日記
ケイ



 恋がしたい。

 かつて、「恋愛依存症」と呼ばれるくらい、次から次へと男を作っていたが、ここに来て異変が起こっている。最近気づいたんだけど…。

 もう1年近く彼氏がいない。

 いいな、と思う人はいたのよ。けど、ラヴ♪という感情は湧きあがらなかったのね。けど、最近、寂しい…。「オンナは恋をしてナンボ」が信条だったのに…。このままじゃ枯れてしまう。

 男に対しての条件も厳しくなってる気がする。以前は外見はそれほど重視してなかったけど、やっぱり見た目は大事だと考えを改めたよ。美男子じゃなくていいけど、格好とか気をつかうようじゃなきゃ。逆に、自分もできる範囲でキレイでいられるようにがんばりたいし。あと、誠意がある人がいいね。

 ここ数ヶ月で思うのは、Mのこと。未練じゃないんだとは思うんだけど、別れかたがまずかったんだと思う。ある日突然別れを告げられ、しかもMはその後まもなく新しい彼女を作って同棲を始めたのが、自分という存在を全否定された気になったんだろう。もし続いていたとしても、私が仕事をやめない限りはいつか別れを迎えることになっただろうし、万が一復活を申しだされても断ると思うが、あの破局騒動は、今思い出しても辛い。

 そんなことを吹き飛ばすような、恋愛がしたいの。

2005年09月19日(月)



 突然の訃報

 今日の日記を読む前に。私には妹が3人います。すぐ下の妹、真ん中の妹、一番下の妹。これをまず把握していないと、混乱します。なんたって、読み直した私が混乱したもん。




 朝起きると、携帯にメールが来ていた。送り主は真ん中の妹。着信は夜中1時43分。

「ケイ(我が家は兄弟が多いため、姉も名前で呼び捨てられる)、今くっちゃん死んだ」

 くっちゃんとは、実家で飼っている猫のこと。実家には猫が数匹いて、病院通いしてる猫もいるのだけれど、くっちゃんについては何も聞いていなかったし、こないだ実家に帰ったときも元気そうだった。

 びっくりしてメールを返すと、夕方、詳細が報告された。

 一番下の妹の膝の上で、急に息を引き取ったらしい。心臓発作だったようだ。生まれつき心臓が普通の猫より大きかったらしい。自分の膝で臨終を見届けた妹は、一晩中亡骸を抱っこして眠り、埋葬した後はずっと部屋に閉じこもり泣いているとのこと。すぐ下の妹も、ふだんくっちゃんはその妹の部屋にいたため、寂しいようだ。メールをくれた妹はまだ実感がわかないと言っていたが、驚いてはいた。

 普通、猫は自分の死を予見すると、姿を消してひっそりと死ぬため、普通は臨終に立ち会うことはあまりない。なので、家族中に衝撃が走り、家族全員ペットロス症候群になりそうだ…。大丈夫かカワノ家?

 あまりに突然の死だったので、くっちゃん自身、もしかしたら自分が死んだってわかっていないかも。もしくっちゃんに実家で会ったなら、おまえは死んだんだよ、天国に行きなさい、って、教えてあげなくちゃ。

2005年09月09日(金)
初日 最新 目次 HOME


↑エンピツ投票ボタン
My追加