29号の日記
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2008年09月11日(木) 中台の観光客が同一スポットで鉢合わせ

今日は中国人観光客の団体と台湾人観光客の団体とが歩道上で鉢合わせしていた。その中を雪山獅子シールをかざして歩いたら、中国人観光客のうちのひとりのおばさんと目が合った。しばらく無言でシールを睨んでいた。おばさん、見てくれてありがとう。国に帰ったら日本にはこんなけしからん人がいたよと触れ回ってくれ。


2008年09月10日(水) 今、死んでしまおうかとか考えている人へ

今、死んでしまおうかとか考えている人へ。

きっと、死んでしまうとか考えているということは、
生きてても価値がないとか、自分ひとり死んでいなくなったからといって、どうせ世の中何も変わらないとか思っている筈だよね。

死ぬ前に一度冒険してみないか?

まずは格安航空券かなにかで中国に飛ぶ。別に中国語喋れなくたって問題ない。どうせ死ぬんだし。持ち物を考えてあれこれ悩む必要もない。手ぶらだっていい。空港から街中まで辿り着けるだけの少々の金さえあればいい。ただ、白い山から黄色い太陽が輝いている意匠の、赤と青の派手な旗はどこかで準備して持って欲しい。税関あたりで見つかると面倒なことになるので、小さくたたんで、適当に隠しておくことをお勧めする。

で、どこか街中の目立つ場所でおもむろに旗を広げ、フリーチベット!と叫ぶ。どこからか警官が現れて君を拘束しようとするだろう。で、ここからが君の死への決意の見せ所だ。ガソリンをかぶって火をつけたっていいし、手すりを乗り越えて飛び降りたっていい。ひと思いに飛び降りる勇気がなければ、首を吊ったっていい。ただ、どれも目立つ場所でやること。

君の死は世界を揺るがすだろう。
もし、心の中で決着はついていて、あとはどこでどうやって死のうかと考えているだけなのだったら、世の中に何の痕跡も残さず死ぬより、世界に自らが生きた証を残してみてはどうだろうか?

※自殺を推奨しているわけではありません。誤解なきよう。


2008年09月07日(日) 「女性セブン」に連載の漫画「令嬢テレジア」

昨日、薬局の待合室で、番号札を呼ばれるまでの間、ラックに置かれていた雑誌を読んでいた。たまたま手に取ったのは「女性セブン」

その中に「令嬢テレジア」なる漫画があった。18世紀末。舞台は、「フランス革命」が起きて、ルイ16世と、マリーアントワネットがギロチンにかけられた直後の時代。
宮廷モノの漫画って、どろどろした人間関係を、くどくど描いている、俺的に興味の範疇外のものが普通なんだけど、これは違った。
1コマ目にいきなり「ボルドー市の中心広場にドーンと置かれたギロチン台」の絵。
主人公の言葉が「美しい町にこんなの似合わないと思わない?」
主人公のお友達の言葉「そんなこと誰かに聞かれたら、反 革 命 容 疑 で 逮 捕 されるぞ!」

え、なにこれ!

反革命容疑で逮捕。反革命容疑で逮捕!

文化大革命期の中国と一緒!(今でもそう。)

すっげー面白い!

「ルイ16世を『陛下』と呼んだ奴も即時逮捕だ!」
はいはい、言葉狩りね。分かります。
→中国国内で、今、ダライ・ラマ法王を『睨下』と呼んだらどうなるのだろう?

「服に革命の記章をつけていない奴も逮捕だぞ」
革命ワッペンですね。
→北朝鮮国内で、今、服に金日成バッジをつけずにウロウロしてたらどうなるのだろう?

なんだなんだ。中国も北朝鮮も、フランス革命直後のフランスの歴史を200年遅れで繰り返している状態か。現在のフランスがそうであるように、200年後、民主的な国家に生まれ変わっていてくれればいいのだが。


2008年09月05日(金) はあー。

政治家の巨大な像の存在そのものが、かの国の国家体制そのものを物語っている・・・。


超ビッグ毛沢東!国内最大の彫像は高さ32m―湖南省長沙市
http://www.recordchina.co.jp/group/g23513.html


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