの光るしっぽで握力ゲージを限界まで増やせば
へっぽこゲーマーのわたしでもクリアできちゃう。
そしてstoryは、心に迫るお話。

人っ子一人いない、遙か最果ての地で、愛馬と二人
最愛の人の魂を呼び戻すために駆けてゆく主人公と自分が重なって、涙がこぼれちゃうの。

余計な音のない、風の吹き渡る音のするこのゲーム。
哀愁に満ちた静かな音楽と、巨像と相目見える際の、物悲しくもありながら
鬼気迫る曲の虜になってしまうの。

たかがゲーム曲ではなく、これもクラシックのジャンルに入れても良い音楽だと思う。

今宵は読書と音楽三昧の夜。

わたしはこの二つが無いと、生きられないなぁ… と実感。




2006年03月24日(金) 現代の戦場のピアニスト

今日は結婚記念日だったんだけど、ウチのpapaさんは仕事のお付き合いで呑み会。
まぁ… もう21年目だし…

chimomoと二人、のんびり食事でもしよう。
その前に、自分で自分へプレゼント。
「蟲師」のサントラを買ったんだ〜。

「蟲師」のことは、「時折綴」でも綴って来たけど、本当に素晴らしいアニメなの。
エンディングの曲は、一話ごとにみんな違う。
静かで、何処か滔滔(とうとう)と、水か流れるかのように心の琴線へ響いてくるの。
これはもうクラシック曲と言っても良いほどの曲たち。

それから更にもう1枚、CDを買っちゃった。
バイオリンを弾くchimomoのお気に入りで、現代の戦場のピアニストと言われる
マキシムさんのピアノ曲「A NEW WORLD」。

彼はクロアチア生まれで、激動の旧ユーゴ紛争の最中、地下室に隠れながらピアノを弾き続け
ピアニストとしての実力を伸ばし続けて来た人。

クラシック曲をアレンジして、イージーリスニング風にしてあるので
クラシックが苦手な人も、変に構えたりしないで素直に楽しめると思うの。
このアルバムの中の「ノストラダムス」という曲、まるでゲームのラスボス戦のよう。
セフィロスの「片翼の天使」みたいで、すっごい素敵。
惚れますよ。

今夜は音楽三昧。



2006年03月21日(火) ひとつの時代が終わってゆきました…

今日はお彼岸のお中日。
21年前に他界した母のお墓参りに行って来たの。
良いお天気で、霊園はたくさんの人でいっぱい。
あちらこちらでお墓にお花があげられていて、綺麗だったよ。
お墓参りをするとね、さっぱりして心が落ち着く気がするんだよね。

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ワールドベースボールクラシック、やったね!世界一だね!
おめでとうです♪王Japan!
ずっと全試合観てたの。
わたしは王監督が選手の時代から、ずっと大好きだったの。

大リーガーも、みんな王さんを尊敬していて、「王さん」って日本語で呼ぶんだよ。
世界の王さんと写真が撮りたいって、大はしゃぎしていたんだって。

イチローも素晴らしかったよね。
リーダーって、あんなふうであってほしいよね。
彼の人間性こそ「カッコイイ」と思う。

その世界一に浮かれていたこの日―――。

大好きな作曲家・宮川 泰先生が、ひっそり他界された…。
旧い友人が、夜、メールで報せてくれた。

わたしが生まれる前から既に活躍されていた宮川先生。
数々のヒット曲を生み出し、そしてわたしの青春時代にいつも一緒にあった
「宇宙戦艦ヤマト」のテーマソングからBGMまでを全て創り出した作曲家なの。

悲哀に満ちた美しい曲、また勇気を持つ心を応援してくれる曲
それらすべてに思い出があって…。

その人が亡くなってしまった…。

前夜まで、いつもと変わらずお元気でいらしたのに、朝なかなか起きていらっしゃらなかったので
奥様が起こしに行かれたら、既に亡くなっていらしたのだそう。
虚血性心不全だったとのこと。

