私は普段から本を読まない不勉強な人間なのですが ひょんなことがきっかけで「アミ 小さな宇宙人」を読んでました。 さくらももこさんの可愛いイラストが目を引く 子供にも読める読みやすい本です。
フィクションはノンフィクションより劣らない。を自負している私。 リアルとは、自分自身の一挙一動、思考、感情、生活そのものに 直結するということです。 すべての人の心につながるであろう大事な要素を共有するのに 現実として存在したか否かを問うのはナンセンスだと思っています。 何かの作品を通して受け取るメッセージや、感覚はすべて 作者と自分の中身を繋げるリアルであると、それこそが 表現の肝であると確信しているから。
この本は、とある少年が体験した出来事を、ある人物の 「フィクションとして書きなさい」という勧めで書いたもの。 とされています。 つまり、読み手の心しだいでは、この本の内容は現実に起こったものとして 認識できるということです。
外面的な部分での、フィクションかノンフィクションかの 垣根の無さもさることながら 内容も、人間が共有できる要素のうち、最も最大で最良、最強のものを 強烈に出してきています。 口にしてしまった途端、胡散臭い、現実味の無いものに変わってしまう いちばん大切なこと。本当のこと。 そうさせる現実と、真実のギャップも、今ここにある事実として 考えさせられます。 「創作物」を前提に、単なる娯楽として終わらせないリアルさが この本の中にあります。
外面と内面、両方の垣根の無いリアル。 表現されている内容の重大さ。
この本は、私が出会った中でいちばんの本になりそうです。
| 2009年09月25日(金) |
ゲームショウに行ってきた |
今年も行って参りました。東京ゲームショウ。
今回個人的にお目当ての試遊台は多かったものの、 不況のあおりなのか全体的には、前回よりもかなり地味になった感じ… ブースの数がガクっと減ったのが少しショックです。 超有名とは言わないまでも、名前は聞いたことありそうな 会社のブースがほとんど消滅といっていいぐらい。さみしい… 通路が塞がれちゃうくらいの人山ができるくらいの 盛り上がり方もなかったような。 カプコンのソフトは概ね元気がありそうでした。
おかげで?事前の宣言どおり 大神伝、ベヨネッタ、光の4戦士を遊ぶことができました。 あと同僚の勧めで戦国無双3もやってみた。 ベヨの試遊台はブースを3つに分けて正解。 アサシンクリードを見に行けなかったのがチョット心残りかなー。
今回色々遊んで思ったのは、ゲームショウの試遊台のシステムって 格闘やアクションに向いてるんだなと。 長い時間待ってプレイヤーに与えられる時間がだいたい15分前後 会場の大音量に負けて音が聞こえなくなりがちだったりする 環境下で、RPGやアドベンチャーの魅力を受け取りきるって難しい。 その点格闘やアクションなら短ければ手っ取り早く 2ステージくらい遊べるし、操作=面白さに直結してるから 面白いか否かわかり易い。 出展タイトルにアクションが圧倒的に多いのはその影響もあるのかしら? 別にこれ以外のジャンルを擁護するつもりはないんだけど 前回の感想も踏まえて、なんか勿体無いなーと思うことが 多かったので挙げてみました。
とりあえず、ベヨはかなり好感触でした。買いです。 どこかの紹介で読んだ「全部がクライマックス」は本当だった。 演出が行き過ぎてややバカ方面に傾き気味なのも良いです(笑) しかし何で光の4戦士と発売日が同じなんだーーー!ぎいいい。
| 2009年09月08日(火) |
スナドリネコさんと魔法使い |
箱庭の住人を描いてて、どうして魔法使いは 動物の形をしているんだろう…と、思っていた。
色々理由があるんだろうけど、そのうちのひとつは たぶんスナドリネコさんが影響してるんじゃないかな。 森の動物たちの日常を描いた4コマ漫画「ぼのぼの」に 出てくる、スナドリネコさん。読んだのは中学生のころだった。 こことは違う世界から来た、記憶を失った孤高の人(人?)
森を荒らすヒグマのカシラと、森も守るヒグマの大将が対立する中 自分はカシラのようなチンピラより悪人になれるし 大将よりもっと善人にもなれると言うスナドリネコさん。 「なぜなれるかは問題じゃないよ。なぜなれないかが問題なんだ」
魔法使いは、いつも当事者でありながらその一方で 他人事のように、遠くを見つめている。 無限の可能性の欠片を探して集めては、取りこぼし たどり着けない、たどり着きたい… 長い時間、ずっとその先にある何かに向かって手を伸ばしている。 ここに来るまでの間にも、失ってしまった記憶を思い出せないまま。
魔法使いの中には、スナドリネコさんの血が入っている。
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