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2006年10月22日(日) 戦略的時間

色々なことをやりたい、こなさなければならない。
そういう状況のときに、頑張って全てをやろうとする。
そして頑張った結果、全てやり遂げる。
しかしその後、さらに負荷が増え続けたとしよう。
そういう事態において、
「だから前以上に頑張る」
と負荷を増やし続けるのは、戦略的ではない。
そのやり方ではいずれ、限界を超えてしまう。

限られた時間をどこに重点配分するか、
また少ない時間の投入でどれだけ効率的にリターンを得られるか。
そういう戦略的な時間の使い方が重要になってくる。
とくに年齢を重ねれば、若いときほどの体力もなくなるわけだから、
いつまでもとにかく徹夜で頑張るというわけにもいかない。

仕事に関して言えば、ただ結果を出せば良いのではなく、
限られた時間の中で効率良く結果を出すことが大事になる。


2006年10月19日(木) 死にゆくマスメディア

『新聞を読まなくなって7〜8年になる。航空会社のラウンジで、なんにもすることがないときくらいしか、読まなくなった。新聞を読んでいるときに困るのは、大きな活字だと重要なニュースだと思ってしまうこと。ニュースの重要度は、自分の頭で考えたほうがいい。日経や朝日など、新聞各社の恣意など今さら知っても仕方がない』(大前研一)

日々の情報を入手する手段として、
新聞というのは最も広く利用させている媒体の一つだろう。
しかし彼らの情報には多くの恣意が含まれている。
テレビの報道になるとさらにひどい。
インターネットの普及に伴い、
このような従来のメディアに頼る必要性は低下している。
そして彼らの欺瞞も、簡単に暴かれるようになった。
今でも新聞とニュース番組を一つずつチェックしているが、
これらのマスメディアは少しずつ死んでいくのだろうと思う。


2006年10月16日(月) 教育費

フィンランドでは教育費は基本的に大学院まで無料であり、
この教育費は高額な所得税と消費税でまかなわれているらしい。
教育の機会を公平に与えるための資金を国民皆で負担している。

個人のお金ばかりがかかる日本の教育はどこへ向かうのだろう。


2006年10月09日(月) 必死に死なない

社員が必死になって頑張って結果を出したのを聞いても、
僕は喜ばないんです。
社員を楽させながら成果を出せるのが、
僕にとって凄く嬉しい。
古い経営者はそうは言わないんです。
(宋文洲)

日本ではとにかく頑張ることが美徳とされるが、
それは必ずしも正しくはない。
必死に頑張る、と言うときの「必死」という言葉は
必ず死ぬと書く。
もちろん、死ぬことが正しいわけはない。

頑張る場合にはその目的がある。
頑張ること自体が目的ではない。
頑張る目的を見失わないように。


sora |MAIL