愛する家族の誰にも迷惑をかけずに、ひっそり静かに旅立たれて逝かれた。
お彼岸に亡くなる人は、与えられた寿命を使い切ったんだそうなの。
母のお葬式の日、聞いたの。
わたしの母も、秋のお彼岸に亡くなったの…。

わたしの青春といつも一緒にいたヤマト。
青春の日、そのものだった存在。
今、それらが先生の死と一緒に本当に遠くへ行ってしまったという気がして。

「アニメブームの魁となったあのひとつの時代が、終わってしまったね」
懐かしい友人たちと連絡を取り合い、ひととき、語り合って
夜は更けていった…。




2006年03月20日(月) 遠き人に思いを馳せて

今日はいかりや長さんの命日だった。
2年前の今日は、もう桜が咲いていたんだね。
空も泣いていた。

幼い頃にはドリフターズのストレートな笑いに育てられ、「踊る大捜査線」の和久さんに心の温もりを学んだわたし。
長さんが大好きだった。

たくさんの人に笑いを、お芝居を通しては感動を届けてくれた影では
私生活は哀しみの連続だったなんて…。

でも哀しみや心の痛みを知ってるからこそ、あの笑いを作り出したり
役者としての重厚な演技ができたのかも知れないよね。

今日は一日、長さん・和久さんの追悼番組を観ていてそんなふうに感じたの。

彼方の世界で、荒井注さんとお酒酌み交わしているかな…。
毎年この日は、こうしてじっくりDVD見たりして、長さん・和久さんの遺してくれたもの
探しているんだ。

遠き人に思いを馳せる、お彼岸。
明日は21年前に他界した母のお墓参りに行って来るの。




2006年03月19日(日) やっぱり春には嵐はツキモノ

今日も東京は、強い風が吹き荒れていて、あちこちで電車が停まってる。

風の吠える音がする。

それに空が黄色に染まってる。

コレ、花粉なんだって!

幼い頃から花粉症でグズグズなわたし。
もう●十年の付き合いだから、慣れっこ。
でもこういう日は、できるだけ外に出ないようにしたいなぁ…。

お彼岸の頃は、いつもこんな嵐のような日が多いみたい。

嵐と言えば…
アメリカで開催されてるワールドベースボールクラシック。
こちらでも嵐を呼んだね!

決勝戦進出!

韓国との3度目の対戦。
ホントに頑張ったよね。王Japan!
勝利を掴むことができて、気持ちがすっきりした〜。

あの不正ジャッジに、なんかもやもやした気持ちが消えなかった所を
すっかり払拭できたもの。


春の嵐は、こんなふうにいつも幸運をもたらすものだったら良いのにね。




2006年03月17日(金) 春の嵐

春の嵐。
花に嵐はつきもの。
雨も叩きつけるよう。
冬の雨みたいに、凍えるような冷たさじゃないな〜。

この時季に降る雨は、草花の父母って言って
花を咲かせ、実を結ぶために大切なんだって。

だけどウチは古い賃貸住宅だから、ものすごく強い風が吹きつけて
なんか家が揺れてる気が…。
だ 大丈夫かしら。

嵐と言えば…
vodafoneがソフトバンクに買収されることが決まったというニュースが
嵐のように駆け巡ったね。

わたし、auの他にvodafoneも持ってる。
これは仕事のお礼に頂いたもので、J-phoneの時代からなの。

でもねぇ…
肝心の電波たたないから、大事な用事がある時は使えなくて。

愛着あるんだけどね…。
ちょっとこれじゃ困っちゃう…。

ソフトバンクフォンになるの?なんて、chimomoがふざけて話してたけど
この買収で電波状況が改善されたりとか、少しは使いやすくなるのかな。

vodafoneユーザーのかた、どうされます?



