ふすまのおく
細々、ぼそぼそ書いてます。

2013年06月22日(土)

温泉の土産は垢でもねえ、というのが母の旅行帰りの口癖だ。
私もそう思ったので会社への土産は省略した。

一人で温泉に浸かってきた。
何かお土産でも会社に持っていかなきゃいけないかとも思ったが、
温泉巡りをし尽くしたので、土産屋に立ち寄る時間は皆無だった。

食事もおいしく、お湯もよく、見たい場所も見て温泉を堪能できて、
また一人でも行ってみたいと思うほどよかった。
こういうのをFBとかでアップすればいいんだろうが、
会社の人脈がちょっとでもからむと見る気が失せる。


現実に戻ると本当に逃げ道がほしい位ひどい状況で、
また疲れがたまってきている。
自分のことだけなら落ち込むだけだが、
他人の粗相(ミスなら仕方ないと思うがそうじゃない)には目をつぶれない。
脊髄反射しかしていない仕事で正社員の給料もらって恥ずかしくないのか、
と言ってしまったほうがよいものか。
私にも足りないところはあるが、それにしても、と思う。


来週は祖母との本当のお別れで実家に戻るが、
そこで何か充電しないと私の精神が崩壊しそうだ。



2013年06月03日(月)

実家に帰っていた。

前の職場に戻りたくてしょうがないが、それを上司に話すと、
私の言い分も理解してくれたが、
「今までの経緯ではそれはあなたの勝手と言われても反論できないよ」
と上司は言った。
私は、
「この会社で私の立場に立った人で、会社を辞めなかった人がいません。
そういうきつい状況で、勝手と言われることなど気にする必要ありますか」
と答えた。



その会話の数時間後、実家に帰ってきた。
最近あまりに疲れ果てているので両親は有り得ないほど優しい。
そんななかで祖母の喪が明けないうちに、なぜか縁談が舞い込みそうになった。
男性本人というより男性のお父様が猛烈に推してくれているようで、
縁談自体がそもそもほとんどないもので、確かにありがたい話なのだが、
母が「まだ喪が明けていないというのに…」と絶句していた。

そういう話にうっかり首を突っ込んでしまえば会社も辞められるし、
悪い人ではなさそうだし、という邪なことを考えたりもするが、
そういう中での結婚を「それは逃げだ」と言った、前の彼氏の言葉が重い。
もう逃げてもよいだろうか。
十分頑張ったような気もするけれど、それでも逃げられないのか。


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襖 [MAIL]