僕の空を探しに...星砂

 

 

2005年03月28日(月)

申し訳ない





笑ってなきゃ申し訳ない 一度きりの人生に






こんな歌詞が耳から離れない

僕は自分の人生 

どのくらい申し訳ないと思うだろう




歌詞:ORANGE RANGE


...

2005年03月27日(日)

ある日







突然




僕は消える気がする


...

2005年03月22日(火)

僕の力




雨の中を自転車で走り濡れた

そのとたん僕の中で何かが揺れた


辺りは真っ暗で
僕の心の中と同じだってことに気づいてしまった

僕はこの空と同じように
ずっと泣き続けていたんじゃないか?

僕の中を駆け抜けてきた季節は
ずっと凍えたままで
どんなに暑い夏も 本当は真冬のままだったんじゃないか?

咲いたと思っていた花は造花で
ずっと僕は砕けた花の種を握っていただけなんじゃないか?


強がっていただけなのか?

感じないふりをしているだけなのか?


こんな僕を
画面の向こうから見守るぬくもりが転がっていることは
なんとなく感じるのに


願う事も光を見つける事も
僕は諦めてしまっているのかもしれない
砕け散った種は もう芽を出すはずもない


僕の中に わずかでも何かが残っているのなら君にあげよう
惜しみなく
僕をいつだって見守ってくれる画面の向こうの君達に 








...

2005年03月20日(日)

暗黙







暗黙の了解のように誰も口にしない

あの日あの事を

あの人の事を



そんな風に自分もなる日がくる



思い出になる品なんて

自分の周りには何一つ残さないで消えたい



誰からの胸からも消えてしまいたい





...

2005年03月07日(月)

コドモ




ある海外ドラマを観ていた

主人公がある事件に関わり傷ついた女性を
そっと抱きしめるシーンがあった

おいで・・・と

たったそれだけのシーン 他には何もない


でも僕は気づいてしまった
僕はコドモなんだと

僕は抱えるものを吐き出す術を失い
甘えることなど誰にもできないでいる
そんな僕が欲しているもの

気づかなかった
気づかない振りをしていた
雪に汚れた絵の具さえ流してしまえば
また やりすごせるんだと思っていた

僕はただ抱きしめてほしかったんだ
母親が子をあやすように
男とか女とかそんな些細な問題でなく・・・
ただ抱きしめてくれる そんな人が欲しかった

ボクハ エノグデアソブ タダノコドモ




...

2005年03月06日(日)

つらら





雪の広場で寝転ぶ僕

あたりは真っ白で
頭上には晴れかかった空

このまま ここに寝そべっていれば
やがて陽が注し
つららは溶け

僕の全てを突き刺すだろう


...

2005年03月03日(木)





思うほど伝わらず

思うほど消えてゆく


それは雪のように消えていくのかと思った

それは雪のように凍ってしまうのかと思った


でも


結局は泡のごとく消えるものなのかもしれない

封印するには どこか心細く

掴むことができない

水にもなれない形のない泡




...



 

 

 

 


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