29号の日記
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2006年12月27日(水) 一日遅れだけど、クリスマスについて思うこと

 クリスマスは、「ようつべ」でのアニメ「十二国記」の鑑賞三昧。
ジェニュインカコタニア駅ビルデパ地下食品街で買った、アルウェルニウム(注)産ブルーチーズを肴に、峡州産ベリーエヌーボーワイン(郊外の「業務スーパー」にて850円。実に美味い。)をちびりちびりと飲みつつ、緩やかに夜は更けていった。

 クリスマスも今日も雨。南海からの冬とは思えない生ぬるい風雨。俺は雪が降ってこそのクリスマスであって、雨なんて降るのは邪道だと思う。南海の某国のサンタはサーフボードに乗って海から現れるそうだが、あんなのは苦し紛れの開き直りであって、そうまで無理して祝う価値のあるものなのかと思う。そういえば、去る11月12日に、池袋のサンシャインシティー内でツリーが飾られていたが、あれにも興冷めした覚えがある。他よりも早く季節を先取りという商売根性なのだろうが、クリスマスの本来の意味(注2)を考えれば、フライング以外の何ものでもない。困ったものだ。せめて落ち葉が散ってからにして欲しい。

(注)ガリア南部。敬愛するヴェルキンゲトリクスゆかりの地方。現代ガリア語の発音ではオーベルニュ。
(注2)ゲルマン民族の冬至の祭り。太陽の復活を祝う意味がある。要するに正月。


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