vol.40 自堕落生活? - 2003年01月29日(水) 実はあれからレッスンに行ってないのである。 発端は家族内の事情なのだが、再開しようと思ったところに「24時間耳鳴りワールド」状態に陥ってしまったのである。 ある朝起きて、「あ゛ー学校に行きたくねー」と思いながらダラダラと過ごし、3限からの授業にギリギリ間に合うような時間に家を出た。 いつもの如く、良く練習する一部の学生を除いて殆どが、本当に幼稚園教諭や保母になりたいのだろうかと疑問に思うほど練習してこない。 年々学生の意識低下を感じる。我慢も足りない。私が就職した頃は、私がレッスン室の前まで来たら廊下にへたってた学生達は一斉に立ち上がり「こんにちわ」と私に挨拶したものである。12年前のことである。いつからだろうか。講師の誰もがそれぞれのレッスン室に行ってもどの学生もだら〜んとジベタリアンしたままで、出席をとりはじめてもそのまんまである。 「立ちなさい」と言わないと立たない。 「なぁ、先生、あんなぁー…」とタメ口をきく。 「あんたら来年は就職活動があるのにそんな言葉使いしかできひんのなんて 試験に落ちるがな。仕事もできそうにないわ」などと返すと今度はショボンとなる。。。いったい親の教育どないなってんねん。と、わが学生時代を棚に上げてゲンナリするのが常である。 でも、一番仕事に行きたくない理由は単に会いたくない同僚がいるからなのだ。一般企業も学校もいづこも同じく、である。 仕事が終ってホーっとしながらレッスン室のカギを研究室のキーケースに返しに行く途中、なんだかいつもより自分の耳が何となくおかしいのに気付いた。 家に帰ってきて床にぺたーっと座っていたら、突然シュコーっと歯医者さんのガスを吹きかける器具みたいな音が聞こえてきた。…自分の右耳の中から。 ふつう耳を餃子にしたり耳にコップや貝殻を当てると「海の音」が聞こえるものだが、同じことを左耳でやったら聞こえるのに、右耳は聞こえない。 それが「24時間耳鳴りワールド」の始まりである。これまでに経験した耳鳴りの音とは種類が違ったのである。 やがてその耳鳴りは3日間のうちに、キーンという聴覚検査の音やザザザーという潮の音、ブーンという冷蔵庫の音などに変化していった。レッスンでは生徒の弾く音が「わわわ」と響く。。。当然自分の練習にもならない。 「耳が聞こえなくなったらどうしよう。とてもじゃないけど母には言えない。いっそのこと誰にも黙っておこうか?だって耳はピアノ教師の命じゃないか。ああ、かわいそうな私。耳が聞こえないことをひたすら隠して何とかレッスンを続けていくんだ。しかし本当にある日完全に聞こえなくなる。仕事が出来なくなる。周囲にバレる。みんなとても気の毒がってくれる。。。あぁ!けな気な!」 と、まだじゅうぶんに耳が聞こえるのに悲劇のヒロインに浸る私。 しかし実際には難聴気味の友達に連絡して良い耳鼻科を教えてもらった。さっそく人に喋ってるんだよな。そして耳鼻科で薬をもらってだいぶ音量がマシになった。だが24時間ワールドにはかわりない。ピアノを練習するといきなり「わわわー」状態になる。 こんな状態が年末まで続きました。たぶんストレスでしょう。思い当たることがあるし。 お正月休みにインフルエンザらしきものを患いはしたが、ゆっくり休んだせいか、もうじき2月になる今は殆ど聞こえなくなってきた。 そろそろ再開しないといけないのだが、サボリ癖が身体じゅう蔓延してエンジンが錆び付いているようだ。 ...
|
|