2006年03月12日(日) 音の原石

「ナイトメア」のインディーズ時代のアルバムが、今日届いた。
ネットで探してやっと見つけたCDなの。
もう狂喜乱舞♪

もう絶版になっていて中古のものだけど、それでも今はなかなか手に入らないの。
ちょっとお値段も張ってしまうんだけれど、状態はとてもキレイで、なかなか良いお買い物。

「反抗期」(maxi)
「自由奔放・天真爛漫」(maxi)
「アウトロー」(mini album)

丁寧に梱包されたラッピングペーパーに、店員さんの手書きのメッセージがあった。
「お買い上げありがとうございました。NE●ER MI●D」
札幌の中古CDショップ。
こういうちょっとした心遣い、ステキだよね。
卒業式の日を台無しにしてくれたレストランのあのヒト、修行に行かせたい。

まだ荒削りな音の中に、今のナイトメアへ成長する原石を見つけた。
だんだんと今に近くなるにつれて、ナイトメアとしてのカラーが確立されてきているのを感じ取れた。
成長していく姿を見るって、胸が熱くなるね。

特に「star【k】night」が聴きたくて、このCDを探していたの。
なかなか無くて諦めかけていたから、もうとっても嬉しくて。

この歌はよくライヴで歌われていて、ライヴDVDで聴いてからすっかり聴き惚れちゃって。
キレイな旋律でね〜。
会場のみんなの歌声が重なると、なんかもう、涙がこぼれちゃう。
彼ららしい歌詞。
哀しみの中にもわずかに残された望みを見つめている、そういうイメージがとても好き。

哀しいだけ。誰かに同情されたいだけの、そういう歌で終わらないの。
彼らのそういう所が、とても好き。

哀しみの中にいても
闇の中にいても
彼らの歌を聴いたら、わずかな灯りを探してみようか… そんな気持ちになってくる。




2006年03月11日(土) 桜が二輪。それから「筆の海〜蟲師〜」

いきなり春が来たような、ぽかぽかな気温。
18℃ 暑いくらい。
日差しがもう夏のように強くて、痛いくらい。

あ゛〜 やっぱり苦手なの… 暑いの。

おまけに買い物に出るショッピングモールは、暖房がんがんにきかせてて
暑くて頭痛くなっちゃうくらい。
ウォームビズに取り組んでますって張り紙は、ウソかしらん。

気の早い桜が、二輪、咲いていた!
桜の開花宣言って、上野公園のソメイヨシノが咲いたら出されるんだって。
だから同じ東京でも、この桜は咲いたうちには入らないのよね…。
なんか… カワイソウ。


今夜の「蟲師」は、「筆の海」

このお話がOAされるのを楽しみにしていた。
蟲を封じることのために一生を捧げる宿命から逃れられない淡幽を
どんなふうにアニメーションとして命を与えるのか、興味があった。
あの監督さんなら、きっと、背負った宿命と悲哀を重々しくは描かずに
すべてを受け入れ、凛として生きている女性として描くんじゃないかなって思っていたから。

案の定、墨色の情景、ほの暗い闇と漆黒の闇とを描きわけていて、このアニメに携わる
たくさんの人達の磨かれた感性を感じて、ただもうTV画面に釘付けになった。

わたしも足が悪いので、淡幽の歩けない哀しさがよくわかる。

そしてギンコと彼女のこころの通い合いが、何とも温かく心地よくて。
離れていても、何処かで通じている。
ギンコは淡幽のこころを、一番よく理解しているんじゃないかと思う。
そして彼女も、彼が訪ねてくることで、救われているのだろう。

愛とか恋とか、そういう二次元的な感情ではなくて、もっと深いところで
共鳴しあっているんだろうなと感じる。
いつも死と隣り合わせでいるからこそ、生と死の根源を見つめているからこそ
わかりあえているのだろうと思う。

ラストのふたりの会話が、一番好きなシーン。


次回は―――

え゛? うそ!これが最終回なの?

突然「最終回」なんてテロップ出されても―――。

ひどいんじゃない?

春の番組編成変更で、5月からBSフジで6話分のOAがあるとか。
うぅぅ…
ウチはBSフジ、観れないのに…。
そりゃないよ。とほほ…

これから何を楽しみにすれば良いのだろ。



2006年03月09日(木) ひとつ上の、こころほっこり

昨日のラジオ「ナイトメア Jack in the Box!」で、柩くんのお誕生日のお祝いをしてたんだけど
黄泉くんが―――
「ひとつ(一歳)上の柩になったことだし、ギタリストとしてもひとつ上の柩になってね」って言ってた。

なんてステキなバースディメッセージ。

自分でギタリストと言えるギタリストになりたいって、いつも前を向いている柩くんのこと
よく理解しているからこそのメッセージだと思う。
黄泉くんの器の大きさを感じる言葉。

聞いていたわたしまで、なんだかこころほっこり。


柩くんとお誕生日が近くて、嬉しいわたし♪




2006年03月07日(火) 一応、東京なんだけどね。

「FINAL FANTASY」のゲームをプレイしたことがある人なら、楽しみにしていたと思う。

これ。

「ポーション」


今日、発売されたんだけど―――


何処にも売ってないっ!


ウチは一応、東京なんだけど…。

うぅむ…



2006年03月05日(日) 気力が底をついた。

気がぬけた。

大学も決まって、卒業式が終わって―――

なんだかこころにぽっかり 穴が空いたカンジ。

なんだかだるくて、お昼までごろごろしてしまった。
こんなの 久しぶり…。

昨日、式のあと、2時間も外でchimomoが出てくるの待ってたから
その間に目一杯花粉を吸いこんだみたい。

花粉症の症状が始まった。
去年はもっと早かったから、今年は寒い日が続いた分、遅い気がする。
まぁ 5月まで、つきあうとしますか…。

しゃかりきになって、花粉と闘うっていう人もいるけれど
わたしは子供の時からこうなので、もう慣れっこ。
あがいても始まらないので、のんびり構えてる。
これくらいのゆとりを持っていたらさ、結構気分的にラクなのよね。

焦っても仕方無い。

こころの穴も、ゆっくり埋めて行くとしましょうか。


今日は「ナイトメア」の柩くんのお誕生日。

Happy Birthday to 柩くん!



2006年03月04日(土) 卒業。旅立ちの日に…

今日はchimomoの通う高校の卒業式。

大雨の日も、大雪の日も、日照りの日も、風邪の日も
本当によく頑張って、3年間通った。

chimomoは、皆勤賞で表彰された。
無遅刻、無欠席、無早退、無欠課。
名前が彫られたメダルを貰えるの。
彼女はそれを励みにして、本当に良く頑張った。

この高校は私立なんだけど、付属の中学も大学もナシ。
だけどとても人気があって、chimomoたちの代は700人を越えたの。
校長先生がそのことをとても申し訳無いと謝っていらした。
でも先生たちはとても熱心だし、その分、勉強もかなりハードで大変だったようだけど
校風もchimomoに合っていたと思う。
それに彼女は生徒が多くても全然平気〜♪って、高校生活を楽しんでいた。
東京の高校っていうと、結構荒れた感じがすると思うんだけど、生徒たちもなかなか好印象の子たちが多くて
良い雰囲気だったの。

OBには所ジョージさんや、B'zの松本さん、俳優の吉沢悠さんが居る。
当時は男子校だったの。
共学になったのは4年前くらい。
キャンパスも広くて、大学みたいなんだよ。

chimomoの代の子たちはみんな歌が上手ということもあって、彼女たちの代から合唱祭が行われるようになったの。
卒業式の最後に全員で歌う「旅立ちの日に」は、本当に素晴らしかった。
700人の歌声―――。
うるうるしながら聴いた。

3年間、飛ぶように過ぎ去った。
chimomoは中学も皆勤で、合計6年間、休まずに学校に通い続けたことになる。

まじめって、カッコワルイっていう人が多い時代。
中学の担任の先生が言ってた「まじめであることは素晴らしいことだ。胸を張って自信を持ちなさい」っていう言葉。
chimomoはそれを胸に頑張ったんじゃないかなって思う。
皆勤賞を貰った子も、95人もいたんだよ。
努力って全てが実を結ぶことはないかも知れないけれど、決して無駄になることはないんだって元気づけられた気がする。

式のあとで、クラス全員でタイムカプセルを埋めに行ってたよ。
とても和やかな居心地の良いクラスだったんだって。
今日はまだ大学入試が重なって式に出られない子や、試験終えて駆けつけた子もいたり
クラス全員の進路が確定するのはまだまだ先になるけれど…。

胸が熱くなるステキな卒業式だった。


ちょっと残念なことがひとつ。

夕方まで何も食べていなかったので、帰りに寄ったレストランで
かなり嫌な思いをした。
ちょっと偉そうにしているフロアスタッフのヒト。

混んでいて忙しくてイライラしていたのかも知れないけれど、接客業である以上
ああいう態度で、ああいう発言をしては、お店の格を落としてしまうと思う。
お客さんは逃げるでしょ。
わたしももう2度と行かない。

卒業の記念の日を、台無しにされた気分になった。




2006年03月03日(金) マナの剣を携えて。

自分へのご褒美は… 「聖剣伝説DS CHILDREN of MANA」。

うふふふ〜。
しかも2本。

DSのワイヤレス通信で、友達のキャラと一緒にダンジョン攻略できるの。
chimomoと二人でプレイするために2本買ったんだ〜♪

「聖剣伝説」は、スーパーファミコン全盛期に発売された「聖剣伝説2」からのファン。
もう10年になるかな〜。
初代ゲームボーイ版も、全部プレイした。

最高に感動したのは「2」だったけど、それでもこの全編を通じて流れるテーマが好きなので
ずっと購入して楽しんでる。

今作もなかなか面白いよ。
操作性も良いし、ジェムの合成とかのヤリコミ要素もいっぱいだし。
ワイヤレスでの同時プレイも、クリスタルクロニクルを彷彿とさせるし。

PS2の新作も決まったし、それも楽しみなんだけど…‥

でも…
最も感動した「聖剣伝説2」は、何故移植して貰えないんだろ。
たくさんのファンが望んでいるのに。



2006年03月02日(木) Birthday

今日はわたしの573回目の降誕祭。
わたしが生まれた日は、満月だったの。

バースディは、頑張るのが苦手な自分が、頑張ったっていうことを誉めてやって
ちょっとしたご褒美をプレゼントしてもいい日かなって思ってる。

誰かにお祝いして貰うのを待ってるんじゃなくて、自分で宴を開く。
そして周囲の人達に「ありがとう」の気持ちを―――。

バースディはそんな日だと―――。

思わぬ人から「Happy Birthday」の便りが届いたりして、楽しかったりする。

この空の下、誰かが自分のことを憶えていてくれること
とても嬉しいと素直に思う。



2006年03月01日(水) 新たなはじまり

最愛の「Moi dix Mois」のアルバムがリリースされた。
待って、待って、待ち望んだアルバム。
Jukaさんが抜けてからの活動はどうなるのか、とても心配だった。
Manaさま自身、Jukaさんの声をとても気に入っていたそうだし
バンドからの離脱は、かなりのダメージだったと聴くし…。

手元に届いたアルバム「Beyond the Gate」は、シャウトが以前より多いけれど
蒼い深淵、漆黒の闇、真紅の薔薇をイメージさせる楽曲は健在で。
新メンバーのヴォーカルSethさんも、なかなかの美声。
まだ艶やかさが少々足りない気がするけれど、それはこれから磨かれ成長していくのが楽しみな部分。
Manaさまが、自分の描く世界と同調できるヴォーカルを探し歩いたと話していたっけ。
そうしてやっと探しあてたのがSethさんだったんだね。

初回限定版には、インストルメンタルが入ってるの。
ヴォーカルが無くても、クラシック曲として聴けてしまうのがManaさまの楽曲の素晴らしいところ。
そしてチェンバロを使った曲を描かせたら、Manaさまの右に出るV系アーティストはいないかも知れない。
特にアルバムの中の「Deflower」は、同族の夜の眷族を呼び醒まされるよう。
書き表すことができないほどの、言い様の無い安定した気持ちになれちゃう。
第6感までもが解放される。

こころの奥深くまで浄化されたように、ストレスが軽くなった気がする。

PS・Game「ドラキュラX 〜月下の夜想曲〜」をやりたくなってしまった…。



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